胃薬の強さランキングを解説!処方薬一覧や症状別の選び方なども紹介します

胃痛や胸やけ、吐き気などの症状はありませんか?

どの胃薬を使えばいいのかわからず、放置している方いませんか?
本記事では、胃薬の種類や症状に合わせたお薬を紹介いたします。

胃薬の強さランキング

処方される胃薬には様々な種類があり、効果の強さについては、細かくランキング付けができません。

しかし胃薬のおおまかな強さはPPI阻害薬H2ブロッカー防御因子増強薬とされています。

それぞれ特徴もあるため、効果の強さではなく、自分にあう胃薬を選ぶことが大事です。

効果 代表的な医薬品
PPI阻害薬 胃酸分泌の抑制 タケプロン、パリエットなど
H2ブロッカー 胃酸分泌の抑制 ガスター、アシノンなど
防御因子増強薬 胃腸の粘膜保護 ムコスタ、セルベックスなど
消化管運動機能改善薬 胃腸機能を改善 ガスモチン、ナウゼリンなど

次項では、それぞれの種類と代表的な医薬品の特徴を紹介いたします。

第1位:PPI阻害薬

PPI阻害薬(プロトンポンプ阻害薬)には、胃酸の分泌を抑制する作用があります。

胃酸は、プロトンポンプという膜タンパク質によって分泌されます。

プロトンポンプが活発に働くと胃酸過多になり、胃痛や胃もたれなどの症状が起こります。

そのため、PPI阻害薬を使用することで、胃痛や胸やけの症状を改善、再発抑制ができます。

PPI阻害薬はとても強いお薬のため、慢性的な症状をお持ちの方におすすめです。

代表的なPPI阻害薬
  • タケプロン(ランソプラゾール)
  • パリエット(ラベプラゾール)
  • ネキシウム(エソメプラゾール)
  • タケキャブ(ボノプラザン)
商品名 タケプロン パリエット ネキシウム タケキャブ
画像 タケプロン パリエット ネキシウム タケキャブ
有効成分 ランソプラゾール ラベプラゾール エソメプラゾール ボノプラザン
価格 28錠:3,600円~ 28錠:2,250円~ 28錠:4,600円~ 取り扱いなし
特徴 1番最初にできたPPI阻害薬 中止後のリバウンドが少ない 従来のオメプラゾールより、効果がある 新しいカテゴリーのPPI阻害薬
商品詳細 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
ボタン 取り扱いなし

※横にスクロールできます。

次項からは、紹介した4つの胃薬について詳しく説明いたします。

タケプロン(ランソプラゾール)

タケプロン 28錠:3,600円
56錠:4,900円
84錠:6,500円
有効成分 ランソプラゾール
効果 胃潰瘍、逆流性食道炎、ピロリ菌除菌補助など
副作用 発疹、便秘、下痢、頭痛、眠気など
使用方法 1日1回30mgを服用 ※症状によって異なる

◆特徴
タケプロン(ランソプラゾール)は、日本の製薬会社である「武田製薬」が開発したお薬で、最初にできたPPI阻害薬です。
当時、胃薬で主流だった「ガスター」よりも効果が高いと言われています。

効果が高いため、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの患者に使われています。

また、お薬の投与で胃潰瘍などになってしまった方への再発抑制に使われています。

パリエット(ラベプラゾール)

パリエット 28錠:2,250円
56錠:4,050円
有効成分 ラベプラゾールナトリウム
効果 胃潰瘍や逆流性食道炎、十二指腸潰瘍などの改善
副作用 便秘、下痢、めまい、軟便など
使用方法 1日1回、10mgを食前に服用

◆特徴
パリエット(ラベプラゾール)はタケプロンの次に開発された胃薬です。

有効成分であるラベプラゾールは、他のPPI阻害薬と比べて副作用や薬物相互作用が少ないと言われています。

ネキシウム(エソメプラゾール)

ネキシウム ネキシウム20㎎錠
28錠:4,600円
56錠:5,700円
       
ネキシウム40㎎錠
28錠:5,200円
56錠:7,200円
有効成分 エソメプラゾール
効果 胃酸の分泌抑制
副作用 下痢、だるさ、口内炎、頭痛など
使用方法 1日1回20㎎ ※症状により異なる

