カロリミットを飲み続けると痩せる効果がある?痩せたい人必見

カロリミットを飲み続けると痩せる効果がある?痩せたい人必見
カロリミットは市販されている人気のサプリメントのため、良い口コミだけではなく悪い口コミも見られます。

確実に言えるのは、カロリミットは医薬品ではなく、あくまでも健康食品です。

そのため、痩せる効果が証明されているものではありません。

飲んだからと言って、すぐに痩せるものではないのです。

本記事では、カロリミットを飲み続けると痩せるのかどうか、痩せるにはどうすればいいのか、詳しく解説していきます。

カロリミットを飲み続けると?

カロリミットを飲み続けると、果たしてどうなるのでしょうか?

効果が出てくるのでしょうか、それとも薄れてくるのでしょうか?

はたまた、飲み続けると体に悪い影響を与えるのでしょうか?

こういった疑問について、解説していきます。

飲み続けると効果がある?

カロリミットについては、飲み続けることで効果が現れる、そもそも飲み続けないと意味がない、という意見が散見されます。

実はその通りで、カロリミットはサプリメントのため、飲んだからと言ってすぐに効果が現れるものではありません。

サプリメントは健康をサポートするための食品であり、飲み続けることで体質を改善していくものです。

サプリメントは一般的に3~6ヶ月の継続使用で効果が現れるもので、最低でも3ヶ月続けてからでないと効果があるか無いかは判断できないのです。

飲み続けると効果が薄れる?

カロリミットに関しては、飲み続けるうちに体が慣れてしまい、耐性ができて効果を感じられなくなるのでは、という意見もあります。

確かに耐性の形成が起こりやすい成分というものもありますが、カロリミットは基本的に継続利用することで効果が期待できるようになるサプリメントです。

効果が薄まるということは考えにくいため、効果を実感したい場合はむしろ積極的に継続すべきサプリメントと言えるでしょう。

飲み続けると体に悪い?

「カロリミットを飲み続けると体に悪いのでは?」という意見も散見されます。

どんな食品でもそうですが、一度に大量に摂取すると体に悪いということもあるでしょう。

しかし、用法用量を守って飲む分には体に悪いということはありません。

本記事の執筆にあたり調査したところ、これまでに悪いことが起きたという情報も確認できませんでした。

また、カロリミットに関する副作用も報告されていません。

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カロリミットで痩せた人はいる?

ここまで、カロリミットの効果について解説してきましたが、実際にカロリミットで痩せた人はいるのか調べてみました。

SNSでの口コミを、以下でご紹介していきます。

痩せた人

良い口コミの特徴は、「意外と効果があるのかも」、「体質に合っているのかも」、「飲み始めてから痩せた」というものでした。

効果を実感できるかどうかは、飲んだ時の体調やタイミングの良しあし、その人の体質なども関わるのだということがわかります。

痩せなかった人

悪い口コミの特徴は、ほとんどが「痩せない」というものでした。

これらの「痩せない」という口コミに関しては、「カロリミットは痩せるためのサプリメント」だと勘違いしていることが原因となっていると考えられます。

そもそも、カロリミットは痩せるためのサプリメントではないのです。

カロリミットは飲み続けても痩せるわけではない

カロリミットは飲み続けても痩せるわけではない
そもそもカロリミットは、「痩せる」効果を謳っているサプリメントではありません。

飲むことで「糖や脂肪の吸収を抑える」、「脂肪の代謝を助ける」サプリメントです。

つまり、飲み続けることでこれらの効果に期待ができるものの、直接痩せる効果があるわけではないのです。

このことを取り違えているとカロリミットに対して満足ができず、逆にこのことを理解している人であれば、「痩せないけど続けて飲もう」と思えるのです。

カロリミットの効果

それでは、実際にカロリミットはどのような効果が期待できるものなのでしょうか。

以下で解説していきます。

食後の血糖値の上昇を抑える

カロリミットには、糖の吸収を抑えることで食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。

カロリミットの原材料には「桑の葉イミノシュガー」が含まれていますが、これにはα-グルコシダーゼの働きを阻害する効果があり、臨床試験でもその機能性が認められています。

桑は日本各地で養蚕が盛んだった時代より栽培されており、地域によってはお茶にして飲む習慣もありますが、古くから糖尿病予防の効果が謳われてきた植物です。

近代では研究の結果、桑の葉には糖の消化酵素に対して阻害する作用があることが証明されており、服用することで食後の血糖値上昇を穏やかにすることがわかっています。

食後の血糖値の上昇を抑える臨床試験

タップしてグラフの詳細を見る

【対象者】
20歳以上65歳未満の糖尿病ではない健常な日本人成人男女(空腹時血糖値が125 ㎎/dL以下の者)50名
【摂取期間】
単回摂取。大人のカロリミット®または機能性関与成分なしのいずれか一方を摂取(1回目試験)し、休止期間(6日間)後、1回目に摂取していない試験食品を摂取(2回目試験)。
【試験方法】
大人のカロリミット®または機能性関与成分なしを摂取後、食事(米飯)を摂り、食後120分までの血糖値を測定。
※AUC:血中濃度曲線下面積

