ニキビができる場所ごとの意味と対処法

ニキビの場所には意味があるというのをご存知でしょうか?

顔のどこにニキビができるかで、体の不調がわかります。

この記事では、ニキビができる場所ごとの意味と対処法をご紹介します。

この記事を読んでほしい人
  • ニキビができた場所ごとの意味を知りたい方
  • 同じ場所に繰り返しニキビができる方
  • ニキビをしっかりと治したい方

場所ごとのニキビの意味と対処法

ニキビは発生する場所ごとに、体の不調があらわれています。
東洋医学では「肌は内臓を映す鏡」と言われており、肌と体の不調は深い関係があります。

肌をきれいにするためには、体を総合的にケアすることが必要です。
いつも同じ場所にニキビができるという方は、ニキビの原因となる不調を理解して改善することで、ニキビも改善をしましょう。

おでこのニキビの意味と対処法

おでこニキビの意味
  • 胃腸機能の低下
  • 肝臓、腎臓機能の低下
  • 睡眠不足、ストレス
  • ホルモンバランスの崩れ

おでこは、ホルモンの影響で皮脂の分泌量が多く、ニキビが治りづらい厄介な場所です。

思春期の場合は、ホルモンバランスの乱れにより、皮脂が過剰分泌され、ニキビが発生します。

一方、大人ニキビの場合は、胃腸が弱っている可能性があります。
油っこいものを食べ過ぎると、弱った胃腸の影響からニキビが発生します。

おでこニキビの対処法
  • 洗顔の際にぬるま湯でしっかり洗い流す
  • アルコールや揚げ物の摂取を控える
  • 十分な睡眠時間をとる
  • 低用量ピルの使用

