できるとなかなか治らない白ニキビ。
白ニキビはニキビの初期段階であり、放置すると炎症ニキビや化膿ニキビに悪化する恐れがある
ため、早めに治すことが大切です。
本記事では、白ニキビの治し方やメイクで綺麗に隠す方法、予防方法についてご紹介します。
また、治し方ではおすすめの市販薬や処方薬、美容皮膚科を紹介しますので、自分に合ったものを見つけて参考にしてください。
白ニキビを早く治して綺麗な肌に戻し、自信を取り戻しましょう。
白ニキビの治し方
白ニキビの治し方は以下の通りです。
それぞれ特徴やメリット、デメリットがあり、自分に合った治療方法を探すことが大切です。
次の項目では、治し方について詳しく解説しますのでぜひご覧ください。
市販薬で治す
白ニキビの治し方として、市販薬で治す方法があります。
市販薬はドラッグストアや薬局で購入できるため、誰でも手軽に自宅でニキビケアをすることが可能です。
市販薬で治す場合のメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
・手軽に購入できる ・病院に行く手間がかからない |
・効果が緩やかで治らない場合がある ・症状に合わせて薬を選ばないと悪化する恐れあり |
市販薬は病院に行かずに手軽に購入できますが、効果は緩やかなため症状によっては治りにくい、悪化する恐れがあります。
次の項目では、白ニキビを改善するおすすめの市販薬とサプリメントについてご紹介します。
おすすめ市販薬
白ニキビにおすすめの市販薬をいくつかご紹介します。
手軽にセルフケアしたい方はぜひご覧ください。
商品名 | オロナインH軟膏 | ペアアクネクリームW | クレアラシル ニキビ治療薬クリームレギュラータイプ |
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特徴 | 殺菌効果に優れたクロルヘキシジングルコン酸塩配合の皮膚疾患と外傷治療の薬です | 症状を悪化させるアクネ菌などを殺菌し、吹き出物・ニキビの進行を抑える薬です | アクネ菌の殺菌、ニキビの腫れや赤みを抑える薬です |
ボタン |
おすすめサプリメント
市販薬以外にも白ニキビのケアにおすすめのサプリメントがあります。
以下はニキビケアに効果的な成分のため、これらの成分が配合されたサプリメントを選ぶと良いでしょう。
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンE
- Lシステイン
- ビオチン
- セラミド
おすすめのサプリメントをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
商品名 | パントテン酸500mg | ビオチン | マルチビタミン |
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価格 | 250錠:6,100円~ | 120錠:4,900円~ | 30錠:2,180円~ |
有効成分 | パントテン酸、ステアリン酸マグネシウム、米粉など | ビオチン/5,000mcg | ビタミンA、ビタミンC、ビタミンDなど |
特徴 | 髪や肌の健康の他、ストレスを緩和する作用あり | 皮膚や髪の毛の生成や、アトピー性皮膚炎にも効果的 | 食事以外で1日分のビタミンを簡単に摂取できます。 |
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皮膚科の処方薬で治す
白ニキビを皮膚科で治す場合、外用薬を使用した治療が主流です。
ニキビの初期段階である白ニキビには、毛穴のつまりを改善することが大切です。
病院で処方されるニキビ治療薬の成分として、以下が挙げられます。
・アダパレン
・過酸化ベンゾイル
・クリンダマイシン
これらの成分が配合された薬剤には、ディフェリンゲルやベピオゲル、デュアック配合ゲル、エピデュオゲルがあります。
毛穴のつまりを改善して白ニキビが悪化したり、発生したりするのを防ぐことが可能です。
商品名 | ベンザックACジェル(過酸化ベンゾイルジェル) | クリンダマイシンゲル | エピデュオゲル |
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価格 | 1本:4,000円~ | 1本:3,300円~ | 1本:4,860円~ |
有効成分 | 過酸化ベンゾイル | クリンダマイシン | アダパレン、過酸化ベンゾイル |
特徴 | 白ニキビや黒ニキビ、赤ニキビだけでなく、角栓の酸化によるいちご鼻にも有効 | 主成分や効果が先発薬のダラシンTゲルと同じ | 白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビなど幅広いニキビに効果があります。 |
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皮膚科に行くのが面倒な人は市販や個人輸入を試してみるのも◎
皮膚科に行くのが面倒、行く時間がない方は市販薬や個人輸入を試してみると良いでしょう。
メリット | デメリット | |
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皮膚科 | ・ニキビの改善に効果的な成分が配合されている ・ニキビの原因にアプローチして根本から改善する |
・通院する必要がある ・薬代以外に診察代や検査代などの費用がかかる |
市販 | ・手軽に購入できる ・通院する必要がない |
・効果が緩やか |
個人輸入 | ・処方薬と同じ有効成分配合で高い改善効果が期待できる ・通院する必要がない ・薬代、送料以外に費用がかからない |
・18歳未満は利用できない ・届くまでに時間がかかる |
皮膚科の処方薬はニキビに効果的な成分が配合されており、高い改善効果が期待できますが、通院する手間や費用がかかります。
市販薬は手軽に購入できますが、効果が緩やかでニキビを改善するまでに時間を要します。
個人輸入であれば通院する必要がなく、診察代や検査代などの費用がかかりません。
また、処方薬と同じ有効成分配合の治療薬を購入できるため、ニキビを効果的に改善します。
ただし、18歳未満は利用できない点と到着までに時間がかかる点は注意が必要です。
美容皮膚科で治す
美容皮膚科で白ニキビを治す場合、以下の治療方法があります。
- ケミカルピーリング
- コメド圧出
- ビタミンCイオン導入
- LED治療
- 外用薬
美容皮膚科では外用薬以外にもさまざまな治療方法があり、自分に合った方法でニキビを改善できます。
ただし、自由診療で保険適用ができず、全額自己負担になるため注意しましょう。
治療内容によって費用は異なりますが、診察代や検査代を含めると1回あたり5,000~20,000円ほどかかる可能性が高いです。
白ニキビを一晩で治す方法はあるのか?
