日本初の内臓脂肪減少薬である「アライ」が4月8日に発売されます。
アライは要指導医薬品に該当するため、誰でも購入できるわけではありません。
実は、購入条件が厳しく設定されており、ダイエット目的や条件を満たさない肥満気味の方は購入できないため注意が必要です。
本記事では、条件を満たさない方に向けて手軽な購入方法をご紹介します。
「アライ」に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
| 海外版「アライ」 | ||
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アライ・リフィールパック 120錠：15,390円 |
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大正製薬「アライ」の購入方法
大正製薬の「アライ」がどこで購入できるのか、以下の2つの方法に分けて解説していきます。
購入方法について知りたい方は、ぜひご覧ください。
薬剤師がいる薬局
大正製薬「アライ」は、薬剤師のいる一部薬局・薬店でのみ買うことができます。
要指導医薬品に該当しているため一般医薬品とは異なり、アライの販売資格を持つ薬剤師との対面相談が必要です。
また、薬剤師がいれば誰でもすぐに購入できるわけではないため注意しましょう。
アライには一定の購入条件があり、条件を満たしていない場合は購入できません。
現時点での取扱販売店については、大正製薬ホームページより確認できます。
ただし、取扱販売店であっても薬剤師が不在の場合は、購入できないため注意してください。
海外通販
薬剤師在住の市販以外では、海外通販でも購入が可能です。
アライはもともと海外のメーカーGSKファーマ社によって開発された医薬品で、大正製薬が日本版として販売します。
海外通販では、海外版の「アライ」が手軽に購入可能です。
海外通販であれば、Amazonや楽天などの通販と同様にネット注文ができ、注文後は自宅に届くため薬局やドラッグストアに行く必要はありません。
「製造メーカー・錠数・表記言語」が異なりますが、「有効成分・効果」は同様です。
また、海外通販の場合は、アライだけでなく同成分のオルリスタットを含む医薬品を多数取り扱っています。
| ゼニカル | オルリガル | オルリファスト | オベリット | ザモカル | |
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| 画像 |  |
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| 分類 | 先発薬 | ジェネリック医薬品 | ジェネリック医薬品 | ジェネリック医薬品 | ジェネリック医薬品 |
| 成分 | オルリスタット | オルリスタット | オルリスタット | オルリスタット | オルリスタット |
| 価格 | 120mg42錠：9,360円 | 120mg84錠：6,800円 | 60mg42錠：3,780円 120mg42錠：4,050円 |
60mg30錠：4,050円 | 120mg42錠：5,400円 |
| 購入 |
コストパフォーマンスに優れたジェネリック医薬品も豊富で、自分に合った医薬品を選ぶことが可能です。
大正製薬の「アライ」と異なり、購入するにあたっての条件などがないため、手軽に買うことができます。
有効成分オルリスタットを含む医薬品をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
国内通販（楽天やAMAZON）で購入できる？
アライは要指導医薬品のため、Amazonや楽天などの国内通販では購入できません。
要指導医薬品は処方薬ではないものの、薬剤師から対面で服薬の指導を受ける必要があります。
また、処方薬医薬品や要指導医薬品は、市販薬と比べて高い効果を期待できますが、その分副作用も強くなる恐れがあります。
| 購入不可 | 処方箋医薬品 | 医師の処方が必要な医薬品 |
|---|---|---|
| 要指導医薬品 | 処方箋は不要だが、薬剤師との対面のみ購入可能 | |
