花粉症やアレルギー症状に悩まされている方にとって、抗ヒスタミン薬は欠かせない存在です。
市販薬も処方薬もさまざまな種類があり、「どれが一番効くの?」と迷うことも多いと思います。
そこで本記事では、抗ヒスタミン薬をランキング形式でご紹介します。
抗ヒスタミン薬の強さランキング
抗ヒスタミン薬は、開発された年代によって「第一世代」と「第二世代」に分けられます。
現在の主流は第二世代の薬ですが、第一世代も即効性が高く効き目を感じやすいという特徴もあります。
ここでは、第一世代と第二世代の薬の中から特に効き目の強い抗ヒスタミン薬のランキングをご紹介します。
第一世代抗ヒスタミン薬ランキング
第一世代抗ヒスタミン薬は、抗ヒスタミン薬の中でも初期に開発されました。
即効性があり効果が強い特徴がありますが、効果の持続時間は短く、また副作用が強く眠気や認知機能を低下させるといった症状があらわれます。
効果が強い分副作用も強く出るため、第二世代の登場後は常用薬としての使用頻度が減少しましたが、第一世代の方が効果的な場合にあえて使用されます。
第一世代の抗ヒスタミン薬は即効性を求める方、強いくしゃみや鼻水にお悩みの方におすすめです。
商品名 | 1位 ポララミン セレスタミン |
2位 アタラックス | 3位 レスタミン(ジフェンヒドラミン塩酸塩) |
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有効成分 | d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 | ヒドロキシジン塩酸塩 | ジフェンヒドラミン塩酸塩 |
価格 | 1,000錠:11,700円 | 25錠:1,710円~ | 600錠:5,600円 |
特徴 | 1,000錠と大容量で1錠あたり11円と格安 | 効果が強いが副作用も強い | アレルギー症状に加えて睡眠もサポートする |
商品詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ボタン |
※現在欠品中通販ページへ
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※表は横にスクロールできます。
※本記事でご紹介している商品は海外製医薬品です。
第1位:ポララミン、セレスタミン
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セレスタミンジェネリック 1,000錠:11,700円 |
有効成分 | d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 |
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世代 | 第一世代 |
副作用 | 非常に眠くなりやすい |
服用方法 | 1回1錠を1日1~4回服用 |
入手方法 | 病院処方、海外通販 |
- 症状が辛く、とにかく強い薬が欲しい
- 他の抗ヒスタミン薬が効かない
▼ポイント▼
第一世代の抗ヒスタミン薬で、効果が強いことが特徴です。
副作用の眠気、口の渇きなども感じやすいとされています。
特にステロイド剤と抗ヒスタミン成分の配合剤であるセレスタミンは、
強い効果がある反面副作用のリスクも伴うため、短期間の使用に向いています。


第2位:アタラックス
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アタラックス 25錠:1,710~円 |
※現在欠品中通販ページへ
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有効成分 | ヒドロキシジン塩酸塩 |
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世代 | 第一世代 |
副作用 | 傾眠、めまい、頭痛、味覚異常、ノドの渇きなど |
服用方法 | 抗アレルギー薬としては1日50~75mgを2~3回に分けて服用 抗不安薬としては1日75~150mgを3~4回に分けて服用 |
入手方法 | 病院処方、海外通販 |
- 花粉によるかゆみやアレルギー症状をどうにかしたい
- 他の抗ヒスタミン薬が効かない
▼ポイント▼
アタラックスは、GSKファーマ社が開発した抗アレルギー性の抗不安薬で、主成分はヒドロキシジン塩酸塩です。
アレルギー症状や不安・緊張の緩和、不眠の改善に効果があり、鎮静・制吐作用も備えています。
ヒスタミン受容体をブロックすることで皮膚のかゆみを抑えたり、脳の覚醒を抑えることでリラックス効果をもたらします。


