飲む日焼け止めのデメリットは?絶対日焼けしたくない人におすすめの対策方法

欧米など、紫外線の強い国から使われ始めた飲む日焼け止め。

飲む日焼け止めは、本当に効果があるのでしょうか?
身体に害はないのでしょうか?

気になるところですね。

結論から言うと塗る日焼け止めより効果は劣りますが、メリットもたくさんあります。

本記事では、飲む日焼け止めのメリット・デメリットを紹介していきます。

飲む日焼け止めのデメリット

飲む日焼け止めのデメリットは、以下の通りです。

上記の各デメリットについて、詳しく説明していきます。

飲む日焼け止めだけでは効果が薄い

そもそも日焼けはどのようにして起こるのでしょうか。

日焼けのメカニズム

日焼けのメカニズム
1. 紫外線を浴びる
2. 活性酸素が発生し、肌に炎症・赤みをもたらす
3. 炎症がメラノサイトへのシグナルとなり、肌色を濃くするメラニンが生成される
4. 結果として日焼けになる

紫外線を浴びると、肌を守るための物質メラニンが作られその結果肌が黒くなったりシミにつながってしまいます。

これに対し、日焼け止めの効果は以下のようなものです。

塗る日焼け止めの効果 :紫外線が肌に届くのを防ぐ
飲む日焼け止めの効果 :紫外線ダメージを内側からケアし、活性酸素を除去することで赤みや炎症を防ぐ

飲む日焼け止めは、塗る日焼け止めのように紫外線を直接ブロックはできません。

内側からダメージを軽減する効果があるので、塗る日焼け止めや日傘、アームカバーなどとの併用で効果を最大限に発揮します。

即効性はない

即効性はない

飲む日焼け止めはサプリメントのため、効果が出るまでに時間が掛かります。

外出直前に飲んだとしても、日焼け防止対策にはなりません。

また、継続使用によって効果が高くなるという研究結果も報告されています。

以下は飲む日焼け止めに含まれる代表的な成分、「ファーンブロック」「ニュートロックスサン」を継続使用した場合のMEDの増加率です。

ファーンブロックの効果
  • 15日後14.57% → 29日後20.37%
ニュートロックスサンの効果
  • 57日後34% → 85日後56%

※MEDとは:肌の紅斑(赤み)を引き起こすのに必要な紫外線の量

ファーンブロックは、太陽光による紅斑に対する耐性を上げる効果があり、ニュートロックスサンは抗酸化作用があるとされています。

どちらも継続服用でMEDが増えているため、「より多くの紫外線を浴びなければ日焼けできない」ようになった、
つまり飲み続けることで日焼けに強い体質になることを示しています。

そのため完璧に日焼け対策をしたい場合は、飲む日焼け止めの継続服用がお薦めです。

参照:飲む日焼け止めの効果とFDAからの警告 | 肌のクリニック・高円寺院・麹町院

アレルギーに注意

サプリメントですから、商品によっては含まれる成分にアレルギーがある場合は注意が必要です。

良く主成分として配合されているファーンブロックはシダ植物から抽出される成分で、ダイオウウラボシ抽出エキスと記載されているか、植物の頭文字をとってPLエキスとも呼ばれます。

商品の種類にもよりますが、シダ系の成分にアレルギーがある方や、子供や妊娠中・授乳中の方は飲めない場合もあります。

ただし上記の通り主成分は天然成分のため、副作用はほとんどなく安全に服用が可能です。

飲む日焼け止めのメリット

先にデメリットを紹介してきましたが、飲む日焼け止めにはメリットもたくさんあります。

現時点で流通している飲む日焼け止めの多くは、植物などから抽出された天然成分で構成されていて、副作用の心配がほとんどありません。

さらに、製品によって違いはあるものの様々な美容成分も配合されており、上手に活用することにより美容や健康の助けになる事もあります。

全身に効果がある

全身に効果がある
全身の肌同様に、目も髪も日焼けをします。

目に紫外線が入ると脳が身体を守ろうと防御反応を起こし、体内にメラニン色素を生成してしまいます。

このメラニン色素が過剰に生成されると、シミ・そばかすができやすくなります。

紫外線を完璧にカバーしようとすると、身体全体に日焼け止めクリームを塗らないといけなくなりますが、飲む日焼け止めの場合は、塗りにくい部分までカバーする効果が期待できます。

