朝立ちしないのは病気のサイン?原因と対策法を紹介

健康な男性にとっては一般的な生理現象である朝立ち。

しかし、朝立ちしない場合は思わぬ病気が隠れている可能性があります。

本記事では、朝立ちしない原因や対策法をご紹介します。

朝立ちしない原因は?

まずは、朝立ちしない原因として考えられる代表的な例を4つご紹介します。

ご自分がどの原因に該当するか当てはめてみましょう。

自覚症状がある方は放置せずきちんと向き合うことをおすすめします。

勃起力の衰え

朝立ちしないのは勃起力の衰え…つまり、EDの兆候かもしれません。

朝立ち以外に以下の症状がある場合は、EDの可能性があります。

・パートナーとの性行為で勃起しなくなってきた
・勃起力が弱くなった
・中折れする

勃起力は加齢と共に衰えることが多いですが、20代前後の若者でもストレスや緊張などが原因でEDになることがあります。

「まだ若いから大丈夫」と軽く考えずに、総合的に判断しましょう。

テストステロンの不足

テストステロンの不足
以下に当てはまる方は、テストステロンの不足が原因の可能性が高いです。

・40代後半以上の方
・性欲が減ってきた
・疲労感が取れない
・不安や抑うつなど、気分の浮き沈みが激しい
・太りやすくなった

男性ホルモンのひとつであるテストステロンは、脳からの命令によって約95%が精巣で作られています。

筋肉質な身体や成長期の声変わりといった、いわゆる男性らしい身体を作り出すのはテストステロンの働きが関わっており、男性機能にも大きな影響を与えています。

つまり、テストステロンが不足してしまうと筋肉量の減少や肥満、男性機能の低下に繋がってしまうのです。

これらの症状は男性更年期障害とも呼ばれ、身体面や精神面にも不調が出るようになってしまいます。

上記で紹介した項目に当てはまる方は、テストステロンの補充を選択肢に入れることをおすすめします。

ストレスや疲労

ストレスや疲労は、前述の「勃起力の衰え」や「テストステロンの不足」に繋がります。

また、ストレスや疲労が原因で睡眠不足が続くと自律神経が乱れてしまい、朝立ちしにくくなってしまうと言われています。

そもそも、ストレスを感じている時や疲労が溜まっている時は、性欲が低下したり寝付きが悪く熟睡しにくくなるものです。

ストレスはEDや男性更年期障害の他、病気の原因になりやすいため無理せず休むことも大切です。

生活習慣や食生活の見直しをはじめ、あわせて疲労や睡眠改善サプリなどを試すと良いでしょう。

病気の兆候

病気の兆候
勃起はペニスの血管が広がり、血液が流れ込むことで起こります。

勃起しにくくなる原因として、血管が詰まり血流が悪くなっている可能性が考えられます。

血管障害はメタボや糖尿病、高血圧といった生活習慣病のサインでもあり、放置すると動脈硬化を悪化させてしまいます。

最終的には心疾患や脳血管疾患などに繋がり命に関わることもありますので、朝立ちしないことを軽視してはいけないのです。

そのため以下に当てはまる方は、適度な運動や禁煙などを行い「血管を健康に保つ」ことが大切です。

・肥満体型の方
・運動不足の方
・高血圧の方
・勃起力の低下や中折れの症状がある
・喫煙者

また、血管が詰まった状態はEDになりやすいため、勃ちが悪くなっている場合はED治療薬の併用がおすすめです。

朝立ちの仕組み

朝立ちは通常の勃起とは異なり、睡眠のメカニズムによって起こる生理現象のひとつです。

睡眠には以下2つの種類があり、90分ごとに交互に繰り返しています。

・レム睡眠:浅い眠り
・ノンレム睡眠:深い眠り

浅い眠りの状態であるレム睡眠の間に、無意識のうちに勃起する「夜間勃起現象」という生理現象が起こっているため、レム睡眠のタイミングで起床すると朝立ちしているのです。

そもそも勃起は、副交感神経が優位な状態=リラックスしている時に起こるため、ストレスや疲労で睡眠不足が続くと朝立ちしなくなってしまいます。

リラックスした状態で、十分な睡眠時間を確保できるよう心がけることが大切です。

朝立ちに年齢は関係する?

