日差しを必要以上に避けていない?日光浴の美容効果と健康効果

実は日光は健康に重要なもの

日差しが強い昼間の時間帯、紫外線を極力浴びないように、美白美肌を意識している女性はとても多いですね。
休みの日は昼間は室内で過ごし、夜に活動するといった方も多いのではないでしょうか。

しかし、日光には驚くべき健康効果と、浴びないと体に引き起こすデメリットがあるのだとか。

日光を浴びることによって得られる健康効果を簡単にご紹介していきます。

体に必要なビタミンDの生成

日光を浴びると、体内にビタミンDを生成します。

ビタミンDは健康の為にはなくてはならない栄養素で、食事からも摂取することができますが、日光を浴びることにより体内で効率よく生成されます。

日焼けマシーンはA波という紫外線によるもので、ビタミンDの生成は行われません。
日光の紫外線に含まれるB波がビタミンDを生成するのです。

ビタミンDによる健康効果は以下のものなどがあげられます。

・骨の健康を守る
ビタミンDは、吸収されにくいとされるカルシウムの腸での吸収をサポートし、健康な骨や歯を維持してくれます。
また、骨粗鬆症になるリスクを大きく下げてくれます。
高齢になり、健康な状態の足腰でいることはとても気にするべき健康の重要項目であると言えます。

・生活習慣病の予防に
2010年に、厚生労働省はビタミンDは糖尿病の予防に効果があると発表しました。
世界中の医療機関などでもこのような論文が発表されており、ビタミンDの重要性が分かります。
また、ビタミンDが不足している状態では高血圧になりやすく心疾患のリスクを高めるといった研究も報告されています。

・代謝UPで痩せる体を作る
ビタミンDには脂肪を燃焼しやすくする効果があると言われています。
日光に含まれる赤外線によって体温上昇効果が得られ、代謝が向上します。
脂肪燃焼効果と合わせて代謝も上がるのでダイエットの大きなサポートになります。

うつ病、不眠症の予防や改善

日光を浴びる事により、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が促されます。
セロトニンにはストレスの解消や、気分の落ち込みを解消させる効果があります。

そのため、うつ病の予防や改善に効果があり、うつ病治療においても医師が日光を浴びることを推奨しているほどです。

また、セロトニンは体内時計を正常化する働きがあるので、毎朝しっかりと朝日を浴びる生活を送ることで、不眠症や睡眠障害が改善され、質の良い眠りを得ることができます。

浴びすぎるのも良くない

日光浴は健康に良いといったことを説明してきましたが、浴びすぎにもよくないということが言われています。

それは、やはりよく言われているように、紫外線は、シミやシワの原因になるということの他に皮膚がんを引き起こすリスクも上昇します。

ただ、それは強い紫外線を必要以上に浴びた場合であるので、長い間日光にあたる予定のある場合は日焼け止めを塗ったり衣類で肌を覆うなどの対策を取りましょう。

浴びた方がいいと推奨されている日光浴の時間は、週3日で1日15分程度でいいとの事です。
通勤時間や休み時間などに肌を少し露出して日光を浴びることで、健康効果が期待でき、少しの時間であれば肌に与えるダメージも少ないのでお薦めです。

また、肌に良い食品を摂取することを意識してターンオーバーを正常に行うようにし、肌の健康を守るといった努力も美肌を作るためには必要なことです。

食事から摂取することが大変な場合はサプリメントや健康食品などから必要な栄養素をしっかりと摂取してあげることで効率よく美と健康が守られます。

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