美容効果がある

製品にもよりますが、ビタミンCやビタミンDなど美容効果を高める成分が入っているものがあります。

日焼けによる肌のダメージ修復はもちろん、肌のバリア機能を高めてくれるため、UVケアと同時に肌の老化やシミ、シワ予防にも役立つ美容効果が得られます。

肌の負担を減らせる

直接肌に塗るタイプの日焼け止めにはこの合成界面活性剤が含まれるため、使い続けると皮膚へのダメージが蓄積され、肌トラブルを引き起こす可能性があります。

この合成界面活性剤は、汗や皮脂に強く流れにくいという性質もあり、紫外線をカットする効果が長持ちする添加剤です。

また、最大限効果を得ようとムラなく多量塗布すると、丁寧なクレンジングも必要に。

飲む日焼け止めなら、このような肌の負担を減らすことが可能です。

効果の持続時間が長い

一般的な塗る日焼け止めの効果持続時間は2時間程度で、塗り方によってはムラになったり流れ落ちたりするので、その都度塗り直しが必要になります。

しかし、飲む日焼け止めの場合は4~6時間、製品によっては24時間効果が持続するものもあります。

中には、日焼けした後に飲んでも効果が期待できるものもあります。

海水浴や長時間外で過ごす時など、飲む日焼け止めの持続性・柔軟性も飲む日焼け止めのメリットと言えます。

おすすめの飲む日焼け止め

ここまで、飲む日焼け止めのメリットやデメリットを紹介してきました。

ここでは、おすすめの飲む日焼け止めをご紹介していきます。

ヘリオケアウルトラカプセルオーラル

ヘリオケアカプセル ヘリオケアウルトラカプセルオーラル
30錠:7,000円~
有効成分 ファーンブロック、ルテイン、ビタミンC・E、リコピンなど
服用方法 日光を浴びる30分前に1錠を服用
メーカー Cantabria Labs

夏場の強い陽射しや屋外イベント等に最適な、飲む日焼け止めです。

効果持続時間は4~6時間。

活性酸素を減らす効能があるとされる、リコピンも配合されています。

タップしてヘリオケアカプセルオーラルの口コミを見る

外からだけでなく、体の内側からも日焼けのケアがしたいので買いました。ビタミンCも入ってるからか、以前にもまして肌の色が白くなった感じがして気に入っています。
ヘリオケアカプセルオーラルの口コミ

ヘリオケアウルトラDカプセル

ヘリオケアウルトラDカプセル ヘリオケアウルトラDカプセル
30錠:8,200円~
有効成分 ファーンブロック、ルテイン、ビタミンCなど
服用方法 日光を浴びる30分前に1錠を服用
メーカー I.F.Cantabria,S.A.

ヘリケアオーラルよりファーンブロックの配合量が2倍、さらにビタミンDもプラスされています。

より効果の高い日焼け止めを使用したい方におすすめです。

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ツイッターで知りました! お薬なびさんならあるんじゃないかな~ってあるやん(。・ω・。) 今年の夏もこれで日焼け防止しながら、良い男食ったるでぇ~( ゚д゚)ノ
ヘリオケアウルトラDカプセルの口コミ

人が多い祭りやイベントに行く時はヘリオケアウルトラDカプセルと、通常の日焼け止めクリームを併用してます。人ごみの中で日傘さすのは、さすがに邪魔だし、持ち歩くのも大変なので。カプセルだけ飲んで紫外線対策っていうのは、さすがに無理がありそうだけど(汗)何度も日焼け止めクリームを塗りなおす必要はないから、ラクではあるよね。海とか行く時は、このカプセルだけだと不安かもしれないけど。シーンごとに使い分けたらイイと思う。
ヘリオケアウルトラDカプセルの口コミ

シェードファクター

シェードファクター シェードファクター
120錠:6,500円~
有効成分 ファーンブロック、ビタミンC、ナイアシンなど
服用方法 1回2カプセルを1日2回服用
メーカー Life Extension

ヘリオケアよりコスパが良い飲む日焼け止めです。

飲む日焼け止めは継続服用でより効果を発揮するので、しっかり日焼け対策したい方におすすめです。

タップしてシェードファクターの口コミを見る

昔はスケーターだったりしたから、バンバン焼いてたんだけど。 結婚して子供も出来てからは焼かなくなった。 クリームとかローションタイプとかジトジトしてイラっとすっから、こういう経口タイプのがいいんだよね
シェードファクターの口コミ

海外の技術って進んでますね! なんで日本ではこういうの流行らないんだろう すっごく便利なのに… やっぱ大手の企業から止められてるのかな?
シェードファクターの口コミ

飲む日焼け止めの効果的な飲み方

飲む日焼け止めの効果的な飲み方

飲む日焼け止めは、即効効果が出るものではありません。

肌の表面は紫外線のダメージを受けるため、日傘やアームカバーなどを併用する必要があります。

それらを踏まえた上で、徹底対策したい場合は次に紹介する使用法を試してみましょう。

外出する30分前に服用する

飲む日焼け止めは、飲んですぐに効果が出るものではありません。

ポイントは、紫外線に当たる30分前までに服用すること。

種類にもよりますが、効果の持続時間はおよそ4~6時間とされているためレジャーやアウトドアなど、長時間外にいる場合は飲み直してください。

塗る日焼け止めと併用する

先述の通り、飲む日焼け止めは直接日焼けを防ぐ効果は少なく、日焼けした肌ダメージの軽減効果が高いものです。

飲む日焼け止めだけでは、完璧には対策できません。

飲む日焼け止めで肌内部のUVケア、シミ・シワ予防をしつつ、塗る日焼け止めと併用するのが効果的です。

徹底対策したいなら飲む日焼け止めを

飲む日焼け止め単体では効果は劣りますが、それでもメリットはたくさんあります。

飲む日焼け止めのデメリットも理解した上で、完璧に日焼け対策をするなら肌の内部に効果がある飲む日焼け止めはお薦めです。

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