アフターピルを絶対に毎回使ってはいけないたった1つの理由

アフターピルの避妊率は高い!?

アフターピルの成功率は平均して80%前後と公表されていることが多いです。
平均して…というのがどうも分かりにくいですね。
これでは20%は失敗してしまうのではないかと想像する方もいると思います。

しかしこの80%とはあくまでアフターピルを使用した方々からデータを取り、個々の避妊成功例を算出したものにすぎません。

どういうことかと言いますと、アフターピルは基本72時間以内に服用する薬と認識されているため、処方された日にすぐに飲むか、2日後に飲むかなど人によって服用方法は様々だからです。

例えば処方日に服用すれば10人中9人が避妊に成功しても2日後には10人中7人に落ちてしまったら、その避妊成功率は80%になりますね。
ただ、3日以内で平均してその数字なら高いと言って差し支えないのかもしれません。

基本的にアフターピルは飲む日が早ければ早いほど避妊成功率が上がります。
24時間以内に服用した場合は9割以上の確率で避妊が成功しますが、時間が経つにつれてこの確率は下がってしまいます。
服用しなければならない状況になった場合はなるべく早い段階でアフターピルを服用することを心掛けましょう。

アフターピルを毎回使用してはいけない!

アフターピルは性行為後に飲む緊急避妊薬として効果があります。

では行為のたびにこの方法を使えばいいのでは?
という声が聞こえてきそうですが…それは誤った使い方です!

知り合いや友人などが同じことをしていたとしても決して真似をしてはいけません。
「ダメ!ぜったい!」と心に強く言い聞かせてください。

アフターピルは中用量ピルなので黄体ホルモンの量が通常の避妊薬よりも多いのです。
毎回これを服用すると血中の女性ホルモン濃度が上がってしまい、身体に異変が生じます。
また、吐き気などの副作用の負担も看過できません。

それではその身体に生じる異変や副作用についてみていきましょう。

副作用と身体に及ぼす影響
アフターピルは経口避妊薬と異なり、中用量ピルとなります。
短い期間に妊娠を防ぐという役割を果たさなければならないため、一時的に黄体ホルモンを多く摂取することになります。
アフターピルで副作用発症率が高いのはこれによりホルモンバランスが崩れるためです。

つまり経口避妊薬と比べてアフターピルは身体にかかる負担が大きいのですね。

行為後にもかかわらず、1錠か2錠服用するだけで望まぬ妊娠を防ぐことができると聞くと、本当にすごい薬だとは思いますが、少しずつホルモン量を調整しながら避妊成功率を高めていく低用量ピルとは異なり、短い時間内で高い避妊効果を得るのですから身体に負担がかからないはずがありませんね。

副作用の中でも比較的軽い症状
アフターピルでは以下の副作用があげられます。

  • 吐き気
  • 頭痛
  • 不正性器出血
  • 生理不順

一番よく聞く副作用は、アフターピル服用後の吐き気ですが、およそ服用時から2時間後に生じることが多いようです。

多くの場合その日のうちに吐き気は止まりますが、2時間以内に薬を吐いてしまうと避妊効果が薄れてしまいます。
そのような場合は必ず専門医に相談しましょう。

頭痛は偏頭痛のような形で生じることが多いそうです。
少し頭が痛いなと思ったら横になって少し休むと良いでしょう。
市販の頭痛薬なら併用しても問題ありません。

体内のホルモン状態の変化から不正出血や、生理が遅れるといった症状が出ることがあります。
こちらも一過性の症状で、しばらくするとホルモン状態が元に戻りこれらの症状は改善していきます。
それほど心配することではありません。

重篤なもの
極めて稀ではありますが、血栓症の発症リスクもあります。
これは低用量ピルにも同じことが言えますが、肥満の方、タバコを1日に15本以上吸うヘビースモーカーの方、また年齢が30代後半以降の方は血栓症にかかるリスクが高いようです。
該当する方は事前に医師と相談することをお薦めします。

常に避妊したい場合はどうするか

避妊するために性行為の度にアフターピルを用いるのでは身体にかかる負担が大きいうえ、毎回服用すればそれだけ重大な副作用にかかるリスクも増します。

避妊するためにはできるだけ低用量ピルの方を継続的に使用するようにしましょう。
低用量ピルの方が身体や内臓への負担も少なく、飲み続けることで避妊効果を高めていくのでお薦めです。

費用もだいぶ抑えられるので経済的でもあります。

また、パートナーの男性にもアフターピルはできるだけ使わない方がいいという事実を口を酸っぱくして伝えていく勇気も必要です。

もし聞き入れてもらえないのなら…そのときは、身も蓋もありませんが、思い切って別れを切り出しましょう。
相手の身体の負担を考えられないパートナーとは一緒にいても不幸になるだけです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

インターネットなどではアフターピルについて毎度使っていてもそれほど害がないことや、低用量ピルよりも確実に効果があるなどということがまことしやかに語られていたりしますが、こうした情報をあまり真に受けないようにしましょう。

アフターピルばかり使って避妊をするのは身体に非常に悪い影響を与えます。
継続的に避妊をするのであれば、身体にやさしい低用量ピルを使いましょう。(大事なことなので2回言います)
アフターピルはあくまで”緊急避妊薬”であるということをお忘れなきよう。

─避妊は1日にして成らず─

何よりも大切なのはあなたの身体です。
「後でアフターピル飲めばいいや」などという安直な姿勢ではなく、地道な継続こそが確実に避妊を成功させるための方法なのです。

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