ノルレボ(アフターピル)の副作用とは?気になる発生頻度や症状、解決方法を紹介!

ノルレボは行為の後からでも避妊ができる緊急避妊薬(アフターピル)の第一選択薬です。

24時間以内なら99%、72時間以内なら97%の高い確率で避妊効果を期待できます。

しかし高い避妊効果が期待できる反面、ノルレボを服用した際にどのくらいの割合で副作用が起きるのか、副作用はどんな症状として現れるのか、気になります。

ここではノルレボの副作用に関して詳しく説明します。

アフターピル「ノルレボ」の副作用

ノルレボを服用することで起きる副作用の種類と確率を以下の表でまとめてみました。

頻度5%以上 頻度0.1〜5%未満 頻度不明
精神神経系 頭痛(12.3%)、傾眠 浮動性めまい、体位性めまい、不安
生殖器 消退出血(46.2%)、不正子宮出血(13.8%)

月経過多 月経遅延
消化器 悪心

下腹部痛、下痢、腹痛 嘔吐
血液

貧血
その他 倦怠感

異常感、口渇、熱感、疲労、末梢性浮腫 乳房圧痛

参考サイト:医療用医薬品 : レボノルゲストレル

この中でも一番現れる確率が高い上位3つを以下にピックアップしました。

  • 消退出血(46.2%)
  • 不正出血(13.8%)
  • 頭痛(12.3%)

表では発生頻度が高くありませんが、薬の効果に関わるため

  • 悪心
  • 嘔吐

こちらの二つの症状にも注意が必要です。
次の項目でこれらの症状に対する対処方法を説明します。

副作用の症状


ここでは現れる頻度の多い症状や薬の効果に影響のある症状に関する説明とその解決方法を解説します。

消退出血

副作用の中でも一番確率の高い46.2%の頻度で起こる副作用が消退出血です。

ノルレボの有効成分レボノルゲストレルを服用することでホルモンバランスが変わり、子宮内膜が剥がれ落ち消退出血となります。

アフターピルを服用後、遅くても2週間以内に起こります。

消退出血は生理に比べて出血の量がかなり少なく、「茶色い出血」が少量ある程度で、日数も2~3日と通常の生理よりも短いです。

消退出血があると避妊に成功した確率が高いですが必ず起こるわけではないため、なかったからと言って避妊に失敗したわけではありません。

不正出血

消退出血でも生理でもない出血が不正出血です。

アフターピルを服用することでホルモンバランスが乱れるため、不正出血が起こることがありますが、不正出血は消退出血と似ているため、区別がつきにくい場合があります。

消退出血はアフターピルの服用後2週間以内に起こり、少ない出血が2、3日続きますが、消退出血のタイミングでも生理のタイミングでもない、出血量が多いなど、異変を感じる出血があった場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

頭痛

アフターピルの副作用で頭痛の症状が現れる場合があります。

その場合は市販されている頭痛薬を服用しても問題ありません。

頭痛持ちの方は普段から頭痛薬を飲んでいると思いますが、アフターピルを服用した後でも通常通り頭痛薬を服用することができます。

悪心、嘔吐

悪心、嘔吐は副作用として報告されている出現率は高くありませんが、特に嘔吐に関しては気を付ける必要があります。

ノルレボを服用してから2時間以内に嘔吐してしまった場合、薬の有効成分が体内に吸収される前に吐き出してしまった可能性があるため、もう一度服用し直さなくてはなりません。

そうなると体力的にも金銭的にも負担が増えるため、病院でノルレボを処方してもらった場合は一緒に吐き気止めも処方してもらう、海外通販でノルレボを購入した場合は市販の吐き気止めを服用するなどの対応をしましょう。

海外通販なら病院では行っていない事前購入ができるため、吐いた時のために複数購入して置くことも可能です。

その他

ノルレボは解熱剤や胃腸薬などと併用しても問題ありません。

ノルレボの副作用として、発熱や腹痛、下痢の発生頻度はそれほど高くありませんが、もしこれらの症状に悩まされた場合は安心して市販の解熱剤や胃腸薬を服用しましょう。

飲んでからどのくらいで起きる?

