いつの間にかできている顔のシミ。
一度気になってしまうと、人前に顔を出すのが嫌になったり、鏡を見るのも嫌になったりと、年齢に関わらず気持ちが沈んでしまいますよね。
そんな方におすすめのシミを消す方法が、ためしてガッテンで紹介された顔のシミを消す方法です。
その他、自宅で簡単にできるセルフケア方法も紹介するので、ぜひ一度試してみてください!
ためしてガッテンで紹介されたシミの消し方
ためしてガッテンとは、NHKで放送されていた生活情報番組です。
シミの消し方は、2016年1月に放送された「戻れ!シミの消えた肌 冬こそ徹底対策」という回で紹介されました。
番組では、赤いシミと茶色いシミに分けて対策法を紹介。
本記事でも、実際に放送された内容に沿ってシミの対策法をご紹介します。
ただし、いずれも即効性や効果は実感しにくい方法なので注意が必要です。
すぐに効果を感じたい方は、自宅で簡単にできるトレチノインやハイドロキノンなどの外用薬の使用もおすすめです。
赤いシミを消す方法
「赤いシミ」として紹介されたのは、日光角化症と呼ばれるものです。
紫外線のダメージによって赤~褐色のシミができる疾患で、シミ部分が固くなりイボのようになることもあります。
特に長年紫外線を浴びた50代~60歳以上の方が発症しやすい疾患ですが、30代など若い方でも皮膚ダメージによっては発症する可能性もあります。
そして、日光角化症は一般の市販薬では治すことができず、治療には病院で処方されるイミキモドクリームという薬を使用する必要があります。
イミキモドクリームを使用する
イミキモドクリーム(別名ベセルナクリーム)とは、病院で処方される医療用医薬品です。
日光角化症のほか、性感染症のコンジローマの治療としても使用されています。
商品名 | アルダラクリーム | ベセルナクリームジェネリック | ベセルナクリーム |
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価格 | 3袋:2,700円~ | 24袋:6,300円~ | 12袋:10,800円~ |
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なぜイミキモドクリームが日光角化症に効くのかははっきりしていませんが、局所の免疫を活性化させるためではないかと言われています。
治療後の再発率が低い、整容的に仕上がりが良いというメリットがあり、主に皮膚科で取り扱っています。
しかし、効果があるのは赤いシミ(日光角化症)のみなので、他のシミには効果がありません。
紫外線対策を徹底する
日光角化症の原因は、長期間にわたる紫外線のダメージです。
そのため、赤いシミを生み出さないためには、どんな年齢の方でも紫外線対策を徹底することが大切です。
番組では、以下のような紫外線対策の徹底も紹介されていました。
・散歩や日常生活では「SPF10〜20」「PA ++」の日焼け止めを使用する
・屋外レジャーでは「SPF30以上」「PA+++」の日焼け止めを使用する
・炎天下のレジャーでは「SPF50以上」「PA++++」の日焼け止めを使用する
日光角化症の赤いシミに限らず、多くのシミは紫外線のダメージによってできるので、日頃から注意しましょう。
また、日焼け止めは高SPF・高PAの日焼け止めでも、数時間経つと徐々に落ちていきます。
定期的な塗り直しや飲む日焼け止めの併用など、あわせて対策すると良いでしょう。
お薬なびでは、飲む日焼け止めと塗る日焼け止めのセット商品をお得に販売中です。
飲む日焼け止め+日焼け止めクリームセット | ||
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1本+1本:12,300円 | ||
商品名 | ヘリオケアウルトラDカプセル | シェードファクター | BIHAKUEN UVシールド |
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価格 | 30錠:8,200円~ | 120錠:6,500円~ | 120錠:5,500円~ |
有効成分 | PLエキス、ルテイン、ビタミンCなど | ポリポディウム、ビタミンC、ナイアシンなど | ダイオウウラボシ、ルテイン、ビタミンCなど |
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茶色いシミを消す方法
シミの原因は、紫外線や間違ったスキンケア、ホルモンバランスの変化など様々な要因が挙げられます。
その中の1つとして、「摩擦」もシミが起こる原因となります。
普段何気なく行なっている「洗顔の際に肌を強く擦る」」「髪が肌に当たる」「メイクの際に重ね塗りをする」といった行動により、摩擦によって肌の内側に炎症が起き、メラニンが溜まって茶色いシミができてしまいます。