第3位:レスタミン(ジフェンヒドラミン塩酸塩)
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ドリエル・ジェネリック 600錠:5,600円 |
有効成分 | ジフェンヒドラミン塩酸塩 |
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世代 | 第一世代 |
副作用 | 傾眠、めまい、頭痛、味覚異常、ノドの渇きなど |
服用方法 | 1回30〜50mgを1日2〜3回服用 |
入手方法 | 海外通販 ※先発薬のドリエルは市販にあり |
- 大容量でコスパを重視している
- アレルギー症状により眠れない
- 他の抗ヒスタミン薬が効かない
▼ポイント▼
ジフェンヒドラミン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体を遮断することで、じん麻疹や湿疹、アレルギー性鼻炎などの症状を緩和する抗ヒスタミン薬です。
毛細血管の拡張や透過性亢進を抑え、かゆみや鼻炎症状を軽減します。
また、中枢神経への作用により、鎮静効果や乗り物酔いの予防にも用いられます。


第二世代抗ヒスタミン薬
第二世代の抗ヒスタミン薬は、第一世代の鎮静作用を抑えるために開発されました。
現在は主流の抗ヒスタミン薬となっており、副作用が少なく、持続性に優れ、アレルギー治療効果も高いのが特徴です。
眠気や抗コリン作用が少なく、継続使用で改善度が上昇するなど、総合的に優れた薬剤として広く使用されています。
第二世代の抗ヒスタミン薬は、長時間効果が持続する薬を求める方や、服用による眠気や集中力低下を避けたいという方におすすめです。
商品名 | 1位 アレロック | 2位 ルパフィン | 3位 ジルテック | 4位 クレブロス | 5位 ビラクステン | 6位 メキタジン | 7位 アレジオン | 8位 エバステル | 9位 デザレックス | 10位 アレグラ |
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有効成分 | オロパタジン塩酸塩 | ルパタジンフマル酸塩 | セチリジン塩酸塩 | レボセチリジン塩酸塩 | ビラスチン | メキタジン | エピナスチン | エバスチン | デスロラタジン | フェキソフェナジン |
価格 | 100錠:5,000円 | 100錠:5,500円 | 20錠:1,800円~ | 20錠:2,350円~ | 20錠:3,200円 | – | – | 100錠:3,150円~ | 20錠:2,600円~ | 20錠:2,700円~ |
特徴 | 効果が強いが副作用も強い | 効果が強いが副作用も強い 比較的新しい薬 |
効果が強く市販薬にもある | ジルテックの進化型 よく処方される人気薬 |
眠くなりにくく効果もそこそこある | 即効性があり食事関係なく服用できる | 市販もされている有名な薬 | 持続性があり即効性にも優れている | クラリチンの進化型 | 副作用が起こりにくい |
商品詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ボタン | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
※表は横にスクロールできます。
※本記事でご紹介している商品は海外製医薬品です。
第1位:アレロック
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アレロック 100錠:5,000円~ |
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パタジン(アレロックジェネリック) 10錠:1,600円~ |
- 効き目が早く効果の高い薬を使用したい
- 他の抗ヒスタミン薬が効かない
有効成分 | オロパタジン塩酸塩 |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | アレロック |
副作用 | 眠くなりやすい |
服用方法 | 1回1錠を1日2回服用 |
入手方法 | 病院処方、海外通販 |
▼ポイント▼
第二世代の抗ヒスタミン薬の中では、非常に効果が強い薬です。
即効性が高く、特に蕁麻疹や鼻詰まりによく効きます。
効果が強い反面、副作用の眠気も強めのお薬です。



第2位:ルパフィン
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ルパフィンジェネリック 100錠:5,500円~ |
- できるだけ効果の高い薬を使用したい
- 他の抗ヒスタミン薬が効かない
有効成分 | ルパタジンフマル酸塩 |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | ルパフィン |
副作用 | 眠くなりやすい |
服用方法 | 1日1回服用 |
入手方法 | 病院処方、海外通販 |
▼ポイント▼
2017年に発売された、もっとも新しい抗ヒスタミン薬です。
抗ヒスタミン作用・抗PAF作用という2つの作用でアレルギー症状を改善します。
即効性もそこそこあり効果も強めのお薬ですが、
眠気の副作用も多いため運転などは注意が必要です。

