SNSなどで話題の「断食ダイエット」をご存知でしょうか。
本記事では、断食ダイエットの効果や方法について、徹底リサーチしました。
実際に痩せることができるのか、失敗しないためのポイントも踏まえてご紹介します。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
断食ダイエット(ファスティング)とは
断食ダイエットとはファスティングと呼ばれており、一定期間、食事を断つダイエットのことです。
ファスティングは「絶食」や「断食」を意味しており、断食ダイエットでは段階を踏んで食事制限をおこないます。
- 胃腸を休める
- 胃腸機能の回復
- 代謝の向上
また、体内に溜まった老廃物の排出や血行改善などダイエット以外の効果も期待でき、
注目されているダイエット方法のひとつです。
断食ダイエットの日数はさまざまです。
男性で約2~4㎏
女性で約1.5~3㎏
しかし、正しい方法でおこなわないと体調不良につながる恐れがあるため注意が必要です。
断食ダイエット(ファスティング)の方法
断食ダイエットにはいくつかの種類があります。
それぞれの方法についてまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
16時間断食
16時間断食は、1日のうちに食事を摂る8時間と摂らない16時間を設定するダイエット方法です。
食事を摂る時間は、自分に適した時間を設定できます。
12時から20時は食事制限なし
※お酒や甘いものなども問題なし
20時から12時まで断食
初めての場合は、毎日やるのではなく週に1回から始めて少しずつ日数を増やすようにしましょう。
3日断食
3日断食をおこなう場合、断食前後に「準備期間」と「回復期間」を作ります。
- 食事量を少しずつ減らす
- 脂質の多いものや肉類を避ける
- 野菜や大豆を中心とした食事メニュー
断食期間中は固形物を一切食べず、飲み物だけを摂取します。
また、断食後は胃腸に負担がかかりづらい重湯や具なしの味噌汁など、回復期間はできるだけ消化の良い食事を心がけると良いでしょう。
- おかゆ
- スムージー
- くだもの全般(ドライフルーツはNG)
など
断食中は、水分不足になりやすいためこまめに水を摂取し、酵素ドリンクを活用することもおすすめです。
コーヒーや紅茶はカフェインが含まれており、胃腸に負担がかかるため控えるようにしましょう。
クリニックやホテルでもできる
クリニックやホテルでも断食ダイエットができます。
クリニックではメディカルファスティングと呼ばれ、医師の指導の下、無理をすることなく安全に断食をすることが可能です。
約27,000~88,000円(クリニックによって別途診察料がかかることがあります。)
ホテルでも断食体験ができる宿泊プランがいくつかあり、自然豊かな場所で胃腸だけでなく心身ともにリフレッシュすることができます。
約28,600~105,000円(旅行感覚で断食ダイエットができるので人気となっています。)
断食ダイエット(ファスティング)のデメリット
断食ダイエットには、腸内環境の改善やデトックス効果、美肌効果などさまざまなメリットがあります。
しかし、断食ダイエットにはいくつかのデメリットもあります。
初めてやる方は必ず確認してから断食ダイエットをおこないましょう。
体調不良のリスクがある
断食することで摂取カロリーが減るため、以下のような症状がでる場合があります。
・めまい
・吐き気
・下痢
・だるさ
断食ダイエット中に、めまいや吐き気など低血糖の症状が続く場合は、ナッツやフルーツを食べ、酵素ドリンクを多めに飲むようにしましょう。
症状が改善しない場合は、すぐにダイエットを中止してください。
断食ダイエットは正しい方法でおこなわないと、体調不良につながる可能性が高く注意が必要です。
筋肉や代謝が落ちる
断食ダイエットは、筋肉や代謝が落ちる可能性があります。
また、筋肉量が減ると基礎代謝も低下し、痩せにくい体になる可能性があるため注意しましょう。
・体に必要なエネルギーも不足
・筋肉に含まれるタンパク質の分解、筋肉量の減少
リバウンドしやすい
間違った方法で断食ダイエットをおこなうと、リバウンドしやすいと言われています。
とくに、断食後の回復食はきちんとルールに沿って食事を摂る必要があります。
断食後すぐにご飯をたくさん食べたり、炭水化物を多く摂ったりすると血糖値の変動から食欲増進につながりリバウンドする可能性が高いです。
