くしゃみや鼻水、目のかゆみが辛い花粉症。
日本気象協会によると、今年2023年春の花粉は、各地で例年より多く飛ぶ見込みと発表しています。
今回は、辛い花粉症を乗り切るためにおすすめの市販薬や対処法をご紹介します。
【お悩み別】おすすめの花粉症市販薬10選
それでは、実際のお悩み別でおすすめの花粉症薬をご紹介します。
花粉症の薬は体質や症状によって合う・合わないがあるため、症状が改善されない場合には他の薬を試してみるなどの工夫が必要です。
また、市販薬は効果がマイルドな物も多いため、「重度の花粉症でお悩みの方」「市販薬では効果を実感できない方」は処方薬もおすすめです。
人気の高い花粉症薬が欲しい
多くの方に使用されている効き目の高い薬を選びたい方は、以下の4種類から選ぶと良いでしょう。
Amazonや楽天、価格.comなど様々なECサイトの売れ筋ランキングを参考に、2023年2月現在最も売れている花粉症薬を厳選してご紹介します。
アレグラFX
主成分 | フェキソフェナジン塩酸塩 |
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タイプ | 内服薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 14錠:1,182円 24錠:1,402円 56錠:2,397円 |
服用方法 | 1回1錠を1日2回服用 |
副作用 | 口の渇き、便秘など |
対象年齢 | 15歳以上 |
眠気や喉の渇きといった副作用がほとんど起きない内服薬です。
第二世代抗ヒスタミン薬で、花粉の飛散開始日から飛散終了頃まで継続して服用することが推奨されています。春と秋の花粉症以外にも、ハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎にも有効です。
仕事や学校がある方など、眠気を防ぎたい方におすすめです。
アレルビ
主成分 | フェキソフェナジン塩酸塩 |
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タイプ | 内服薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 14錠:524円 28錠:633円 56錠:964円 |
服用方法 | 1回1錠を1日2回服用 |
副作用 | 口の渇き、便秘など |
対象年齢 | 15歳以上 |
アレグラと同様、フェキソフェナジン塩酸塩が1錠あたり60mg含まれています。
そのため、効果や副作用などはアレグラとほぼ同じといっていいでしょう。
花粉症薬でも知名度が高いのはアレグラですが、特にこだわりがなければ価格の安いアレルビを選ぶといいでしょう。
鼻炎薬Aクニヒロ
主成分 | d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、塩酸プソイドエフェドリンなど |
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タイプ | 内服薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 48錠:489円 |
服用方法 | 1回2錠を1日3回服用 |
副作用 | 発疹、吐き気、めまいなど |
対象年齢 | 7歳以上 |
抗ヒスタミン成分のクロルフェニラミンマレイン酸塩をはじめ、鼻詰まりや頭重、涙目など様々な症状に効く有効成分が5種類含まれています。
ただしクロルフェニラミンマレインは眠気を催しやすい成分のため、眠気や集中力の低下といった症状が出る可能性もあります。
アレジオン
主成分 | エピナスチン塩酸塩 |
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タイプ | 内服薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 6錠:829円 12錠:1,116円 24錠:1,770円 48錠:3,619円 |
服用方法 | 1日1回、就寝前に服用 |
副作用 | 発疹、吐き気、めまいなど |
対象年齢 | 15歳以上 |
眠気や喉の渇きといった副作用が起こりにくいだけでなく、1日1回就寝前に飲むだけで良いのが特徴の内服薬です。
服用後30分を目安に効果が現れ始め、起床してすぐの症状も抑えることができます。
