食事制限や運動はダイエットに不可欠ですが、近年ではダイエットサプリメントや医薬品の活用もひとつの手段とされています。
そんな中で、海外の痩せる薬は本当に効果があるのか、危険ではないかなど、気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、海外の痩せる薬の種類や効果などについて詳しく解説していきます。
また、注意点や購入方法についても説明していくので、ぜひ参考にしてください。
海外の痩せる薬の種類
主な海外の痩せる薬をご紹介します。
商品名 | リベルサス | フォシーガ | ゼニカル | メトホルミン | ジャディアンス | グルコバイ |
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成分 | セマグルチド | ダパグリフロジン | オルリスタット | メトホルミン | エンパグリフロジン | アカルボース |
特徴 | 食欲を抑える | 糖質制限ダイエットに近い | 脂っこい食べ物が好きな人におすすめ | コスパ重視の方におすすめ | 炭水化物や甘いものが好きな人におすすめ | コスパ重視の方におすすめ |
価格 | 10錠:9,800円 | 14錠:4,000円 | 42錠:9,360円 | 28錠:2,800円 | 30錠:6,000円 | 90錠:2,700円 |
購入 |
海外の痩せる薬には、食欲抑制効果のある薬や脂質カットの薬、糖質カットの薬など様々な種類があります。
間食がやめられない人は「食欲抑制」、普段脂っこい食べ物や外食が多い人は「脂質カット」、甘いものや炭水化物を食べがちな人は「糖質カット」など、自分の体質に合わせて選ぶことができます。
日本の痩せる薬の種類
一方、日本で承認されている痩せる薬は、2025年現在3種類のみとなっています。
・ウゴービ(内科)
・アライ(薬局やドラッグストア)
これらの痩せる薬は、処方条件や保険適用条件が厳しく設定されています。
そのため、肥満症ではない場合、「痩せたい」という理由だけで簡単に手に入れられるものではありません。


国内と海外の痩せる薬の違い
市販薬、処方薬、海外医薬品について、表にまとめました。
国内市販 | ・手軽に手に入れやすい ・欲しい薬を選べる ・安全を考慮するため薬効成分濃度が低い ・種類が少ない |
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国内処方 | ・医師の診察の上、処方される ・医師が必要と判断しない限り処方されない ・欲しい薬を選べない |
海外 | ・種類が豊富 ・成分濃度が高く、効果が強い ・欲しい薬を選べる |
市販薬の大きなメリットは、手軽に自分の欲しい薬を選んで手に入れることができるということです。
しかし、安全性を考慮するあまりに薬効成分の濃度が低かったり、選べる種類が少ないというのは国内市販薬の残念なところです。
処方薬の大きなメリットは、医師が診察して処方するため、患者ひとりひとりの症状や体質に合わせたものが手に入るということです。
ただし、必ずしもほしい薬を選ぶことができるわけではない点はデメリットであると言えます。
海外医薬品は、成分濃度が高く、効果の強い薬の種類が豊富であることに加え、欲しい薬を選んで購入できるという点がメリットであると言えましょう。
本当に痩せる薬を入手するなら、海外医薬品の個人輸入を利用するのがおすすめです。
海外の痩せる薬は本当に痩せる?
痩せる薬には、食欲抑制、糖質・脂質の抑制などの種類があり、それぞれ異なる仕組みで作用します。
そのため、太っている原因に応じて選ぶことで、効果的にダイエットをサポートするのです。
以下では、痩せる薬のそれぞれの特徴を詳しく見ていきます。
リベルサスの臨床試験データ
リベルサスの有効成分セマグルチドを26週間服用した臨床試験データが以下です。
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セマグルチド3mg・7mg・14mgと用量が増えるほど、-1.2kg・-2.2kg・-3.1kgと体重の変化が大きくなっています。
食欲を抑えて痩せるリベルサス
リベルサスは、食欲を抑えて痩せる薬の代表的な医薬品です。
GLP-1というホルモンが含まれており、満腹中枢を刺激して食欲を抑える作用を示します。
脂肪の分解と燃焼を促進する働きも持つため、カロリーが燃焼しやすい体質への改善も期待できます。
フォシーガの臨床試験データ
フォシーガの有効成分ダパグリフロジンを用いた臨床試験データでは、24週間によるダパグリフロジンの服用で以下の体重減少が報告されています。
ダパグリフロジン10mg:-3.17kg
この結果を見ると分かる通り、ダパグリフロジンを服用することで体重減少に効果があります。
体重の変化量(kg)の補助解析:MB102229 試験では、ベースラインから投与 24 週時までの体重の調整済み平均変化量のプラセボ群との差は、ダパグリフロジン 5 mg 群では-2.56 kg、10 mg 群では-3.17 kg であった。MB102230 試験では、ベースラインから投与 24 週時までの体重の調整済み平均変化量のプラセボ群との差は、ダパグリフロジン 5 mg 群では-2.56 kg、10 mg 群では-2.90 kg であった。体重の変化量(kg)の解析は、ad hoc で行った。

