GLP-1ダイエットは痩せない?正しく効果を出すための注意点

食欲を抑制し、つらい食事制限をすることなく痩せられる、GLP-1ダイエット。

しかし、「なかなか痩せない」「効果が感じられない」という口コミを見たことがありませんか?

結論からいうと、GLP-1ダイエットで痩せることは可能です。

ただし、そのためには正しい知識を理解したうえで臨むことが大切です。

この記事では、GLP-1ダイエットの効果や、確実に痩せるためのポイントをご紹介していきます。
メディカルダイエット

GLP-1ダイエットの効果とメリット

GLP-1ダイエットには、以下のようなメリットがあります。

GLP-1ダイエットのメリット
  • 太りにくい体質になる
  • 食べるのを我慢するストレスが少ない
  • 続けやすい

なぜこのようなメリットがあるのかというと、
GLP-1ダイエットで使用する「GLP-1受容体作動薬」にこんな効果があるためです。

・血糖値の急激な上昇を抑える
・食欲を抑える

GLP-1は、炭水化物を感知するとすい臓のランゲルハンス島β細胞に作用して、血糖値を低下させるホルモン・インスリンの分泌を促します。

GLP-1の血中濃度が高まると消化管の活動が抑えられ、胃の内容物が腸に送られるスピードが遅くなります。
そのため食欲がわかなくなり、自然に食事量を減らすことができるのです。

効果はいつから出る?

GLP-1受容体作動薬の適切な使用により、通常およそ2週間から1ヶ月でダイエット効果が現れ始めるとされています。

GLP-1ダイエットでは自然に食欲が抑制されて食事量を減らすことができるため、ストレスなく比較的簡単に痩せることができます。

しかし、一般に1ヶ月間で減量してもいいのは体重の5%までと言われています。

無理な目標を立て極端に食事量を減らした減量は、GLP-1の使用中止後のリバウンドにもつながりかねません。
食べ過ぎを防ぎ摂取カロリーを抑えながら、同時に適度な運動も取り入れることでより健康的に痩せることができます。

海外におけるGLP-1ダイエットの研究結果

海外では、GLP-1ダイエットに使用されるリベルサス(飲み薬)とビクトーザ(注射)の2つの効果を比較した研究が行われています。

糖尿病患者711名を対象に、約半年間で糖尿病への効果と体重減少効果がどの程度あるかを検証しました。

■対象者 糖尿病患者711名
■方法 リベルサス(1.5㎎/日)を使用
ビクトーザ(1.8㎎/日)を使用
プラセボ(偽薬)を使用

上記3つのグループに分け、26週間後の糖尿病治療効果、および体重の減少効果を検証

糖尿病への効果 リベルサス、ビクトーザで同等の効果あり
体重減少効果 リベルサスを服用したグループで平均-4.4kg
ビクトーザを使用したグループで平均-3.1kg

注射タイプのビクトーザは、海外では「サクセンダ」という名前で肥満治療薬として認可を受けています。

一方、新薬のリベルサスは登場して間もないため肥満治療薬としての認可はまだされていません。
しかし従来使われてきた治療薬と比べても、同等以上の体重減少効果があることが分かります。

GLP-1ダイエットで痩せた方の口コミ

GLP-1ダイエットで痩せない人によくある誤解

GLP-1ダイエットをしても痩せない方は、その効果を正しく理解していない可能性があります。

ここでは、GLP-1ダイエットに対するよくある誤解をご紹介します。

薬はダイエットをサポートするもの

GLP-1ダイエットは、薬自体に体重を減らす効果があるわけではありません。

あくまで食欲を抑え、ダイエットをサポートするためのものです。

「これだけ飲めば必ず痩せる!」と勘違いせずに、食生活の見直しやトレーニングもあわせて行いましょう。

食べ過ぎれば太ってしまう

「薬を飲んでいればどんなに食べても太らない」という考え方は間違いです。

例え薬を使用していても、たくさん食べればそれだけ太ってしまいます。

薬の効果で食欲は抑えられるはずですが、食べすぎには注意しましょう。

GLP-1ダイエットの効果を正しく出すためのコツ

GLP-1ダイエットやってもなかなか痩せない…効果を感じられない…

そんなことにならないために、ここでは正しく痩せるコツをご紹介していきます。

適度な運動をする

ただ薬を使用するだけでは、GLP-1ダイエットでもなかなか痩せられません。

ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れることで、より効率的かつ健康的に痩せることができます。

「できるだけ運動したくない」
「めんどくさくて動けない」

という方も、

・エレベーターではなく階段を使う
・1日5分だけでもトレーニングする

などできることから身体を動かしましょう。

食事のバランスに注意する

食事バランス

GLP-1ダイエットでは、食欲が減ることから普段摂取する栄養も減りがちになってしまいます。

栄養不足になると、痩せるためのエネルギーが生み出せなくなったり、体調不良にもつながります。

食欲が減っていても、「パンだけ」「サラダだけ」など1つの食事ですまさず、主食・主菜・副菜をベースとした食事バランスを意識して食事しましょう。

なかなか食事で補えない場合は、サプリメントも併せて服用すると良いでしょう。

特にビタミンは代謝の促進、美肌効果など様々な嬉しい効果があるため、おすすめのサプリです。

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お酒を飲み過ぎない

GLP-1ダイエット中でも、アルコールは飲んでも問題ありません。

しかし、過度に飲みすぎてしまうとGLP-1ダイエットの効果が半減する恐れがあるため注意が必要です。

ご紹介したように、GLP-1はインスリンという血糖値を下げるホルモンに働きかけます。

インスリンはすい臓から分泌されるため、多量の飲酒はすい臓に負担をかけることになり、インスリンの分泌に悪影響を及ぼすのです。

また、ビールや日本酒・カクテルは比較的太りやすいため、ダイエット中はできるだけ糖質の含まれていない蒸留酒(ウイスキーや焼酎)がおすすめです。

GLP-1ダイエットはいつまで続ける?