服用は毎日就寝前の1回だけで良いため、1日2~3回の服用をつい忘れてしまう、という方におすすめです。
鼻詰まりがひどい
特に鼻詰まりがひどい方は、スプレータイプの点鼻薬を選びましょう。
鼻詰まりと同様にくしゃみや鼻水といった症状もつらい方は、飲み薬との併用も可能です。
ナザールαAR
主成分 | ベクロメタゾンプロピオン酸エステル |
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タイプ | 点鼻薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 1個:1,390円 |
使用方法 | 朝晩左右の鼻腔に1噴霧ずつ使用 |
副作用 | 鼻の刺激感、かゆみなど |
対象年齢 | 18歳以上 |
ステロイドが配合された点鼻薬です。
眠気などは起こりませんが、鼻や喉への違和感、頭痛やめまいといった副作用が起こる可能性がありますので、使用後は様子を見ましょう。
即効性があり辛い鼻づまりに効果的です。
ただし、長期間にわたって使用するとかえって鼻炎が悪化する可能性もありますので、あくまで辛い時の応急処置といったように、一時的に使用することをおすすめします。
パブロン点鼻
主成分 | ナファゾリン塩酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩など |
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タイプ | 点鼻薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 1個:725円 |
服用方法 | 1回に1~2度ずつ鼻腔内に噴霧 |
副作用 | 発疹・発赤など |
対象年齢 | 7歳以上 |
抗ヒスタミン成分を含んでおり、鼻水や鼻詰まりを解消する点鼻薬です。
携帯にも便利なサイズで、外出先で症状がつらいときもさっとひとふきで症状を改善します。
目のかゆみがひどい
目のかゆみがひどい場合は、目薬を選びましょう。
ドラッグストアでは様々な目薬が販売されていますが、「クロルフェニラミンマレイン酸塩」などの抗ヒスタミン成分が含まれているものがおすすめです。

マリンアイALG
主成分 | クロモグリク酸ナトリウム、クロルフェニラミンマレイン酸塩、グリチルリチン酸二カリウム |
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タイプ | 点眼薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 1個:549円 |
使用方法 | 1回1~2滴、1日4~6回点眼 |
副作用 | 発疹、かゆみなど |
対象年齢 | 小児から使用可能 |
目のかゆみを抑える点眼薬です。
花粉症の症状の中でも特に目のかゆみや充血、異物感でお悩みの方におすすめです。
1日4~6回まで、1回あたり1~2滴の使用回数を守りましょう。花粉症以外のアレルギー症状にも使用することができます。
ロートアルガードクリアブロックZ
主成分 | クロモグリク酸ナトリウム、クロルフェニラミンマレイン酸塩、プラノプロフェンなど |
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タイプ | 点眼薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 1個:1,438円 |
使用方法 | 1回1~2滴、1日4回点眼 |
副作用 | 充血、かゆみなど |
対象年齢 | 7歳以上 |
抗ヒスタミン成分、抗炎症成分などの有効成分を最大濃度配合している効き目の高い目薬です。
我慢できないかゆみ、他の目薬で改善されなかったかゆみに効果的です。
眠くなりたくない
日中眠くなりたくない方は、眠くなる成分が入っていない漢方薬を選びましょう。
効き目は穏やかですが、副作用も控えめなため安心して服用できます。
小青竜湯
主成分 | 小青竜湯エキス |
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タイプ | 漢方薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 80錠:1,890円 |