糖質の吸収をカットして痩せるフォシーガ
フォシーガは、糖質の吸収を抑えて痩せる薬の代表的な医薬品です。
ダイエットを専門としたクリニックでも人気のある医薬品であり、1ヶ月間続けて服用することで、約0.8〜1.2kgの体重減少が期待できるとされています。

メトホルミンの臨床試験データ
以下はメトホルミンを有効成分に含む薬の臨床試験データです。
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1年で平均-1.2kgの体重減少があったことが分かります。
体内の余分な糖を便と一緒に排泄したり、食欲抑制効果で体重減少に効果があるとされます。
血糖値を下げて痩せるメトホルミン
メトホルミンは、口コミにおいて約97%の人が効果を実感し、とくに体重減少に対して効果を感じたとの声が多くあります。
活性酸素を抑える作用も持つことから、近年ではメディカルダイエットだけではなく、アンチエイジングにも有効とされています。
糖質ブロックセット | ||
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1セット:6,350円 | |
【セット内容】 ・ゾメット(メトホルミン) ・ダパリル(フォシーガジェネリック) |
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糖質の吸収をブロックする2種のダイエット薬のセット! |

ゼニカルの臨床試験データ
ゼニカルの有効成分オルリスタットの臨床試験データが以下です。
・539名の肥満者を2つのグループに分け、オルリスタットとプラセボ(偽薬)をランダムに服用
・32名の肥満者を2つのグループに分け、オルリスタットとプラセボ(偽薬)をランダムに服用1年間に及ぶ試験において、571名中の約87%の方が服用開始時から5~10%の体重減少がみられたと報告されています。
1年間服用した結果、87%と多くの割合の方が体重減少に成功しています。
例えば、元の体重が70kgの人が5%減ると66.5㎏(-3.5㎏)、10%減ると63㎏(7㎏)減るということになります。
脂質の吸収をカットして痩せるゼニカル
ゼニカルの主成分であるオルリスタットは、摂取した食事の約30%の脂肪分を便として排出する働きを持ちます。
揚げ物やラーメンなど脂質の多い食事を好む方に最適であり、目に見える形で脂が排出されるため、ダイエットのモチベーション向上にもつながります。


海外の痩せる薬の危険性
海外の薬は未知の部分が多いため、なんだか怪しい、ちょっと怖いといったイメージを持たれている方も多いかもしれません。
以下の項目では、その点を踏まえて、海外の痩せる薬の危険性について詳しく解説していきます。
海外の痩せる薬は副作用が強い?
痩せる薬は、日本のドラッグストアで購入できるダイエットサプリとは異なり、科学的根拠に基づいた効果が認められています。
ただし、これらの薬は外国人の体型に合わせて製造されており、日本人にとっては有効成分の量が多い場合があります。
そのため、効果が強力であり、それに伴って副作用も強く現れる場合があるのです。
副作用を軽減するためには、少量から始めて徐々に量を増やすことが推奨されます。
また、薬によっては最低量をさらに半分にした量でも効果を感じられる場合があるため、自分に適した量を見極めることが重要です。

