膀胱炎は一度治っても再発しやすい病気です。
排尿時や下腹部の痛みを今すぐに治したい方も多いでしょう。
膀胱炎をすぐ治すには、飲み薬の治療が推奨されています。
膀胱炎の辛い症状から早く解放されたい方や、一刻も早く膀胱炎を完治させたい方は参考にしてみてください。
商品名 | クラビリン | レボフロックス | シプロキサン・ジェネリック | クラリスロマイシン・ジェネリック |
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有効成分 | レボフロキサシン | レボフロキサシン | シプロフロキサシン | クラリスロマイシン |
価格 | 5錠:1,200円~ | 100錠:3,150円~ | 70錠:3,150円~ | 12錠:2,700円~ |
特徴 | クラビットジェネリック 膀胱炎第1選択薬 淋病など性病治療にも |
クラビットジェネリック 1錠、約31円 淋病など性病治療にも |
シプロキサンジェネリック 体内への吸収がよい |
クラリスロマイシンジェネリック クラミジアなど性病治療にも |
商品詳細 |
膀胱炎は一晩で治るのか
残念ながら、膀胱炎を一晩で治すことはできません。
膀胱炎は原因によりいくつかの種類に分類され、一般的な膀胱炎は急性単純性膀胱炎(細菌性膀胱炎)に該当します。
原因である細菌を殺菌するためには抗生物質を数日間服用し続けなければならないため、膀胱炎は一晩では治りません。
初期段階であれば市販薬で対応できる場合もありますが、殺菌作用はないため重症化すると市販薬では治療不可です。
治療せずに放置すると重症化する恐れがあるため、早期治療をおすすめします。
膀胱炎はどれくらいで治る?
抗生物質を服用した場合、飲み始めて1~2日ほどで症状が緩和され始めます。
症状の程度や薬の効き方には個人差がありますが、大半の方は5日前後で治るとされています。
ただし、症状が緩和されただけでは完治していません。
処方された回数分の抗生物質をすべて飲み切らなければ細菌が生き残っている可能性があります。
確実に治すためには、自己判断で中断せず最後まで飲み続けることが大切です。
・治療期間は5~7日ほど
・途中で抗生物質を変更した場合2週間ほどで治る
ガマンは禁物
膀胱炎の痛みは、人によっては我慢できる痛みかもしれません。
しかし、症状が進行し重症化すると腎盂腎炎を起こす恐れがあります。
腎盂腎炎は膀胱炎より症状が重く治るまでの期間もかかるため、悪化する前に膀胱炎を治すことが大切です。
また、小まめに水分をとり、トイレにすぐ行ける環境であればトイレに行く回数を増やすことで重症化するのを予防することができます。
腎盂腎炎とは
尿道から侵入した細菌が尿道と腎臓を結ぶ腎盂にまで及び、細菌感染を起こしている状態です。
更に進行し、腎臓にも炎症が見られる場合には入院が必要になる可能性もあります。
悪寒、発熱、背中や腰の痛み、吐き気などの症状が見られたらすぐに病院を受診してください。
▼膀胱炎から腎盂腎炎になった人のSNS投稿▼
水曜〜突然あれっ?ってなって市販薬飲んでたけど全然良くならず、昨日仕事帰り駆け込み受診したら、腎盂腎炎一歩手前の膀胱炎でした。その時、熱無かったから。帰宅して39.1度🥵辛かった😭#腎盂腎炎 #辛かった #膀胱炎
— ゆきねぇ (@gtylg1965) January 15, 2023
腎盂腎炎…めちゃくちゃ痛い。昨日は極悪寒→高熱38.7→😇 今日は悪寒くらい。熱も37.8くらい。膀胱炎なめちゃダメだわ
— MTro (@mtr0718) January 12, 2023
膀胱炎を今すぐ治すには?
残念ながら、膀胱炎を一晩で治すことはできません。
膀胱炎を確実に治す治療薬は細菌に対して効果のある「抗生物質」しかありません。ま
た、治療薬を使用しても完治するまでには数日間かかります。
しかし、すぐには病院に行けない方やより早く治したい方は、つぎの対処法を実践してみてください。
トイレを我慢しない
下腹部や身体を冷やさない
アルコールや刺激物を控える
体内から細菌を追い出すためには、小まめに水分補給をして尿で排出することも大切です。
また、身体の冷えや刺激物による膀胱への負担は、膀胱炎の治りを悪くします。
重症化する前に膀胱炎を治すために、これらの対処法を心がけましょう。
治療薬は何が処方される?