朝立ちや勃起は、男性ホルモンのテストステロンの影響を受けています。

そのため、テストステロンが不足すると朝立ちの頻度も低下していきます。

テストステロンは加齢と共に減少していくため、年齢を重ねていくごとに朝立ちの頻度も低下すると言われているのです。

ではここで、「日本老年医学会」の雑誌に掲載された、年齢と早朝勃起(朝立ち)に関する情報を見てみましょう。

早朝勃起の年齢による推移

加齢に伴い、朝立ちに「全く気付かない」「あまり気付かない」という割合が増えていることが分かります。

上記を参考に、ご自分の年齢と照らし合わせてみてください。

もし、通常と比較して頻度が少ないと感じる場合は、EDや男性更年期障害などが影響している可能性があります。

参考:中高年男性における医学的問題点―そのQOLの問題点を中心―

10代~20代でも朝立ちしないことはある

10~20代であれば朝立ちは正常に行われていることがほとんどですが、頻度が少ないと感じる方もいらっしゃるでしょう。

ただし、前述の通り朝立ちが起こるのは「レム睡眠の時に起床した場合」です。

ノンレム睡眠の時に起床した場合は勃起しないため、起床のタイミングが悪かった可能性があります。

また、性交渉やマスターベーション時に正常に勃起するのであれば問題ありませんのでご安心ください。

しかし、若くても過度なストレスや疲労は睡眠のサイクルを乱れさせる原因にもなりますので、生活習慣や環境の見直しをおすすめします。

朝立ちしない時にED治療薬は有効?

朝立ちしないことが、必ずしもEDに当てはまるとは限りません。

しかし、朝立ちしないこと以外にも中折れなど勃起力の低下を感じている方はEDの可能性が高いです。その場合にはED治療薬を服用することをおすすめします。

ED治療薬にはバイアグラやレビトラ、シアリスといった薬があります。

商品名 バイアグラ シアリス レビトラ
画像 バイアグラ シアリス レビトラ
価格 4錠:7,200円~ 4錠:12,100円~ 4錠:5,350円~
特徴 勃起力が強く効果をしっかり感じたい方向け 効果の持続力が高く長期戦に最適 即効性があり勃起力も強い
ボタン

これらは1錠飲むだけで勃起不全が改善でき、ED治療に一般的に用いられている代表的な薬です。

デリケートな問題のため服用をためらってしまう方もいらっしゃると思いますが、有名なYoutuberヒカルもバイアグラの愛用者で、朝立ちするようになったと報告しています。

公にしていないだけで、身近な所にも愛用者がいるかもしれません。

朝立ちしない時の対策

朝立ちしなくなったり頻度が減ったと感じる場合には、早めに対策することが大切です。

放置してしまうとEDや更年期障害、糖尿病、うつといった病気に発展してしまう可能性がありますので注意しましょう。

生活習慣を見直す

ストレスや疲労は男性機能の低下に影響を及ぼします。

仕事や人間関係のストレスを溜め込まないように、発散できる趣味を持つことも大切です。

また、生活習慣を見直すことでストレスや疲労が溜まりにくい身体を作ることもできます。睡眠や食事を見直したり、日々の生活に運動を取り入れたりと、出来ることから始めていきましょう。

睡眠の質が向上すると朝立ちの回数が増えたという研究結果もありますので、眠りやすい寝具で十分な睡眠時間を確保できるように心がけてみてください。

商品名 亜鉛 メラトニンタイムリリース アルギニン&オルニチン
画像 亜鉛 メラトニンタイムリリース アルギニン&オルニチン
価格 250錠:4,500円~ 100錠:3,560円~ 100錠:3,630円~
特徴 免疫力向上、精力向上に効果のある亜鉛のサプリ 睡眠の質を改善するメラトニンのサプリ 疲労回復作用のあるアルギニン、オルニチンのサプリ
ボタン

