「暑いわけではないのに顔汗が止まらない…」
「顔だけ汗をかきやすくてメイクが崩れやすい…」
など、顔汗に悩まされている方は多くいらっしゃいます。
この記事では、顔汗の原因や、ドラッグストアで買えるアイテム、顔汗を止める飲み薬についてご紹介します。
顔汗の原因は?
顔汗の原因には、顔面多汗症、もしくは運動不足や自律神経の乱れがあげられます。
それぞれの原因について詳しく解説していきます。
顔面多汗症
顔面多汗症とは、気温などに左右されることなく、日常的に汗の量が多く、日常生活に支障をきたしている状態です。
日本人の10人に1人が多汗症だともいわれています。
単に汗をたくさんかくからといって必ず顔面多汗症というわけではなく、暑かったり、運動後ではない場合にも生活に支障をきたすほどの汗をかいている場合に該当します。
顔面多汗症の場合、病院ではプロパンテリン配合の内服薬が処方されます。
服用後1時間ほどで全身の汗の出が弱まり、4~5時間ほど効果が持続します。
面接や商談、通勤時など汗をかきたくない場面で使用される場合が多いです。
商品名 | プロバンサイン | プロスパス |
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有効成分 | プロパンテリン | プロパンテリン |
価格 | 100錠:5,700円 | 100錠:5,500円 |
購入 |
運動不足
運動不足によって多量の汗が出ることがあります。
運動不足の場合、身体を動かすことが減り、身体の汗腺機能が低下します。
その結果、汗腺機能が発達している顔の感染に負担がかかり、顔から多量の汗が出てしまいます。
この場合は、まずはドラッグストアで買えるアイテムで顔汗を抑制をしてみましょう。
ドラッグストアで買える顔汗を止めるアイテム
ドラッグストアで買える顔汗を止めるアイテムを紹介
クリームタイプ
クリームタイプの顔用制汗剤は、化粧下地と一緒に仕込んでおくことができ、比較的効果の持続時間が長いことが特徴です。
クリームタイプがおすすめの人
- 化粧下地感覚で使用したい方
- 持続時間が長いものをいお探しの方
- ポイント塗りをしたい方
アイテム紹介
クリームタイプの顔用制汗剤のアイテムをご紹介します。
クロルヒドロキシアルミニウム:汗の出口を塞いで発汗を抑制
フェノールスルホン酸亜鉛:毛穴や汗の出口を引き締めて汗を抑制
商品名 | サラフィネ | エナビス | アセトメル | デオエースEXプラス |
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有効成分 | クロルヒドロキシアルミニウム | クロルヒドロキシアルミニウム | フェノールスルホン酸亜鉛 | クロルヒドロキシアルミニウム |
価格 | 4,980円~ | 2,980円~ | 910円~ | 4,800円~ |
購入 |
※2023.09.12の調査段階の価格です
スプレータイプ
スプレータイプの顔用制汗剤は、化粧の上から使用することが可能な商品が多く、外出先で気になった際に使用することができる特徴があります。
スプレータイプがおすすめの人
- 手を汚さずに使用したい方
- 外出先で使用したい方
- 化粧の上からでも使用したい方
アイテム紹介
スプレータイプの顔用制汗剤のアイテムをご紹介します。
フェノールスルホン酸亜鉛:毛穴や汗の出口を引き締めて汗を抑制
商品名 | N1us | アセトメル フェイスミスト | ASE block water | スウェットル |
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有効成分 | フェノールスルホン酸亜鉛 | フェノールスルホン酸亜鉛 | フェノールスルホン酸亜鉛 | フェノールスルホン酸亜鉛 |
価格 | 1,980円~ | 1,180円~ | 1,650円~ | 4,510円~ |
購入 |
※2023.09.12の調査段階の価格です
顔面多汗症におすすめの治療薬
ドラッグストアで買えるアイテムよりも効果が感じられるのが「飲み薬」の多汗症治療薬です。
ここから、多汗症の治療薬について詳しく紹介します。
顔汗を止める飲み薬とは
顔汗を止める飲み薬は、「多汗症」の治療につくられた医薬品のことです。
