リベルサスとメトホルミンの違いは?ダイエット効果や価格を徹底比較!

薬を服用して痩せるメディカルダイエットには、さまざまな種類の薬があります。

どの薬が自分に合うのか、コストパフォーマンスの良い薬はどの薬なのか知りたい方も多いでしょう。

本記事では、リベルサスとメトホルミンの違いを徹底比較します。

ダイエット効果の特徴や価格の相場を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

リベルサスとメトホルミンの違いを比較表で確認!

リベルサスとメトホルミンはいずれも2型糖尿病の治療薬で、メディカルダイエットにも活用されています。

ただし、リベルサスはGLP-1受容体作動薬、メトホルミンはビグアナイド薬のため体重を減少させる仕組みが異なります。

また、リベルサスは空腹時に服用するのに対し、メトホルミンは食後に服用する薬です。

リベルサス メトグルコジェネリック
画像 リベルサス メトグルコジェネリック
薬の種類 GLP-1受容体作動薬 ビグアナイド薬
有効成分 セマグルチド メトホルミン
服用方法 1日1回起床時(空腹時)に120ml以下の水で飲む 1日500mgを2~3回に分けて食後に服用
副作用 吐き気、下痢、食欲減退、頭痛、糖尿病網膜症、便秘、嘔吐など 下痢、吐き気、食欲不振、腹痛、発疹、かゆみなど
価格 3mg10錠:7,600円 500mg100錠:4,200円
ジェネリック なし あり
商品詳細

それぞれこんな人におすすめ

リベルサスとメトホルミンは、それぞれ次のような方におすすめです。

リベルサスがおすすめな人
  • 食欲が抑えられない人
  • スムーズに体重を減らしたい人
  • 低血糖が心配な人
メトホルミンがおすすめな人
  • 糖質制限ダイエットに失敗した人
  • 費用を抑えたい人
  • 副作用が心配な人

短期間で結果を出したい方はリベルサス、時間がかかっても身体への負担を抑えたい方はメトホルミンが適しています。

ダイエット効果や副作用、薬価などを比較し、おすすめする理由を詳しく解説します。

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リベルサスとメトホルミンのダイエット効果の違い

リベルサスとメトホルミンはいずれも2型糖尿病の治療薬です。

これらの治療薬を服用した糖尿病患者に体重減少効果が認められたことから、近年ではメディカルダイエットにも用いられるようになりました。

有効成分と作用を比較し、それぞれのダイエット効果の特徴を解説します。

リベルサスのダイエット効果

リベルサスの有効成分はセマグルチドで、GLP-1受容体作動薬に分類されます。

セマグルチドはGLP-1というホルモンの働きを補う成分で、インスリンの分泌を促して血糖値を下げる作用があります。

また、食欲を抑える作用もあるため、食事量を減らして効率よくダイエットしたい方におすすめです。

2型糖尿病患者を対象とした臨床試験では、次のようなダイエット効果が報告されています。

■26週間で体重が5%以上減少した割合
リベルサス3mg群:約21%
リベルサス7mg群:約28%
リベルサス14mg群:約44%

参考:リベルサス(飲むGLP-1薬)によるダイエット治療

1回あたりの服用量が多いほど体重が減少しやすく、半年で-2~3kgのダイエット効果が期待できます。

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メトホルミンのダイエット効果

メトホルミンは、ビグアナイド薬に分類される有効成分です。

筋肉で糖が代謝されるよう促し、肝臓でおこなわれる糖の生成や消化管からの糖吸収の働きを抑える作用があります。

これらの作用により血糖値が低下するため、余分な糖の量を減少させて体脂肪の蓄積の予防が可能です。

また、日本人の2型糖尿病患者を対象とした臨床試験では、54週間で平均-1.2kgの体重減少効果が報告されています。

約1年間で-1.2kgのためリベルサスと比較すると効果は緩やかですが、継続することでダイエット効果が期待できます。

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リベルサスとメトホルミンの副作用の違い

リベルサスとメトホルミンはいずれも医薬品のため、副作用のリスクがあります。

比較的起こりやすい一般的な副作用と重大な副作用に分けて解説します。

一般的な副作用

リベルサスとメトホルミンに確認されている一般的な副作用は次の通りです。

一般的な副作用
リベルサス:下痢、便秘、頭痛、糖尿病網膜症、味覚異常など
メトホルミン:下痢、便秘、嘔吐、貧血、肝機能異常など

胃腸や消化器系に症状が現れやすく、リベルサスでは5%以上の頻度で下痢が確認されています。

尚、メトホルミンの副作用はいずれも発現頻度不明のため、リベルサスと比較すると副作用が起こりにくい特徴があります。

重大な副作用

リベルサスとメトホルミンに確認されている重大な副作用は次の通りです。

重大な副作用
リベルサス:低血糖、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸
メトホルミン:低血糖、乳酸アシドーシス、肝機能障害、黄疸、横紋筋融解症

薬の作用により血糖値がコントロールされるため、低血糖症状に注意が必要です。

また、リベルサスの服用後に激しい腹痛や嘔吐を伴う腹痛が見られる場合、メトホルミンの服用後に倦怠感や黄疸などの症状が見られる場合は服用を中止し、すぐに病院を受診してください。

併用注意薬の違い

リベルサスとメトホルミンにはそれぞれ、併用に注意が必要な薬があります。

■リベルサスの併用注意薬
糖尿病治療薬
レボチロキシン製剤
■メトホルミンの併用注意薬
糖尿病治療薬
利尿剤
ゲンタマイシン
アスピリン
アドレナリン
副腎皮質ホルモン
卵胞ホルモン など