精力増強サプリを試す

朝立ちには勃起力も関係していますので、朝立ちの頻度が減ってきている方は精力が弱くなっている可能性があります。

男性機能をサポートしてくれる精力増強サプリの服用がおすすめです。

商品名 ロイヤルハニーvip スぺマン マカ
画像 ロイヤルハニーvip スぺマン マカ
価格 12袋:12,480円~ 60錠:1,350円~ 100錠:3,200円~
特徴 高麗人参など男性機能UP成分配合のハチミツ
ストレス緩和効果も
精液増量、滋養強壮に最適なサプリ
天然ハーブ配合
滋養強壮や精力増強に有効なマカのサプリ
ボタン

植物由来の成分で出来ているスペマンや、服用しやすいハチミツタイプのロイヤルハニーvipなど、さまざまな精力増強サプリがありますので服用しやすい物から試してみましょう。

テストステロンを補充する

朝立ちの頻度が減ったこと以外にも更年期障害の症状が出ている場合には、テストステロンの補充がおすすめです。

テストステロンの補充方法は外用薬(塗り薬)や内服薬など複数ありますので、副作用や体質を考慮して自分に一番合った方法を選びましょう。

商品名 アンドロフォルテクリーム セルノスジェル セルノスカプセル
画像 アンドロフォルテクリーム セルノスジェル セルノスカプセル
価格 1本:17,980円~ 14包:6,500円~ 30錠:4,280円~
特徴 テストステロン5%
塗るタイプ
テストステロン1%
塗るタイプ
ウンデカン酸テストステロン40mg
飲むタイプ
ボタン

また、テストステロンは加齢だけでなくストレスの影響も受けてしまいますので、ストレスを溜め込まないことが大切です。

朝立ちに関するQ&A

ここからは、朝立ちに関するよくある質問にお答えしていきます。

基本的な知識から、新型コロナウイルスとの関係性まで解説します。

新型コロナの影響もある?

新型コロナウイルス感染症が世界的に流行し始めた2020年以降、パートナーとの性行為が上手くいかなくなったと感じる男性が増えています。

アメリカの大学病院では当初、未知の感染症によるストレスが原因ではないかと考えましたが、数々の症例から「新型コロナウイルスの後遺症」のひとつとして男性機能の低下が見られることに気付きました。

新型コロナウイルスの後遺症は確実な研究結果が出ていないものも多いため、必ずしも男性機能の低下との因果関係があるかは不明ですが、新型コロナウイルスの後遺症で朝立ちの頻度が減る可能性はあるでしょう。

参考:新型コロナ、男性の性機能への影響 今わかっていること|日本経済新聞

アルコールを飲むと朝立ちしない?

飲酒をすると勃起しにくくなる男性はいますが、アルコールを飲み過ぎた日の翌朝の朝立ちにも影響を及ぼすと言われています。

飲酒をすると血中のエタノール濃度が高くなり興奮しやすくなります。適量であれば精力増強効果も期待できるでしょう。

しかし、アルコールを飲み過ぎてエタノール濃度が高くなり過ぎると、逆に勃起しにくくなってしまうのです。

また、少量のアルコールしか飲んでいないのに朝立ちしない場合には男性機能が低下している可能性があります。

本記事の「朝立ちしない原因」や「対策法」を参考にして対策していきましょう。

病院へ行く場合は何科に行けばいい?

EDの治療は泌尿器科や内科の受診が一般的です。

性行為でも勃起しない方や、男性更年期障害の症状が出ている方はこれらの科で相談しましょう。

EDを専門に治療しているクリニックなども増えていますので、近くにある場合にはEDクリニックもおすすめです。

病院では問診で診断する他、男性ホルモンの値を検査したり適切な治療薬を処方してもらうことができます。

しかし、「できるだけ自分で改善したい方」「どうしても病院の受診にためらいがある方」は、ご自分で改善を目指すことも可能です。

本記事でご紹介したED治療薬やテストステロン補充療法は効果も高く、個人輸入でも手に入れることができますので、気になる方はぜひ試してみてください。

朝立ちしないなら早めに対策を

朝立ちしないなら早めに対策を
朝立ちはストレスや疲労の影響を受けるだけでなく、思わぬ病気が隠れている可能性もあるため、朝立ちしない場合は早めに対策をすることが大切です。

本記事でご紹介した朝立ちの仕組みを参考に、ご自分が正常な状態かどうか判断してみてください。

朝立ちの頻度が減っている方は、医師への相談や治療薬を用いて改善を目指しましょう。

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