「いつもより生理が長引いて終わらない…」と不安になったことはありませんか?
生理が8日以上続く場合は、過長月経かもしれません。
異変がある場合は、放置せずに原因をはっきりさせて、正しい対処を取るようにしましょう。
ここでは、生理が長引く原因や、病院に行く目安などをまとめました。
生理の平均日数と●日以上は要注意
生理の期間が長引くと不安になりますよね。
生理がなかなか終わらない状態は、体にいったいどのような異変が起きているのでしょうか。
生理期間の平均
正常な生理期間は3~7日です。
個人差がありますが、平均すると5日程度といわれています。
生理が8日以上続いている状態は、「過長月経」と呼ばれる症状です。
生理が8日以上続く「過長月経」とは?
過長月経とは、出血の量が多かったり、月経期間が長い場合の症状のことをいいます。
月経量が多いと判断される目安は下記のような場合です。
・生理用ナプキンが1時間しか持たなかった
・血のかたまりがごろごろ出てくる
・寝ている間に血があふれてしまう
このような場合は、過長月経の可能性があります。
生理期間が長くなる原因
生理が長く続く過長月経には、年代ごとに以下のような原因が挙げられます。
- 10代20代はホルモンバランスの乱れ
- 30代40代はプレ更年期
- 子宮や卵巣の病気の可能性も
10代・20代に多い生理が長引く原因
10代20代の長引く生理の主な原因は、ホルモンバランスの乱れが考えられます。
思春期は成長に伴い、ホルモンの分泌がアンバランスになり、乱れやすい時期です。
精神的ストレスや、過度なダイエットなどによりホルモンバランスは崩れます。
このような場合、低用量ピルでホルモンバランスを安定させることで改善が可能です。
30代・40代に多い生理が長引く原因
30代後半~40代半ばの長引く生理の主な原因は、プレ更年期です。
加齢によって女性ホルモンの分泌が減りますが、分泌を増やそうと脳から指令が出るため、結果的に少量の出血が長引くことがあります。
生活習慣の見直しで改善することがありますが、病院を受診すると多くの場合、ホルモン剤での治療が行われます。
子宮や卵巣の病気の可能性も
中には、婦人科系の病気が隠れているというケースもあります。
3周期続けて生理が長引くという方は、産婦人科の受診がおすすめです。
改善するためには?
生理不順は、気づいた早めの段階で改善することが大切です。
ここからは、長引く生理を改善するための方法をご紹介します。
ピルの服用
生理不順の原因となるホルモンバランスを整えるためには、低用量ピルを服用するという方法があります。
低用量ピルにはホルモンバランスの乱れを改善して、生理周期を安定させる効果があります。
低用量ピルはどこで貰える?
低用量ピルは、産婦人科を受診すると処方してもらうことができます。
しかし、生理不順の改善目的の場合は、保険適用外となり、高額の費用がかかります。
当サイトのような海外通販ですと、病院処方と同じ低用量ピルを安く購入することが可能です。
商品名 | トリキュラー | マーベロン |
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特徴 | 国内の病院でも処方される低用量ピル。飲み間違いがないため、初めての方におすすめ | ホルモンの配合量が異なる低用量ピル。より自然なホルモンバランスにしたい方におすすめ |
病院処方 | 1ヶ月分3,000円~4,000円(薬代・診察料込み) | 1ヶ月分3,000円~4,000円(薬代・診察料込み) |
海外通販 | 1ヶ月分1,440円~ | 1ヶ月分1,800円~ |
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ピルで生理を早く終わらせることも可能
普段より長引く生理ではなくても「生理を早く終わらせたい」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方にも、低用量ピルがおすすめです。
低用量ピルを服用することによって、生理の時期を早めたり、生理期間を短くすることが可能です。
ホルモンバランスを整えることで、生理周期の乱れや長引く生理の改善にも期待ができます。
生活習慣の改善
生理が長引く原因であるホルモンバランスを整えるためには、生活習慣の見直しも大切です。
自分の生活を見直すための、簡単な生活習慣の改善方法をご紹介します。
- 適度な運動を毎日続ける
- たばこは禁煙する
- 食事の塩分は控えめにする
- 油っぽい食事は避ける
- 主菜は“肉より魚”を心がける
- 野菜をたっぷりとる
- お酒はほどほどにする
- 毎食後歯を磨く
- 自分に合った方法でストレスを解消する
- 規則正しい睡眠で十分な休養をとる
普段夜更かしをしたり、3食バランスよく食事をしていないという方は、生活習慣の改善から始めましょう。
病気の可能性もあるの?受診目安は?
