アフターピルはマツキヨや薬局で買える?安く買う方法などを紹介

アフターピル(緊急避妊薬)は、避妊に失敗した性行為の後からでも妊娠を回避できる医薬品ですが、マツキヨや薬局で買えるのでしょうか。

ここではアフターピルが薬局やドラッグストアで購入できるのか、安く買うにはどのような方法があるのか、緊急避妊の試験販売とは何かなど、詳しく解説します。

アフターピルはマツキヨやスギ薬局で買えるのか?

薬局で売られている商品

アフターピルがマツキヨやスギ薬局で買えるのかを調査したところ、2024年4月時点では購入することができないことがわかりました。

一部の薬局では購入できますが、一度病院で診察を受け、処方せんを発行してもらわないといけません。

ドラッグストアで購入できない理由やその他の購入手段、アフターピルの代わりになるもの、市販についての将来的な見通しなどについて、次の項目で説明します。

 

マツキヨやスギ薬局などのドラッグストアでは買えない

先述しましたが、アフターピルは医師の処方せんが必要な「医療用医薬品」に分類されているため、市販薬のように気軽に購入できません。

ちなみに、マツキヨやスギ薬局以外の店舗でも取り扱いがないかを調べたところ、以下のようになりました。

薬局・ドラッグストア 取り扱い
マツキヨ なし
スギ薬局 なし
なの花薬局 有り(処方せん必須)
ツルハドラッグ 有り(処方せん必須)
ドン・キホーテ なし

一部の薬局では購入できるが医療機関からの「処方せん」が必要

アフターピルは、医療用医薬品に分類されているため、薬局やドラッグストアでは購入できませんが、先程の表にもあるように、一部の薬局では処方せんがあれば購入できます。

処方せんは医師が患者を直接診断し、症状に合わせた医薬品の種類や用量を記載している書類です。

また、処方せんを出してもらうには医師の診察が必要なため、必ず病院を経由しなくてはいけません。

アフターピルの代わりになるものは薬局で市販されているか?

アフターピルは、医師の診断や処方に基づいた使用が義務付けられている、医療用医薬品です。

市販薬は誰でも気軽に購入できますが、医療用医薬品は医師の処方せんがなければ購入できません。

また、効果が高い分、医師や薬剤師より説明を受けてから使用する必要があるため、市販されている医薬品の中に代わりになるものはありません。

将来的に薬局やドラッグストアで購入できるようになる可能性は今のところない

アフターピルの市販化については、2017年に厚生労働省にて審議が始まりましたが、数年が経過した今でも正式には決まっていません。

市販されることでDVや転売などに悪用されるのではないか、コンドームの使用率低下により性感染症が増加するのではないか、など懸念されています。

次の項目では海外の市販状況や、もし市販化されるとどうなるのかについて説明します。

海外における市販化状況

海外では、約90の国と地域で医師の処方せんが無くてもアフターピルを購入することができます。

レボノルゲストレルというアフターピルは、イギリス・ドイツ・フィンランド・インド・アメリカでは一般用医薬品として承認されており、処方せん無しで購入可能です。

ウリプリスタル酢酸エステルというアフターピルは、イギリス・ドイツ・フィンランドで一般医薬品に該当します。

しかし、イギリス・ドイツ・フィンランドといった国ではいずれも薬剤師による販売が必要で、イギリスでは16歳以上の年齢制限が設けられているため、誰でも自由に買えるというわけではありません。

日本と同様にシンガポールや韓国でも処方せんが必要ですが、処方せんが無くても購入できる国が増えている現状を考えると、日本はアフターピル後進国と言わざるを得ないでしょう。

海外を参考に薬剤師の関与や年齢確認といった制限を設ければ、日本でも処方せん無しで購入できるようになるかもしれません。

アフターピルが市販化されるとどうなる?

