コーヒーを飲んでから15分の睡眠!カフェインナップで睡魔としばしお別れ

ランチ後に襲う睡魔は悪?

「先輩!先輩!ちょっと見てくださいよ~。部長、寝てますよ!」
「ほんとだ、寝てる。今、ガク!ってなった。(笑)」

職場で眠くなる。。
皆さんにも心当たりがあるはずです。

特にランチを食べた後に襲ってくる睡魔ほど恐ろしいものはないですよね。
これは上昇した血糖値が時間をおいて下降していく際に眠気を伴うという現象で、仕方のないことなのです。

しかし、日本では未だに、職場で睡眠を取ることを悪と捉える習慣があるのではないでしょうか?

今回は、昼寝を取ることで睡魔を振り払い、仕事のパフォーマンスを上げるカフェインナップについてご紹介します。

カフェインナップとは、最強の昼寝

カフェインナップとは、珈琲などのカフェイン飲料を取ってから、15分くらいの短い昼寝をすることをいいます。

カフェインを体内に取り込んだあとすぐに睡眠をとると、20~30分後にカフェインの覚醒作用が現れ、目覚めると頭がすっきりとして、6時間以上集中力が持続するというものです。

「昼寝?会社でそんなのんびりしたことできるわけないだろ?」
という声も聞こえてきそうですが、ご心配なく。

世界的にも注目をされていて、ナイキやグーグル、ブリティッシュ・エアウェイズ等の大企業やNASAなどの連邦機関でもカフェインナップは業務時間中に導入されています。

日本でも、厚生労働省が2014年から、パワーナップ(仕事中の短い昼寝で集中力を持続させ生産性の向上を目的とする試み)を推奨しており、ダイドードリンコやその他IT企業で導入し始めているようです。

経理など数字を取り扱う部署では、昼寝で計算ミスを減らせた、車で外回りをする営業マンは、居眠り運転の事故のリスクが減ったなどという声が上がっています。

カフェインナップは、最強の昼寝といえるでしょう。

カフェインナップの正しい方法

カフェインナップの正しい方法をご紹介します。

  • ランチを食べた後、午後の眠気が来る2時頃までに珈琲、紅茶、ウーロン茶、緑茶、ココアなどのカフェイン飲料を飲み、すぐに眠りましょう。
  • 眠る前に、腕時計やネクタイなど、体を締め付けてしまうものは外しましょう。
  • 完全に横たわる姿勢は避け、机の上で眠るなどの工夫をしましょう。
  • 15分ほどですぐ起きられるように、携帯のアラーム機能をセットしましょう。眠りすぎを防止することができます。
    (30分以上眠ってしまうと、脳の前頭葉の前側にある判断を司る前頭前皮質という部分が休んでしまい、再び機能するまで30分の時間を費やしてしまいます。)
  • もし眠れない場合は、15分ほど目を閉じてリラックスするだけでも良いでしょう。

おわりに

ランチ後に仕事に取り掛かるとき、顔を洗っても、ガムを食べても、トイレに立ち上がっても、何をやっても眠い時があります。

眠くて集中力が切れたままぼーっとした状態でいると、作業効率が下がるばかりで、ただ無駄な時間を過ごすことになりかねません。

そうなる前に、ランチ休憩の時間にカフェインナップを取り入れて、集中力をアップしましょう。
仕事のミスも減り、生産性も上がりますよ。

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