海外の痩せる薬は体に悪い?
海外の痩せる薬に限らず、薬は飲み方を誤ると体に悪い影響を与える可能性があります。
痩せる薬は、もともと糖尿病患者や肥満症の治療薬として開発された医薬品です。
そのため、健康体の方が誤った服用をすると、副作用が強く現れ、腎臓に悪影響を及ぼす場合があります。
用量以上に摂取しても効果は倍増しないため、指示された用法・用量を厳守することが重要です。
痩せる薬は、正しく服用することで、安全で十分な効果を発揮します。
危ない海外の痩せる薬もある
海外の痩せる薬で危険と喚起されているものに、ホスピタルダイエットがあります。
これはタイなどの病院で処方され、安全に痩せられるとされていますが、実際には死亡例を含む重篤な健康被害が報告されているのです。
未承認の医薬品や向精神薬が含まれている可能性があり、通販サイトでの購入も麻薬及び向精神薬取締法で禁じられています。
海外の痩せる薬を購入する際には、利用するサイトや製品選びに十分に注意する必要があります。
実際にリスク喚起されている実例
実際に厚生労働省で注意喚起されている商品の実例を解説します。
以下はダイエット効果を期待してネットサイトを通じて購入した「ヤンヒーホスピタルダイエット」と称される薬から検出された成分です。
検出成分 | 作用 | 副作用 |
---|---|---|
シブトラミン | 中枢性食欲抑制作用 | 血圧上昇、心拍数増加、頭痛、口渇、便秘、鼻炎など |
ヒドロクロロチアジド | 降圧作用、利尿作用 | 食欲不振、悪心・嘔吐、腹部不快感、脱力感、低カリウム血症など |
甲状腺ホルモン | 甲状腺ホルモン作用 | 狭心症、ショック、うっ血性心不全など |
ビサコジル | 大腸のぜん動運動促進作用など | 過敏症状、腹部不快感 |
フルオキセチン | 抗うつ作用 | 倦怠感、頭痛、めまい、腹痛、口渇、食欲不振、睡眠障害 |
甲状腺ホルモン | 甲状腺ホルモン作用 | 狭心症、ショック、うっ血性心不全など |
類似品として、以下のような名称例が挙げられるため、これらの薬の購入は避けましょう。
・ヤンヒ-ホスピタルダイエット
・ヤンヒーダイエット
・MDホスピタルダイエット
・MDクリニックダイエット
・ドクターダイエット
・ニューホスピ、ホスピタルダイエット3a5
詳しくは厚生労働省のホームページをご確認ください。
海外の痩せる薬を使用する際の注意点
薬に限らず、海外のものを初めて利用する際には不安がつきもの。
まずは注意点を把握し、海外製の薬とどう付き合っていくべきかを知りましょう。
強い効果があるため用法用量をしっかりと守る
海外製の医薬品は、日本人向けに作られた国内の医薬品と比べて有効成分の含有量が多いものもあり、小柄な日本人にとっては作用が強すぎてしまうケースがあります。
早く効果が出てほしいからと過剰摂取をしてしまえば、副作用により健康に影響を及ぼしかねません。用法用量はしっかりと守りましょう。
どんな副作用があるのかを確認しておく
海外の痩せる薬に限った話ではありませんが、どんな薬にも副作用は起こり得ます。
また、副作用は「絶対に起こる」とも「絶対に起こらない」とも言い切れないため、どんな副作用が起こり得るのかを服用前にしっかりと把握しておくことが大切です。
もし強い副作用が出てしまったり、副作用として記載のない症状が現れたりした場合には、すぐに使用を中止して医師の診察を受けてください。

人によって合う合わないがあることを理解する
こちらも海外の痩せる薬に限った話ではありませんが、薬には人によって合う合わないがあります。
例えばAさんとBさんが同じ薬を飲んでも、Aさんには抜群の効果があったけど、Bさんには全く効果がなかった……なんてことも。
薬によっても効果が現れるまでの期間は異なりますが、一定期間使用を継続しても効果が現れない場合には、別の薬への変更を検討した方が良いかもしれません。

海外の痩せる薬の入手方法
海外の痩せる薬は、以下の方法で入手可能です。
以下の項目では、これらの特徴や購入方法について詳しく解説していきます。
クリニック
海外の痩せる薬は、一部の美容クリニックでも取り扱っており、医師に相談して処方してもらうことが可能です。
ダイエット薬は内科でも取り扱いがある場合がありますが、保険適用となる肥満症などの条件を満たしていなければ処方されません。
一方で、ダイエットを専門にしたクリニックの場合は、肥満体型でなくても処方してもらうことが可能です。
ただし、自由診療となるため、保険が適用されず薬代が高額になる傾向があります。