◆特徴
ネキシウム(エソメプラゾール)は、3番目に開発されたPPI阻害薬です。

有効成分であるエソメプラゾールは、オメプラゾールの改良版として開発され、胃薬唯一の「光学異性体」です。

そのため、従来薬であるオメプラゾールよりも効果が高く、作用に対して個人差が少ないと言われています。

タケキャブ(ボノプラザン)

有効成分 ボノプラザン
効果 胃酸の分泌抑制
副作用 便秘、下痢、腹部膨満感、吐き気、むくみ
使用方法 1日1回

※お薬なびでは取り扱いしておりません。

◆特徴
タケキャブ(ボノプラザン)とは、2015年に発売されたカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)という新しいカテゴリーのPPI阻害薬で、最も効果があるとされています。

従来のPPI阻害薬とは違う方法でプロトンポンプを阻害するため全く違うものと説明している方も多いです。

主な違いは以下の通りです。

従来のPPI阻害薬
  • 酸によって活性化する
  • 効果を感じるまでに数日かかる
  • 夜間になると胃酸の分泌抑制効果が下がる
タケキャブ
  • プロトンポンプに結合する
  • 3~4時間で効果を感じる
  • 1日中胃酸の分泌抑制ができる

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第2位:H2ブロッカー

H2ブロッカー(H2受容体拮抗薬)とは、ヒスタミンH2受容体に作用するタイプの胃酸分泌抑薬です。

胃酸分泌の1つの原因である、ヒスタミンがH2受容体と結合することを防ぎ、胃酸分泌量を減らすことができます。

PPI阻害薬ができるまで、主流とされていた胃薬の種類です。

1997年からは、市販でも購入できるようになりました。

PPI阻害薬と比べて、即効性があることや、夜間の胃酸分泌抑制力が強いことが特徴です。

しかし、持続性はそこまでありません。

耐性がついてしまう可能性があるため、急性的な症状で使用すると良いとされています。

代表的なH2ブロッカー
  • ガスター(ファモチジン)
  • ザンタック(ラニチジン)
商品名 ガスター ザンタック
画像 ガスター ザンタック
有効成分 ファモチジン ラニチジン
価格 100錠:3,480円~ 60錠:2,160円~
特徴 市販のガスターより効果が期待できる 胃潰瘍の治療効果が高い
商品詳細 詳細を見る 詳細を見る
ボタン

次項からは、紹介した2つの胃薬について詳しく説明いたします。

ガスター(ファモチジン)

ガスター ガスター10mg錠
100錠:3,480円
200錠:6,200円
           
ガスター20㎎錠
100錠:3,990円
200錠:7,120円
       
有効成分 ファモチジン
効果 逆流性食道炎や急性胃炎、胃潰瘍などの改善
副作用 便秘、下痢、耳鳴り、発疹など
使用方法 1回10mg~20mgを2回、朝食後、夕食後、または就寝前に服用

◆特徴
ファモチジンは、胃酸の過剰分泌による、胃痛、胃もたれ、胸やけ改善などの効果があります。

ガスターは、沢井製薬が開発した治療薬で、日本では1985年から使われています。

ファモチジンを含んだ市販薬では第一類医薬品の「ガスター10」が有名です。

ガスター10は、ファモチジンを10㎎しか含まれていないため、本剤は、より強い効果が期待できます。

ザンタック(ラニチジン)

ザンタック 60錠:2,160円
120錠:3,880円
       
有効成分 ラニチジン塩酸塩
効果 逆流性食道炎や急性胃炎、胃潰瘍などの改善
副作用 便秘、下痢、めまい、発疹など
使用方法 1回75mg~150mgを朝食後と就寝前に服用

◆特徴
ザンタックは、1981年に発売され、胃潰瘍の治療率が高いとされ、僅か6年で処方箋として世界最大の売上を達成したお薬です。

2019年に、有効成分であるラニチジンに発がん性物質のNDMA(N-ニトロソジメチルアミン)が混入していたことが判明したため、販売メーカーが自主回収を行いました。