参照:FANCL:カロリミット

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血中中性脂肪の上昇を抑える

カロリミットには血中中性脂肪の上昇を抑える効果があります。

カロリミットの原材料には「桑の葉イミノシュガー」のほか、「キトサン」「茶花サポニン」が含まれていますが、これらが血中中性脂肪の上昇を抑えることが臨床試験でも認められています。

そのうち「茶花サポニン」には、脂肪の吸収抑制作用や血糖値の上昇抑制作用があることがわかっています。

また、「キトサン」は血中中性脂肪を低下させる効果があり、多くのサプリメントなどの機能性食品に利用されている成分です。

開発販売しているファンケルは、これらを組み合わせることで脂肪や糖に働きかける高い効果が期待できるサプリメントとしてカロリミットを開発しました。

血中中性脂肪の上昇を抑える臨床試験

タップしてグラフの詳細を見る

【対象者】
20歳以上65歳未満の健常な日本人成人男女(空腹時血中中性脂肪値が200 ㎎/dL未満の者)59名
【摂取期間】
単回摂取。大人のカロリミット®または機能性関与成分なしのいずれか一方を摂取(1回目試験)し、休止期間(6日)後、1回目に摂取していない試験食品を摂取(2回目試験)。
【試験方法】
大人のカロリミット®または機能性関与成分なしを摂取後、食事(バターとラードを溶かしたスープ)を摂り、食後6時間までの血中中性脂肪値を測定。
※AUC:血中濃度曲線下面積

参照:FANCL:カロリミット

本気で痩せたいならダイエット薬がおすすめ!

本気で痩せたいならダイエット薬がおすすめ!

しかし、カロリミットはあくまでもサプリメントであるため、「飲むことで〇キロ痩せる」というエビデンスがあるものではありません。

毎日取り入れることで健康をサポートしてくれるものではありますが、痩せる効果を期待するものではないのです。

本当に痩せたいという場合は、確実に効果が証明されている医薬品を使ったダイエットがおすすめとなります。

医薬品であれば、開発における研究の時点で「飲むことで痩せる」というエビデンスがはっきりとしているからです。

カロリミットとダイエット薬の違い

カロリミット ダイエット薬
分類 サプリメント 医薬品
効果 弱い 強い
副作用 なし あり
科学的根拠 食事の糖や脂肪の吸収を抑える
※痩せる根拠はない
体重減少、脂肪吸収阻害、血糖値上昇抑制など
※痩せる根拠あり

カロリミットには、食事で摂取する糖や脂肪の吸収を抑える働きがあることが証明されています。

しかし、そこには脂肪を減少させて体重を減らすという根拠はありません。

一方、ダイエット薬は医薬品で、研究により体重の減少や脂肪吸収の阻害効果、血糖値上昇抑制効果などの、痩せる根拠が示されているものです。

医薬品は研究などで効果があると根拠のある成分で構成されているものですが、サプリメントはそうではなく、あくまでも食品に分類されるものとなっています。

ダイエット薬がおすすめの人

次のような人には、サプリメントよりもダイエット薬がおすすめです。

ダイエット薬がおすすめの人
  • これまでダイエットをしたことがあるけれど長続きしなかった人
  • 食べることが大好きで、ついつい食べ過ぎてしまう人
  • 運動や筋トレをする時間を作ることができない人
  • 無理をすることなくダイエットをしたい人
  • ダイエットをしてきているが、なかなか体重が落ちない人