断食ダイエット(ファスティング)で失敗しないためのポイント
断食ダイエットで失敗しないためのポイントは「正しい方法」でおこなうことです。
正しい方法でなければ、体調不良につながったりリバウンドしたりする恐れがあります。
断食ダイエットのポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
やらないほうがいい人もいる
断食ダイエットは、食事制限によって体調の改善をおこなうため、やらない方がいい人もいます。
例えば、成長期の子どもや65歳以上の方は、断食ダイエットをしてはいけません。
・成長に必要不可欠な栄養が不足することで発育に悪影響がでる
・風邪などの感染症にかかりやすくなったりする恐れがある
・摂取カロリー不足から体調不良につながる可能性が高い
・持病があって服薬中の場合は、断食によって副作用が強く出る可能性がある
・貧血や骨粗鬆症、胎児の発育不全などにつながる恐れがある
断食ダイエットを始める前に、当てはまらないか確認をしましょう。
準備期間・回復期間をつくる
いきなり断食を始めると、失敗する可能性が高くなります。
断食ダイエットをおこなう場合、断食期間と同じ日数の「準備期間」と「回復期間」を作ることが重要です。
水分補給をする
断食中は食事から水分を摂ることができないため、こまめな水分補給が必要です。
食事に含まれる水分は約1Lと言われています。
断食中の飲み物・食べ物について
断食中の飲み物・食べ物についてきちんと知っておくことは、断食ダイエットを成功に導きます。
それぞれまとめてみましたので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
飲み物
断食ダイエット中は、胃腸を休めることがポイントとなるためカフェインやアルコール、カロリーの高い牛乳など、胃腸に負担がかかる飲み物は避けるようにしましょう。
食べ物
断食中は基本的に固形物を食べてはいけません。
しかし、どうしても空腹が我慢できなかったりストレスを感じたりする場合は、チーズや素焼きナッツを食べるようにしましょう。
とくに、ナッツにはビタミンや食物繊維が豊富に含まれており、血糖値が上がりづらく少量でも満腹感を得られるためおすすめです。
断食ダイエット体験者の口コミ
実際に断食ダイエットをおこなった方の口コミをまとめてみました。
断食ダイエットに成功した人、失敗した人それぞれ紹介しますので参考にしてみてください。
断食ダイエットに成功した人の口コミ
断食ダイエット無事成功で1週間で5㌔減
この方法が性に合ってるかもしれん— ふぇいかー (@moco_of_faces) December 9, 2023
昔推しがやっていた16時間断食ダイエット、4月からゆるゆると続けていたんですけどここに来て3キロの減量に成功してめっちゃ喜んでる😆
— 江すみ (@Smi0204SS) May 30, 2023
断食ダイエットに失敗した人の口コミ
ファスティングについて。食べる事が大好き食いしん坊さんにはおすすめしない。特にプチ断食。断食した後すぐに大盛り牛丼食べたら台無し。胃に負担がかかる。会社員とかだと食べられる時間が限られてるから食いしん坊さんは断食後にガッツリ食べる。そして断食ダイエットに失敗する。私の経験。
— サヤ (@saya8bodymake) August 5, 2021
痩せたくて2日断食したら、4キロ痩せたけど体調崩した、本末転倒すぎて、鬱
— うた (@akb_n_uta) March 17, 2023
手軽に痩せたいならダイエットピルもおすすめ
断食ダイエットは、食事を断つことで効果を得られるダイエットのためストレスを感じたり、途中でやめてしまったりすることがあると思います。
ダイエットピルであれば、手軽で食事制限をすることなく痩せることができるのでおすすめです。
ダイエットピルについて簡単にご紹介します。
ダイエットサプリメント
ダイエットサプリメントには、食欲の抑制や脂肪燃焼サポート、糖質のコントロールなどさまざまな種類があります。
不足しがちな栄養素を補い、痩せやすい体質へと変えるサポートをします。
ダイエットサプリメントは医薬品ではないため、基本的に副作用はありません。
食欲をコントロールできない方や代謝が落ちてきている方、運動不足の方におすすめです。
商品名 | カーボブロッカー | アーユスリム | メシャシュリンギ |