そのため、現在は販売を中止しています

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第3位:防御因子増強薬

防御因子増強薬とは、分泌された胃酸に対して胃の防御力を高めるお薬です。

胃粘膜を保護・強化・修復する作用があり、胃潰瘍の治療・予防効果があります。

また、他の胃薬と比べて、副作用が無く、安全性が高いと言われています。

他の薬と処方されることが多く、薬による胃の荒れも予防できます。

代表的な防御因子増強薬
  • ムコスタ
  • セルベックス
商品名 ムコスタ(レバミピド) セルベックス(テプレノン)
画像 ムコスタ セルベックス
有効成分 レバミピド テプレノン
価格 100錠:3,800円 30錠:2,520円
特徴 鎮痛薬の副作用を防ぐ効果がある びらん性胃炎に効果がある
商品詳細 詳細を見る 詳細を見る
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次項からは、紹介した2つの胃薬について詳しく説明いたします。

ムコスタ(レバミピド)

ザンタック 100錠:3,800円
有効成分 レバミピド
効果 胃炎や胃潰瘍の改善促進
副作用 便秘、腹部膨満感、むくみ、下痢など
使用方法 朝、夕方、就寝前に1錠服用

◆特徴
レバミピドは、ロキソニンなどの鎮痛薬と一緒に処方されることが多いお薬です。

暴飲暴食による胃もたれには効果がありませんが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が原因の胃もたれには効果があるといわれています。

レバミピドは、食事により効果が減ることはないため、頓服薬として使用することもできます。

セルベックス(テプレノン)

ザンタック 30錠:2,520円
60錠:4,530円
90錠:6,340円
有効成分 テプレノン
効果 胃炎や胃潰瘍の改善促進
副作用 頭痛、便秘、下痢、発疹など
使用方法 1回1カプセルを食後30分~1時間以内に服用

セルベックスは、胃炎によるびらんの改善に効果があるお薬です。

また、レバミピドと同じように、鎮痛薬の副作用を防ぐ効果もあります。

しかし、食事により効果が減ってしまうことから頓服薬としての使用は使いにくいです。

びらんとは

胃の粘膜の浅い部分の炎症により、ただれてしまっている状態のこと。

主な原因は、ストレスや飲酒、薬の副作用からなる急性胃炎に起こる症状です。

まれに慢性胃炎でおこることもあります。

※防御因子増強薬の強さランキングに戻る

胃薬の処方量ランキング

胃薬それぞれの強さランキングは決めらません。

ですが、胃薬の中でもよく処方されている薬のランキングはあります。

厚労省のNDBオープンデータをもとに胃薬の処方量が多い薬ランキングを紹介いたします。

商品名 1位:ムコスタ 2位:アルロイド内用液5% 3位:ネキシウム 4位:タケキャブ 5位:タケプロン
画像 ムコスタ アルロイド内用液 ネキシウム タケキャブ タケプロン
有効成分 レバミピド アルギン酸ナトリウム エソメプラゾール ボノプラザン ランソプラゾール
価格 100錠:3,800円 取り扱いなし 28錠:4,600円~ 取り扱いなし 28錠:3,600円~
特徴 鎮痛薬の副作用を防ぐ効果がある 粘膜保護作用や止血作用がある 従来のオメプラゾールより、効果がある 新しいカテゴリーのPPI 1番最初にできたPPI阻害薬
商品詳細 詳細を見る 詳細なし 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る
ボタン 取り扱いなし 取り扱いなし

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※令和3年NDBオープンデータ

胃薬の選び方

悩んでいる男性
1番効き目のあるPPI阻害薬を使えばいいのでは?

このようなことを思っている方はいませんか?

確かに、効き目が強いのはPPI阻害薬とされていますが、症状に合わせて使用することが大切です。

こちらでは、主な疾患名と症状について説明いたします。

次項では、疾患に合わせたおすすめの治療薬を紹介しているので、症状に合わせてご覧ください。

  • 疾患:ストレスなどによって胃の痛みやむかつきが突然現れる疾患
  • 症状:急な胃の痛み、急な吐き気、急な頻度の高いげっぷなど
  • 疾患:ピロリ菌感染によってみぞおちの痛みや吐き気などが現れる疾患
  • 症状:みぞおちの痛み、吐き気、頻度の高いげっぷなど
  • 疾患:胃炎が深刻化してしまい、粘膜の下の方まで組織がえぐられる疾患
  • 症状:胃痛、胸やけ、食欲不振など
  • 疾患:胃酸が食道に逆流することにより、食道に炎症を起こす疾患
  • 症状:胸やけ、頻度の高いげっぷ、呑酸がこみあげてくる、喉のヒリヒリ感など

