【症状別】神経痛に効くおすすめの薬|通販で買える処方薬を紹介します

手足や顔面の痺れ、痛みといった症状は神経痛の可能性があります。

本記事では、神経痛に効くおすすめの薬を症状別にご紹介します。

市販の鎮痛薬では痛みが治まらない方、効果的な処方薬を試してみたい方はぜひ参考にしてみてください。

神経痛に効く薬とは？
症状にあわせた薬の選び方
神経痛に効く薬は市販で買える？

神経痛に効く薬とは？

神経痛には種類があり、症状によって治療薬も異なります。

治療ガイドラインで推奨されている薬は以下の通りです。

第一選択薬
Ca2＋チャネルα2δリガンド	神経痛に効く鎮痛剤
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬	抗うつ薬として使用される薬
三環系抗うつ薬	古くから抗うつ薬として使用される薬
第二選択薬
ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液	脳の神経に作用する鎮痛剤の一種
トラマドール	オピオイド鎮痛薬の1つがん性疼痛など強い痛みに使用される
第三選択薬
トラマドール以外の鎮痛剤	ブプレノルフィン、リン酸コデインなどトラマドール以外のオピオイド鎮痛薬
その他
オピオイド以外の鎮痛剤	ボルタレンやロキソニンといった鎮痛薬

まずはファーストチョイスとして第一選択薬を使用し、症状に応じて他の薬を使用することが大切です。

次項では、代表的な治療薬の特徴や効果について詳しく解説します。

症状別のおすすめ薬はこちら

参考：神経障害性疼痛の薬物療法

第一選択薬

第一選択薬に挙げられている薬は大きく分けて3種類に分類され、複数の症状に対する有効性が確認されています。

それぞれの代表的な薬品名や効果をご紹介します。

第一選択薬の種類

Ca2＋チャネルα2δリガンド
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
三環系抗うつ薬

Ca2＋チャネルα2δリガンド

Ca2＋チャネルα2δリガンドは、過剰に放出された神経伝達物質を抑制することで痛みを鎮める薬です。

主な医薬品には以下のような種類があります。

・プレガバリン（リリカ）
・ガバペンチン（ガバペン）

商品名	リリカ	リリカジェネリック
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価格	56錠：6,200円～	30錠：4,500円～
特徴	25mg、75mg、150mg の3種から選べる	150mgと高用量で低価格
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特に、プレガバリンは帯状疱疹後神経痛や糖尿病性神経障害、脊髄損傷後疼痛などに対する鎮痛効果が認められています。

また、抗てんかん薬のガバペンチンは、神経痛の治療薬としては日本国内では保険適用外です。

しかし、海外では神経障害性疼痛の第一選択薬として使用されているため、効果が期待できます。

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬はSNRIという種類の抗うつ薬です。

神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンの吸収を阻害し、濃度を保つことで抑うつ感を解消する薬です。

また、痛みを抑制する下行性疼痛抑制系神経の働きにはノルアドレナリンが大きく関わっていることから、神経痛の治療薬としても活用されています。

主な医薬品には以下のような薬があります。

デュロキセチン（サインバルタ）
ベンラファキシン（イフェクサー）

商品名	サインバルタ	サインバルタ・ジェネリック	イフェクサー	イフェクサー・ジェネリック
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価格	28錠：4,050円～	100錠：4,450円～	28錠：3,320円～	100錠：7,650円～
特徴	イーライリリー製造の先発薬	用量が豊富 1錠44円～と低価格なジェネリック	ファイザー製造の先発薬	1錠118円～と低価格なジェネリック
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三環系抗うつ薬

三環系抗うつ薬は、SNRIと同様にセロトニンやノルアドレナリンの吸収を阻害する働きがあり、神経痛に対する効果が認められている薬です。

主な医薬品には以下のような薬があります。

アミトリプチリン（トリプタノール）
ノルトリプチリン（ノリトレン）

商品名	トリプタノール・ジェネリック	ノリトレン・ジェネリック
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価格	100錠：1,800円～	100錠：3,870円～
特徴	10mg、25mg、50mg の3種から選べる	大容量でコスパ◎
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特に、アミトリプチリンは帯状疱疹後神経痛や糖尿病性神経障害、外傷性神経障害などのさまざまな神経痛に効果が期待できます。