アフターピルが市販薬化され、薬局で購入することができるようになることで、考えられる一番の要素は、「望まない妊娠をこれ以上増やさない」ということです。

現在、アフターピルは医師の処方がなければ購入できず、性行為後から72時間以内(できれば24時間以内が好ましい)に服用することで高い避妊効果が得られるという薬が一般的で、時間との兼ね合いで病院へ行くことができない方にとってはハードルが高いという一面がありました。

そこで、薬局でも購入できるようにすることで、今までよりも多くの望まない妊娠を防げるといった期待があります。

地方の産婦人科では受診された方のプライバシーが守られない場合が多く、もしもの状況になったときに薬を処方してもらいづらいといった声も多くあげられているようです。

また、年末年始や休日などの病院の受付を行っていない期間にアフターピルの服用が必要になった場合には、避妊が間に合わないといったケースもあります。

そのような多くの状況を、アフターピルを市販薬化にすることで打破できるのです。

試験的に医師の処方箋なしで販売開始(薬局)

厚生労働省では専門家の検討会で、一定の要件をみたす薬局で試験的に医師の処方が無くても販売できるかを検証する方針を示しました。

現在分かっている要件

・研修を修了した薬剤師
・緊急避妊薬を調剤した実績がある薬局
・地域ごとに選定

試験的に販売し、今後市販化できるかなどを検証することが目的なようです。

意図しない妊娠をふせぐ「緊急避妊薬」を医師の処方箋がなくても購入できるようにすることについて、厚生労働省は一定の要件を満たす薬局で早ければ夏ごろから試験的に販売を行う調査研究を始める方針を示しました。

緊急避妊薬“処方箋なしで”一部薬局で試験的販売へ【詳しく】 | NHK | 医療・健康

上記検証は日本でもアフターピル市販化の大きな第一歩となります。

アフターピルが購入できる4つの方法

考えている医者

 

アフターピルを購入する方法は、主に以下の4つになります。

アフターピルを購入する方法

次の項目でひとつずつ説明していきます。

購入方法①:クリニック(産婦人科)の対面診療

アフターピルを購入する1つ目の方法は、クリニックで処方してもらう方法です。

クリニックで購入する際のメリットやデメリット、料金の相場や支払い方法、親バレのリスクについて紹介します。

クリニックで購入するメリットデメリット

アフターピルを病院やクリニックで処方してもらう際のメリットデメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・自分に合ったアフターピルを処方してもらえる
・即日処方のためすぐに服用できる
・副作用の相談が可能
・通院のための時間や手間がかかる
・日中の診察に間に合わない場合、緊急避妊そのものが行えない
・保険適用外のため医薬品代が高くつく

対面診療のため、医師に疑問点や副作用などの相談ができるのは良い点です。

しかし、診察時間を超えてから避妊に失敗した場合、緊急避妊そのものを行うことができません。

翌日の開院時間を待つしかありませんが、土日などクリニックが休みにあたる場合は週明けの月曜日にアフターピルを服用することになるため、避妊の確率が下がります。

クリニックの料金相場や支払い方法

料金相場
交通費 変動
診察代 初診:2,000円~5,000円前後
再診:500円~1,000円前後
配送料
アフターピル料金 10,000円~20,000円前後
支払方法 現金
クレジットカード
コンビニ

上記のように、クリニックではアフターピルの料金の他に、診察料や配送料が発生します。

また、人によっては通院のためにバス、電車などの交通費がかかる場合も。

アフターピルの費用に関しては、保険適用外により、10,000~20,000円と高額なため、コストを抑えたい人にはあまり向いていません。

クリニックで購入する際の親バレリスク

アフターピルの処方は、保険適用外により保険証を必要としないため、親バレのリスクは低くなります。

一般的に、保険証を使用すると医療費の通知が自宅に届きますが、そこには病院名や支払った金額などが詳細に書かれているため、どこに通院したのかがすぐ親にバレる可能性が。

しかし、保険証を使用しない場合は記録が残らないため、誰にも知られずに済みます。

ただし、保険適用外だと全て実費となるため、医薬品代や診察料、処方せん料など合わせると、アフターピルを購入する方法の中では一番高額です。

購入方法②:オンライン診療

アフターピルを購入する2つ目の方法は、オンライン診療です。

オンライン診療で購入する際のメリットやデメリット、料金の相場や支払い方法、親バレのリスクについて紹介します。

オンライン診療で購入するメリットデメリット

アフターピルをオンライン診療で処方してもらう際のメリットデメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・通院のための時間がかからない、待ち時間がない
・最短で当日中に届く
・サイトによっては、クレジットカード払いのみ即日発送
・診察代がかかるため、対面診療よりは安いがネット通販よりは高い
・検査などが受けられないため、自分に合ったアフターピルが処方されない可能性有り
・対面診療よりは簡易的な診察のため、不安が残る
・症状によっては来院をすすめられる

