近年、日本でも注目を浴びている「アゼライン酸」。
美容液や美容クリームなどあらゆる化粧品に配合されているため、一度は使用したことがある方も多いのではないでしょうか。
海外では肌トラブルの治療薬として広く使用されていますが、日本では化粧品成分のひとつであり、医薬品扱いではありません。
本記事では「アゼライン酸は市販されているのか?」「海外と日本のアゼライン酸の違い」などについて徹底解説していきます。
アジダームクリーム | ||
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成分:アゼライン酸20% | |
アゼライン酸は市販で買えるが化粧品のみ
アゼライン酸を配合した化粧品は、多くのメーカーによって製造販売されており、ドラッグストアなどの市販でも購入することができます。
ただし、アゼライン酸のみを含有したものはなく、アゼライン酸以外の成分も配合された美容液や美容クリームが販売されています。
日本では化粧品成分のひとつであり、医薬品成分としては認められていなません。
そのため、どの肌タイプの方でも使えるようにアゼライン酸の効果が弱く製造されています。
楽天で買えるアゼライン酸について
アゼライン酸で検索すると、楽天市場がヒットし、アゼライン酸を含む様々なアイテムが並んでいます。
楽天で買えるアゼライン酸は、アゼライン酸以外にも保湿成分や刺激を抑える成分も配合されているため、効果が薄いと言えます。
口コミを見ると市販のアゼライン酸で効果を感じにくいという方もいらっしゃいますが、そんな方にはアゼライン酸単体で配合されているクリームがおすすめです。
次で詳しく解説していきます。
市販で買えるアゼライン酸
ここからは、市販で買えるアゼライン酸配合の化粧品をいくつかご紹介します。
クリームだけでなく、美容液やセラムなどタイプが異なる商品があるため、ぜひ参考にしてみてください。
アゼライン酸20%配合のアイテム10選
ニキピタアゼライン酸20%
ニキピタアゼライン酸20% | |||
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成分 | 水、グリセリン、トリエチルヘキサノイン、アゼライン酸、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、グリチルリチン酸2K、サリチル酸、ダイズステロール、メボウキ花/葉エキス、など | ||
効果 | ニキビ、テカリ、乾燥、毛穴詰まり、赤みに悩む方におすすめ | ||
副作用 | 熱感、かゆみ | ||
使い方 | 朝晩の洗顔後、清潔な手で適量を取り、気になる部分に塗布します。 |
ニキピタアゼライン酸20%クリームは、純度100%のアゼライン酸を高濃度で配合した日本製のスキンケア製品です。
角質を柔らかくし、肌を引き締めることで肌トラブルを防ぎます。水分と油分のバランスを整え、化粧崩れを防ぐ効果も期待できます。
敏感肌にも配慮されており、少量でも効果的に使用可能です。
KIWAMIアゼライン酸20%クリーム
KIWAMIアゼライン酸20%クリーム | |||
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成分 | 水、アゼライン酸、BG、トリエチルヘキサノイン、スクワラン、ペンチレングリコール、グリセリン、ベヘニルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ジペプチド-15 又は グリシルグリシン、シャクヤク根エキス、ツボクサ葉/茎エキス、など | ||
効果 | ニキビ、毛穴詰まり、皮脂テカリ | ||
副作用 | 刺激感など | ||
使い方 | 洗顔後、化粧水の後に適量を取り、気になる部分に塗布します |
KIWAMI AZクリーム20は、アゼライン酸を20%配合したスキンケア製品です。
ゆらぎ肌や皮脂のテカリに効果的で、毛穴の詰まりをケアし、滑らかな肌をサポートします。
さらに、CICA(シカ)やグリシルグリシン、植物性スクワラン、アロエベラエキスなどの成分が配合されており、肌を整え、保湿効果も期待できます。
LEPOREMアゼライン酸クリーム高濃度20%配合
LEPOREMアゼライン酸クリーム高濃度20%配合 | |||
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成分 | PG、水、アゼライン酸(アゼライン酸)、エトキシジグリコール、エタノール、ポリアクリレートクロスポリマー6(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)、コポリマーポリアクリレート−13、フェノキシエタノール、ポリイソブテン、水酸化Na、香料、など | ||
