女性を中心に人気のあるソイプロテイン。
今、ダイエットにソイプロテインを活用する人が増え、注目を浴びてます。
しかし、巷では「ソイプロテインは絶対ダメ」という噂も飛び交っています。
ここではそんなソイプロテインの、効果やデメリットをわかりやすく解説します。
ソイプロテインのデメリット
ソイプロテインには、6つのデメリットがあります。
では、一つずつ詳しく見ていきましょう。
ホルモンバランスに影響が出る可能性
ソイプロテインに含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
そのため、肌や髪のケア、女性らしい体づくりなどの美容効果が期待できます。
しかし、摂取しすぎると生理が遅れる・ホルモンバランスが乱れる等の症状も発生する可能性が。
ホルモンバランスの乱れが不安であれば、ホエイプロテインに切り替えることをおすすめします。
ホエイプロテイン | ||
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ホエイプロテインに加え ダイエットに有効なイヌリン・食物繊維配合 チョコ味・クリームブリュレ味の2種 |
1袋 4,000円 | |
筋肉増強には不向き
筋肉トレーニングを行っている方は筋肉を修復し、大きくするためにアミノ酸の摂取が必須です。
しかし、ソイプロテインは植物性タンパク質で構成されており、アミノ酸の保有量は多いとは言えません。
また、ソイプロテインは体内での吸収速度が遅いため、効率的に筋肉をつけたい方には向いていません。
プロテインを服用する目的が「筋肉増強」であれば、吸収速度の速いアミノ酸プロテインをおすすめします。
アミノ酸プロテイン | ||
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BCAA8:1:1(33回分) コーラ味とラズベリー味の2種 |
1本 4,000円 | |
BCAA8:1:1(60回分) 飲みやすいノンフレーバー |
1本 4,500円 | |
男性ホルモンを減少させる
ソイプロテインは男性ホルモンのテストステロンを減少させてしまう効果があります。
テストステロンは、「モテフェロモン」と言われており異性を惹きつける効果があると言われています。
その他にも性欲増大やポジティブ思考になるといった多くの効果があります。
テストステロンは筋肉トレーニングを行い筋肉がついてくると増えていきますが、ソイプロテインでは減少させてしまいます。
より男性ホルモンを強くしたいという方は、ソイプロテインではなく、ホエイプロテインやカゼインプロテインがお薦めです。
ストレスホルモンのコルチゾールを増加させる
ソイプロテインとホエイプロテインを各グループに分けて2週間摂取させた海外の実験では、ソイプロテインを摂取したグループに明らかなストレスホルモンの増加がみられたという報告があるようです。
コルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが増加すると、様々な疾患が生じやすくなり、体重の増加にもつながります。
溶かすと粉っぽくなる
ソイプロテインは水やぬるま湯などに溶かして飲みますが、水に溶けにくく、溶かした際に粉っぽさが残る、ダマになりやすいと言われています。
そもそも溶かして作るのが面倒という方は、飲みやすいサプリメントタイプのプロテインもおすすめです。
サプリメントタイプ | ||
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BCAA+B6 分岐鎖アミノ酸(BCAA)とビタミンB6配合 |
200錠 4,050円 | |
エネルギー量に気を付ける
ソイプロテインは大豆のたんぱく質部分のみを粉末にしたものです。
そのため1日の摂取量よりもエネルギー消費量が下回ってしまう場合には、カロリーオーバーで体重増加に繋がります。
エネルギー消費には個人差がありますが、1回の摂取で20gを目安に使うと効果的です。
ソイプロテインとは?プロテインの種類
ソイプロテインは大豆を原料としたプロテインです。
プロテインにはソイプロテイン以外にも、ホエイプロテイン・ガゼインプロテイン・アミノ酸の多いBCAAがあります。
BCAA必須アミノ酸のL-ロイシン、L-イソロイシン、L-バリンを含む。吸収が早く筋肉をつけたい方向き。
ソイプロテイン | 消化吸収速度が遅く、満足度が得られやすい。ソイプロテインに多く含まれるイソフラボンが肌のトラブルやハリにも効果的。 |
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ガゼインプロテイン | 牛乳が主成分となっており、ソイ同様に満足度が得られやすい。 |
ホエイプロテイン | アミノ酸を多く含み筋肉修正に効果的。ガゼイン同様、牛乳が主成分で吸収速度が速い。 |
ソイプロテインは消化吸収が遅いため、置き換えダイエットや食事制限で痩せたい方に向いています。
しかし、筋肉をつけたい方、男性の方にはソイプロテインは不向きとなります。
ソイプロテインで美容効果は得られない?
ソイプロテインのメリットとしてイソフラボンによる美容効果が得られますが、実は誰でもその効果を得られるわけではありません。
イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをもつことから、美容効果があるとされています。
しかしその働きは、「エクオール」という腸内細菌が源となっています。
つまり、エクオールがないと美容効果は得られないということです。
エクオールは誰もが持っている細菌ではなく、日本人では約43%、およそ2人に1人の割合でエクオールを保有しているとされています。
さらに、20代は約2割の人しか持っていないというデータも。
そのため、一言に「イソフラボンは美容効果がある」といっても、誰でもその効果を得られるわけはないのです。
ダイエット目的なら専用サプリメントもおすすめ
ダイエットに焦点を当てるなら、ダイエット専用サプリメントの併用もおすすめです。
どうしても食べてしまう、なかなか痩せられない、そんな悩みを解消してくれるサプリメントです。
ダイエットサプリメント | ||
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BBXダイエットサプリメント 食欲抑制・脂肪燃焼 |
30錠 6,000円 | |
カーボブロッカー 炭水化物の吸収抑制 |
150錠 4,950円 | |
トリファラ 便秘改善・腸機能の活発化 |
60錠 1,350円 | |
プロテインと併用することで、効率的にダイエットできるでしょう。
なかなか痩せられない方は、以下のようなメディカルダイエットに使用される薬もおすすめです。
痩せる薬 | ||
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リベルサス 食欲抑制 |
10錠 7,600円 | |
オルリガル 脂肪の吸収阻害 |
84錠 4,750円 | |
トリファラ 便秘改善・腸機能の活発化 |
28錠 6,300円 | |
自分に合ったプロテインを選んで効率的にボディメイクを
イソフラボンによる美容効果があるプロテインとして、女性に人気のソイプロテイン。
しかし、以下のような特徴があることも事実です。
- 美容効果は誰でも得られるわけではない
- 吸収速度が遅く食事制限で痩せたい方向き
- 筋肉がつきにくい
- 生理不順など、女性ホルモンに影響を及ぼす可能性がある
- 男性ホルモンを減少させる可能性がある
「ダイエットしたい」「筋肉をつけたい」などプロテインを飲む理由は様々かもしれませんが、上記の特徴をよく理解した上で、自分に合うプロテインを選びましょう。
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更新日時:2018年10月02日