ただし、3か月連続で生理が長引くといったような方は、生理不順ではなく、病気のサインかもしれません。
婦人系の病気を放置したり発見が遅れると、不妊や流産のリスクも高まりますので、早めに受診しましょう。
病院受診の目安
下記に当てはまる症状がある方は、お早めに産婦人科を受診しましょう。
- 出血が10日以上続く
- 経血にレバー状の塊が混じっている
- 何度も繰り返している
- 生理痛が強い
- 経血のニオイがきつい、生臭い
- 貧血がある
生理が終わらない際に考えられる病気
生理がなかなか終わらなかったり、少量の出血がずるずると続く場合に考えられる病気には下記があります。
子宮筋腫
子宮筋腫とは、子宮の壁の中にこぶのような良性の腫瘍が発生する病気です。
成人女性の4人に1人はかかる病気と言われていますが、悪性のものではありません。
子宮内膜が引き伸ばされて表面積が増えるため、生理が長引いたり、出血量が多くなります。
- 月経量が多い
- 生理痛が強い
- 頻尿(トイレが近い)
- 便秘
子宮筋腫を放置すると、不妊や流産のリスクが高まりますので、はやめに相談しましょう。
子宮内膜ポリープ
子宮内膜ポリープとは、子宮内膜に腫瘍(ポリープ)ができる病気です。
子宮内膜の細胞がエストロゲンによって、異常増殖することで、子宮の内腔に突出して腫瘍が発生します。
- 月経量が多い
- 生理痛が強い
- 閉経後に性器出血する
- 不妊症
子宮内膜ポリープを放置すると、不妊や貧血の原因になります。
また、悪性の腫瘍の恐れもありますので、放置するのは危険です。
子宮内膜症
子宮内膜症とは、子宮内膜に似た組織が子宮の外で増えてしまう病気です。
子宮外にできた組織が月経のように出血しますが、その血液を外に出すことができず、たまった血液が炎症を起こします。
- 生理痛が強い
- お腹の左下に痛みがある
- 排便時に下腹部の痛みがある
- 尿に血が混じる
生理痛がひどかったり、生理ではない時にも下腹部の痛みがある方は子宮内膜症の可能性があります。
子宮頸がん
子宮頸がんとは、子宮下部にある子宮頸部にがんが発生する病気です。
以前は、40~50歳代の女性に多い病気でしたが、最近は20~30歳代の若い女性に増えています。
子宮の入り口付近に発生するため、診察で発見されやすいため、定期健診が早期発見につながります。
- おりものの量が多い
- 不正出血がある
- 性行為の際に出血する
- 下腹部に痛みがある
がんが進行すると、子宮を摘出しないといけなくなるため、定期的に検査を受けるようにしましょう。
まとめ
生理が長引く原因と対処法をご紹介しました。
ホルモンバランスによる長引く生理は、低用量ピルで改善できる場合があります。
低用量ピルは処方してもらうと高額の費用がかかりますが、海外通販を使うと手軽に入手することが可能です。
ですが、ホルモンバランスの乱れによるものではなく、病気による不正出血という場合もありますので、少しでも症状に心当たりがある場合は、すぐに病院を受診しましょう。