効果 | ニキビ、黒ずみ、毛穴詰まり、皮脂テカリ、肌荒れ | ||
副作用 | 刺激感など | ||
使い方 | 洗顔後、化粧水などで肌を整えた後に塗布します |
LEPOREMアゼライン酸クリームは、アゼライン酸を20%高濃度で配合したスキンケア製品です。
アゼライン酸は天然由来の成分で、肌に潤いを与え、キメを整え、滑らかでハリのある肌へ導きます。
このクリームは、肌の保湿やテクスチャーの改善を目指す方におすすめです。
スクアスアゼライン酸誘導体20%配合クリーム
スクアスアゼライン酸誘導体20%配合クリーム | |||
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成分 | 水,スクワラン,BG,アゼロイルジグリシンK,グリセリン,メドウフォーム油,トリエチルヘキサノイン,ペンチレングリコール,ステアリン酸ポリグリセリル−2,ステアリン酸グリセリル,ナイアシンアミド,パルミチン酸レチノール,グリチルリチン酸2K,バクチオール,セラミドNG,セラミドAP,セラミドAG,セラミドNP、など | ||
効果 | ニキビ、毛穴ケア、皮脂テカリ、ごわつき | ||
副作用 | ピリピリ感、かゆみ | ||
使い方 | 洗顔後、肌を整えた後に気になる部分に優しくなじませます |
スクアスAZ20マイルドフェイスクリームは、アゼライン酸誘導体を20%配合したスキンケア製品です。
皮脂のテカリや肌のゆらぎにアプローチし、メイク崩れが気になる方や皮脂分泌が多い男性にもおすすめです。
また、敏感肌の方でも使用しやすいマイルドな処方となっています。
スクアス純アゼライン酸20%配合フェイスクリーム
スクアス純アゼライン酸20%配合フェイスクリーム | |||
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成分 | 水、アゼライン酸、BG、トリエチルヘキサノイン、スクワラン、ペンチレングリコール、グリセリン、ベヘニルアルコール、ステアリン酸グリセリル、クリーム、EDTA-2Na、PEG-60水添ヒマシ油、アスコルビルグルコシド、アルブチン、アロエベラ葉エキス、グリチルリチン酸2K、コーン油、ジメチコン、など | ||
効果 | ニキビ、毛穴ケア、ごわつき、皮脂テカリ | ||
副作用 | ピリピリ感、かゆみ | ||
使い方 | 洗顔後、肌を整えた後に気になる部分に優しく塗布します |
スクアス純アゼライン酸20%配合フェイスクリームは、20%の純粋なアゼライン酸を配合したスキンケア製品です。
ナイアシンアミドやレチノールなどの美容成分も贅沢にブレンドされ、皮脂トラブルや肌の赤み、テカリを抑え、キメの整ったなめらかな肌へ導きます。
敏感肌やゆらぎ肌の方にも適しており、男性の皮脂分泌が多い肌にもおすすめです。
日本製で、国際規格ISO-22716を取得しており、安全性と高品質が保証されています。
VELUSアゼライン酸20%
VELUSアゼライン酸20% | |||
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成分 | ナイアシンアミド, ヒアルロン酸, レチシン, セラミドなど | ||
効果 | ニキビ、赤ら顔、皮脂コントロール、酒さ | ||
副作用 | 赤み、かゆみ、ピリピリ感 | ||
使い方 | 洗顔後、美容液などで肌を整えたあと気になる部分に塗布します |
VELUSアゼライン酸20%ナイアシンアミド配合フェイスオイルは、アゼライン酸を20%とナイアシンアミドを配合したスキンケア製品です。
毛穴の目立ちや肌荒れ、皮脂のテカリが気になる方におすすめで、肌のキメを整え、滑らかな質感へ導きます。
また、肌のゆらぎをケアし、メイク崩れを防ぐ効果も期待できます。
LACIDEMアゼライン酸20%クリーム
LACIDEMアゼライン酸20%クリーム | |||
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成分 | 水、アゼライン酸、トリエチルヘキサノイン、スクワラン、BG、DPG、グリセリン、ベヘニルアルコール、トリイソステアリン、ペンチレングリコール、ステアリン酸PEG-100、ステアリン酸グリセリル、レチノール、グリチルリチン酸2K、など | ||
効果 | ニキビ、皮脂、毛穴ケア、乾燥、ゆらぎ | ||
副作用 | かゆみ、刺激感、熱感 | ||