日本で唯一多汗症の飲み薬として承認されているのが抗コリン薬にあたるプロバンサインです。
抗コリン薬は、汗の分泌を促すアセチルコリンという物質をブロックして、汗の分泌を抑える効果があります。
飲み薬と市販の制汗剤との違い
飲み薬である抗コリン薬の効果と市販の制汗剤との違いについて解説します。
市販薬の場合、汗の出口は塞がれますが、毛穴に制汗剤が詰まって肌荒れの原因に繋がります。
一方、飲み薬の抗コリン薬であれば、そういった心配はありません。
また、抗コリン薬は医療用医薬品に当たり、医療現場でも処方されており、全身の汗に効果があります。
飲み薬のメリット・デメリット
次に、飲み薬である抗コリン薬のメリットデメリットについて解説します。
- メリット
- デメリット
・全身の汗に効果あり
・肌荒れの心配なし
・手軽に服用できる
・病院で処方される医薬品
・他の薬との併用を注意する必要がある
・全身性の副作用の可能性がある
内服薬のため、全身の汗に効果があるメリットの反面、全身性の副作用の可能性があるデメリットがあります。
顔汗の飲み薬はどこで買える?
ご紹介してきた顔汗用の飲み薬「抗コリン薬」はどこで購入することができるのでしょうか?
解説していきます。
海外通販を利用
現在、薬局やドラッグストアなどでは顔汗を止める飲み薬は市販されていません。
病院処方もしくは、海外通販を利用して個人輸入という形で購入することができます。
海外通販とは、海外の医薬品の個人輸入代行サービスのサイトのことです。
海外通販で取り扱っている抗コリン薬は、日本でも唯一多汗症の飲み薬として承認されている「プロバンサイン」です。
海外通販のメリット・デメリット
海外通販のメリットデメリットを解説します。
- メリット
- デメリット
・安価
・処方箋が不要
・通院不要
・まとめ買い可能
・自分で薬を選択可能
・国内未承認薬の取扱いも
・自己責任での使用
・届くまでに日数がかかる
このように、処方薬を通院や処方箋なしで安価に購入することができますが、海外からの発送のため日数がかかってしまいます。
また、医師の診断がないため、自己責任にはなりますが、自分で薬を選ぶことができるため、納得して購入してる方が多くいます。
プロバンサイン
顔汗に効果のある「プロバンサイン」とそのジェネリック医薬品をご紹介します。
プロバンサインのの主成分であるプロパンテリンは抗コリン薬で、汗の分泌を促すアセチルコリンという物質の働きをブロックして発汗を抑える効果があります。
国内外で多くの臨床試験が行われており、多汗症に対して国内では83.3%の有効性があるとの結果が出ています。
10人に8人は多汗症の改善に対する効果を実感している商品です。
商品名 | プロバンサイン | プロスパス |
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有効成分 | プロパンテリン | プロパンテリン |
価格 | 100錠:5,700円 | 100錠:5,500円 |
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簡単にできる!顔汗を抑えるツボ
次に、簡単に実践できる顔汗を抑えるツボ押しをご紹介します。
大包(だいほう)
大包とは、わきの下の付け根から3センチほど下にあるツボのことです。
このツボを中指で2~3分ほどぐっと押してください。
舞妓さんが顔汗を止めるのに使っている方法と同じで、脇の下から胸の上部を通るようにひもで縛っているため、ちょうど脇の下のツボあたりが押されるとされています。
屋翳(おくえい)
屋翳は、バストトップからまっすぐ上に5センチほどの位置にあるツボのことです。
このツボを左右同時に、3秒ほど押すのを3セット繰り返します。
こちらのツボは、顔汗や脇汗を止める効果があるとされています。
まとめ
顔汗を止めるドラッグストアで買える商品をご紹介しました。
ドラッグストアで買える市販で顔汗が止まらない場合には、より効果のある飲み薬での対策がおすすめです。
また、ご紹介したツボ押しのように簡単にできる方法も試してみてください。
プロスパス | ||
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100錠:5,500円 | ||