海外通販
海外通販では、海外の痩せる薬を個人輸入という形で購入できます。
個人輸入の海外通販サイトは、国内の通販サイトと同様の手順で簡単に注文することが可能です。
商品は海外から発送されるため、到着までには日数を要しますが、税関手続きなどの作業も代行してもらえるため手間がかかりません。
また、クリニックでの処方と比べて安価であり、処方箋も必要ないため非常に手軽に医薬品を購入できます。
ただし、危険な薬の購入を避けるためにも、利用するサイト選びには十分に注意しましょう。
現地で買える?
痩せる薬が海外現地で購入できるかどうかの情報は確認できませんが、日本では処方箋が必要な薬でも、海外では薬局で購入できる場合があります。
国内では処方薬とされるピルも海外では簡単に手に入ることがあり、痩せる薬も同様に、現地で購入できる可能性があります。
ただし、偽物が多く出回っている可能性もあるため注意が必要です。
偽物の薬は効果がないばかりか、健康に重大な害を及ぼす可能性があります。
痩せる薬の海外通販が人気の理由
では、なぜ痩せる薬を購入するには海外通販が適しているのでしょうか。
日本と海外の違いについても、あわせて解説していきます。
効果が強い薬を購入できる
科学的根拠のある医薬品は、ドラッグストアで販売されるダイエットサプリメントとは異なり、痩せる効果が高いといえます。
実際に、ダイエットサプリでは効果が見られなかったという方が多い中で、痩せる薬では多くの方が減量効果を実感しているのです。
痩せる薬は、食欲を抑制する効果や、糖や脂質の吸収を抑える作用があり、自分に適した薬を選ぶことで効率的にダイエットができます。
海外通販では、これらの痩せる薬を手軽に購入することが可能です。
自分で好きな薬が選べる
海外では痩せる薬の流通が日本国内と比べると圧倒的に多いのです。
その分、痩せる薬の種類は、日本で認知されている薬以外にも豊富に存在しています。
豊富な種類の中から選ぶことができるので、ご自身の太った原因に合わせて薬を選ぶことが可能なのです。
このことが、近年、海外の痩せる薬が人気である理由のひとつです。
日本では痩せる薬の入手が難しい
実は、痩せる薬の購入を日本のみで完結させようとするのはかなり難しいんです。
ではなぜ日本では痩せる薬の入手が難しいのでしょうか。
その理由は、日本と海外の肥満事情の違いを把握するとわかりやすいかと思います。
日本と海外の肥満事情の違い
例えば、「肥満大国のアメリカでは国民のおよそ33.8%が肥満である」というデータがあります。
そのため、アメリカでは数々の医薬品が肥満治療薬として承認され、実際に肥満治療のために病院で医師から処方されています。
一方、日本の肥満率はわずか4.5%ほど。
日本は世界的に見ても肥満率が低く、薬での治療が必要なほどの肥満患者がそこまで多くないため、国内で承認されている肥満治療薬がほとんどないというのが現実です。
そのため日本国内で痩せる薬を入手するのは難しく、痩せる薬が豊富に流通している海外から個人輸入で取り寄せる必要があるというわけです。
海外の痩せる薬に関するよくある質問
最後に、海外の痩せる薬に関してよくある質問をまとめました。
海外の痩せる薬を買うことは違法ですか?
痩せる薬を含め、海外の医薬品を購入すること自体は違法ではありません。
海外の薬は基本的に個人輸入という形で購入しますが、法的に許可されている医薬品であれば問題ないです。
ただし、輸入規制のある成分を含む薬を購入することは違法であり、そのような薬は税関で止められて入手することはできません。
そのため、個人輸入をおこなう際は、信頼できる代行サイトを見極める必要があります。
お薬なびでは個人輸入が可能な医薬品のみを取り扱っているため、安全に購入することができます。
どの薬が一番痩せますか?
海外の痩せる薬に限った話ではありませんが、人によって合う合わないがあるため、「この薬が一番痩せる!」と断言することはできません。
また、薬によって作用も違うことも把握しておくべきポイントです。
食欲を抑制したいのか、糖の吸収を抑えたいのかなど、必ず目的に合った薬を選ぶようにしてください。
海外の薬で体調が悪くなったりはしませんか?
先程も触れましたが、海外の医薬品やサプリメントは日本国内のものと比べても作用が強いケースがあります。
薬によっては副作用の度合いが強く、体調に影響を及ぼす可能性もあるかもしれません。
どんな副作用があるかを理解した上で、必要に応じて服用量を減らしてみたり、使用を中止することをおすすめします。
海外通販だと怪しい薬が届かないか不安なのですが…
通販サイト選びを間違えてしまうと、その可能性もゼロとは言い切れません。
海外から痩せる薬を購入する際は基本的に個人輸入代行サイトを利用することになりますが、サイト選びの際は以下の2つのポイントに注目してください。
・個人輸入代行の豊富な実績があるか
お薬なびは豊富な輸入代行実績を持ち、取り扱っている商品も100%正規品を保証しています。
痩せる薬の種類も豊富に取り揃えているので、ぜひ一度チェックしてみてください。
まとめ
海外の痩せる薬はさまざまな種類があり、自分に適したものを選ぶことで効果的にダイエットをおこなうことができます。
ただし、これらの薬は外国人向けに製造されているため、効果が強力であり、副作用も強く現れる場合があるため、過剰摂取は避け、必ず容量用法を守って使用してください。
痩せる薬は一部のクリニックで購入できますが、個人輸入で手軽に購入することも可能です。
ただし偽物や危険な薬の購入を避けるためにも、利用するサイト選びには十分に注意しましょう。
お薬なびでは個人輸入が可能な医薬品のみを取り扱っており、安全に購入することができます。