バイアグラは薬局で買える?購入方法や市販品の効き目も解説

日本の40代男性の20%がEDだとされている今、薬局でバイアグラを探した経験のある方も多いかもしれません。

しかし、バイアグラの購入方法は市販の一般医薬品とは異なっており、かなり限定的です。

また、バイアグラの代用品として市販で購入できる精力剤にも様々な種類があり、その効き目も配合成分によって違いがあります。

この記事では、バイアグラの購入方法や市販品との比較、その効果の違いまで詳しく解説していきます。

バイアグラは薬局で市販されていない

市販
バイアグラは、医師による使用または医師からの処方箋があって初めて購入できる医療用医薬品と言われるものです。

市販されている一般用医薬品とは違い、薬局やドラッグストアで購入することはできません

精力アップやサイズアップを謳っている市販品は、一般用医薬品かサプリメントなどの栄養補助食品になります。

バイアグラのような医療用医薬品とは全く種別が異なるものだということを理解しておきましょう。

イギリスでは市販のバイアグラが登場している

実は2017年11月に、イギリスにおいてバイアグラの市販薬が登場しています。

処方箋なしでのバイアグラの販売を認めているのは、現時点で世界でもイギリスだけです。

処方箋薬から市販薬への変更は、製造元である米国ファイザー社にとってもメリットがあります。

世界初のED治療薬であるバイアグラは、1998年の発売以来世界中で販売、愛用されてきたED治療薬の代名詞とも言える存在です。

しかし2013年の特許切れに伴い売上は徐々に減少、さらに悪質な業者によって偽薬が出回っているという現状もありました。

ファイザー社としては、処方箋薬としての販売も続けながら市販薬としても販売拡大することで、ブランド価値の復活を狙っているという見方ができます。

今後、日本を含む他の国でもバイアグラの市販化が進む可能性は大いにあると言えるでしょう。

漢方や精力剤は薬局などで購入可能

バイアグラは薬局やドラッグストアなどでは販売されていませんが、ED改善に効果が期待できる漢方や精力剤なら購入することが可能です。

薬局やドラッグストアで購入できる市販品は、次の3つに分けることができます。

  • 精力剤(医薬品)
  • 精力剤(食品タイプ)
  • 漢方

具体的にはどういった効果が期待できるものなのか、一つずつ詳しく見ていきましょう。

精力剤(医薬品タイプ)


医薬品タイプの精力剤とは、一般用医薬品の中でもいわゆる「第一類医薬品」に分類されるもので、薬剤師のいる薬局でしか購入することはできません。

このタイプの精力剤の多くは、主成分としてメチルテストステロンと言われる男性ホルモンが配合されており、そのサポートとして各種動植物由来の滋養強壮成分が含まれている場合もあります。

ヴィタリス製薬の「オットピン」や、摩耶堂製薬の「金蛇精」などがこのタイプです。

加齢とともに減少しがちな男性ホルモンを補うことで、精力・性欲の減退や感度の低下、男性の更年期症状には十分な効果が期待できます。

ただ、直接的にペニスへの血行を促しEDを改善するED治療薬とは作用機序が異なるため、性行為の前に服用すればEDが治る、というものではないことを理解しておく必要があります。

精力剤(食品タイプ)


食品タイプの精力剤は「第二類医薬品」に分類されるもので、薬局だけでなくコンビニなどでも気軽に購入することが可能です。

主に「凄十」や「ユンケル」「マカの元気」のような栄養ドリンクタイプのものがこれに該当します。

食品タイプの精力剤は動植物由来の滋養強壮成分を主成分とし、アミノ酸などの疲労回復成分が加えられている場合もあります。

価格は百円台のものから数千円のものまで幅広くありますが、このタイプの精力剤で期待できる効果はあくまで疲労回復がメインです。

間接的なED改善効果としてはやはり医薬品タイプの精力剤には劣るため、疲れがたまって一時的に精力の減退を感じるといった時に向いていると言えます。

漢方


ED改善を目的とした漢方には、八味地黄丸、柴胡加竜骨牡蛎湯、補中益気湯などがあります。

これらは身体を内側から温め巡りを良くする作用や、ストレスを緩和する鎮静安定作用、さらに胃腸の働きを整え活力を生み出す作用などが期待できる漢方です。

しかし漢方は今ある症状をすぐに改善するためのものではなく、服用を一定期間継続して体質そのものを変えていくという主旨のものです。

即効性は期待できないため、根気強く体質を改善したい方向けの選択肢となります。

薬局で買える市販品でもEDを治療できる?