| 購入可能 | 第1類医薬品 | ・ガスター10などの胃薬 ・ミノキシジルなどの育毛剤など |
| 第2類医薬品 | ・風邪薬 ・漢方薬 ・胃腸薬など |
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| 第3類医薬品 | ・ビタミン剤 ・整腸薬など |
通販で購入できる医薬品は、第1医薬品、第2医薬品、第3医薬品のみとなっているため注意しましょう。
薬局のオンラインでは購入できる？
アライは薬剤師による対面指導が必要なため、薬局のオンラインショップなどでは購入できません。
オンラインによる服薬指導も検討されていますが、現時点では店頭での対面販売のみです。
要指導医薬品の場合、購入制限が設けられているため注意が必要です。
1回に購入できる個数は1個までと決まっており、数ヶ月分まとめて買うことができません。
アライの購入条件
アライを購入するには、一定の条件を満たす必要があります。
薬剤師による対面指導を受ければ、誰でも購入できるわけではないため注意しましょう。
条件については、アライの販売資格を持つ薬剤師との対面相談や、定期的な健康診断、購入前1ヶ月の体重・腹囲の記録などがあります。
購入前チェックシートが設けられており、初めての方と2回目以降の方では購入条件が異なるため、詳しく解説していきます。
初めての方
初めて購入する方の購入条件は、以下の通りです。
・腹囲が男性85㎝以上、女性90㎝以上
・食事や運動などの生活習慣の改善を取り組んでいること
生活習慣の改善取り組みについては、3ヶ月以上前からおこなっていることが条件で、直近1ヶ月の取り組みの記録が必要です。
脂質異常症や高血圧、月経異常、不妊などの診断を受けている場合は、アライを購入することができません。
このように購入するにあたっての条件は厳しく、薬剤師と服用前チェックシートを確認してアライの服用を認められた方のみ購入可能です。
初回購入は、最大30日分しか購入ができないため注意しましょう。
2回目以降の方
アライは初回購入だけでなく、2回目以降も薬剤師との対面相談が必要です。
2回目以降の方向けの購入前チェックシートが設けられており、条件を満たしていない場合には購入ができないため注意しましょう。
2回目以降の方の購入条件は、以下の通りです。
・食事や運動などの生活習慣の改善を取り組んでいること
アライの服薬とあわせて生活習慣の改善を継続しているか、食事や運動の記録を取る必要があります。
腹囲の減少が見られていても、6ヶ月以上の服用については、定期的な健康診断を受けて問題がないか薬剤師による確認がおこなわれます。
アライの市販購入の流れ
アライの市販購入は、購入条件などがあるため注意すべき点がいくつかあります。
市販購入の流れについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
購入3か月前
アライの購入3ヶ月前から、以下の2点を中心に生活習慣の改善が必要です。
・運動
日頃の生活を見直して、食べ過ぎや偏った食生活の改善をおこないましょう。
また、適度な運動を取り入れることでストレスの減少や基礎代謝の向上につながり、体に良い影響を与えてくれます。
購入1か月前
購入1ヶ月前からは、生活習慣の改善取り組みを記録して残す必要があります。
生活習慣記録の項目は以下の4つです。
・運動の内容
・腹囲
・体重
しっかりと改善取り組みをおこなっているか確認するためにも、毎日の記録が推奨されていますが、最低週1回以上の記録が必要です。
そのため、記録を残していない方、生活習慣の改善をおこなっていない方は購入できません。
生活習慣記録用シートも用意されているため、購入1ヶ月以上前から記録する習慣を身につけましょう。
店頭で購入
アライの販売資格を持つ薬剤師がいるドラッグストアや薬局で購入が可能です。
「購入条件」と「直近1ヶ月の生活習慣記録」を薬剤師と確認して問題がない場合は、対面での説明と指導を受けて購入できます。
購入条件が記載された「購入前チェックシート」を事前に記入しておくと、確認がスムーズにおこなえるためおすすめです。
また、服薬について気になる点がある場合は、確認時に薬剤師へ相談しましょう。