また、ノルトリプチリンも同等の鎮痛効果が確認されています。

第二選択薬

第二選択薬に挙げられている薬は大きく分けて2種類に分類され、1つの症状に対する有効性が確認されています。

それぞれの代表的な薬品名や効果をご紹介します。

第ニ選択薬の種類

ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液
トラマドール

ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液

ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液（ノイロトロピン）は鎮痛剤の一種です。

先述した抗うつ薬同様、痛みを抑える下行性疼痛抑制系神経を活性化させる作用があり、帯状疱疹後神経痛に対する効果が確認されています。

また、重篤な副作用が確認されておらず安全性が高い薬です。

注射液と錠剤が医薬品として製剤化されており、錠剤は1日2回（朝夕）、1回2錠ずつの服用が推奨されています。

トラマドール

トラマドール（トラマール）は医療用として認められた医療用麻薬の一種で、オピオイド鎮痛薬に分類されます。

痛みを抑える下行性疼痛抑制系神経、痛みを伝える上行性疼痛伝導系神経のどちらもにも作用し、痛みを抑えます。

商品名	トラマドール	トラムセットジェネリック
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価格	20錠：3,420円～	20錠：3,400円～
特徴	トラマドール単剤	トラマドールとアセトアミノフェンの配合剤トラマドールより副作用が控えめ
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有痛性糖尿病性神経障害、帯状疱疹後神経痛、がん関連神経障害性疼痛に対する高い鎮痛効果が確認されています。

ただし、1日の服用限度量を超えて服用したり長期連用したりすると、依存性や副作用のリスクが高まるため注意が必要です。

このようなリスクを避けたい方は、アセトアミノフェンの配合剤のトラムセットがおすすめです。

第三選択薬

第三選択薬に挙げられている薬はトラマドール以外のオピオイド鎮痛薬です。

中枢神経系にあるオピオイド受容体に作用することで、痛みを改善します。

有効性が高い一方、副作用のリスクや発現頻度が高いため長期連用には向いておらず、服用には注意が必要です。

また、オピオイド鎮痛薬の適切な投与量は症状や体質などに応じて個人差が大きいため、疼痛医療専門医による処方が推奨されます。

自己判断で服用せず、必ず専門医の指導のもと服用してください。

鎮痛薬

ガイドラインには記載されていませんが、以下のような鎮痛薬も神経痛に対する効果が期待できます。

神経痛に効果がある鎮痛薬
ジクロフェナクナトリウム（ボルタレン）
インドメタシン
ロキソプロフェンナトリウム（ロキソニン）
アセトアミノフェン（カロナール）

商品名	ボルタレンジェネリック	インドメタシン	ロキソニン
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価格	90錠：2,850円～	100錠：3,150円～	100錠：9,000円～
特徴	非オピオイド以外の鎮痛剤の中でも効き目の高い薬	湿布やゲルによく使用される成分	100錠と大容量でコスパ◎ 市販もされており効き目は中程度
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実際に、神経痛患者に対してボルタレンやロキソニンを処方する病院は多数確認されています。

ただし、これらの鎮痛薬では神経痛の痛みが緩和されない可能性があるため、効かない場合は他の治療薬への切り替えを検討してみてください。

頭痛や腰痛、生理痛などさまざまな痛みに有効な痛み止め。本記事では、効果の強い痛み止めと成分ごとの特徴、お悩み別の痛み止めの選び方をご紹介しています。自分に合った痛み止めを見つけて、痛みを和らげてください。

症状にあわせた薬の選び方

代表的な神経痛の症状ごとに、おすすめの薬をご紹介します。

どの薬を選べば良いか分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。

神経痛の薬の選び方

坐骨神経痛
肋間神経痛
三叉神経痛
帯状疱疹後神経痛
糖尿病神経症

坐骨神経痛

坐骨神経痛の症状は、大腿骨の付け根あたりから足先まで伸びている坐骨神経が、何らかの原因によって圧迫または刺激されることによって起こる痛みや痺れです。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の他、日常動作や妊娠中の負荷が原因で発症する場合があります。