薬局で購入可能な市販の精力剤は、あくまでも疲労回復や身体の調子を整えることを目的として作られています。

つまり、心身の疲れがとれ体質が整えば結果的に性機能が向上しEDも改善する、というアプローチであり、直接的にEDを治療するものではないということです。

市販の精力剤は効能効果の実証された治療薬ではないため、成分によって効果が現れやすい体質の人もいれば、なかなか効果を実感できない人もおり、どうしても個人差が出てしまいます。

EDという症状に対し直接的に改善効果を得たいという方には、バイアグラをはじめとするED治療薬の服用がおすすめです。

確実にEDを治療するならバイアグラ

バイアグラ

バイアグラをはじめとしたED治療薬は、EDの治療を目的とした医療用医薬品です。

ペニスが勃起状態になるためには、ペニス海綿体の筋肉が緩み、そこに大量の血液が流れ込む必要があります。

この筋肉の弛緩を邪魔する酵素・PDE(ホスホジエステラーゼ)の働きを阻害するのが、バイアグラの有効成分であるシルデナフィルです。

このようにバイアグラのようなED治療薬は、EDを引き起こす原因に直接作用して症状を改善します。

バイアグラの場合は、服用してから1時間程度でED改善効果が得られ、およそ5時間持続します。

確実にEDを治療したい方や、飲んだらすぐに効果が実感できる即効性が欲しいという方は、やはりED治療薬の服用が効果的です。

ED治療薬×精力剤で効果アップ?

バイアグラのようなED治療薬と市販の精力剤を併用することで、相乗効果を感じる方もいます。

ED治療薬と精力剤のどちらが自分に合っているか迷ってしまうという方は、両方試してみるのも一つの方法です。

ただしバイアグラには併用禁忌薬が多数存在し、第一類医薬品の精力剤の中にも併用禁忌が存在するものがあります。

服用中の治療薬がある方は、ED治療薬及び精力剤の服用前に一度医師か薬剤師にご相談いただくと安心です。

バイアグラはどこで買える?

バイアグラは、病院やクリニックのED専門外来や泌尿器科での処方、もしくは海外通販(個人輸入代行サイト)で購入することができます。

バイアグラの購入方法について、海外通販と病院処方とで比較してみましょう。

海外通販 病院
薬価代

・バイアグラ(先発薬)
50mg:1錠1,345円
100mg:1錠1,445円

・ジェネリック
50mg:1錠425円
100mg:1錠437円

・バイアグラ(先発薬)
25mg:1錠1,300円~1,800円
50mg:1錠1,800円~2,200円

・ジェネリック
25mg:1錠440円~700円
50mg:1錠900円~1,200円

購入までの流れ スマホやPCから注文

届くのを待つだけ
病院を受診

受付、問診表の記入

意思による診察

薬の受け取り

会計
特徴 ・注文したら届くのを待つだけ
・時間帯や曜日関係なく注文可能
・誰とも顔を合わせる必要がない
・医師による診察がある
・不安や疑問点があれば相談可能
・薬代は全額自己負担のため高め

バイアグラを手軽に購入したいなら

バイアグラを手軽に購入したいのであれば、海外通販がおすすめです。

バイアグラを海外通販で購入した場合にかかる費用は薬代のみで、診察料などの追加費用はかかりません

なおかつ、病院で処方される場合よりも薬価は安くなります。

またスマホやPCからいつでも好きな時に注文ができ、通院の必要もないため忙しく病院に行く時間がない方でも簡単に購入できます。

注文すればあとは届くのを待つだけで、バイアグラを購入したことを他の人に知られる心配がないというのもメリットです。

お急ぎなら病院へ

海外通販はコストが抑えられ処方箋も要らないというメリットがありますが、唯一商品の到着までに時間がかかるというデメリットがあります。

そのため、予定があるのにバイアグラを切らしてしまっていたという場合など、すぐにでも必要な際は病院で処方してもらうと確実です。

別の治療薬を服用中であるなど、バイアグラの服用前に医師に相談したいという方も、病院での処方は安心だと言えます。

しかし、コストの面を考えると取り急ぎ必要な分だけ病院で処方してもらい、その後海外通販で当面の量をまとめて購入するというのが最も効率が良い方法です。

バイアグラの市販化はまだ先の話

日本においては、2022年に不妊治療におけるバイアグラの保険適用化がようやく実現したばかりで、市販化となるとまだまだ先の話となりそうです。

現状、バイアグラを薬局やドラッグストアで購入することはできないため、より手軽にコストを抑えて購入するには海外通販が最も適しています。

個人輸入代行サイトを利用すれば、どなたでも簡単にバイアグラを通販で購入することが可能です。

まだ試したことがない方も、ぜひ気軽に海外通販でバイアグラを購入してみましょう。

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