翌日に予定などがある場合は、すぐに治したいと思う方が多いのではないでしょうか。
残念ながら、白ニキビを一晩で治すことは病院での施術でも難しく、内服薬や外用薬を使用して少しずつ改善するしかありません。
一晩で治す方法はありませんが、応急処置としてメイクで白ニキビを隠すことが可能です。
次の項目では、白ニキビを隠すメイク方法を簡単にご紹介します。
白ニキビをメイクで隠す方法
予定などがあって白ニキビを隠したいという方は、応急処置ではありますが、メイクを活用して隠しましょう。
綺麗に隠す場合に必要なのが、「リキッドタイプのコンシーラー」と「パウダーファンデーション」の2つです。
ニキビを隠すメイクの流れとやり方は以下の通りです。
流れ | やり方 |
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①ニキビにコンシーラーを塗って、指で優しく馴染ませる | 下地を塗った後にニキビを覆うくらいの量を塗る。塗りすぎに注意する。 |
①スポンジを使って自然に馴染ませる | 軽く叩き込むイメージで優しく馴染ませて、境目をなくす。 |
①上からパウダーファンデーションをかぶせる | ブラシを使ってふんわりと乗せる。 |
メイクで隠す際の注意点
ニキビをメイクで隠すことは可能ですが、潰れたニキビにはメイクをしないほうが良いでしょう。
化粧品が毛穴につまったり、刺激となって炎症が悪化したりする恐れがあります。
ニキビをメイクで隠した後は、普段よりも丁寧にクレンジングと洗顔をおこない、化粧残りがないように優しく洗い落としましょう。
白ニキビができる前に予防する方法
白ニキビはできる前に予防することが大切です。
日頃の生活から以下の点に注意して白ニキビを予防しましょう。
洗顔をしっかり行う
ニキビ予防には洗顔が大切であり、誤った洗顔方法だと逆に肌を傷つけて肌荒れやニキビなど肌トラブルにつながる可能性があります。
ニキビ予防に効果的な洗顔方法のポイントは以下の通りです。
・洗顔前にクレンジングをして、しっかりとメイクを落とす
メイクが残っていると洗顔効果が半減するため、肌にクレンジング剤を馴染ませながら、こすらずにしっかりとメイクを落としてください。
・優しく丁寧に洗顔する
ゴシゴシと強くこすってしまうと肌を傷つけるため、大量の泡を顔に乗せて指が顔に触れないように洗いましょう。
おすすめの洗顔料と選ぶポイント
ニキビ予防で洗顔料を選ぶ場合、配合されている成分をポイントに選ぶと良いでしょう。
とくに、ニキビに効果的なイソプロピルメチルフェノールやイオウ、グリチルリチン酸ジカリウムを含む洗顔料がおすすめです。
イソプロピルメチルフェノールはアクネ菌の増殖を抑制、イオウは毛穴のつまりを防ぐ効果があります。
グリチルリチン酸ジカリウムには抗炎症作用があり、炎症を抑えてニキビの悪化を防ぎます。
以下は、ニキビケアにおすすめの洗顔料ですのでぜひご覧ください。
商品名 | ロゼット洗顔パスタ 荒性肌 | LION ペアアクネ クリーミーフォーム | メンソレータム アクネス |
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特徴 | 肌荒れや大人ニキビ対策に。3つの有効成分でキメの整った綺麗な肌へ | ニキビの原因菌を毛穴の奥までやさしく洗い流す低刺激性の薬用洗顔料 | 毛穴にある皮脂やアクネ菌を殺菌 |
ボタン |
洗顔後はスキンケアを必ずすること
丁寧に洗顔をした後は、必ずスキンケアをおこないましょう。
洗顔後の肌は乾燥しやすい状態のためスキンケアをおこない、乾燥や刺激、摩擦などのダメージから肌を守ることが大切です。
スキンケア | 役割・効果 |
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化粧品 | ・肌に水分を与えて乾燥を防ぐ ・肌のバリア機能を整える |
乳液 | ・肌の水分蒸発を防ぐ ・肌の必要な油分を補ってなめらかで柔らかい質感にする |
美容液 | ・肌を保湿する ・栄養成分を浸透させて衰えた機能を整える |
おすすめのスキンケアと選ぶポイント
スキンケア商品を選ぶ際は、肌荒れ防止成分や殺菌成分、保湿成分が配合された商品を選びましょう。
化粧水・乳液・美容液それぞれのおすすめの成分は以下の通りです。
スキンケア | 成分 |