使い方 | スキンケアの最後に優しく塗布してください |
LACIDEM(ラシデム)アゼライン酸20%クリームは、植物由来のアゼライン酸を高濃度で配合したスポットケアクリームです。
皮脂や毛穴の目立ち、肌のゆらぎや肌荒れなどのトラブルにアプローチし、気になる部位を集中的にケアします。
さらに、スクワランやローヤルゼリー、セラミド、レチノールなどの美容保湿成分も配合されており、肌に潤いを与え、健やかな状態へ導きます。
プリュ(PLuS)エフェクトショットAZ20セラム
プリュ(PLuS)エフェクトショットAZ20セラム | |||
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成分 | 水、アゼロイルジグリシンK、グリセリン、ペンチレングリコール、アゼライン酸、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、セラミドEOP、セラミドAP、セラミドNP、ナイアシンアミド、グリチルリチン酸2K、グリシルグリシン、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、フィトスフィンゴシン、ツボクサ葉/茎エキス、オウゴン根エキス、ダイズ種子エキス、など | ||
効果 | ニキビ、皮脂、べたつき、毛穴目立ち、キメの乱れ | ||
副作用 | 赤み、かゆみ、刺激 | ||
使い方 | 洗顔後、肌を整えたあとに顔全体になじませます |
プリュエフェクトショットAZ20セラムは、アゼライン酸を20%高濃度で配合した美容液です。
皮脂やざらつき、ポツポツなどの肌トラブルにアプローチし、肌ノイズを狙い撃ちます。
さらに、グリシルグリシンやナイアシンアミドなどの成分も含まれており、肌のキメを整え、滑らかな質感へ導きます。
日々のスキンケアに取り入れることで、健やかな肌をサポートします。
コスデバハAZアゼライン酸20%クリーム
コスデバハAZアゼライン酸20%クリーム | |||
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成分 | 水、アゼライン酸、PG、水酸化Na、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、1,2-ヘキサンジオール、セテアリルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ジメチコン、オリーブ油脂肪酸セテアリル、オリーブ油脂肪酸ソルビタン、ベタイン、ジメチルスルホン、パンテノール、アラントイン、グリチルリチン酸2K、ツボクサエキス、など | ||
効果 | ニキビ、シミ、赤ら顔、皮脂の調整、毛穴詰まり | ||
副作用 | 赤み、はれ、刺激 | ||
使い方 | 洗顔後、スキンケアの最後に顔全体になじませます |
CosDeBaha(コスデバハ)のAZアゼライン酸20%クリームは、アゼライン酸を20%配合した韓国製のスキンケア製品です。
ニキビやニキビ跡、赤ら顔、酒さなどの肌トラブルにアプローチし、肌のキメを整えます。
また、肌のトーンを均一にし、明るく健やかな肌へ導きます。
敏感肌の方にも適しており、日々のスキンケアに取り入れやすい製品です。
アゼレストクリーム
アゼレストクリーム | |||
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成分 | 水、アゼライン酸PGエステルズ、BG、パルミチン酸セチル、セテアリルアルコール、DPG、ベヘニルアルコール、ステアリン酸グリコール、ステアリン酸ソルビタン、ステアリン酸グリセリル(SE)、など | ||
効果 | ニキビ、ニキビ跡、赤み、テカリ、毛穴 | ||
副作用 | 赤み、かゆみ、ピリピリ感、乾燥 | ||
使い方 | 洗顔後、肌を整えたあとに気になる部分に塗布します |
アゼレストクリームは、アゼライン酸PGエステルズを配合した日本製のスキンケア製品です。
ニキビ、シミ、そばかす、乾燥、肌荒れなどの肌悩みに対応し、乾燥肌、オイリー肌、敏感肌、混合肌など、さまざまな肌質の方におすすめです。
ユニセックスで使用でき、肌のコンディションを整え、健やかな状態へ導きます。
アゼライン酸20%と20%未満との違い
アゼライン酸は、配合濃度によって効果や使用感が異なります。
以下の表はアゼライン酸20%とアゼライン酸20%未満それぞれのメリットデメリットになります。
メリット | デメリット | |
