胃薬として広く知られているガスター10は、販売中止になるのではないかという噂が広がっています。
ガスター10は胃酸の分泌を抑える効果に優れており、愛用者も多い市販薬であることから、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、その噂が本当なのかどうか、そしてなぜそのような噂が立っているのかを詳しく解説していきます。
ガスター10が販売中止?その理由について
ガスター10は、胃酸の過剰な分泌を抑制し、胃粘膜を保護することで、胃の痛みや不快感を改善する治療薬です。
この効果は、主成分であるファモチジンによるものであり、ガスター10にはこれが10mg含まれています。
胃酸は就寝中でも分泌されますが、ガスター10は胃酸の分泌を8時間にわたってコントロールするため、夜の服用で朝まで効果が持続するのです。
ガスター10は現在も販売されていますが、2017年4月に内服液の製造が終了した事実があります。
ガスター10の販売中止は、この内服液の販売終了と誤解された可能性があります。
現在販売されているガスター10の種類
現在販売されているガスター10には、錠剤、散剤、口中速溶タイプの3種類があります。
錠剤には、飲みやすくするために外側を砂糖で包んだ糖衣錠タイプと、一般的な錠剤があります。
さらに、水がなくても服用できるように、口の中で溶ける工夫がされた錠剤も。
錠剤の飲み込みが難しい場合には、粉末状の散剤を選ぶことでスムーズに服用できます。
ガスター10は薬局では販売されていない?
ガスター10は現在も販売しているため、薬局やドラッグストアでの購入が可能です。
ただし、第一類医薬品に分類されているため、購入には薬剤師の立ち合いが必要となります。
また、一般的には店頭に並べられておらず、簡単に手に取れない場所や、ガラスケースなどに保管されていることがほとんどです。
そのため、販売されていないと勘違いされてしまうことがあるのです。
ガスター10は、薬剤師がいる時間帯に薬局を訪ね、症状について相談したうえで購入を検討してください。
しかし第一類医薬品のため、店頭販売同様、薬剤師対応が必要となります。
第一類医薬品について
医薬品には、処方箋に基づいて渡される医療用医薬品と、1〜3類に分類される医薬品が存在します。
ガスター10は、その中でも、薬剤師の指導が必要とされる第一類医薬品に分類されています。
市販されている医薬品の中で効果が優れている一方で、副作用も強いため、使用においてとくに注意が必要なのです。
病院処方のガスターとの違い
ガスター10は、一般の薬局やドラッグストアで購入できますが、病院で処方されるガスターは医療用医薬品であるため、処方箋が必要です。
市販薬と処方薬では、有効成分であるファモチジンの配合量が異なります。
市販薬のガスター10はファモチジンを10mg含有している一方で、処方薬には10mgのほかに20mgも存在します。
また、病院では内服薬のほかに、注射剤、点滴剤を用いることもあります。
病院処方のガスターは市販よりも効果が強いため、医師の処方なしに購入できません。
参考:ファモチジン:ガスター
▼病院処方と同じファモチジン20mg配合錠は個人輸入で購入できます。▼
ガスター・ジェネリック | ||
---|---|---|
有効成分:ファモチジン
20mg 280錠:1,780円 |
ガスター10の通販での購入方法
ガスター10は、Amazonや楽天市場でも購入可能です。
しかし、ガスター10は第一類医薬品に分類されているため、オンライン上での購入であっても、薬剤師の対応が必要です。
注文の手順は以下の通りです。
- オンラインストアで注文をする
- 注文後、薬剤師からの連絡を待つ
- メールなどに記載された指示に従って、問診フォームに必要事項を記入する
これらの手順を踏み、薬剤師により販売が許可されれば、商品が発送されます。
販売価格
市販薬であるガスター10の販売価格は以下の通りです。
どのタイプも、1回の服用で1錠(1包)、1日2回までと定められています。
6錠 1,078円~
9錠 1,408円 (胃酸逆流タイプ)
●錠剤 口中速溶タイプ
6錠 1,078円~
●散剤
6包 1,078円~
9包 1,408円 (胃酸逆流タイプ)
お得に購入したいなら海外通販!
ガスター10と同じ有効成分であるファモチジンを含むジェネリック医薬品は、海外通販サイトでお得に購入できます。
また、面倒な薬剤師との手続きも不要です。
ガスター10は、10mgの有効成分が配合されていますが、海外通販では処方薬と同じ20mgから、40mgまでの種類が揃っています。