急性胃炎

急性胃炎になる原因は、薬の服用やストレス、アルコールなど様々な要因が考えられるため原因に応じた対応が必要です。

主にH2ブロッカーやPPI阻害薬などの胃酸抑制薬が治療薬として使用されています。

初期症状として、みぞおち付近の痛み、吐き気、頻度の高いげっぷ、食欲不振などが急激におこることがあげられます。

このような症状でお悩みの方へおすすめの治療薬は以下の通りです。

商品名 ガスター ガスター・ジェネリック ザンタック
画像 ガスター ガスター・ジェネリック ザンタック
有効成分 ファモチジン ファモチジン ラニチジン
価格 100錠:3,480円~ 280錠:1,780円~ 60錠:2,160円~
特徴 市販のガスター10より効果が期待できる ガスターと同じ効果が期待できる 胃潰瘍の治療効果が高い
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慢性胃炎

慢性胃炎とは、ピロリ菌が主な原因となり起きる長期にわたって続く胃炎のことです。

また、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの薬の副作用としておこることもあります。

痛みを和らげるお薬としては胃潰瘍や急性胃炎と同じで、H2ブロッカーやPPI阻害薬を用います。

しかし、ピロリ菌の感染が原因となっている方は、最初にピロリ菌を除去する必要があります。

以下で紹介するお薬が、一般的にピロリ菌除去に使われるお薬です。

ピロリ菌

ピロリ菌とは、胃の中にあるバイキンです。

ピロリ菌を放置したままにすると、胃潰瘍や胃がんになるリスクがあがります。

ピロリ菌を除菌するためには、ピロリ菌検査をおこなったうえで、1~2回の除菌治療が必要になります。

除菌方法は、お薬を飲むだけと簡単なため、早めの検査・治療をおすすめします。

◆除菌方法
一次除菌は、3種類の薬を1日2回7日間服用します。

内服期間終了後、2か月ほど経過したあとに再度ピロリ菌検査をします。

これで除菌できれば、治療は終わりです。

◇一次除菌に必要なお薬

商品名 サワシリンジェネリック クラリスロマイシン・ジェネリック タケプロン
画像 サワシリンジェネリック タケプロン
有効成分 アモキシシリン メトロニダゾール ランソプラゾール
価格 150錠:6,000円~ 20錠:2,700円~ 28錠:3,600円~
特徴 細菌を死滅させ、感染症を治療できる 様々な感染症の有効な抗原虫薬・抗菌薬 1番最初にできたPPI阻害薬
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一次除菌に失敗してしまった方は、二次除菌をおこないます。

二次除菌も、一次除菌と同じ服用方法です。

二次除菌でも3種類のお薬を使用しますが、クラリスロマイシン・ジェネリックをフラジールに変更します。

二次除菌まで行うと成功率は、ほぼ100%と高い割合です。

一度ピロリ菌を除菌できた方の再発率はまれであるともいわれています。

◇二次除菌の必要なお薬

商品名 サワシリンジェネリック フラジール タケプロン
画像 サワシリンジェネリック タケプロン
有効成分 アモキシシリン メトロニダゾール ランソプラゾール
価格 150錠:6,000円~ 20錠:2,700円~ 28錠:3,600円~
特徴 細菌を死滅させ、感染症を治療できる 様々な感染症の有効な抗原虫薬・抗菌薬 1番最初にできたPPI阻害薬
商品詳細 詳細なし 詳細なし 詳細を見る
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胃潰瘍

胃潰瘍画像
胃潰瘍とは、胃炎が深刻化することで、粘膜の下の方まで組織がえぐられた状態のことをいいます。

胃潰瘍になる原因は、ピロリ菌によることが多く、その場合は慢性胃炎と同様にピロリ菌除去治療をおこないます。

その他の原因で胃潰瘍になってしまった場合は、PPI阻害薬やタケキャブの使用が推奨されています。

PPI阻害薬やタケキャブが使用できない方は、H2ブロッカーや防御因子増強薬を使用してください。

ピロリ菌以外の原因の例
  • ストレス
  • 薬による副作用
  • 喫煙
  • 飲酒
商品名 タケプロン タケプロンジェネリック ネキシウム タケキャブ
画像 タケプロン タケプロンジェネリック ネキシウム タケキャブ
有効成分 ランソプラゾール タケプロンジェネリック エソメプラゾール タケキャブ
価格 28錠:3,600円~ 30錠:3,500円~ 28錠:4,600円~ 取り扱いなし
特徴 1番最初にできたPPI阻害薬 タケプロンと同じ効果が期待できる 従来のエソメプラゾールより、効果がある 新しいカテゴリーのPP
商品詳細 詳細を見る 詳細なし 詳細を見る 詳細を見る
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※参考:消化性潰瘍診療ガイドライン2020(改訂第3版)|日本消化器病学会