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アゼライン酸20% | 中度から重度のニキビや酒さ、色素沈着に対する効果が高い | 軽度なニキビに効果的で、刺激が少なく敏感肌でも取り入れやすい |
アゼライン酸20%未満 | 刺激が強く、敏感肌の人には刺激や乾燥を感じることがある | 効果がマイルドで、即効性は期待しにくい |
上記のとおり、アゼライン酸20%は、ニキビや色素沈着の改善効果が高いものの、刺激が強く、副作用が出やすい点がデメリットです。
一方、20%未満の濃度は、肌に優しく敏感肌でも使いやすいですが、効果がマイルドで即効性には欠けます。
ロート製薬のアゼライン酸
ダーマセプトRX AZAセラム | |||
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成分 | 水、アゼライン酸、トリエチルヘキサノイン、ミネラルオイル、グリセリル、ジグリセリン、ホホバ種子など(SE)、など | ||
効果 | ニキビ、コメド、毛穴のつまり | ||
副作用 | 刺激感など | ||
使い方 | 朝・晩すべてのスキンケア後に、適量を気になる部分になじませる |
ロート製薬によって開発されたazaセラムは、ロート製薬のオンライン通販のみで購入できます。
アゼライン酸が配合されているクリームタイプのセラムです。
乾燥による肌荒れや繰り返しできるニキビ、皮脂や毛穴のつまりなどに効果的で、さまざまな肌トラブルに効果的なアイテムです。
コスデバハのアゼライン酸
AZアゼライン酸15% | |||
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成分 | アゼライン酸5~10%、アロエベラ葉エキス、プロパンジオール、パンテノール、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸Naなど | ||
効果 | ニキビ、赤ら顔、酒さ、毛穴のつまり | ||
副作用 | 赤み、かゆみ、刺激感 など | ||
使い方 | 朝・晩、化粧水で肌を整えた後に、1~2敵ほどを気になる部分に塗布する |
韓国スキンケアブランドであるコスデバハのアゼライン酸は、Qoo10で人気を集めている美容液です。
アゼライン酸含有量は、初心者向けの5%と、肌トラブルを繰り返している方向けの10%の2種類から選ぶことができます。
美容大国である韓国の有名メーカーの商品で、高い効果が期待できることから、有名女性誌にも取り上げられるほどです。
コスデバハのアゼライン酸が韓国で回収?
韓国では、コスデバハのアゼライン酸が回収されたという噂があります。
韓国、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ブラジルで化粧品への配合が禁止されたことによって噂されるようになったようです。
日本では医薬品としては未承認ですが、化粧品としては厚生労働省によって、製造販売の許可が得られている商品です。
そのため、コスデバハのアゼライン酸を購入しても問題はありません。
KISOのアゼライン酸
KISO CARE アゼライン酸 | |||
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成分 | 水、アゼライン酸20%、ラウリン酸メチルへプチル、ドデカン、ペンチレングリコール、スクワラン、ステアリン酸グリセリルなど | ||
効果 | ニキビ、赤み、テカリ、皮脂 | ||
副作用 | 赤み、刺激感 など | ||
使い方 | 朝・晩すべてのスキンケア後に、適量を気になる部分になじませる |
KISOのアゼライン酸クリームは、アゼライン酸20%と保湿成分を配合したバランスの良いクリームです。
アゼライン酸で肌トラブルにアプローチしながら、スクワランとヒアルロン酸の2種類の保湿成分で潤いを補います。
中間にほかの業者が入ることなく、基礎化粧品研究所によって開発・製造販売がおこなわれるため、高品質・低価格で販売されています。
より効果を実感したいなら海外のアゼライン酸
アゼライン酸の効果をより実感したい場合は、海外のアゼライン酸がおすすめです。
日本で販売されている商品は、複数の成分が配合されており、医療機関のみでしか購入できないものもあります。
一方、海外製は、アゼライン酸のみを含む商品を処方箋なしで購入することが可能です。
ロート製薬のAZAクリア | ロート製薬のAZAセラム | コスデバハのアゼライン酸 | KISOのアゼライン酸クリーム | 海外のアゼライン酸 | |
