ニキビ跡に効く市販のおすすめ美容液10選！肌タイプ別に紹介！

ニキビ跡が気になるものの、どの美容液を選べばよいのか迷っているという方は多いのではないでしょうか。

市販の美容液は手軽に購入できる反面、種類が多いため選ぶのが難しいと感じることもあります。

ここでは肌タイプ別におすすめの市販美容液を、10選紹介します。

自分にぴったりの市販美容液をみつけ、ニキビ跡が気にならない美しい肌を手に入れましょう。

ニキビ跡に使う美容液の選び方と注意点

ニキビ跡に使う美容液は種類が豊富なため、どれも似たような商品に見えることがあります。

しかし、ニキビ跡を改善させていくには、それに合った成分や症状、肌タイプによって選ぶ必要があるため、注意が必要です。

ニキビ跡には赤みが残っているものや、色素沈着による茶色い跡など、さまざまな種類があります。

それぞれに適した成分が異なるため、状態にあったものを選ぶことが大切です。

次の項目では、赤みのあるニキビ跡や色素沈着したニキビ跡に効果的な成分を紹介します。

赤みのあるニキビ跡や色素沈着したニキビ跡に効果的な成分

ニキビ跡には様々な種類があり、ニキビ跡の症状に応じて適切な成分を使い分ける必要があります。

そこで、赤みのあるニキビ跡や色素沈着したニキビ跡に効果的な成分をご紹介します。

今後、自分の肌にできたニキビ跡を予防したり抑えたりする場合は、以下の成分が入った製品を使うと良いでしょう。

成分	特徴・効果効能
ナイアシンアミド	メラニンの生成を抑制し、コラーゲン生成を促進、赤みや炎症を抑える。
グリチルリチン酸ジカリウム	炎症やアレルギーを抑える作用や皮膚刺激の緩和作用により、ニキビの炎症や赤みを防ぐ。
ツボクサエキス	抗炎症作用でニキビの赤みを抑え、メラニン生成の抑制作用により色素沈着を改善。
アスコルビン酸 (※ビタミンCのこと)	できてしまったメラニン色素を薄くする作用により、ニキビ跡を目立たなくする。
マデカソサイド	抗炎症作用と鎮静作用、皮膚の再生促進により赤みやニキビ跡を改善。
アスタキサンチン	高い抗酸化作用により活性酸素を除去し、色素沈着したニキビ跡を改善。
セラミド	肌のバリア機能を強化し、炎症を抑制、肌のターンオーバーを促進することでニキビができにくく、改善しやすい肌をつくる。
アゼライン酸	メラニンの生成抑制効果があるため、赤みのあるニキビ跡の色素沈着抑制効果がある。
グリシルグリシン	肌の角化が正常化するため、ニキビ跡などのへこみが改善される。

このように、どれもニキビで悩んでいる肌には効果的ですが、自分の肌タイプや改善目的に合ったものを選ぶことで、さらに高い効果が期待できます。

自分の肌タイプに合わせて美容液を選ぶこと

自分の肌タイプにあった美容液を選ばなかった場合、効果が出なかったり、症状が更に悪化してしまったりする可能性があります。

そのため美容液を選ぶ際は、必ず自分の肌タイプを把握しておきましょう。

肌タイプ	肌の特徴
普通肌	水分、油分のバランスがとれている。
乾燥肌	水分や油分の分泌量が少なく、カサついている。
脂性肌(オイリー肌)	皮脂の分泌が多いため、脂っぽい。
混合肌(インナードライ)	皮脂分泌が多いため脂っぽいが、水分量は少ない。
敏感肌	皮脂の分泌が少なくカサついており、肌のバリア機能が低下している。
アトピー肌(超敏感肌)	皮膚のバリア機能が低下し、痒みをともなう湿疹がある。