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化粧品 | ・アラントイン ・グリチルリチン酸ジカリウム ・グリチルリチン酸ステアリル |
乳液 | ・イソプロピルメチルフェノール ・サリチル酸 ・グリチルリチン酸2K |
美容液 | ・アラントイン ・グリチルリチン酸ジカリウム ・グリチルリチン酸ステアリル |
メントールや角質ケア成分などは肌に刺激を与えて肌トラブルを引き起こす場合があるため避けましょう。
商品名 | 肌ラボ 白潤プレミアム | NILE ニキビ化粧水 | アクネス薬用クリア化粧水 |
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特徴 | シミや肌荒れを予防し、肌の内側から保湿 | ニキビに効く消炎作用のグリチルリチン酸ジカリウムと肌を整えるプラセンタ配合 | ニキビの原因であるアクネ菌を毛穴の奥まで殺菌し、炎症を抑えてニキビを防ぐ。 |
ボタン |
ストレスをため込まない
ニキビを発生させないためには、ストレスをため込まないことが大切です。
ストレスを受けるとホルモンバランスが乱れて、男性ホルモンの分泌が増えるため、ニキビの原因である皮脂が過剰に分泌されてニキビが生じやすくなります。
そのため、以下のストレス発散方法を取り入れてストレスをため込まないようにしましょう。
- 軽いストレッチや運動をする
- ぬるめのお湯でゆっくりとお風呂に入る
- 音楽を聴いたり、本を読んだりリラックスできる時間を作る
- 友達や家族と会話をする
食生活に気をつける
白ニキビができる原因はさまざまですが、偏った食生活はニキビを引き起こすため注意が必要です。
以下の食べ物・飲み物は、白ニキビを発生させる恐れがあるため気をつけましょう。
白ニキビができやすい食べ物や飲み物 |
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・コーヒー ・アルコール ・清涼飲料水 ・スナック菓子 ・ジャンクフード ・ケーキ、ドーナツ ・チョコレート ・辛い食べ物 ・ナッツ槌 ・インスタント食品 ・揚げ物 |
上記の飲食物は、皮脂の過剰分泌を促進してニキビを発生させる可能性があるため、摂りすぎに注意してください。
食べ物の中にはニキビに効果的なものがあり、積極的に取ることでニキビを予防したり、改善を促進したりします。
以下はニキビケアにおすすめの食べ物ですので、日頃の食生活に取り入れましょう。
栄養素 | 該当の食べ物や食材 |
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タンパク質 | 肉類、魚類、大豆製品、卵 |
ビタミンB群 | レバー、豚肉、納豆、卵、玄米、きのこ |
ビタミンC | レモン、ブロッコリー、イチゴ、パプリカ |
βカロテン | にんじん、かぼちゃ、ピーマン、ほうれん草 |
食物繊維 | 海藻、大豆、さつまいも、キャベツ、しいたけ |
肌によい栄養素を摂ることが大切ですが、多忙で食生活を気遣えない方や食事だけでは補えない方もいます。
サプリメントであれば手軽に栄養を摂取でき、不足した栄養素を補ってくれるためおすすめです。
白ニキビとは?原因や吹き出物との違い
白ニキビとはニキビの初期段階であり、毛穴に汚れや皮脂がつまって白いふくらみが見える状態です。
主な原因は、ターンオーバーの乱れと皮脂の過剰分泌の2つです。
ターンオーバーの乱れは毛穴が小さくなって塞がり、皮脂を排出しにくくなるため、アクネ菌と呼ばれるニキビの原因菌が増殖しやすくなります。
また、ニキビには思春期ニキビと大人ニキビの2種類ありますが、症状は同じで大きな違いはありません。
白ニキビであれば炎症は起きていませんが、潰すとアクネ菌が広がって炎症を引き起こし、ニキビ跡になる可能性があります。
白ニキビができた場合は、触ったり潰したりせずに早めに治しましょう。
まとめ
白ニキビはニキビの初期段階であり、早めに治すことで炎症やニキビ跡を予防できます。
ただし、市販薬では効果が緩やかなため、セルフケアしてもなかなか改善しないという場合があります。
白ニキビを早く改善したい方は、ニキビに効果的な成分が含まれている処方薬がおすすめです。
個人輸入であれば病院に行くことなく、処方薬と同じ成分が配合された医薬品を購入できます。
病院に行く時間がない方や病院が面倒という方は、個人輸入での購入を検討しましょう。