逆流性食道炎

逆流性食道炎画像

逆流性食道炎とは、「下部食道括約筋」が緩んでしまうことで、食道へ胃の中の物が逆流してしまう病気のことです。

症状としては、喉からみぞおちにかけてヒリヒリする、げっぷがよく出る、すっぱいもの(呑酸)がこみあげてくるなどがあげられます。

水を飲むと一時的に楽になることも特徴の1つです。

逆流性食道炎の治療方法は、治療ガイドラインによると、PPI阻害薬の8週間服用が第一選択薬と言われています。

下部食道括約筋とは
胃の入り口を閉じて、胃の中のものが食道へ流れないように作用する筋肉です。
商品名 タケプロン タケプロンジェネリック ネキシウム タケキャブ
画像 タケプロン タケプロンジェネリック ネキシウム <タケキャブ
有効成分 ランソプラゾール タケプロンジェネリック エソメプラゾール タケキャブ
価格 28錠:3,600円~ 30錠:3,500円~ 28錠:4,600円~ 取り扱いなし
特徴 1番最初にできたPPI阻害薬 タケプロンと同じ効果が期待できる 従来のエソメプラゾールより、効果がある 新しいカテゴリーのPPI阻害薬
商品詳細 詳細を見る 詳細なし 詳細を見る 詳細を見る
ボタン 取り扱いなし

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※参考:胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン|日本消化器病学会

効果の高い胃薬は通販で買える

胃薬は市販(ドラッグストア)でも販売されていますが、効果の高いPPI阻害薬は、病院処方か、海外通販(個人輸入)でのみ購入可能です。

市販で販売されている胃薬は、有効成分が少なく配合されています。

そのため、病院処方や海外通販の方がより効果の高い胃薬を入手することができます。

今回は、安く購入できる海外通販(個人輸入)の説明をさせていただきます。

メリット
  • まとめ買いできるため、定期的に胃の症状が出る方は常備薬として使用も可能
  • 病院に行く必要がないので注文するだけで手軽に購入できる
  • 市販もされているガスターは海外通販のほうが安く買える
デメリット
  • 海外通販なので、届くのが遅くすぐには使用できない
  • 副作用がおきても自己責任である

胃薬の強さに関するQ&A

胃薬の強さに関する複数の質問の中から、以下3つの質問についてお答えしていきます。

ランソプラゾールとファモチジンはどちらが強い

処方の胃薬と市販の胃薬の違い?

胃薬が効かない場合は?

ランソプラゾールとファモチジンはどちらが強い

二つの医薬品の有効性を比較研究したデータはないため、正確に強さを出すことはできません。

ですが、作用上PPI阻害薬である「ランソプラゾールのほうが酸抑制作用が強い」と言えます。

違い
  • ランソプラゾール:効果は高いが即効性がなく、どちらかといえば昼間に効きやすい
  • ファモチジン:PPIほど効果は強くないが即効性があり、夜間に効きやすい

処方の胃薬と市販の胃薬の違い?

処方薬と市販薬では、配合されている有効成分の量が違います。

また、胃薬のうちM1ブロッカーやH2ブロッカーの一部の薬は市販されていますが、PPI阻害薬は市販されていません。

PPI阻害薬などの処方箋医薬品は、効果も強い一方で副作用も強く出る恐れがあるためです。

胃薬が効かない場合は?

薬を飲んでもなかなか治らない場合は医師に相談しましょう。

機能性ディスペプシアの可能性があります。

機能性ディスペプシア(FD)とは
胃炎のような症状があるにもかかわらず、胃に関する検査を行っても何も病気が見つからなかったときに診断される病気

まとめ

胃痛、胸やけ、吐き気などの症状は、胃の調子が悪い可能性があります。

これらを放置してしまうと、胃潰瘍や逆流性食道炎、胃がん発生のリスクが高まります。

そのため、何か異変を感じたら、早めに対処してください。

胃薬にはそれぞれ特徴があるので、効果の強さではなく、症状に合わせた胃薬を選ぶようにしましょう。

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