これらのことに覚えのある人は、サプリメントよりも医薬品で体重を落とすことを考えた方がいいかもしれません。

その際、カロリミットは補助的な位置づけで使うことをおすすめします。

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おすすめのダイエット薬

おすすめのダイエット薬
ここからはカロリミットとは違い、確実にダイエット効果が期待できるダイエット薬をご紹介していきます。

カロリミットと似ている薬

カロリミットには「αグルコシダーゼ」を阻害する働きがあるため、似ている医薬品としては「αグルコシダーゼ阻害薬」が挙げられます。

「αグルコシダーゼ阻害薬」は糖尿病治療薬ですが、近年はダイエット目的で使用する人も多くなっています。

ここでは、αグルコシダーゼ阻害薬の中から「グルコバイ」と「ボグリボース」をおすすめとしてご紹介していきます。

グルコバイ

グルコバイ
グルコバイ 90錠:2,700円
成分 アカルボース
効果 糖尿病の改善、ダイエット効果
副作用 消化器障害、発疹、頭痛、めまい、肝臓機能障害など

グルコバイは、小腸に存在する「αグルコシダーゼ」という酵素の働きを阻害して糖の吸収を抑制する医薬品です。

日々摂取している食事に含まれるでんぷんなどの炭水化物は、唾液や消化液によってブドウ糖に分解されて吸収されます。

αグルコシダーゼはこの際に働く酵素のひとつですが、グルコバイはこの酵素の働きを阻害し、糖が吸収されるのを抑制する医薬品です。

食後に糖が吸収されるのを抑えられるので、体内の脂肪をエネルギーとして使うことができるようになり、体重減少といったダイエット効果を期待することができます。

大人のカロリミットは1か月分が 約2,000円ですが、グルコバイも同じくらいの価格で購入することができます。

ボグリボース

ボグリボース
ボグリボース 30錠:2,300円
成分 ボグリボース
効果 食後の血糖上昇を抑える
副作用 お腹がはる、軟便、下痢、おならなど

ボグリボースも、αグルコシダーゼ阻害薬に分類される医薬品です。

有効成分は商品名となっている「ボグリボース」で、こちらも小腸に存在する「αグルコシダーゼ」という酵素の働きを阻害することで糖の吸収を抑制します。

これにより、食後の急激な血糖値上昇を抑えて緩やかにします。

糖の吸収が抑えられるため、体内の脂肪をエネルギーとして使うことができるようになり、その後の体重減少といったダイエット効果を期待することができます。

血糖値の上昇を抑える薬

カロリミットのように血糖値の上昇を抑える医薬品は、多数存在しています。

αグルコシダーゼ阻害の働きはダイエットの補助的な役割となるため、これからご紹介するダイエット薬と併用するのもおすすめです。

メトホルミン

メトホルミンタブレット
メトホルミンタブレット 28錠:2,800円
成分 メトホルミン
効果 2型糖尿病の改善、体重の低下
副作用 肝臓機能障害、消化器障害、発疹、代謝異常、頭痛など

メトホルミンは、インスリンの働きを促す「ピグアナイド薬」に分類される糖尿病治療薬です。

メトホルミンには、糖質の吸収を抑えることで急激な血糖値の上昇を防ぐ効果があります。

また、体内で効率的に糖質がエネルギーとして使われることをサポートします。

こうした働きによって太りにくくエネルギーを消費しやすくなり、結果としてダイエットの効果が期待できるようになります。

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フォシーガ

ダパリル(フォシーガジェネリック)
ダパリル 30錠:6,000円
成分 ダパグリフロジン
効果 血糖値の下降、体重の低下
副作用 便秘、口の渇き、頻尿など

フォシーガは、SGLT2阻害薬に分類される医薬品で、もともとは糖尿病治療薬です。

しかし、インスリンに関与せずに体内の余分な糖を排出する働きがあることで、近年ではメディカルダイエットに多く使われるようになりました。

食事から摂取した糖を吸収される前にカットすることで、余分な糖を尿と一緒に排出することで体重の減少効果を期待できる医薬品です。

フォシーガは、1日に約200~500kcalの糖を尿と共に体の外へ排出させます。

1ヵ月継続して服用すると、約6,000~15,000kcalの糖がカットされ、体の外へ排出される計算になります。

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食欲抑制効果のある薬

カロリミットには食欲抑制効果はありません。

そのため、直接体重の減少に結びつくことがありません。

本気で痩せたいという場合は、食欲を抑制することで摂取する食事量を減らすことが重要になります。

ここでは、食欲抑制効果が期待できる医薬品をご紹介していきます。

リベルサス

リベルサス
リベルサス 10錠:9,800円
成分 セマグルチド
効果 2型糖尿病治療薬・ダイエット
副作用 便秘、下痢、お腹の張り、胃のむかつきなど

リベルサスに含まれるホルモン「GLP-1」には、満腹中枢を刺激して食欲が抑える働きがあります。

この働きにより、いつもよりも食事量が少なくても満腹感が得られるため、暴飲暴食の防止につながります。

また、胃腸の働きを抑制する作用もあります。

胃腸の働きがコントロールされるため、満腹感が持続します。

満腹状態が長く続くと空腹を感じにくくなるため、自然と食事の量を減らすことにつながります。

まとめ

カロリミットはダイエットの補助的な役割を果たすものの、ダイエット効果が見込まれるサプリメントではありません。

今の体重の維持や、健康の維持のための服用であれば、高い満足感が得られるはずです。

しかし、痩せたい、体重を落としたいと思う人が飲むと、効果が感じられずに不満が残る結果となるでしょう。

明確に痩せたいという目標がある場合は、カロリミットよりもダイエット薬の服用がおすすめになります。

ダイエット薬は医薬品のため服用には注意が必要ですが、痩せたいという場合はぜひ検討してみてください。

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