病院では、膀胱炎の治療には抗生物質が処方されます。
日本国内で抗生物質は市販されていないため、ドラッグストアなどで購入することはできません。
しかし、通院が難しい場合には個人輸入でも購入可能です。
海外製の医薬品が販売されていたり病院より安く入手できるというメリットがありますが、海外を経由するため手元に届くまでには日数がかかります。
今すぐ治したい方は病院を受診しましょう。
レボフロキサシン
ニューキノロン系の抗生物質で、細菌のDNAに作用して増殖を防ぎ、殺菌する薬です。
日本国内では250mgと500mgの2種類が流通しています。
成人では250mgを1日2回、または、500mgを1日1回服用します。
レボフロキサシンは他の系統の抗生物質にアレルギーのある方でも服用できますが、妊娠中の方や小児は服用できません。
シプロフロキサシン
ニューキノロン系の中でも比較的初期に開発された抗生物質で、細菌のDNAの増殖を阻害して殺菌します。
成人では100~200mgを1日2~3回に分けて服用します。
他の抗生物質に耐性がついてしまった細菌にも用いられます。ただし、妊娠中の方や小児は服用できないため注意しましょう。
商品名 | シプロキサン・ジェネリック |
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価格 | 70錠:3,150円~ |
有効成分 | シプロフロキサシン |
商品詳細 |
クラリスロマイシン
マクロライド系の抗生物質で、膀胱炎の他にも肺炎球菌やインフルエンザ菌、クラミジア菌などの幅広い細菌に効果のある薬です。
成人では400mgを1日2回に分けて服用します。ただし、妊娠中の方はできないため注意しましょう。
膀胱炎でクラリスロマイシンを優先的に処方することはあまりありませんが、他の抗生物質で改善が見られない場合や大腸菌以外が原因の場合などに用いられます。
商品名 | クラリスロマイシン・ジェネリック |
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価格 | 12錠:2,700円~ |
有効成分 | クラリスロマイシン |
商品詳細 |
膀胱炎の症状
残念ながら、膀胱炎を一晩で治すことはできません。
膀胱炎の代表的な症状をご紹介します。
頻尿
残尿感
排尿時の痛み
下腹部の痛み
血尿
悪寒、発熱
背中や腰の痛み
吐き気
倦怠感
トイレの回数が増えた、何度トイレをしても残尿感がある、といった症状ののち、排尿時の痛みや下腹部の痛みを引き起こします。
この時点で治療を開始すれば軽症のうちに完治可能です。
しかし、重症化すると腎盂腎炎を引き起こし発熱や身体の痛みが現れます。
最悪の場合、腎炎や腎臓に膿が溜まる膿腎症になる恐れがあります。
なぜ膀胱炎になるのか
膀胱炎は細菌が尿道に侵入することで尿道や膀胱が炎症を起こす病気です。
細菌が侵入する原因には、つぎのようなことがあります。
性行為
トイレの我慢
ストレス など
膀胱炎の原因菌で最も多いのは大腸菌です。
排尿後にトイレットペーパーで拭き取る際、肛門を拭いたトイレットペーパーでそのまま尿道を拭くと大腸菌が付着する恐れがあります。
オーラルセックスや性行為でも細菌が付着しやすいため、清潔に保つことが大切です。
また、ストレスが溜まると免疫力が低下するため、細菌の繁殖を助けることになってしまいます。
どんな人がなりやすい?
以下に当てはまる方は膀胱炎になりやすいため注意が必要です。
トイレを我慢してしまう人
ストレスが溜まっている人
寝不足で疲れている人
女性は男性より尿道の長さが短く、また尿道と肛門の距離が近いために膀胱炎を発症しやすい特徴があります。
また、トイレを我慢してしまう人や頻繁にトイレに行けない状況の人は、侵入した細菌を排出しにくいため膀胱炎になりやすいとされています。
ストレスや寝不足は免疫力低下に繋がるため、疲れが溜まっている人も注意しましょう。
まとめ
膀胱炎を一晩で治すことはできませんが、決められた用法用量を守って抗生物質を服用すれば、重症化する前に完治させることができます。
膀胱炎が自然治癒することはほとんどありませんので、我慢せずに抗生物質で治療しましょう。