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有効成分 | 白インゲン豆エキス、クロム、シナモンエキスなど | ガルシニア、グッグル | メシャシュリンギ |
価格 | 150錠:4,950円~ | 60錠:2,100円~ | 60錠:1,900円~ |
特徴 | 炭水化物の吸収抑制 | 食欲抑制 | 肥満防止、糖尿病予防 |
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食欲を抑制する薬
リベルサスは、もともと2型糖尿病の治療薬として開発されたGLP-1受容体作動薬です。
- 経口タイプの医薬品で、低リスクで手軽に服用できる
- リバウンドしにくいダイエット薬として注目
- 胃腸の動きを緩やかにする働き
- 少量の食事で満腹感を感じる
- 空腹を感じにくく、自然と食事量が減る
- 食事制限が難しい方におすすめ
商品名 | リベルサス |
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有効成分 | セマグルチド |
価格 | 3mg10錠:8,500円~ |
特徴 | 無理なくダイエットしたい方におすすめ |
ボタン |
脂肪の吸収を阻害する薬
ゼニカルは、脂肪の吸収を阻害する医薬品で肥満症やメタボリック症候群の治療薬として開発されました。
有効成分のオルリスタットは、脂肪を分解する消化酵素「リパーゼ」の働きを弱めることができ、食べ物から摂った脂質の吸収を抑える効果があります。
- 食事で摂取した脂質の約30%を体外へ排出することが可能
- 脂肪の蓄積を防ぐことが可能
- ラーメンや揚げ物、外食が多い方におすすめ
商品名 | オルリガル(ゼニカル) | オベリット(ゼニカル) |
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有効成分 | オルリスタット | オルリスタット |
価格 | 120mg84錠:6,800円~ | 60mg30錠:4,050円~ |
特徴 | 安価なジェネリック医薬品 | 初めて脂肪阻害剤を利用する方におすすめ |
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糖質をコントロールする薬
糖質をコントロールする医薬品には、フォシーガやメトホルミンなどさまざまな種類があります。
フォシーガについて
タンパク質の一種である「SGLT2」を阻害し、糖の吸収を抑制する医薬品です。
体内にある余分なブドウ糖を尿と一緒に排出することができるため、血糖値を下げる効果があります。
糖質制限などの食事制限をしなくても似たような効果を得られることから、海外では肥満治療薬として用いられています。
メトホルミンについて
糖質の吸収を抑制して血糖値の上昇を防ぐ医薬品です。
筋肉に糖を取り込むように促したり、肝臓で糖をつくり出す働きを抑えたりするため、血糖値を下げる効果があります。
炭水化物や甘いものが好きな方、血糖値が気になる方におすすめです。
商品名 | ダパリル(フォシーガジェネリック) | メトホルミンタブレット | ジャディアンス | ロスベストゴールド |
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有効成分 | ダパグリフロジン | メトホルミン | エンパグリフロジン | ロスバスタチン、アスピリン、クロピドグレル |
価格 | 5mg30錠:6,000円~ | 500mg28錠:2,800円~ | 10mg30錠:4,950円~ | 10mg30錠:4,200円~ |
特徴 | 運動が苦手な方や食事制限なしで痩せたい方におすすめ | 食事のコントロールが苦手な方、現在の体重維持したい方におすすめ | 炭水化物が中心の方、お酒をよく飲む方におすすめ | 運動が苦手な方や食事制限なしで痩せたい方におすすめ |
ボタン |
まとめ
断食ダイエットは正しい方法でおこなわないと、痩せにくい体になる可能性が高いダイエット方法と言えます。
体調不良になるリスクやリバウンドしやすいといったデメリットもあるため注意が必要です。
ダイエットピルを使用したメディカルダイエットであれば、過度な食事制限をすることなく痩せることができ、リバウンドもしにくいためおすすめです。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。