第3位:ジルテック
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ジルテック 20錠:1,800円~ |
有効成分 | セチリジン塩酸塩 |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | ジルテック |
副作用 | やや眠くなりやすい |
服用方法 | 1日1回就寝前に服用 |
入手方法 | 市販、病院処方、海外通販 |
- 市販でも販売されている薬が良い
- 効果の高い薬が欲しい
▼ポイント▼
市販では「コンタックZ」「ストナリニZ」などの薬に配合されています。
眠気はあるものの、市販でも購入可能で手軽に入手できる抗ヒスタミン薬です。
副作用がより抑えられたジルテックの進化版クレブロスもおすすめです。


第4位:クレブロス
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クレブロス 20錠:2,350円~ |
有効成分 | レボセチリジン塩酸塩 |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | ザイザル |
副作用 | 眠くなりにくい |
服用方法 | 1回1錠を1日2回服用 |
入手方法 | 病院処方、海外通販 |
- 効果が高く、できるだけ副作用が少ない薬が欲しい
- 効き目が早い薬が欲しい
- 人気の処方薬を使用したい
▼ポイント▼
ジルテックの進化型とされる抗ヒスタミン薬です。
ジルテックより副作用が控えめで効果もそこそこ強く、持続性もあります。
また、抗ヒスタミン薬の中では即効性も優れています。
使い勝手が良いため、病院で頻繁に処方されるお薬です。


第5位:ビラクステン
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ビラクステン 20錠:3,200円~ |
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ビラノアジェネリック 10錠:2,000円~ |
有効成分 | ビラスチン |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | ビラノア |
副作用 | 非常に眠くなりにくい |
服用方法 | 1日1回、空腹時に服用 |
入手方法 | 病院処方、海外通販 |
- 効果が高く、できるだけ副作用が少ない薬が欲しい
- 日中眠くなりたくない
- 人気の処方薬を使用したい
▼ポイント▼
2016年に発売された、比較的新しい抗ヒスタミン薬です。
眠気が少ないのが最大の特徴で、服用後は自動車の運転も可能です。
即効性も高く副作用が控えめなため、
主に日中眠くならずに症状を改善したい方はビラノアがおすすめです。

第6位:メキタジン(ゼスラン)
有効成分 | メキタジン |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | メキタジン |
副作用 | 眠くなりにくい |
服用方法 | 1回3gを1日2回服用 |
入手方法 | 病院処方、市販 |
- 眠気の少ない薬が欲しい
- 効き目の早い薬が欲しい
▼ポイント▼
即効性がある抗ヒスタミン薬で、服用後は40分~1時間ほどで効果を感じられます。
食事の影響が少なく、空腹時でも食後でもお好きなタイミングで服用できます。
第7位:アレジオン
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アレジオン ※外部サイトにより、価格が定期的に変動あり |
有効成分 | エピナスチン |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | アレジオン |
副作用 | 眠くなりにくい |
服用方法 | 1回10〜20mgを1日1回服用 |
入手方法 | 病院処方、市販 |
- 市販でも販売されている薬が良い
- 副作用の少ない薬が欲しい
▼ポイント▼
市販でも販売されているため、耳にしたことがある方も多い薬だと思います。
手軽に購入できますが、ビラノアやクラリチンに比べ眠気が出やすい薬でもあるため、服用後は注意が必要です。
また、アレジオンの有効成分であるエピナスチン塩酸塩の点眼薬もあり、目のかゆみでお悩みの方によく使用されています。
第8位:エバステル
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エバステル 100錠:3,150円~ |
有効成分 | エバスチン |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | エバステル |
副作用 | 眠くなりにくい |
服用方法 | 1回5〜10mgを1日1回服用 |
入手方法 | 病院処方、海外通販、市販 |
- 市販でも販売されている薬が良い
- 持続性のある薬が欲しい
▼ポイント▼
即効性が高く、持続性もある抗ヒスタミン薬です。
市販もされていますが、市販薬は以下のようにに限られています。
・5mgのみ(処方薬は10mgまであり)
蕁麻疹や皮膚のかゆみに使用したい方、より強い効果を求める方には市販購入は向いていません。