使用方法 | 1回2回、食前または食間に4錠服用 |
副作用 | 発疹、かゆみなど |
対象年齢 | 5才以上 |
花粉症に効く漢方薬として代表的な薬です。特にくしゃみや鼻水などの症状に向いています。
鼻風邪、ホコリなどのアレルギー性鼻炎にも効果があり、様々な症状に有効です。
葛根湯加川芎辛夷
主成分 | 葛根湯加川キュウ辛夷エキス粉末 |
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タイプ | 漢方薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 96錠:1,975円 |
使用方法 | 1日3回食前または食間に4錠服用 |
副作用 | 発疹、かゆみなど |
対象年齢 | 5才以上 |
こちらは鼻詰まりによく効く漢方薬です。
血行を良くすることで、鼻に溜まった余分な「水(すい)」を発散させつらい鼻詰まりを解消します。
妊娠中・授乳中も使える薬が欲しい
妊娠中・授乳中の場合、まずは医師や薬剤師等専門家に相談して慎重に薬を選んだほうがいいでしょう。
ただし、どうしても病院に行けない場合は、先述した点鼻薬や点眼薬がおすすめです。
また内服薬でも妊娠5カ月以降であれば、以下の成分のものは安全性が確認されています。
・d-クロルフェンラミンマイレン酸塩
・ジフェンヒドラミン塩酸塩など
クラリチンEX
主成分 | ロラタジン |
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タイプ | 内服薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 14錠:1,397円 |
使用方法 | 1日1回食後に服用 |
副作用 | 発疹、かゆみなど |
対象年齢 | 15歳以上 |
第二世代の抗ヒスタミン成分、ロラタジンを含む花粉症薬です。
眠くなりにくく、車や機械を操作する人・日中仕事をする人にも向いています。
子供も使える薬が欲しい
花粉症薬には対象年齢があるため、必ず対象年齢に沿っているかを確認しましょう。
特に内服薬は15歳以上のものが多いため、次で紹介するような子供用として販売されているものを選ぶと安心です。
宇津こども鼻炎顆粒
主成分 | クロルフェニラミンマレイン酸塩、フェニレフリン塩酸塩など |
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タイプ | 内服薬 |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 12包:659円 |
使用方法 | 1日3回1包を毎食後に服用 ※用量は年齢によって増減 |
副作用 | 発疹、吐き気など |
対象年齢 | 1歳~11歳未満 |
1歳から使用できる飲み薬で、飲みやすいブドウ味が特徴的です。
特に鼻水・鼻詰まりの症状が出ている場合におすすめです。
キッズバファリン鼻炎シロップS
主成分 | クロルフェニラミンマレイン酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩など |
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タイプ | シロップ |
分類 | 第2類医薬品 |
価格 | 120ml:1,669円 |
使用方法 | 1日3回毎食後に服用 ※用量は年齢によって増減 |
副作用 | 発疹、吐き気など |
対象年齢 | 3か月~11歳未満 |
3か月から使用できるイチゴ味のシロップタイプの薬です。
ノンカフェインのため、お子様の眠りを妨げることもありません。
症状が重い場合は処方薬を
花粉症の市販薬は年々増えていますが、症状が重い方や長期的な治療が必要な方は病院を受診して処方薬を使うことをおすすめします。
また、花粉症をはじめとするアレルギー治療にはザイザルやビラノア、アレロックといった薬が有名ですが、日本国内でこれらの薬は市販されていません。
高い効果が期待できる治療薬を手に入れたい場合には、病院を受診する他に海外通販でも購入可能です。
商品名 | ザイザル | アレロック | シングレア |
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価格 | 20錠:1,900円~ | 100錠:5,000円~ | 100錠:8,550円~ |