必要以上の摩擦を受ける
茶色いシミを防ぐためには、摩擦を避けるために以下の対策を行いましょう。
・顔のマッサージをする際は、オイルや乳液を使用する
・化粧道具を柔らかい素材のものにする
・ファンデーションを重ね塗りしない
・なるべく顔を触らないようにする
番組内では実際にシミが気になる女性たちが、このような対策を2週間実施し摩擦の改善をしたところ、肌の赤みの数値やシミの濃さの数値が改善されていました。
自力でシミを治す方法
ためしてガッテンで紹介された方法は、日光角化症に対する方法と摩擦を避けるという日常の習慣に対するものでした。
それぞれ効果的な方法ですが、特定のシミを早く消したい場合はシミ治療薬の使用がおすすめです。
特に効果を実感したい場合は、トレチノインとハイドロキノンを併用した方法が向いています。
医療用外用薬
まずご紹介するのは医療用外用薬のトレチノインとハイドロキノンを使った方法です。
ハイドロキノンがシミを薄くし、トレチノインがメラニンを含んだ古い角質を剥がすことで効率的にシミを改善できます。
これらは処方箋が必要な医療用医薬品ですが、海外通販(個人輸入代行)サイトを利用すれば通販でも購入することができます。
商品名 | \おすすめ/ メラケアクリーム |
Dr.Venusトレチノインジェル | トレチノインジェル(エーレットジェル) | ユークロマクリーム |
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価格 | 1本25g:2,280円~ | 1本20g:1,700円~ | 1本20g:1,980円~ | 1本20g:1,380円~ |
有効成分 | トレチノイン、ハイドロキノン | トレチノイン | トレチノイン | ハイドロキノン |
特徴 | コスパの良い2成分の配合剤 | 最安値のトレチノイン 毛穴のたるみにも◎ |
人気のトレチノイン | 最安値のハイドロキノン |
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トレチノイン、ハイドロキノンをそれぞれ購入して併用する方法もおすすめですが、あらかじめ2つの成分がふくまれた配合剤の使用もおすすめです。
それぞれ塗る手間が省け、より手軽にシミ改善が可能です。
トレチノインやハイドロキノンの詳しい効果や使い方、注意点は以下の記事もご参照ください。
市販薬
続いてご紹介するのは市販薬を使った方法です。
市販のシミ対策商品は、「トラネキサム酸」を含む内服薬がおすすめです。
トラネキサム酸には、メラニン色素を作るプロスタグランジンの生産を抑えたり、肌の炎症を抑えたりする効果があります。
トランシーノ 60錠:1,980円~ |
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ただし、市販商品は成分の含有量も少なく、効果を実感できるようになるまでは3ヶ月程度かかります。
また、シミといっても肝斑(頬にできる左右対称のシミ)にしか効果がないため注意が必要です。
市販の化粧品
市販の化粧品や医薬部外品の中にも、以下のような美白成分を含む商品があります。
・トラネキサム酸
・ビタミンC誘導体
・アルブチン
・コウジ酸
これらの美白成分は、シミの原因となるメラニンの生成を抑制する効果があり、新たなシミの予防効果が期待できます。
先述した外用薬と比較すると、シミを消す効果を実感するには時間がかかる場合もありますが、手軽に購入したい方におすすめです。
商品名 | ビーグレン QuSomeホワイト2.0 |
ケシミンクリーム | メラノCC 薬用しみ対策保湿クリーム |
エリクシール エンリッチド リンクルホワイトクリーム S |
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価格 | 1本15g:6,600円~ | 1本30g:1,838円~ | 1本23g:1,018円~ | 1本15g:5,240円~ |
有効成分 | ハイドロキノン、 メラトルビン、TGP2、アミトースなど | ビタミンC、VホワイトCなど | ビタミンE、ビタミンC、イソプロピルメチルフェノールなど | レチノール、トラネキサム酸、水溶性コラーゲン、濃グリセリンなど |
特徴 | ハイドロキノン配合 他の市販薬で効果が感じられなかった方に |
ビタミンC誘導体や保湿成分配合 コスパ良くシミ予防したい方に |
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レチノール、トラネキサム酸配合で シミだけでなくシワが気になる方にも |
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ニベアはシミに効く?