第9位:デザレックス
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デズロリド(デザレックス) 100錠:4,500円 |
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エリアス(デザレックス) 20錠:2,600円~ |
有効成分 | デスロラタジン |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | デザレックス |
副作用 | 眠くなりにくい |
服用方法 | 1回5mgを1日1回服用 |
入手方法 | 病院処方、海外通販 |
- 日中眠くなりたくない
- 副作用の少ない薬が欲しい
▼ポイント▼
市販もされている抗ヒスタミン薬、クラリチンの改良版です。
クラリチンより少量で効きが良いため、クラリチンユーザーにおすすめの薬です。


第10位:アレグラ
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アレグラ 20錠:2,700~円 |
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アレグラ・ジェネリック 30錠:3,150円~ |
有効成分 | フェキソフェナジン |
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世代 | 第二世代 |
代表的な薬 | アレグラ |
副作用 | 頭痛、吐き気、過敏症など |
服用方法 | 1日1回1錠、空腹時に服用 |
入手方法 | 市販、病院処方、海外通販 |
- 日中眠くなりたくない
- 副作用の少ない薬が欲しい
▼ポイント▼
アレグラは、選択的ヒスタミンH1受容体拮抗薬で、アレルギー性鼻炎、じん麻疹、皮膚のかゆみなどの症状を緩和します。
眠気を引き起こしにくいのが特長で、日中の活動に影響を与えにくい点で人気があります。
抗炎症作用も持ち、好酸球の遊走抑制やサイトカインを抑制するため、アレルギー症状を効果的に抑える効果が期待できます。


市販薬と処方薬の違い
アレグラやアレジオンをはじめ、抗ヒスタミン薬は市販でも購入できます。
しかし、成分によっては市販では販売されていないものもあります。
▼代表的な抗ヒスタミン成分の購入方法▼
医薬品名 | ポララミン | アレロック | ジルテック | ザイザル | ビラノア | メキタジン(ゼスラン) | タリオン | アレジオン | クラリチン | アレグラ |
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成分名 | d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 | オロパタジン塩酸塩 | セチリジン塩酸塩 | レボセチリジン塩酸塩 | ビラスチン塩酸塩 | メキタジン | ベポタスチンベシル酸塩 | エピナスチン塩酸塩 | ロラタジン | フェキソフェナジン塩酸塩 |
効果の強さ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★ |
市販 | 市販なし | 市販なし | 市販あり | 市販なし | 市販なし | 市販あり | 市販あり | 市販あり | 市販あり | 市販あり |
※表は横にスクロールできます。
上記の表のように、アレロックやザイザルなど効き目の強いお薬に関しては、病院処方か個人輸入(海外通販)でしか購入できません。
また、抗ヒスタミン薬とあわせて処方されるのがモンテルカスト、シングレアなどの「抗ロイコトリエン剤」。
鼻詰まりによく効く薬ですが、こちらも市販はされていません。
そのため、アレグラなどの市販薬が効かない場合は、より効果の強い抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン剤の購入がおすすめです。
抗ヒスタミン薬の処方薬ランキング
抗ヒスタミン薬は、アレルギー症状の緩和に広く用いられていますが、実際に医師が最も処方しているのはどの薬剤なのでしょうか。
日経メディカルの調査によると、第二世代抗ヒスタミン薬の中で最も処方頻度が高いのはアレグラで、23.5%の医師が選択しています。
次いでビラノアが21.9%、アレジオンが14.2%と続きます。
本ランキングをもとに、各薬剤についてご紹介していきます。
成分名 | 1位 フェキソフェナジン塩酸塩 | 2位 ビラスチン | 3位 エピナスチン塩酸塩 | 4位 オロパタジン塩酸塩 | 5位 その他(レボセチリジンなど) |
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商品画像 | ![]() |
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処方率 | 23.5% | 21.9% | 14.2% | 8.2% | 32.2% |
商品詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ボタン | 取扱いなし |
※表は横にスクロールできます。
※本記事でご紹介している商品は海外製医薬品です。
参考:第二世代抗ヒスタミン薬、ビラスチンの処方頻度がフェキソフェナジンに肉薄│日経メディカル
抗ヒスタミン薬の市販薬ランキング
抗ヒスタミン薬の市販薬は、ドラッグストアでも気軽に購入できることから、広く利用されていますが、どの薬剤が最も効果が強いのでしょうか。
抗ヒスタミン薬の市販薬でもっとも効果が強いのはジルテックで、次いでタリオン、アレジオンといった製品が挙げられます。
※表は横にスクロールできます。
他にも市販薬はさまざまなものがあります。
よく効く花粉症の市販薬について、詳しくはこちらのコラム をご覧ください。