人によって多少の違いはありますが、たいてい服用から数時間後に副作用の症状が現れ、24時間以内には収まります

もし症状が酷い、長く続くなど異変を感じた場合は、我慢せずすぐに医療機関を受診しましょう。

副作用自体が起こる確率

ノルレボが登場するまでは、緊急避妊として中用量ピルのプラノバールを使った「ヤッペ法」が主流でしたが、ノルレボの方が副作用の出現率が低く避妊率も高いため、現在ではアフターピルの第一選択薬となっています。

国内で行われたノルレボ法とヤッペ法の比較に関する臨床試験では、以下の報告がされています。

ノルレボ法(レボノルゲストレル)171例、ヤッペ法420例中

ノルレボ法 ヤッペ法
副作用無し 83% 43.50%
悪心 6.40% 50.20%
嘔吐 1.80% 14.50%

参考サイト:自主臨床試験:「緊急避妊薬の作用機序解明に関する臨床研究」~緊急避妊を必要とする女性に対するレボノルゲストレル単独療法~

表からも分かる通り、ノルレボ法は8割の方が副作用を感じなかった事に対してヤッペ法は6割近くの方が副作用を感じており、その副作用の中でも特に吐き気の症状のあった方が5割と約半数を占めます。

ヤッペ法の副作用がかなりきつかったため、今でも「アフターピルは副作用がきつくて大変」というイメージを持っている方が多いようですが、ノルレボは副作用の発現自体がかなり軽減されています。

ヤッペ法は病院処方でも海外通販でも安くすむため購入しやすいですが、国内の8割の方が副作用を感じなかったノルレボを選択した方が良いでしょう。

海外通販なら病院処方の約1/5の価格で購入できるためおすすめです。

※商品到着まで2週間ほどかかるため、早急に必要な方は医療機関を受診してください。

商品名 ノルレボ プラノバール
(ヤッペ法)
画像 ノルレボ プラノバールジェネリック
価格 1箱(1錠):3,320円 1箱(20錠):1,700円
有効成分 レボノルゲストレル ノルゲストレル
エチニルエストラジオール
避妊率 24時間以内:99%
48時間以内:98%
72時間以内:97%
24時間以内:77%
48時間以内:36%
72時間以内:31%
服用方法 72時間以内に1回1錠服用 72時間以内に2錠服用、
その後12時間後に再度2錠服用
ボタン

副作用が軽い理由

なぜノルレボはプラノバールを使ったヤッペ法に比べて副作用が軽いのでしょうか。

元々中用量ピルであるプラノバールは女性ホルモンの含有量が多いため、副作用が強く出てしまいます。

しかしノルレボには黄体ホルモンの1種である「レボノルゲストレル」の1種類しか含まれていません。

このレボノルゲストレルは低用量ピル「トリキュラー」などにも使用されており、副作用の出方がマイルドな成分です。

副作用の出方はマイルドですが、アフターピルとしての効果はヤッペ法よりもノルレボ法の方が高いことがわかっており、現在ではアフターピル第一選択薬となっています。

ノルレボ法 ヤッペ法
避妊成功率(全体) 85% 57%

ノルレボの効果について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

ノルレボ(アフターピル)の効果とは?飲むタイミングや効果の確認方法を解説!
ノルレボは避妊に失敗した後からでも72時間以内に服用すれば97%の確率で避妊ができる緊急避妊薬(アフターピル)の第一選択薬です。ノルレボの効果や効果の確認方法、飲むタイミングや購入の仕方、実際に服用した方の口コミなどを紹介します。

ノルレボの副作用に関する口コミ


ここでは実際にノルレボを使った方の口コミを紹介します。

副作用をあまり感じなかった

実際に服用したけどあまり副作用を感じなかった方々の口コミです。

副作用を感じた

実際に服用した際に、副作用を感じた方々の口コミです。

口コミを紹介するために100件以上のツイートをチェックしましたが、全体的に副作用が無かったという投稿が多く、「副作用がありました」という投稿を探すのに苦労しました。