服用スタート
アライの服用スタート後も、生活習慣の改善は継続しなくてはなりません。
内臓脂肪を減らすためには、食事・運動などの生活習慣の改善が基本であり、アライの服用だけでは効果を得られない可能性があります。
2回目以降の購入時にも生活習慣記録の確認があるため、記録を辞めないように注意しましょう。
アライ専用の公式LINEがあり、服用記録をつけたり、生活習慣記録をつけたりすることができるためおすすめです。
アライの価格
アライの価格は以下の通りです。
病院処方のオルリスタットと比べて、さほど値段が変わらない印象です。
お薬なびのオルリスタット製剤であれば、市販よりもさらに低価格で購入できます。
また、ジェネリック医薬品を多数取り扱っており、コストパフォーマンスに優れているためおすすめです。
そもそもアライとは
アライとは、有効成分オルリスタットを含む日本国内初の内臓脂肪減少薬です。
食事の改善や運動のみでは効果がなかった方、内臓脂肪が気になる方の生活習慣改善をサポートします。
アライについて、承認内容や発売日、効果や検証試験結果など気になる点を解説していきます。
アライの承認内容
アライの承認内容についてです。
アライが厚生労働省に承認された概要は以下になります。
| 販売名 | アライ |
|---|---|
| 製品区分 | 要指導医薬品 |
| 効能・効果 | 腹部が太目な方の内臓脂肪および腹囲の減少（生活習慣改善の取り組みを行っている場合に限る） ※腹囲（へその高さ）：男性85cm以上、女性90cm以上 |
| 用法 | 次の量を食事中又は食後1時間以内に水又はぬるま湯で服用してください。 成人(18歳以上)：1日3回、1回につき1カプセル 18歳未満：服用しない |
| 有効成分 | 1カプセル中 オルリスタット 60mg |
アライの発売日
2024年3月4日の世界肥満デーにおいて、大正製薬の発売記者会見がおこなわれ、2024年4月8日の販売開始を発表しました。
- 2022年11月薬局で買える要指導医薬品として承認
- 2023年2月製造販売承認を取得
- 2024年4月8日販売開始
アライは要指導医薬品として承認されてから、販売開始になるまでに長い時間を要しており、販売開始を待っていた方も多いのではないでしょうか。
アライの効果
アライは、有効成分にオルリスタットを含む内臓脂肪減少薬です。
オルリスタットは、脂肪吸収阻害作用を持っており、食事から摂取した体に吸収される脂肪を25％ブロックしてくれる効果があります。
その仕組みとしては、以下です。
②リパーゼの働きを弱めることで、脂肪分解が抑制され、体内への脂肪の吸収を抑える
③結果的に、食べた量の約30％の脂肪分が吸収されずに、体外に排出される
このようにして、食べた食事の量は変えなくても、体に吸収される脂肪分の量がカットされるため、内臓脂肪を減少できるということです。
アライの検証試験結果
次に、アライ（オルリスタット）の臨床試験結果について解説します。
日本と、海外でそれぞれ行われていますので、紹介していきます。
日本の試験
日本の200人を対象にして行われた検証結果が以下です。
| 対象者 | 日本人200人 |
|---|---|
| 対象条件 | 過度の内臓脂肪蓄積(男性腹囲85cm以上、女性腹囲90cm以上) |
| 試験内容 | アライを服用する100人、プラセボ(偽薬)を服用する100人 それぞれ24週間服用 ※参加者全員、食事の改善・運動を維持するように助言あり |
| 試験結果 | 【オルリスタット服用】 内臓脂肪面積：－13.5㎠ 腹囲：−2.51cm 体重：−2.79kg |
| 【プラセボ服用】 内臓脂肪面積：− 8.28㎠ 腹囲：−1.53cm 体重：−0.98kg |
オルリスタットを服用した方と、プラセボ(偽薬)を服用した方とでは、体重は1.8キロの違いが出ています。
内臓脂肪面積に関しては、オルリスタット服用者の方が5.5㎠も減っていることがわかります。
このように、日本で行われたオルリスタットの臨床結果としては、オルリスタットの方が、良い結果でした。
海外の試験
次にスウェーデンで行われたオルリスタットの臨床結果について解説します。