シミの改善策を調べていると、「ニベアでシミが消える」という噂を目にしたことがある方も多いと思います。
しかし実際には、ニベアにシミを消す成分は含まれておらず、効果は得られません。
以下はニベアの有効成分ですが、グリセリンやワセリン・ホホバ油などの保湿成分がほとんどです。
水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
また、洗顔後にニベアのみを使用するという「ガッテン塗り」というスキンケア方法もあるようですが、実際にためしてガッテンで紹介された方法ではありません。
シミにも効果はないため、ハイドロキノンなどの美白成分が含まれるクリームを使用することをおすすめます。
顔のシミを消す方法に関するよくある質問
簡単にシミを消したい方に向けて、スキンケアに関する気になる情報をまとめました。
ためしてガッテンのシミを消す方法は男性にも有効?
ためしてガッテンのシミを消す方法は、男性にも有効です。
ご紹介した以下のようなポイントは、男女関係なくシミの予防・改善に役立ちます。
・優しく洗顔する
・必要以上に顔を触らない など
男性は髭剃りの刺激などもあるため、きちんと保湿やスキンケアをしていないと肌にダメージが出る可能性があります。
保湿や紫外線対策などスキンケアを徹底することで、肌荒れ防止や乾燥対策にもつながるでしょう。
ためしてガッテンの方法で顔のシミは消える?
ためしてガッテンでは赤いシミ、茶色いシミにわけて改善方法を紹介していました。
日光角化症と思われる赤いシミはイミキモドクリームなどの治療薬の使用で改善が可能です。
一方、茶色いシミは紫外線対策や摩擦対策も有効ですが、すでに出来てしまったシミに対しては効果を実感するまでに時間がかかる場合があるでしょう。
確実にシミを消したい場合は、ご紹介した外用薬などの使用がおすすめです。
確実にシミが消えるクリームはある?
個人差もあるため、誰でも100%シミが消えるとは断言できませんが、高い効果を求める方は「ハイドロキノン」「トレチノイン」など美容医療でも使用される成分を使用するといいでしょう。
市販されているシミ消し(取り)クリームは、シミ予防の効果はあっても完全にシミを消す効果はありません。
確実にシミを消したい場合は、化粧品や医薬部外品ではなく医薬品のものを選ぶことをおすすめします。
とにかく簡単にシミを消すにはどうしたらいい?
「とにかく簡単にシミを消したい」という場合は、まずはご紹介したような顔を擦らない・日焼け対策をするなど日ごろの習慣から見直してみるといいでしょう。
ただし上記のようなスキンケア法は基礎であり、すぐに効果を実感するのは難しいことも。
そのため、より早く効果を実感したいという場合は、海外通販を利用して外用薬を購入する、市販薬を試すなど美容アイテムの使用がおすすめです。
シミ改善は外用薬がおすすめ
今回の記事では、ためしてガッテンで紹介されたシミの消し方や、自分でシミを消す方法について解説しました。
日頃から紫外線や摩擦を意識するのが大切ですが、一度できてしまったシミは薬などを使用しないと消すことは難しいでしょう。
レーザー治療などの方法もありますが、まずは自宅でできる外用薬のケアを試してみることをおすすめします。