眉間のニキビの意味と対処法

眉間ニキビの意味
  • 気分の落ち込み、心の疲れ
  • 体の冷え
  • 肝臓機能の低下、飲みすぎ

おでこと同じように、ホルモンバランスの乱れにより皮脂の分泌量が多くなることにより炎症につながります。

また、肝臓機能の低下があらわれており、日頃からアルコールを飲む方も眉間にニキビができやすくなります。

眉間ニキビの対処法
  • とにかく触れないようにする
  • アルコールの摂取を控える

鼻のニキビの意味と対処法

鼻ニキビの意味
  • 消化不良、胃もたれ
  • 代謝不良
  • ホルモンバランスの崩れ

鼻ニキビは、一度ニキビができると炎症が起こりやすく、ニキビ跡も目立ってしまう場所です。

鼻の毛穴は深さがあり、皮脂が詰まりやすいため、ターンオーバーがうまくいかない場合にニキビも起こりやすいといわれています。

また、食べ過ぎで消化に負担がかかっていることをあらわしている場合があります。

鼻ニキビの対処法
  • 揚げ物やスナック菓子を控える
  • 野菜や水分を積極的に摂取する
  • メイク汚れをしっかりと洗い流す
  • 低用量ピルの使用

頬のニキビの意味と対処法

頬ニキビの意味
  • ホルモンバランスの崩れ
  • 胃腸機能の低下
  • むくみ

頬ニキビは、大人になってからできやすく、放置しているとどんどん炎症が悪化する場所です。
顔の中でも皮脂の分泌量が少ない頬は乾燥しやすいため、ニキビが発生します。

また、胃腸機能の低下をあらわしており、甘いものや脂っこいものを食べ過ぎている場合にも頬ニキビが発生しやすいといわれています。

頬ニキビの対処法
  • 大豆イソフラボン、バナナを食べる
  • 甘いものや脂っこいものを控える
  • メイク用品や寝具を見直す
  • 低用量ピルの使用

口周りのニキビの意味と対処法

口周りニキビの意味
  • 胃腸機能の低下
  • 食べ過ぎ、胃もたれ
  • ビタミン不足

口周りは、食べたり喋ったりする、顔の中で最も動きが盛んな場所です。
そのため、皮膚が薄く、刺激を受けやすい場所でもあります。

また、ビタミン不足により口周りのニキビは発生しやすく、偏った食生活をしている方は要注意です。

口周りニキビの対処法
  • 暴飲暴食を避ける
  • 消化の良い食事を心がける
  • 胃に負担をかけない温かい食事をとる

顎のニキビの意味と対処法

顎ニキビの意味
  • ホルモンバランスの崩れ
  • 婦人科系の不調
  • 腎臓の不調

顎は繰り返すことが多く、ニキビ跡が残りやすいという特徴があります。

女性は生理前にホルモンバランスが乱れることで、ニキビが発生しやすい場所です。
男性の場合は、脂っこいものの食べ過ぎや、腎臓の不調が考えられます。

顎ニキビの対処法
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ニキビ治療に有効なお薬一覧

全てのニキビに共通していえることは、炎症を抑えることやホルモンバランスを整えることが大切です。
実際のクリニックでも処方されている医薬品をご紹介します。

皮脂分泌を抑制しニキビを改善
イソトロイン(アキュテイン)
皮脂分泌抑制&毛穴の詰まり改善効果などで
中等症~重症のニキビにも◎
30錠:3,300円~
毛穴の詰まりを取り除く
ディフェリンゲル
初期の白ニキビ・赤ニキビに
ニキビの悪化を抑える効果◎
1本:2,290円~
アクネ菌の殺菌とピーリング作用
ベピオゲル(ベンザックジェル)
アクネ菌を殺菌するニキビ治療薬。毛穴が詰まりにくくなり、新しいニキビの発生防止にも◎ 1本:4,000円~
抗菌や殺菌効果のある抗生物質
クリンダマイシンゲル
鼻、口周り、顎にできやすい赤ニキビ・黄ニキビに
腫れや発赤を抑え、痛みを取り除く効果◎
1本:3,300円~
ホルモンバランスを整える低用量ピル
マーベロン
生理前にできやすいニキビに
ホルモンバランスを整えて皮脂の過剰分泌を抑える効果◎
28錠:1,440円~
ベピオゲルは市販で買える?お得で簡単に購入する方法
ベピオゲルは市販で買えるのか詳しく説明しています。その他ベピオゲルをお得にで簡単に買いたい方向けの購入方法もご紹介。

ニキビの応急処置とQ&A

Q.ニキビを潰したら早く治る?

A.白ニキビは、患部の状態によって芯を取り出すことで早めに治せる見込みはありますが、自己判断で潰したり、触ったりすると、かえって悪化につながる恐れがあります。
できてしまったニキビは、なるべく刺激を与えないのが早く治すための近道です。

Q.市販薬でニキビは治せる?

A.ニキビの種類にあわせて市販薬を選ぶことで、治療効果に期待ができます。
初期の白ニキビは市販で治すことが十分可能ですが、炎症が起きている赤ニキビや黒ニキビは医薬品がおすすめです。
市販薬については、下記の記事をご覧ください。

Q.ニキビに抗生物質は効く?

A.炎症を起こしているニキビや、膿がたまったニキビは、ばい菌が繁殖している状態のため、抗生物質を使用することで治療効果に期待できます。

アカミン(ミノマイシン)
アクネ菌の増殖を抑え、ニキビを治療する 60錠:2,850円~

Q.生理前のニキビに最も有効なものは?

A.低用量ピルの服用です。
生理前にニキビができやすい方は、ホルモンバランスの乱れによるものです。
女性ホルモンは生理周期に応じて変動しますが、生理前は黄体ホルモンが増え、皮脂の分泌量が活発になります。
低用量ピルを服用することで、黄体ホルモンの過剰分泌を抑え、ホルモンバランスの乱れを整えることができます。

トリキュラー
ニキビの原因のひとつである女性ホルモンのバランスを整えて、ニキビを治療する 28錠1箱:1,200円~
ピルの種類一覧|それぞれの違いや特徴を詳しく解説
避妊や生理痛の緩和などに用いられるピルには、低用量ピルやアフターピルなど様々な種類があります。種類ごとに使用目的や副作用の程度が異なるため、それぞれの違いや特徴を正しく理解しておくことが大切です。
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