| 対象者 | 30~60歳の男女3277人 |
|---|---|
| 対象条件 | BMI30以上の肥満がある人 |
| 試験内容 | オルリスタットまたはプラセボ(偽薬)を服用 4年間追跡調査 ※参加者全員、生活指導あり |
| 試験結果 | 【生活指導+オルリスタット】 体重：-5.8kg減少 |
| 【生活指導+プラセボ】 体重：-3.0kg減少 |
生活指導を行っているため、オルリスタット服用者、プラセボ(偽薬)服用者ともに体重は減少しておりますが、オルリスタット服用者とプラセボ(偽薬)とでは、2.8キロの差が出ています。
このように、日本とスウェーデンで行われたオルリスタットの臨床試験結果では、どちらもオルリスタット服用の方が体重の減少が大きく見られた結果になりました。
アライ（オルリスタット）の効果や副作用、注意点
解説してきたように、アライは摂取した食事の脂肪吸収を25%ブロックする働きがある一方、注意するべき点があります。
本来体内に吸収されるはずの脂質の吸収をブロックするため、副作用が起こる可能性があるのです。
詳しく解説します。
アライの副作用
アライの副作用は、以下のようなものがあげられます。
・便意
・脂肪便
・便失禁
・おならの増加
このように、体内に吸収されなかった脂肪分が便と一緒に排出されることによって副作用が発生します。
下痢やおならの増加など、消化機能に異常がみられることが多々です。
特に、下着や衣服に油漏れをしてしまったり、油っぽい便や下痢・軟便が起こることが26％ほど報告されています。
ただし、これらの副作用は、服用後3か月以内に現れることが多いですが、使用期間が長くなれば副作用の発現率も収まるため、最初だけ注意が必要です。
オルリスタットの効果
オルリスタットとは、アライの有効成分であり、アライの効果はこのオルリスタットの作用によるものです。
つまり、オルリスタットを含む薬であれば、アライと同様の効果を発揮します。
オルリスタットは、脂肪の吸収を阻害することで内臓脂肪を減少させる作用を持っています。
本来体内に吸収されるはずの脂肪分を30%カットして、便と一緒に排出するため、食事量を変えずに脂肪量を減少することが可能です。
このような働きを持つオルリスタットは以下の方におすすめです。
- 食事制限せずに痩せたい方
- 普段から食事量が多い方
- 揚げ物やラーメンなど脂肪分が多い食事が好きな方
- 外食が多い方
オルリスタットは海外通販でも購入可能！
オルリスタットを含む脂肪阻害薬は、海外通販でお得に購入することが可能です。
海外通販とは、海外の医薬品を個人輸入する代行サイトで、通常のネット通販と同様にお買い物ができます。
海外通販のメリット・デメリット
海外通販のメリット・デメリットについて、それぞれまとめてみました。
- メリット
- デメリット
・アライよりも低価格
・生活習慣の記録不要
・購入条件がない
・薬剤師による対面説明・指導が不要
・ネットで簡単に注文できる
・届くまでに時間がかかる
・自己責任
・医薬品副作用被害救済制度の対象外
アライを購入する場合、購入条件や生活習慣の記録の確認などがあり購入のハードルが高い印象です。
海外通販であれば、そのような条件がなくネット注文で手軽に買うことができます。
ただし、服用は自己責任となるため、しっかりと調べたうえでの購入をおすすめします。
まとめ
日本国内初の内臓脂肪減少薬、「アライ」が4月8日に販売開始されます。
アライは薬剤師のいる薬局で購入できますが、誰でも購入できるわけではありません。
購入には条件がいくつかあるため、条件を満たしているか事前に確認すると良いでしょう。
お薬なびでは、オルリスタットを含む医薬品を多数取り扱っています。
ダイエットを考えている方は、よりお得に購入できる海外通販を検討してはいかがでしょうか。
| 海外版「アライ」 | ||
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アライ・リフィールパック 120錠：15,390円 |
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