ざっと大きく分けただけでも6つの肌タイプがあり、それぞれ肌の特徴が違います。

皮脂の分泌が多い肌だと思っていたが、実は水分量が少なくカサついている混合肌だったなど、自分の認識と実際の肌タイプが一致しない場合もあります。

もし、どうしても自分の肌タイプが分からない場合は、どの肌タイプにも使用できる美容液を使うのもおすすめです。

クレーターのニキビ跡やケロイド状のニキビ跡は美容皮膚科で治す必要がある

赤みや色素沈着のあるニキビ跡とは違い、クレーターのような凸凹したニキビ跡やケロイド状のニキビ跡は、美容液で症状を和らげたり改善したりするのは困難です。

クレーターやケロイド状のニキビ跡は、肌の深層部へのダメージや、皮膚組織の構造の変化などが起こっているため、通常の改善方法では修復が難しいからです。

凸凹したニキビ跡は、美容皮膚科でのケミカルピーリングやレーザー治療など、真皮層や皮下脂肪組織を再生させる治療が必要となります。

ニキビ跡に効くおすすめの美容液10選！

ここでは、ニキビ跡に効くおすすめの美容液を、肌タイプ別に紹介します。

自分の肌タイプが分からない人は、どの肌タイプにも対応した全肌用の美容液も紹介しているため、参考にしてください。

クレアス (Klairs) フレッシュリージュースドビタミンドロップ

クレアス (Klairs) フレッシュリージュースドビタミンドロップは、全ての肌タイプの人が使用できます。

洗顔後の清潔な肌に使用しますが、別名「肌で飲むビタミンC」と呼ばれているほど高濃度で配合されているため、肌に刺激を感じることがあるかもしれません。

ムダ毛処理やピーリングの後には、使用しないようにしましょう。

冷蔵庫での保管など少し手間がかかりますが、１日で肌への高い効果を感じる方もいるようです。

コスデバハ（COS DE BAHA）アゼライン酸 10%

コスデバハ（COS DE BAHA）アゼライン酸10%は、皮脂や水分量のバランスが良い普通肌の人に向いています。

夜、洗顔後にいつも使用している化粧水で肌を整えたあと、使用します。

Qoo10では美容液ランキングで1位を獲得したことがある人気商品で、どの年代の人でも使用可能です。

人によっては、１回の使用でかなり肌がもちもちになるようです。

COSRX ビタミンC23セラム

COSRXビタミンC23セラムは、普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌の人に向いているセラムで、ビタミンCが23％も含まれています。

ビタミンCが高濃度含まれている割には低刺激ですが、目の周りへの使用や敏感肌、アトピーの方は使用を避けた方が良いでしょう。

通常このような高濃度のビタミンCが含まれていると１万円ほどするようですが、こちらは約2,000円で購入できます。

特にニキビ跡やシミ、シワ、トーンアップしたい人におすすめです。

アンレーベル（unlabel）ビタミンC エッセンス

アンレーベル（unlabel）ビタミンCエッセンスは、普通肌、乾燥肌の人に向いている美容液で、美容雑誌LDKの毛穴部門で堂々の1位を獲得した人気の商品です。

ビタミンCが配合されているため、塗り始めは多少ひりつきを感じる人もいますが、毛穴への効果が高く、肌のきめを整えてくれます。

初めは、週2～3回から使い初め、徐々に肌を慣らしていきましょう。

Dr. Jart+（ドクタージャルト）シカクリーム

Dr. Jart+（ドクタージャルト）シカクリームは、普通肌や敏感肌に向いているクリームで、別名「皮膚再生クリーム」と呼ばれているほど、肌の再生力アップが期待できます。

