AGAってなんだろう。円形脱毛症とはちがう?

AGAとは男性型脱毛症のことです。

みなさん円形脱毛症とAGAの違いを知っているでしょうか?

円形脱毛症は、ストレスなどで突然髪の毛に10円大の薄毛が出来たり、500円大の薄毛が出来る症状です。
病院で塗り薬をもらって、完全に治る事もあれば、放置していても自然に治ることもあります。

それに対してAGAは、薄毛が徐々に進行していく症状です。

さて、このAGAという言葉、テレビやWEBで見る機会が増えてきましたよね。

アーティストのGACKTをイメージキャラクターとしたAGA専門クリニックのCMを見て、
「知ってる!」と言われる方もいるのではないでしょうか?

ひと昔前までは、心無い人は「ハゲ」だったり、ちょっと気を使っても「薄毛」という表現しかなくて、
まるで差別を受けているようでしたが、最近は薄毛の事をAGAと呼ぶようになりました。

そうなんです。
すでにお分かりかと思いますが、AGAは、男性型脱毛症のことなんです。

日本人で薄毛に悩む方は、約1200万人いるといわれていますが、その内のほとんどがAGAが原因のようです。

「M字ハゲ」とか「O字ハゲ」なんていうのを聞いたことがありませんか?
これは、AGAの典型的な症状で一般的に30代から50代の中年男性に多いとされていましたが、最近では、10代、20代でAGAの兆候が現れ始める人もいます。

AGAの原因はホルモンや遺伝だけではない?

薄毛やハゲには遺伝が関係している、という判で押したようなセリフを聞くことがないでしょうか?
そんなセリフを聞いて「親が薄毛だから自分も薄毛なんだ」、とあきらめている人がいます。

しかし、実際には遺伝の影響でAGAになる割合は、4人に1人ほどです。
食生活が偏っていたり、仕事が忙しくてストレスフルになったり、夜遅くて毎日睡眠不足の状態が続いているなど、
人によって原因は様々です。

中にはいくつかの原因がかさなりあって、薄毛街道をまっしぐらに進んでしまっている人もいます。

ですから、薄毛の数だけ原因がある、と考えた方がいいかもしれませんね。

AGAであったとしても早めの対応でフサフサに

いったん薄毛になってしまうと、高い育毛剤や発毛剤の類を使い続けないと髪が生えてこない、と思っている人もいますが、そんなことはありません。

早めの対策をすれば、たくさんのお金を費やさなくても、十分、元のようなフサフサの髪の毛を取り戻すことができます。

AGAが進行して毛根が衰えてしまうと難しいですが、初期の段階でのAGAであれば、たとえ遺伝が関係していてもあきらめることは全くありません。

髪の毛に栄養分を与えて、頭皮の血行をよくしてあげれば髪は元気を取り戻すのです。

まとめ

これまでみてきたように、AGAにはさまざまな原因があり、対処法もさまさまです。
現在では、全国にAGA専門のクリニックもたくさんあり、薄毛に悩む人の「駆け込み寺」のような存在になっています。

昔は、皮膚科で対処療法的な措置しかしてもらえませんでしたが、AGAに関する研究が進むにつれ、薄毛を解消して生き生きとした髪の毛を取り戻している人も増えているようです。

今後もさらに研究がすすみ、年を重ねてもフサフサの髪の毛を生やし、若々しいまま長生きする人がたくさん出てきてほしいですね。

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