オンライン診療は、通院の必要がないため交通費がかかりません。

また、病院内で長時間待つ必要もないため、時間の節約になります。

クリニックによっては、当日中にアフターピルが届くため、誰にも会わずに緊急避妊が可能です。

オンライン診療では、自宅で完結する診療方法になるため交通費はかからないものの、医師の診察による診察代は発生します。

また、クレジットカードがないと、即日発送してもらえないこともあるため注意が必要です。

症状によっては来院をすすめられることもあるため、対面診療になる場合があります。

オンライン診療の料金相場や支払い方法

料金相場
交通費
診察代 無料~2,000円前後
配送料 無料~1,000円前後
アフターピル料金 8,000円~20,000円前後
支払方法 銀行振込
クレジットカード
郵便局
コンビニ

オンライン診療では、アフターピルの代金の他に、診察代や自宅にピルを届けてもらうための配送料がかかります。

アフターピルの価格相場が8,000円~20,000円と高額ですが、対面診療に比べると少し安く抑えられます。

クリニックと同様、保険適用外により医薬品代や診察代も自費となるため、コストを抑えたい方にはおすすめできません。

オンライン診療で購入する際の親バレリスク

オンライン診療では、処方薬が自宅に届くため、勝手に中身を開けられるとバレるリスクがあります。

オンライン診療は、スマホやPCを使ってビデオ通話による診察を行います。

保険証の提示は不要のため、支払いは実費になりますが、医療費の通知はこないため、何の診察代なのかがバレる心配はありません。

しかし、処方してもらうアフターピルは自宅に届くシステムとなっているため、中身を勝手に開けられてしまうと親にバレてしまう可能性はあります。

購入方法③:通販サイト

アフターピルを購入する3つ目の方法は、通販サイトです。

通販サイトで購入する際のメリットやデメリット、料金の相場や支払い方法、親バレのリスクについて紹介します。

通販サイトで購入するメリットデメリット

アフターピルを通販サイトで購入する際のメリットデメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・医療用医薬品を診察なしで購入可
・ジェネリックの種類が豊富
・診察代などがかからない
・自分で選べる
・スマホやPCで注文可能
・中身が見えない梱包
・郵便局留めを利用すれば親バレリスクは0に等しい
・商品が手元に届くまで10~14日かかる
・自己判断、自己責任の使用
・医薬品副作用被害救済制度の利用不可

医師の診察や処方せんなしで、医療用医薬品を購入できます。

ジェネリックの種類も豊富なため、国内では未承認ですが、海外で流通している質の良いジェネリックが購入可能です。

スマホやPCで注文できるため、自分の好きなタイミングで欲しい医薬品を購入できます。

また、商品が自宅に届いても中身が見えない梱包のため、開けられない限り何を買ったのか周りにはバレません。

デメリットとしては、商品の発送が海外からのため、注文してから荷物が届くまでに約10日~14日かかることです。

避妊に失敗した場合、すぐに服用することが必要なアフターピルを注文するなら、事前購入し、携帯することをおすすめします。

副作用が起こった際の「医薬品副作用被害救済制度」は対象外となるため、使用に関しては自己責任、自己判断となります。

通販サイトの料金相場と支払い方法

料金相場
交通費
診察代
配送料 一定金額以上で送料無料
アフターピル料金 1,000円~10,000円前後
支払方法 銀行振込
クレジットカード
コンビニ

通販サイトは、対面診療やオンライン診療とは違い、交通費や診察代、処方せん料などがかからないため、安くすみます。

またジェネリック医薬品が豊富なため、国内処方の1/10の値段で購入可能です。

商品が届くまで10日~14日かかるため事前購入が必要ですが、アフターピルを購入する方法の中では一番安く購入できるため、コスパ重視の方におすすめです。

通販サイトで購入する際の親バレリスク

通販サイトで購入した場合も、医薬品は自宅への配送となるため、親バレリスクはゼロではありません。

しかし、郵便局留めという方法を活用することで、親バレリスクを限りなくゼロにすることができます。

郵便局留めとは
注文した商品を自宅に届けるのではなく、郵便局に留め置きしてもらうシステムです。注文時に「郵便局留め」を選択し、受け取りたい郵便局を指定します。全国の郵便局で受け取りが可能で、受け渡し手数料は無料。荷物が自宅に届くことがないため、同居の家族に勝手に荷物を開けられることもありません。荷物が郵便局に届いても自宅への連絡はありませんが、10日以内に取りにいかないと差出人へ送り返されてしまうため、マメに追跡サービスページで到着状況の確認をする必要があります。