主成分 | レボセチリジン塩酸塩 (第2世代の抗ヒスタミン薬) |
オロパタジン塩酸塩 (第2世代の抗ヒスタミン薬) |
モンテルカストナトリウム<
(抗ロイコトリエン剤)/td> |
特徴 | 即効性に優れ、効果も高い人気の薬 副作用が控えめなためよく処方される |
効果が強く鼻詰まりに良く効く ただし副作用の眠気も出やすい |
鼻詰まりに良く効く 抗ヒスタミン薬とあわせて処方される |
ボタン |
本記事でご紹介した市販薬で症状が改善しない場合には、処方薬か個人輸入の薬を試してみてください。
以下の記事では、効果の強い花粉症薬の詳細や薬の適切な選び方を紹介しています。

花粉症の市販薬の選び方
ドラッグストアなどでも花粉症の市販薬を購入することができ、たくさんある種類の中からどれを選べば良いか迷ってしまう方も多いと思います。
どの薬が一番効くのかは体質や症状によって異なるため、これからご紹介する選び方を参考にしてみてください。
第ニ世代の抗ヒスタミン薬がおすすめ
花粉症の薬には抗ヒスタミン薬・ステロイド薬・抗ロイコトリエン薬といったさまざまな種類があります。
→第一世代と第二世代に分かれる
第二世代は副作用が控えめで効果が高い
ステロイド薬
→副作用も強いため短期使用向き
外用薬によく含まれている
抗ロイコトリエン薬
→鼻詰まりによく効く
市販はされていない
一般的によく効く花粉症の薬として用いられているのは、第二世代の抗ヒスタミン薬です。
花粉症の症状を引き起こすヒスタミンという物質の働きを抑制する薬で、開発された時期によって第一世代と第二世代に分けられます。
新しく開発された第二世代は効果が高い一方、副作用はマイルドになっているため、現在主流の治療薬となっています。
市販の花粉症薬も、第二世代の抗ヒスタミン成分が含まれたものがほとんどです。
ジフェンヒドラミン(レスタミンコーワ)、d-クロルフェニラミンマレイン(クニヒロ)など
●第ニ世代の市販薬
フェキソフェナジン(アレグラ、アレルビ)、エピナスチン(アレジオン)など
副作用を抑えたい方は抗ヒスタミン薬、辛い症状を短期間で治療したい方にはステロイド薬、鼻づまりが酷い方は抗ロイコトリエン薬というように使い分けるようにしましょう。
薬のタイプから選ぶ
花粉症の薬には内服薬・点鼻薬・点眼薬の3つのタイプがあります。以下の特徴を参考に、ご自分に合ったタイプを選びましょう。
重度の花粉症の方で、根本から治療を行いたい方には内服薬がおすすめです。
- 薬の有効成分が身体の隅々まで届くため、目や鼻、喉などあらゆる症状に有効
- 即効性は外用薬より劣る
- 眠気や喉の渇きといった副作用が起こる可能性も
また、花粉症の症状が鼻だけ、目だけ、など限定的で軽症の方は外用薬を使うだけでも悩みが解消されるかもしれません。
- 点鼻薬は鼻の粘膜、点眼薬は目の粘膜に直接作用するため、ピンポイントに効果を発揮
- 内服薬より即効性が高い
- 眠気などの副作用が起こりにくい
しかし、症状が身体の複数箇所に現れており、日常生活に支障をきたすようであれば内服薬と外用薬を併用して徹底的に症状を抑えることをおすすめします。
眠くなりたくない方は漢方薬がおすすめ
花粉症の薬は、副作用として眠気が現れやすいという特徴があります。
抗ヒスタミン薬でも「アレグラ」など眠くなりにくい薬はありますが、眠気の副作用は全くないわけではありません。
受験生やドライバーなど、眠気を極力感じたくない方は漢方薬がおすすめです。
また漢方薬は副作用が少なく、抗アレルギー薬が飲めない妊婦さんでも比較的安心して服用できます。
お悩みや状態に合わせて、選ぶと良いでしょう。
お子様が使用する場合は対象年齢を確認
花粉症の薬は対象年齢が決まっているものが多いため、子どもが使用する場合は対象年齢を必ず確認しましょう。
子ども用の花粉症薬は、大人用のものほど種類は多くありません。
そのため、対象年齢の他に飲みやすさで選ぶと良いでしょう。
・薬の味(ブドウ味、イチゴ味など)
薬以外の花粉症対策
医薬品を用いて花粉症の症状を抑える他にも、花粉症の対策方法はいくつか存在します。
大きく分けて3種類ご紹介します。
日常生活における対策
日常生活のほんの少しの心がけで、花粉症の症状を軽減することができます。
・外出時はマスクや眼鏡を着用する
・外では目や鼻をむやみに触らない
・花粉が付着しにくいスプレーを衣服に吹きかける
・花粉の飛散が酷くなりやすい晴れの日や風が強い日は外出を控える