抗ヒスタミン薬の選び方
20種類以上ある抗ヒスタミン薬。
どの抗ヒスタミン薬を選べばいいのか、迷う方も多いと思います。
ここでは、それぞれの薬の特徴から選ぶべき抗ヒスタミン薬をまとめました。
効果の強さと副作用のバランスで選ぶ
効果が強い抗ヒスタミン薬は、副作用の眠気や口の渇きも出やすいという特徴があります。
効果が強く副作用が控えめの抗ヒスタミン薬を使用したい場合は、ビラノア・ザイザル・エバステルを選ぶと良いでしょう。
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ビラクステン 20錠:3,200円~ |
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クレブロス(ザイザルジェネリック) 20錠:2,350円~ |
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エバステル 100錠:3,150円~ |
即効性の高さで選ぶ
「服用後すぐに効くものがいい」という方は、以下の抗ヒスタミン薬がおすすめです。
ビラノア・ザイザル・アレロックは、服用後1時間程度で効き目を感じることができる抗ヒスタミン薬の中でも即効性の高い部類です。
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ビラクステン 20錠:3,200円~ |
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クレブロス(ザイザルジェネリック) 20錠:2,350円~ |
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アレロック 100錠:5,000円~ |
抗ヒスタミン薬の使用上の注意
抗ヒスタミン薬を使用する際、以下のような点が気になるかもしれません。
服用前に確認しておきましょう。
抗ヒスタミン薬が効かない場合もある?
抗ヒスタミン薬に限らず、医薬品の効き目や副作用の現れ方には個人差があります。
もし効かないと感じた場合は、まず2週間服用してみることをおすすめします。
その上で、別の抗ヒスタミン薬に切り替えてみるといいでしょう。
色々な種類を試し、それでも効き目が感じられなかった場合は、抗ヒスタミン薬以外のアレルギー薬の使用をおすすめします。
特に抗ロイコトリエン剤は鼻詰まりや咳の症状がひどい方におすすめの薬で、よく抗ヒスタミン薬と一緒に処方される薬です。
▼抗ロイコトリエン剤▼
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シングレア・ジェネリック(モンテルカスト) 150錠:10,200円 |
抗ヒスタミン薬は飲み続けても問題ない?
抗ヒスタミン薬は、長期間飲み続けても問題ありません。
しかし長期服用で体に耐性がついてしまい、薬が効かなくなる可能性があります。
そのため、できるだけ「症状の辛い花粉シーズンのみ服用」など期間を決めて服用することがおすすめです。
ご自身の判断ではなかなか分かりにくいと思うので、医師や薬剤師などの専門家にご相談ください。
妊娠、授乳中でも使用できる?
妊娠中・授乳中の場合、極力使用は控えたほうが良いとされています。
使用するのであれば、できるだけ点眼薬、点鼻薬などスポットで使用できる薬がおすすめです。
内服薬を使用したい場合は、米国FDAやオーストラリアでも「比較的安全」と判断された以下の薬が推奨です。
▼妊娠中・授乳中でも服用できる抗ヒスタミン薬▼
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クラリチン 100錠:3,400円~ |
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ジルテック 20錠:1,800円~ |
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クレブロス 20錠:2,350円~ |
まずは試してみよう
効き目が強い抗ヒスタミン薬をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
いかに効き目が強い種類であっても、薬の効き方には個人差があります。
また、眠気が少ないものや食事の影響を受けにくいものなど、個人個人のライフスタイルに合わせた薬を選ぶことが重要です。
本記事のランキングや選び方を参考に、まずは何種類か試して自分に合う抗ヒスタミン薬を見つけてください。
また、当サイトでは本ページで紹介した抗ヒスタミン薬以外にも、デザレックスやアレグラなど様々な抗ヒスタミン薬を取り揃えております。
お探しの薬がなかった場合は、以下のページもご確認ください。