購入方法④:緊急避妊薬試験販売

アフターピルを購入する4つ目の方法は、緊急避妊薬試験販売での購入です。

厚生労働省では、予定外の妊娠の可能性が起きてしまった女性が、処方せんなしで緊急避妊薬を適切に利用するための仕組みを検討するため、調査研究を行うことになりました。

将来的には薬局などで手軽に購入できるよう、調査研究の一環として一部の薬局で試験的に販売を行っています。

緊急避妊薬試験販売で購入する際のメリットやデメリット、料金の相場や支払い方法、親バレのリスクについて紹介します。

緊急避妊薬試験販売で購入するメリットデメリット

アフターピルを緊急避妊薬試験販売で購入する際のメリットデメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・病院に行かなくて良い
・処方せんなしでOK
・薬局で購入可能
・調査協力により販売環境整備へ貢献
・アンケート調査への協力が必要
・購入前に質問票に回答、薬剤師による面談有り
・身分証明書の提出が必須
・薬剤師の目の前で服用

緊急避妊薬試験販売では、病院に行かなくても薬局でアフターピルを購入できるのが良い点ですが、一部の薬局でしか実施されていないため、手間や交通費が発生する可能性があります。

また、緊急避妊薬試験販売では、処方せんは不要ですが、身分証明書が必要だったり、18歳未満の方は保護者の同意と同伴が必要になります。

また、薬剤師の判断によっては、産婦人科医を紹介される場合もあります。

緊急避妊薬試験販売の料金相場と支払い方法

料金相場
交通費 変動
診察代
配送料
アフターピル料金 7,000円~9,000円前後
支払方法 現金
クレジットカード
電子マネー

アフターピルの料金は、全国どこの薬局で購入しても約7,000円~9,000円前後です。

支払い方法は薬局によって違いますが、現金、クレジットカード、電子マネーが使用できます。

事前に利用したい薬局へ問い合わせた方が確実です。

緊急避妊薬試験販売で購入する際の親バレリスク

緊急避妊薬試験販売は保険適用外ですが、身分証明書が必要なため、運転免許証や健康保険証などの提示を求められます。

また、18歳未満の方は保護者の同意、同伴と身分証明書が必要なため、確実に親バレしてしまいます。

そもそもアフターピル(緊急避妊薬)とは

沢山の薬が転がっている

アフターピルとは、性行為の後からでも避妊を行うことができる医薬品で、緊急避妊薬とも呼ばれています。

コンドームを使用していたのに破れてしまった、性暴力の被害にあったなど、希望していない妊娠の可能性がある性行為の後、72時間以内に服用することで95%以上の避妊効果があります。

アフターピルには、ヤッペ法とノルレボ法の2種類の方法がありますが、ノルレボ法の方が避妊率が高く副作用が軽いため、主流となっています。

ヤッペ法 ノルレボ法
・中用量ピル「プラノバール」を使用
・72時間以内、12時間ごとに2回、2錠ずつ服用(計4錠)
・吐き気や嘔吐、頭痛などの副作用がある
・副作用は24時間ほどで治まる
・緊急避妊の第一選択薬
・72時間以内に1錠のみ服用
・吐き気、頭痛、などの副作用があるが、かなり軽い
・副作用は24時間ほどで治まる

副作用により、服用後2時間以内に吐いてしまった場合、有効成分がまだ体内に取り込まれていないため、もう一度服用することになります。

また、アフターピルはホルモンバランス濃度を意図的に変えることで避妊を成功させますが、頻繁に使用すると体への負担が懸念されるため、おすすめできません。

服用後3週間以内に月経と似たような「消退出血」が起きたら、避妊に成功した可能性が高いことになります。

もし消退出血やその後の生理が来ない場合は妊娠の疑いがあるため、妊娠検査薬や医療機関で確認しましょう。

商品名 アイピル ナイピル ノルレボ(先発薬)
画像 アイピル ナイピル ノルレボ(先発薬)
価格 1錠:1,200円~ 4錠:2,980円~ 1錠:3,320円~
有効成分 レボノルゲストレル レボノルゲストレル レボノルゲストレル
避妊率 12時間以内:99.5%
24時間以内:98.2%
72時間以内:84%
12時間以内:99.5%
24時間以内:98.2%
72時間以内:84%
12時間以内:99.5%
24時間以内:98.2%
72時間以内:84%
ボタン

アフターピルに関する質問

ここでは、アフターピルに関する質問とその回答を紹介します。

アフターピルを72時間以内に服用できなかった場合はどうすればいいですか?