坐骨神経痛におすすめの薬は以下の通りです。

おすすめの薬
Ca2＋チャネルα2δリガンド（リリカ、プレガリカ）
非ステロイド性抗炎症薬（ボルタレンなど）

商品名	リリカ	リリカジェネリック	ボルタレン	ボルタレンゲル
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価格	56錠：6,200円～	30錠：4,500円～	90錠：2,850円～	1本30g：1,080円～
特徴	25mg、75mg、150mg の3種から選べる	150mgと高用量で低価格	非オピオイド以外の鎮痛剤の中でも効き目の高い薬	ボルタレンの外用薬
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Ca2＋チャネルα2δリガンドのプレガリカは、リリカのジェネリック医薬品です。

また、内服薬だけでなくボルタレンやロキソニンの外用薬・湿布薬も有効です。

【種類別】腰痛の飲み薬推奨度ランキング！

腰痛診療ガイドラインなどに沿った腰痛に推奨される飲み薬をランキング形式でご紹介します。腰痛にはさまざまな種類があり、適切な飲み薬が異なります。急性腰痛、慢性腰痛、ヘルニアなど自分に合った腰痛の飲み薬を見つけてください。

肋間神経痛

肋間神経痛は、肋骨に沿って走る肋間神経が何らかの原因によって痛む病気です。

身体の右側または左側の一方のみが痛む場合が多く、明確な原因が分からずに起こる場合もあります。

おすすめの薬
Ca2＋チャネルα2δリガンド（リリカ、プレガリカ）

商品名	リリカ	リリカジェネリック
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価格	56錠：6,200円～	30錠：4,500円～
特徴	25mg、75mg、150mg の3種から選べる	150mgと高用量で低価格
ボタン	通販ページへ	通販ページへ

また、症状の程度によってはボルタレンやロキソニンと併用する場合もあります。

三叉神経痛

三叉神経痛は、眼や顎などに走る三叉神経という脳神経に起こる神経痛です。

外傷や疾患がないのにも関わらず顔の片側に痛みや痺れが現れるのが特徴で、明確な原因が分からない場合もあります。

三叉神経痛は抗てんかん薬を第一選択薬とする場合が大半です。

おすすめの薬
抗てんかん薬（テグレトール）

	テグレトール・ジェネリック 25錠：1,900円～
		通販ページへ

カルバマゼピンには脳の神経細胞の過剰な興奮を抑える効果があり、三叉神経痛に最も効果があるとされています。

帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹後神経痛はその名の通り、帯状疱疹が治った後も痛みが続く症状を指します。

帯状疱疹の原因であるウイルスが神経を攻撃することで、皮膚や神経に刺すような痛みやヒリヒリとした痛みが起こります。

帯状疱疹後神経痛の第一選択薬は以下の通りです。

おすすめの薬
Ca2＋チャネルα2δリガンド（リリカ、プレガリカ）
三環系抗うつ薬（ノリトレン、トリプタノール）

商品名	リリカ	リリカジェネリック	トリプタノール・ジェネリック	ノリトレン・ジェネリック
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価格	56錠：6,200円～	30錠：4,500円～	100錠：1,800円～	100錠：3,870円～
特徴	25mg、75mg、150mg の3種から選べる	150mgと高用量で低価格	10mg、25mg、50mg の3種から選べる	大容量でコスパ◎
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帯状疱疹後神経痛の痛みは数ヶ月から数年間続く場合もあり、日常生活に支障をきたすため、これらの薬できちんと痛みを抑えることをおすすめします。

帯状疱疹について詳しく見る

糖尿病神経症

糖尿病神経症（糖尿病性神経障害）は糖尿病の合併症のひとつです。

高血糖の影響で末梢神経に障害が起こり、指先や足先などに痛みや痺れが現れます。

最悪の場合、下肢切断が必要になることもあるため、糖尿病の早期治療が大切です。

糖尿病神経症の痛みを抑えるためには、以下のような薬がおすすめです。

おすすめの薬
三環系抗うつ薬（アミトリプチリン）
Ca2＋チャネルα2δリガンド（プレガバリン、ガバペンチン）
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬（デュロキセチン）

商品名	トリプタノール・ジェネリック	リリカジェネリック	サインバルタ・ジェネリック
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価格	100錠：1,800円～	30錠：4,500円～	100錠：4,450円～
特徴	10mg、25mg、50mg の3種から選べる	150mgと高用量で低価格	用量が豊富 1錠44円～と低価格なジェネリック
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