ノルレボの使用頻度

ノルレボは副作用の発現率が低いため使いやすい薬ですが、だからと言って避妊を行わず、短期間の間に何度も飲んでしまうとホルモンバランスが崩れる回数が増えるため、生理不順が起こります。

生理不順は卵巣機能に悪影響を及ぼし不妊に繋がることがあるため、ノルレボを使用する回数の多い方は毎日服用することで避妊を行うことができる低用量ピルをおすすめします。

アフターピルを絶対に毎回使ってはいけないたった1つの理由
あなたはアフターピルを使用したことがあるでしょうか?緊急避妊薬として性行為後に服用し、妊娠を防ぐお薬です。行為後に飲む薬にもかかわらず高い避妊率を誇りますが、だからと言って乱用は厳禁。毎回使ってはいけないその理由をお伝えします。

低用量ピルとは

低用量ピルは毎日決まった時間に服用することで、99.7%の避妊効果を得ることができる薬です。

ホルモンバランスを崩すことで避妊効果を得るアフターピルとは違って、毎日少量のホルモンを摂取するため副作用が起こりにくく、コンドームを使った避妊方法よりも高い避妊効果を得ることができます。

100人の女性が1年間ある避妊方法を実施した場合の妊娠数(パール指数)は以下のようになります。

避妊方法 妊娠数(パール指数)
定用量ピル 0.27人
コンドーム 2~15人
避妊しなかった 85人

また避妊効果以外にも以下の効果が期待できるため、女性特有の不快な症状を改善する薬としても使用されています。

  • 避妊効果(99.7%)
  • 生理不順の改善
  • PMS(月経前症候群)の改善
  • 肌荒れの改善
  • 生理痛の緩和

低用量ピルは長期で服用することが多いため、病院処方よりも安く購入できる海外通販をおすすめします。

トリキュラー マーベロン ヤスミン
画像 トリキュラー マーベロン ヤーズ
主成分 レボノルゲストレル デソゲストレル ドロスピレノン
世代と相性 第2世代/3相性 第3世代/1相性 第4世代/1相性
特徴 自然なホルモンバランス
国内処方薬
ニキビ改善
国内処方薬
月経困難症改善
国内処方薬
価格 6ヶ月分:5,380円
1ヶ月分:896円
6ヶ月分:6,970円
1ヶ月分:1,161円
6ヶ月分:12,960円
1ヶ月分:2,160円
ピルの種類一覧|それぞれの違いや特徴を詳しく解説
避妊や生理痛の緩和などに用いられるピルには、低用量ピルやアフターピルなど様々な種類があります。種類ごとに使用目的や副作用の程度が異なるため、それぞれの違いや特徴を正しく理解しておくことが大切です。
ピルの効果はいつから?ピルには避妊以外の効果がたくさん!
低用量ピルには避妊以外にも様々な効果があります。避妊効果や、PMS、生理痛、月経困難症の改善効果はいつから現れるのか、また自分が望む効果に合っているピルはどれなのかを解説しています。ピルの服用を考えている方必見です。

ノルレボ(アフターピル)の副作用まとめ

アフターピルの中でも一番処方されることの多いノルレボの副作用に関して詳しく説明しましたが、いかがだったでしょうか。

POINT
  • ノルレボの副作用発現率は低い
  • 吐き気止めを用意していた方が良い
  • 頭痛薬、解熱剤、胃腸薬を併用してOK
  • 通販なら事前購入OK、病院処方の1/5の値段で買える

ひと昔前は中用量ピルを使った「ヤッペ法」が主流だったため、その副作用の強さからいまだに「アフターピルは副作用が酷い」という印象があるようですが、実際はそうではありません。

アフターピルは頻繁に使用して良いものではありませんが、いざという時に女性の体と人生を守ってくれるため、事前購入ができる海外通販を利用して手元に置いておくことをおすすめします。

ノルレボ ノルレボ
1箱(1錠):
3,320円
有効成分 レボノルゲストレル
使用方法 行為後72時間以内に1回1錠服用
副作用 消退出血、吐き気、頭痛、胸の圧痛、経血量の増加など
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