72時間以内の服用だと95%以上の避妊効果が期待できますが、もし72時間を過ぎてしまった場合でも、120時間以内であれば63%の避妊効果が期待できるため服用した方が良いでしょう。

また、国内未承認ですが、120時間以内で85%の避妊効果が期待できるウリプリスタール法もあります。

取り扱いのあるクリニックもあるため、事前に確認してから病院に行きましょう。

通販サイトなら購入可能なため、事前注文して携帯することをおすすめします。

商品名 エラ(先発薬) エラワン(先発薬)
画像 エラ(先発薬) エラワン(先発薬)
価格 1箱:4,950円~ 1箱:4,950円~
有効成分 ウリプリスタール酢酸エステル ウリプリスタール酢酸エステル
避妊率 性行為から3日以内:避妊率95%
性行為から5日以内:避妊率85%
性行為から3日以内:避妊率95%
性行為から5日以内:避妊率85%
ボタン

アフターピルを親にバレずに安い値段で手に入れるにはどうすればいいですか?

通販サイトを利用すれば、親にもバレずに安くアフターピルを購入できます。

注文の際に郵便局留めを選択すれば、自宅に商品が届くこともありません。

しかし、注文から商品が届くまでに約10~14日ほどかかるため、ゆとりをもった購入が必要になるでしょう。

通販サイトで購入する際の詳しい流れは以下のページをご覧ください。

アフターピルを飲むと生理の周期は乱れますか?遅れるとしたら何日くらい遅れるものなんですか?

アフターピルはホルモンバランス濃度を意図的に変えるため、生理周期が乱れる可能性があります。

生理の予定日~7日間ほどの遅れはよくあるため、あまり気にする必要はありませんが、8日以上すぎてもこない場合は妊娠の可能性が。

妊娠検査薬や医療機関を受診するなどして確認しましょう。

アフターピルを服用した後にペラックT錠などの喉飴を服用しても大丈夫ですか?

ぺラックT錠は甘草、またはグリチルリチンを含有する内服薬との併用はできませんが、アフターピルには含まれていないため、服用しても問題ありません。

アフターピルを飲んでから数日経ちますが、子宮の右側がチクチクと痛みます。これは妊娠が原因でしょうか?

精子と出会った受精卵は、1週間ほどで子宮内に到達、その後子宮内膜に潜り込み、着床となります。

着床の際には、生理痛のようなチクチクとした下腹部の痛みをともなうことがあるため、妊娠の可能性があるかもしれません。

アフターピルを服用後、3週間が経過しても消退出血などが見られない場合、妊娠検査薬を使用するか、医療機関を受診して確認してください。

アフターピルを飲んでから生理痛を和らげる市販薬は飲んでも大丈夫でしょうか?

基本的にアフターピルと市販薬の併用は問題ありません。

しかし、ハーブの一種、セントジョーンズワートがふくまれているサプリメントの併用は避妊率が落ちる可能性があるため、避けた方が良いでしょう。

まとめ

アフターピルは、2017年に厚生労働省にて市販化についての審議が始まりましたが、2024年4月時点でも正式な市販化は決まっていません。

また将来的に、薬局で手軽に購入可能にするための調査研究の一環として、一部の薬局で試験的に処方せんなしの販売が行われています。

しかしアンケート調査への協力や身分証明書の提示、18歳未満の場合は親の同意が必要など、気軽には購入できません。

今すぐに必要な場合は、医療機関での処方が向いていますが、いざという時のために事前に用意しておきたいなら、通販サイトからの購入がおすすめです。

1錠1,000円から購入でき、郵便局留めを使用することで商品が自宅に届かないため、親に内緒で安く購入できます。

ジェネリック医薬品など取扱商品も豊富なため、自分に合ったものを選択しましょう。

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