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おすすめ度 | ★3 | ★2 | ★2 | ★4 | ★5 |
効果の強さ | ★3 アゼライン酸20% 他成分も配合 |
★2 アゼライン酸濃度不明 他成分も配合 |
★2 アゼライン酸5~10% 他成分も配合 |
★3 アゼライン酸20% 他成分も配合 |
★5 アゼライン酸20% 他成分無配合 |
購入の手軽さ | ★1 医療機関のみ |
★5 公式通販 |
★5 市販 |
★5 市販 |
★5 海外通販 |
表を見てみると、海外のアゼライン酸の方がより効果が強いことや手軽に購入できることがわかります。
海外のアゼライン酸は医薬品扱い
海外で買えるアゼライン酸クリームは、アゼライン酸単体で配合されています。
日本では化粧品成分であるアゼライン酸ですが、ヨーロッパやアメリカなど世界80ヶ国ではニキビ用医薬品として承認されている成分ためです。
もともと美白目的で開発された外用薬でしたが、ニキビへの効果も認められたことから、海外の皮膚科などでは30年以上使用されています。
海外製品であれば、アゼライン酸のみを含有しているクリームが購入可能です。
市販と海外で買えるアゼライン酸の違い
市販と海外で買えるアゼライン酸の違いについて、簡単に表にまとめました。
市販 | 海外製 | |
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分類 | 化粧品 | 医薬品 |
成分 | アゼライン酸の他にも多数の美容成分配合 | アゼライン酸のみ |
テクスチャー | 美容液 クリーム 化粧水 ジェル など |
クリーム ジェル など |
効果 | 弱い | 強い |
購入場所 | ドラッグストア 国内通販 |
病院処方 海外通販 |
市販されているアゼライン酸配合の商品は、どのタイプの肌の方でも使用できるように保湿成分や刺激を抑える成分が配合されています。
そのため、アゼライン酸のみを含む海外医薬品よりも、マイルドな効き目になっています。
一方、海外のアゼライン酸の商品はアゼライン酸のみを含有しているため、化粧品に分類される市販のものに比べると高い効果が期待できるのです。
海外通販で買えるアゼライン酸
海外通販であれば、高濃度のアゼライン酸を含んだ外用薬の購入が可能です。
市販されているアゼライン酸含有の商品は、アゼライン酸のほかにもさまざまな成分が含まれています。
一方で、海外通販で取り扱いしている商品は、アゼライン酸以外の成分は含まれていないため、高い効果が期待できます。
海外通販というと手続きなどが大変なイメージがありますが、Amazonや楽天など日本の通販サイトと同じように簡単に注文が可能です。
商品名 | アジダームクリーム | スキノレンクリーム | エザニッククリーム | アジダームジェル | エクストラライトマイルドクリーム |
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画像 | ![]() |
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成分 | アゼライン酸20% | アゼライン酸20% | アゼライン酸20% | アゼライン酸20% | アゼライン酸10%、トレチノイン0.025% |
特徴 | クリームタイプ | 先発医薬品、クリームタイプ | クリームタイプ | ジェルタイプ | アゼライン酸×トレチノインW配合 |
購入 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
アジダームクリーム
アジダームクリーム | |||
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成分 | アゼライン酸20% | ||
効果 | ニキビの改善、美白効果 | ||
副作用 | 痒み、乾燥、発疹、かぶれなど | ||
使い方 | 洗顔後、適量を1日1回患部に塗布 |
アジダームクリームは、インドの製薬会社マイクロラボによって開発されたスキノレンクリームのジェネリック医薬品です。
アゼライン酸を20%配合しており、思春期ニキビや大人ニキビ、ニキビ跡など幅広い肌トラブルに効果的です。
低価格で購入できるだけでなく、スキノレンクリームと同等の効果が期待できます。
スキノレンクリーム
スキノレンクリーム | |||
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成分 | アゼライン酸20% | ||
効果 | ニキビの改善、美白 | ||