敏感肌の人も使用できるほど肌に優しいため、即効性は期待できませんが、継続使用により肌のバリア機能をアップさせ、ニキビのできにくい肌に近づけます。

ナンバーズイン(numbuzin) 6番

ナンバーズイン(numbuzin) 6番は、アトピー肌の人でも使用できる、保湿力の高いセラムです。

普通の水よりも浸透力の高いアイスランド氷と、5重に分子の分かれたヒアルロン酸が配合されています。

肌の内側に届く小さい分子のものから、肌の表面に幕をはってくれるものまであるため、内側の潤いが長時間キープされているのを感じることができます。

ANUA(アヌア)ダークスポットセラム

ANUA(アヌア)ダークスポットセラムは、全ての肌タイプの人に使用できるセラムです。

美白機能成分として認められているナイアシンアミドが配合されており、色素沈着とくすみをケアします。

紫外線のダメージをケアする働きもあるため、特に朝しっかり塗ることをおすすめします。

また、併用推奨成分が多く、レチノールやビタミンCとも併用できるため、より高い効果を期待できます。

SISI ハイジャンプ30

SISIハイジャンプ30は、全ての肌タイプに使用できる美容液です。

ビタミンCが30％も配合されているにもかかわらず、ヒリヒリ感や乾燥感が克服されています。

毛穴を引き締める効果が高く、継続使用によりニキビ跡も目立たなくなるようサポートします。

ワンシング（ONE THING）ツボクサエキス

ワンシング（ONE THING）ツボクサエキスは、全ての肌タイプの人に使用できる化粧水です。

こちらは美容液ではありませんが、美容保湿成分であるツボクサエキスが配合されているため、紹介させていただきます。

ツボクサは、インドや中国、南アフリカなどで古くから使用されているハーブで、中国では不老不死薬のひとつとしても知られていました。

シカクリームにも使用されている成分で、皮膚疾患や感染症、傷の修復や炎症の抑制効果があるとされています。

この皮膚修復効果により、ニキビ跡の改善効果が期待できます。

UIQバイオームビタCダークスポットセラム30ml

UIQバイオームビタCダークスポットセラム30mlは、全ての肌タイプの人に使用できるセラムです。

ビタミンCが配合されているにも関わらず、肌への刺激がマイルドです。

ニキビ跡の改善にも効果があり、たった3日間の使用だけでも、目元のトーンやシミやくすみの肌面積を減少させる効果が期待できます。

ニキビ跡に美容液が効かない時は病院処方のニキビ薬を使ってみよう！

美容液は自分の肌に合ったものを使用することで、ニキビ跡への改善効果が期待できます。

しかし、人によっては自分の肌にあった美容液を使用しても、なかなかニキビ跡が改善されないこともあります。

その場合は、病院で処方されるニキビ跡の治療薬の使用を検討しましょう。

病院で処方される主な治療薬は、次の通りです。

薬種類	処方薬	有効成分
外用薬	ベピオゲル ディフェリンゲル エピデュオゲル	過酸化ベンゾイル
内服薬	トラネキサム酸	トラネキサム酸

これらはドラッグストアやAmazonなどで市販されていませんが、個人輸入代行サイトを利用すれば、病院で処方されているものと同等のニキビ薬を購入できます。

次の項目では、病院処方と個人輸入の違いや、個人輸入代行サイトを使用するメリットやデメリットについて解説します。

病院と個人輸入それぞれのメリットデメリット

病院で処方してもらう方法と個人輸入でニキビ薬を購入する方法では、それぞれメリットとデメリットがあります。

それが以下のとおりです。

病院は、副作用などの相談がしやすい反面、処方箋がなくては購入できず、通院により交通費が増えるなどのデメリットがあります。

個人輸入なら、スマホやPCがあればどこからでも好きなタイミングで注文できるため、通院の必要もありません。

発送が海外からのため、到着まで約2～3週間かかりますが、処方箋も必要なく、商品も自宅まで届けてくれるため、大変便利です。

個人輸入で買える！ニキビ跡に効くおすすめのニキビ薬

ここでは個人輸入で購入できるニキビ跡に聞くおすすめのニキビ薬を紹介します。

病院処方薬と同じ有効成分のものが購入できるため、市販薬よりも高い効果が期待できます。

ここでは一部の商品しか紹介できないため、他のニキビ治療薬も見てみたい方は、以下のページをご確認ください。

過酸化ベンゾイル

日本国内では2014年に認可された新しいニキビ治療薬ですが、海外では50年以上も前から使用されています。

強力な抗菌作用により、アクネ菌や黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌などニキビの原因菌を殺菌します。

また、肌のターンオーバー促進とピーリング作用により、古い角質を除去し毛穴のつまりを改善、長期の使用によりニキビの数を減少させます。

ディフェリンゲル

国内で処方されているニキビ治療薬ディフェリンゲルと同じ有効成分アダパレンが、0.1％配合されています。

特に皮脂が毛穴につまった初期段階の白ニキビに高い効果を発揮し、早期に改善することで炎症を起こす赤ニキビの発生を防ぎ、ニキビ跡を未然に防ぐことができます。

エピデュオゲル

エピデュオゲルは、ベンザックACジェルとディフェリンゲル両方の有効成分が配合されたニキビ治療薬です。

ニキビの原因菌を殺菌して炎症を抑えるだけではなく、毛穴の詰まりを取り除く効果があります。

肌のターンオーバーを促し、ピーリング作用もあるため、新しいニキビをできにくくします。

また二つの有効成分により、白ニキビや赤ニキビだけではなく、黒ニキビなど幅広いニキビに効果があります。

ニキビの種類とニキビ跡の種類

ニキビとニキビ跡は1種類だけでなく様々な種類があります。

それが以下のとおりです。

	ニキビ	ニキビ跡
種類	白ニキビ 黒ニキビ 赤ニキビ 黄ニキビ 紫ニキビ	赤いニキビ跡（炎症後紅斑） 茶色い色素沈着のニキビ跡（炎症性色素沈着） クレーター状のニキビ跡 ケロイド（肥厚性瘢痕）状のニキビ跡

ニキビやニキビ跡にはいくつか種類があり、それぞれ症状の進行具合や原因が異なります。

また、ニキビやニキビ跡は年齢にも関係しており、思春期ニキビと大人ニキビに分けられます。

ニキビによっては市販薬で症状が和らいだり、改善したりすることもありますが、中には市販薬が効かないものもあります。

その場合は皮膚科で治療薬を処方してもらったり、美容皮膚科でニキビ治療のための施術をしてもらったりする必要があります。

もし病院に行くのが面倒で、なるべく治療にかかるコストを抑えたいという方は、病院処方と同じ効果が期待できる治療薬の購入ができる個人輸入の利用を検討しましょう。

まとめ

ニキビ跡の改善に効果のある美容液を紹介しましたが、症状の進行度や肌タイプなど、条件や体質によっては改善しない場合があります。

もし、市販の美容液を使用してもニキビ跡が改善しないようであれば、美容皮膚科で施術されているピーリングやダーマペンを受けるのもひとつの方法です。

また、病院や個人輸入などで購入できる、美容に特化した効果の高い医薬品を使用するのも有効なためおすすめです。

ニキビ跡を改善し、なめらかな美しい肌を手に入れましょう。