一般的には、3ヶ月~1年ほど続けることが推奨されています。

人によっては1ヵ月で効果を感じる方も多く見られますが、短期間で痩せられたとしてもリバウンドに繋がる可能性もあります。

GLP-1ダイエットを続ける期間は人それぞれですが、食習慣を定着させるためには最低2ヶ月~3ヶ月は続けることが必要です。

終了後にリバウンドしないために

GLP-1でダイエットが成功しても、ダイエット前の食事量を食べてしまうと、当然ながらリバウンドしてしまいます。

リバウンドしないためには、できるだけ長期間続け、ダイエット中の食生活を習慣づけることが必要です。

ダイエット前より少ない食事で満足できるようになれば、自然と痩せた身体をキープすることができるはずです。

お財布や体調との相談になりますが、最低2、3ヶ月以上が目安にダイエットを続けましょう。

GLP-1ダイエットの注意点

GLP-1ダイエットは、海外において減量効果が医学的に実証済みの画期的なダイエット法です。

しかし実際に行うにあたり、3つの注意点があります。

副作用が出ることもある

GLP-1製剤を使用する際、次のような副作用が出ることもあります。

GLP-1の副作用
  • 吐き気、消化不良
  • 下痢、腹痛
  • 頭痛

注射タイプと内服タイプのいずれにおいても、治療初期に主に消化器系の副作用症状が現れる場合があります。

また注射タイプでは稀に注射部位に赤みやかゆみが出ることもありますが、使用を継続していくうちに症状が軽くなり、いずれ消えることがほとんどです。

肥満でない人には向いていない

海外ではGLP-1受容体作動薬は肥満治療薬として承認され、GLP-1ダイエットもポピュラーなダイエット法です。
ただしアメリカにおいて、GLP-1受容体作動薬の使用には次の条件のいずれかを満たす必要があると規定されています。

・BMIが30(kg/m2)以上
・BMIが27(kg/m2)以上で肥満関連の合併症がある

WHOが定める肥満の定義はBMI30以上とされており、アメリカにおいても肥満だと認められる体型の人に対する使用を前提として認可されているということになります。

元々肥満ではない方がGLP-1受容体作動薬を使用すると、痩せ過ぎて低体重になってしまう恐れがあり注意が必要です。

GLP-1ダイエットが受けられない人もいる

健康状態によって、次に挙げるような方はGLP-1ダイエットを行うことはできません。

GLP-1ダイエットをできない人
  • 糖尿病治療中の方
  • 甲状腺疾患、すい臓疾患の方
  • 重度の胃腸障害の方
  • 膵炎の既往歴のある方
  • 妊娠中、またはその可能性のある方、授乳中の方

GLP-1は、他の糖尿病治療薬やレボチロキシン製剤(甲状腺疾患の治療薬)との併用には注意が必要です。

服用中の疾病治療薬がある方は、GLP-1ダイエットを行う前にかかりつけ医師にご相談ください。

GLP-1ダイエットに関するQ&A

GLP-1ダイエットについて、よくある質問をピックアップしてまとめてみました。

GLP-1ダイエットを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

健康的に痩せられますか?

GLP-1ダイエットは、有効成分が血糖値の上昇を抑えて食欲もコントロールしてくれるため、ストレスを感じることなく食事制限がしやすいダイエット法です。

運動と組み合わせることで、さらに痩せやすい身体に変えてくれます。

ただしもともと肥満ではない人がGLP-1を使用すると、不健康に痩せすぎてしまう恐れもあります。

栄養バランスの取れた食事と適度な運動も並行して行うようにしましょう。

薬による違いはありますか?

GLP-1製剤には、注射タイプ(ビクトーザ・オゼンピック)と内服タイプ(リベルサス)の2つがあります。

注射タイプのGLP-1製剤は、種類によって用法・用量が異なります。

例えばビクトーザは毎日注射が必要ですが、オゼンピックは週一回だけでOKです。
ただし、オゼンピックの方が注射針が太いため痛みを感じやすく、また副作用が出た場合にその症状が長引く傾向にあるという特徴があります。

一方、内服タイプであるリベルサスは低血糖の副作用が起こりにくく、何と言っても服用するだけでいいという手軽さが最大のメリットです。
用量も3mg、7mg、14mgの3種類あり、錠数を調節することで用量のコントロールもできます。

注射を打つことに抵抗がある方は、内服薬のリベルサスがおすすめです。

GLP-1ダイエットの効果を正しく理解して痩せよう

GLP-1は、正しく使用すれば確実に痩せることができるダイエット法です。

効果的に痩せるためには、以下のポイントをおさえることが重要です。

GLP-1ダイエットで痩せるためのポイント
  • 薬を使っていても食べすぎ飲みすぎには注意
  • 適度な運動でダイエット効果UP
  • 栄養バランスにも気をつける
  • リバウンドしないために長期間続ける

正しい知識を理解した上で、GLP-1ダイエットをはじめましょう。

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