副作用 | 痒み、乾燥、発疹、かぶれなど | ||
使い方 | 洗顔後、適量を1日1回患部に塗布する |
スキノレンクリームは、皮膚科領域に特化したレオ ファーマ株式会社によって開発されたニキビ治療用クリームです。
アゼライン酸を20%配合しており、皮膚の過剰分泌を抑えて毛穴のつまりを改善します。
ニキビの原因となるアクネ菌の雑菌効果とメラニン抑制効果で、初期ニキビからニキビ跡の改善まで幅広く使用できます。
エザニッククリーム
エザニッククリーム | |||
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成分 | アゼライン酸20% | ||
効果 | ニキビや赤ら顔の改善 | ||
副作用 | かゆみや刺激感など | ||
使い方 | 1日2回適量を気になる箇所に塗布 |
エザニッククリームは、アゼライン酸を20%配合しており、肌に直接塗布することで過剰な皮脂の分泌を抑える作用があり、ニキビやニキビ跡の改善、毛穴の詰まりなどに効果的です。
エザニッククリームは初期の白ニキビから完治したあとのニキビ跡にまで効果を発揮します。
先発薬のスキノレンクリームよりも低価格で購入が可能です。
アジダームジェル
アジダームジェル | |||
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成分 | アゼライン酸20% | ||
効果 | ニキビや赤ら顔の改善 | ||
副作用 | かゆみや刺激感など | ||
使い方 | 1日2回適量を気になる箇所に塗布 |
アジダームジェルは、アゼライン酸20%配合のジェルタイプの外用薬です。
当サイトで取り扱っているアゼライン酸の中で唯一のジェルタイプのためさっぱりとした使い心地で、べたつきが苦手な方におすすめです。
ニキビの改善、色素沈着の抑制、赤ら顔の改善など、幅広い肌トラブルに効果を発揮します。
エクストラライトマイルドクリーム
エクストラライトマイルドクリーム | |||
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成分 | アゼライン酸10%, トレチノイン0.025% | ||
効果 | シミ・肝斑やニキビの改善 | ||
副作用 | かゆみや刺激感など | ||
使い方 | 1日1回適量を気になる箇所に塗布 |
エクストラライトマイルドクリームは、アゼライン酸10%だけでなく、ターンオーバー効果があるトレチノイン0.025%を配合したクリームです。
・アゼライン酸でメラニンの生成を抑制することで、ニキビ跡による色素沈着、シミ、肝斑を改善
2つの有効成分が同時に肌トラブルの改善に導きます。
海外通販ならニキビ治療薬が多数
海外通販では、アゼライン酸のほかにも肌トラブルに効果的な治療薬を豊富に取り揃えています。
ここからは、ニキビやニキビ跡に効果的な治療薬をいくつかご紹介します。
市販で売られているアゼライン酸などを使っても中々ニキビや肌質の改善が見られない人は海外通販のニキビ治療薬が大変おすすめです。
ニキビ治療におすすめ
ニキビ治療をおこないたい方には、以下の商品もおすすめです。
商品名 | アクネトール | クリンダマイシンゲル | 過酸化ベンゾイルジェル | イソトロイン(アキュテイン) | アカミン(ミノマイシン) |
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成分 | イソトレチノイン | クリンダマイシン | 過酸化ベンゾイル | イソトレチノイン | ミノサイクリン |
購入 |
ニキビに効果的な治療薬は、アゼライン酸のほかにもさまざまな種類があります。
また、外用薬だけでなく内服薬もあり、それぞれ成分や効果が異なるため、ご自身の肌や症状に適した治療薬を選択することができます。
ニキビ跡におすすめ
ニキビ跡を改善したい方には、以下の商品がおすすめです。
商品名 | トレチノイン1本+ハイドロキノン1本 | メラケアフォルテクリーム | グライコクリーム |
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成分 | トレチノイン、ハイドロキノン | ハイドロキノン、トレチノイン、モメタゾンなど | グリコール酸 |
購入 |
肌のターンオーバーを促進して、ニキビ跡など色素沈着の改善効果が期待できます。
また、メラニン生成を抑える成分や保湿成分などを配合している商品もあるため、ご自身の肌に適した美容クリームを選んでみてください。
アゼライン酸とは?どんな症状に効くの?