血糖値を下げる作用により低血糖を引き起こすリスクが高まるため、メディカルダイエットに用いられる糖尿病治療薬の併用は控えましょう。

■糖尿病治療薬
スルホニルウレア製剤
速攻型インスリン分泌促進剤
α-グルコシダーゼ阻害薬
チアゾリン薬
DPP-4阻害薬
SGLT2阻害薬
GLP-1受容体作動薬
ビグアナイド薬
インスリン製剤
イメグリミン塩酸塩 など

リベルサスとメトホルミンはそれぞれ、併用注意薬に該当します。

また、メトホルミンの服用中にアルコールを摂取すると乳酸アシドーシスを起こすリスクが高まるため、絶対に併用しないでください。

実際の利用者の口コミを比較

実際にリベルサスやメトホルミンでダイエットに挑戦した方の口コミを紹介します。

利用者のリアルな評価を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

リベルサスを使用した人の口コミ

短期間で体重が落ちた

1回あたりの服用量により効果は異なりますが、飲み始めは特に効果を実感しやすく10日間で2kg、8日間で3kgの減量に成功した方がいます。

食欲を抑える作用により意識的に食事制限をしなくても食事量が減りやすくなるでしょう。

食事制限が苦手な方や食べるのを我慢したくない方におすすめです。

痩せられなかった

継続して服用しても体重があまり減らない場合は、体質に合っていない可能性があります。

リベルサスは余分な糖が体脂肪として蓄積されるのを防ぐ薬のため、炭水化物や糖分をよく食べる方には効果が期待できます。

一方、脂質の摂り過ぎで太ってしまう方は体重が減りにくいため、脂質を排出する薬への切り替えがおすすめです。

また、リベルサスには3mg、7mg、14mgの用量があります。

効果を実感できない場合は上限を守り、用量を増やしてみてください。

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副作用がつらい

副作用の現れ方には個人差がありますが、吐き気や下痢などの症状がひどく、継続が難しい場合があります。

特に、嘔吐や下痢が続くと体内の水分が失われるため、脱水症状を起こす恐れがあります。

副作用は徐々に緩和される場合が大半ですが、脱水症状や低血糖などに十分に注意しましょう。

また、無理せず服用を中止し、他の方法に切り替えることも大切です。

メトホルミンを使用した人の口コミ

体重減少効果を感じた

メトホルミンの継続により「体重が減った」「体重が増えなくなった」と、効果を実感している方がいます。

ただし、副作用として便秘や軟便、腹痛などの胃腸症状が現れやすいため、刺激が強い食べ物は避け、お腹に優しい食事がおすすめです。

また、副作用がひどくて続けにくい場合は、用量を減らして様子を見てみてください。

効果を感じられなかった

リベルサスと同様に、メトホルミンも血糖値をコントロールする薬です。

脂っこい物をよく食べる方や食事量が多い方には効果が現れにくいため、他の薬への切り替えをおすすめします。

また、臨床試験で報告されている体重減少効果は、約1年間で平均-1.2kgです。

効果がゆるやかなため、短期間でのダイエットには適していません。

リベルサスより副作用がない

メトホルミンは、リベルサスと比較して副作用が現れにくい特徴があるため、副作用が心配な方にはメトホルミンがおすすめです。

また、添付文書には、報告されている副作用の件数の母数が少ないため「頻度不明」と記載されています。

しかし、便秘や下痢などの胃腸症状を感じている方もいるため、副作用の現れ方には個人差があることを頭に入れておきましょう。

リベルサスとメトホルミンの価格を比較

リベルサスとメトホルミンは、クリニック処方や海外通販で購入可能です。

クリニックで処方してもらう場合と海外通販で購入する場合の相場を紹介します。

クリニックでの費用相場

糖尿病の治療目的であれば保険が適用されますが、ダイエット目的で処方してもらう場合は原則、保険適用外です。

自由診療の場合の薬価の相場は次の通りです。

1ヶ月あたりの費用相場
リベルサス(3mg~14mg):10,000~35,000円
メトホルミン:4,000~8,000円

メトホルミンは後発品も発売されているため、費用を抑えたい方はジェネリック医薬品を希望してみてください。

尚、クリニックで処方してもらう場合は初診料、再診料、検査料などが別途かかります。

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海外通販での価格比較

海外通販では診察料や検査料がかからないため、薬価のみで良いというメリットがあります。

薬の成分や効果はクリニックで処方される薬と同等のため、費用を抑えたい方は海外通販が適しています。

また、海外通販で購入する場合は通院する必要がなく、まとめ買いも可能です。

コストがかかってもダイエット効果の高さを求める方はリベルサス、効果がゆるやかで安価な薬を試したい方はメトホルミンを購入してみてください。

メトホルミンを検討している方は、より安価なメトホルミンのジェネリック医薬品がおすすめです。

リベルサス メトホルミンタブレット メトグルコジェネリック
画像 リベルサス メトグルコジェネリック メトホルミンタブレット
有効成分 セマグルチド メトホルミン メトホルミン
価格 3mg10錠:7,600円 500mg28錠:2,800円 500mg100錠:4,200円
商品詳細
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まとめ

リベルサスとメトホルミンは有効成分や作用が異なるため、期待できるダイエット効果にも違いがあります。

短期間で結果を出したい方はリベルサス、副作用が心配な方は効果がゆるやかなメトホルミンがおすすめです。

また、費用を抑えたい方は海外通販でお得に購入してみてください。

いずれも使用上の注意点や併用注意薬があるため、用法用量を守って服用しましょう。

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