・洗濯物は室内で干す
・空気清浄機を導入する
・帰宅時、室内に入る前に衣服や鞄に付着した花粉を落とす
・帰宅後すぐに手洗いうがい、洗顔をする
以上は代表的な対策方法です。
ご家族と同居している方などは、外から花粉を持ち込まないように可能な限り協力してもらいましょう。
レーザー治療
花粉症は鼻や目の粘膜を通じてアレルギー症状が発症してしまうため、鼻の粘膜をレーザーで焼いてアレルギー反応が起こらないように治療することができます。
レーザー治療は日帰りで受けることができ、麻酔と治療を合わせて1時間程度で終了します。
鼻づまりやくしゃみといった鼻の諸症状は80%の確率で改善されますが、1~2年程度で治療の効き目が切れてしまいます。ただし、繰り返し受けることができますので、効果が弱まってきたら医師に相談しましょう。
また、レーザー照射から数日間は鼻づまりなどが悪化しますが、これはレーザーで焼いたことによる傷の影響です。その後は症状が軽くなり、鼻の諸症状が軽減されます。
アレルゲン免疫療法
内服薬や外用薬、レーザー治療は花粉症の症状を一時的に改善させる方法です。
しかし、根本的な治療として、体質を変えるアレルゲン免疫療法というものが存在します。
アレルゲン免疫療法には2種類の方法があり、「皮下免疫療法」と「舌下免疫療法」があります。
- アレルゲン(アレルギーの原因となる花粉のエキスなど)を少しずつ注射する
- アレルゲンを舌の裏側に1日1回垂らしてアレルゲンに慣らす
どちらも完治するが期待できますが、3~5年ほどの長期間に渡って治療を行なう必要があります。
そのため気になっている方は少しでも早く始めることをおすすめします。
花粉症の薬に関するQ&A
ここからは、花粉症の薬に関するよくある質問にお答えしていきます。
市販薬が効かない時は?
アレグラなど人気の高い薬でも、人によっては効かない場合があるかもしれません。
花粉症薬は体質に合うか合わないかも関係しているため、効き目は個人差があります。
1週間~2週間ほど継続して服用しても改善が見られない場合は、他の成分の花粉症薬を試すか、より効果の高い処方薬を試すことをおすすめします。
コロナや風邪との見分け方はある?
花粉症の症状はくしゃみや鼻水ですから、風邪や新型コロナウイルスなどの症状と区別がつかないことがあります。
しかし、細かく観察してみると症状に違いがありますので、迷った場合は以下を参考にしてみてください。
花粉症 | 風邪 | インフルエンザ | コロナウイルス | |
---|---|---|---|---|
くしゃみ | 発作的に起きて、 一度に連続することが多い |
くしゃみをよくする | あまり起きない | くしゃみをよくする |
鼻水 | 透明でサラサラ | 粘り気があり黄色っぽい | 少量でサラッとしている | 少量でサラッとしている |
熱 | 平熱、もしくは微熱 | 熱が出たり、身体がだるいと感じる | 急に38℃以上の高熱が出る | 37.5℃以上の発熱がある |
その他の特徴 | 鼻詰まりや目のかゆみ 朝に症状がひどくなる |
のどの痛みや咳・痰がでる | 関節痛や筋肉痛がある 症状が急に起きることが多い |
咳、頭痛、筋肉痛、吐き気、下痢などの症状がある 嗅覚や味覚に異常がある |
花粉症かそれ以外か判別できない場合には、鼻炎薬を服用せずに医師に相談しましょう。

アレグラとアレジオンはどちらが効く?
どちらも第二世代抗ヒスタミン成分を配合した内服薬ですが、効き目の強さに明確な違いはありません。
ただし、人によって効果の感じ方には差があり、体質の違いで合う薬も異なりますので、迷った場合はそれぞれ試してみることをおすすめします。
複数の薬を比較する場合には、説明書を参考に服用間隔をきちんと空けましょう。
花粉症の薬はいつからいつまで飲めばいい?
花粉の飛散時期から飛散終了まで服用することが推奨されています。
2007年の研究では、症状が出る前に使用したほうが軽症で済んだという報告もあるため、早めに使用して備えておくといいでしょう。
花粉症対策はお早めに
花粉症の症状は日常生活に支障をきたし、酷い場合には眠ることすらままならないことも…。
気軽に試せる市販薬の他、レーザー治療や免疫療法といった治療法もありますので、ご自分に合った方法を選びましょう。
また、外出した際や帰宅後の心がけで症状を緩和することもできますので、本記事で紹介した方法をぜひ試してみてください。