アゼライン酸は、ニキビ治療薬として広く認知されており、世界80ヶ国で承認されている有効成分です。
古くなった角質の蓄積を抑え、皮脂分泌をコントロールすることで、アクネ菌の増殖を防ぎ、ニキビや酒さの症状を軽減します。
さらに、アゼライン酸は優れた抗菌作用と抗炎症作用を持ち、ニキビによる炎症の進行を抑える効果があります。
また、メラニンの生成を抑える働きもあり、美白効果が期待できるため、ニキビ跡の予防や既存のシミを目立たなくする効果も期待できます。
なお、効果を実感するまでには2ヶ月以上かかることが多いため、継続的な使用が推奨されます。
ただし、肌への刺激が少なく、副作用もほとんどないため、安全に使用しやすいのが特徴です。
アゼライン酸と併用できる成分とできない成分
アゼライン酸と併用できる成分と併用できない成分は以下のとおりとなります。
成分 | |
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併用できる成分 |
・セラミドやヒアルロン酸が配合された保湿成分 ・ナイアシンアミドやグリチルリチン酸ジカリウムが配合された肌荒れ防止成分 ・レチノール ・ビタミンC |
併用できない成分 |
・高濃度ビタミンC ・ハイドロキノン ・高濃度レチノール ・ピーリング成分 |
アゼライン酸20%は、高濃度ビタミンCと併用すると、強い刺激により肌荒れを引き起こす恐れがあります。
また、ハイドロキノンは強い刺激を持ち、酸化しやすいため、高濃度で長期間使用すると白斑が発生する可能性があります。
アゼライン酸との併用は、刺激が強くなるだけでなく、万が一肌に異常が発生した場合、その原因を特定しにくくなる可能性があるため注意が必要です。
レチノールとの併用は基本的には問題ありませんが、効果が高まる一方で刺激も強くなるため、肌の反応を見ながら徐々に調整してください。
古い角質を取り除くピーリング成分は、アゼライン酸と併用すると刺激が強くなる可能性があり、とくに肌がデリケートな方は避けた方が良いでしょう。
ニキビ薬との併用は可能なのか?
アゼライン酸は、ニキビ治療薬と一緒に使用することができます。
とくに抗酸化成分は肌の修復を促進し、外的ダメージから保護する働きがあるため、アゼライン酸との組み合わせで、炎症をより効果的に抑えることが可能です。
併用する際は、まずニキビ治療薬を肌に塗布し、その後にアゼライン酸を使用することが推奨されます。
ただし、アゼライン酸を初めて使用する場合は、肌が慣れるまでアゼライン酸のみでの使用をおすすめします。
アゼライン酸配合の商品の選び方
アゼライン酸を配合したアイテムには、化粧水、美容液、クリームなどさまざまな種類があります。
これらはそれぞれ異なる特徴があるため、使いやすさや好みの使用感に合わせて選ぶことが大切です。
さっぱりとした使用感で、肌を心地よくリフレッシュしたい場合は化粧水タイプがおすすめです。
皮脂分泌が多めの肌や混合肌の方には、軽い付け心地の美容液タイプが適しています。
一方、敏感肌や乾燥肌の方には、保湿成分が豊富に含まれたクリームタイプを選ぶことをおすすめします。
また、アゼライン酸は継続的な使用が求められるため、無理なく使い続けられる価格帯のものを選ぶのもポイントです。
アゼライン酸を使用する際の使い方や順番
アゼライン酸は朝晩のスキンケアに取り入れ、適切な順番で使用することが大切です。
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①洗顔まずは肌の汚れや余分な皮脂をしっかり洗い流し、清潔な状態にします。 この際、ゴシゴシ擦らず、泡で包み込むように優しく洗い、すすぎ残しがないように丁寧に流してください。
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②化粧水洗顔後の乾燥を防ぐため、化粧水でしっかり水分を補給します。
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③美容液などビタミンCやナイアシンアミド配合の美容液を使用する場合は、このタイミングで塗布しましょう。
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④アゼライン酸アゼライン酸を配合した美容液やクリームを、顔全体または気になる部分に優しく塗布します。 なお、朝のスキンケアでは、紫外線によるダメージを防ぐため、日焼け止めも忘れずに塗布してください。
アゼライン酸の効果を感じたいなら海外製品がおすすめ!
ドラッグストアや薬局などの市販でも、アゼライン酸が含まれる化粧品であれば購入可能です。
海外でアゼライン酸は医薬品扱いですが、日本では化粧品成分に該当するため、アゼライン酸のみを含む商品は市販では手に入りません。
日本のアイテムはアゼライン酸以外の成分も含んでいますが、海外製であればアゼライン酸のみを含んでいるため、より高い効果が期待できます。
アゼライン酸の効果をより実感したい方には、海外のアゼライン酸がおすすめです。
アジダームクリーム | ||
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成分:アゼライン酸20% | |