現代人にとって腰痛は国民病であり、日常生活や仕事に悪影響を与える厄介な病でもあります。
厚生労働省がおこなった調査では、40歳以上の日本国民のうち約2,800万人が腰痛を抱えているという結果が出ています。
腰の痛みを緩和させるために薬を服用している方の中には、十分な効果が感じられずに悩んでいる方も多いでしょう。
腰痛にも種類があるため、ご自分の腰痛と薬の種類が合っていない可能性があります。
本記事では、腰痛の種類ごとにおすすめの飲み薬をランキング形式でご紹介します。
腰痛の飲み薬推奨度ランキング
腰痛の症状緩和が期待できる飲み薬を、推奨度によるランキングでご紹介します。
腰痛の種類によって推奨される薬が異なるため、ご自分の症状に合った薬選びの参考にしてみてください。
※本記事では、「腰痛診療ガイドライン」「腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン」「腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン」に掲載されている内服薬を元にランキングを作成しました。
急性腰痛の推奨度ランキング
ランキング | 急性腰痛の推奨薬 | 推奨度 | 合意率 | エビデンスの強さ |
---|---|---|---|---|
1位 | 非ステロイド性抗炎症薬 | 1 | 100% | A |
2位 | 筋弛緩薬 | 2 | 100% | C |
3位 | アセトアミノフェン | 2 | 90.90% | D |
4位 | 弱オピオイド | 2 | 72.20% | C |
急性腰痛は筋肉の疲労や外傷による痛み、ぎっくり腰などが当てはまります。
急激な強い痛みの後、1ヶ月ほどで徐々に痛みが和らいでいくことが一般的です。
急性腰痛におすすめの飲み薬を4種類、ランキング形式でご紹介します。
1位:非ステロイド性抗炎症薬
商品名 | ロキソニン | ボルタレン | ボルタレンジェネリック | インドメタシン |
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価格 | 100錠:9,000円~ | 50錠:4,050円~ | 90錠:2,850円~ | 100錠:3,150円~ |
口コミ | ★4.48(61件) | ★4.44(59件) | ★4.36(66件) | ★4.89(8件) |
特徴 | 大用量でコスパが良い | 効き目が高く、 市販薬が効かない方向け |
ボルタレンのジェネリック コスパが良く人気商品 |
市販薬が効かない方向け |
ボタン |
腰痛診療ガイドラインでの推奨度が最も高い第一選択薬です。
市販薬のロキソニン、イブ、バファリンといった鎮痛剤も非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に該当します。
非ステロイド性抗炎症薬の代表的な薬は次の通りです。
ボルタレン(ジクロフェナク)
インドメタシンカプセル(インドメタシン)
イブA(イブプロフェン)
ズキズキとした痛みを緩和したり筋肉の緊張を解したりする効果があるため、急性腰痛の疼痛改善に有効性があります。
2位:筋弛緩薬
商品名 | ミオナール | ミオナール・ジェネリック | ソマ・ジェネリック | テルネリン・ジェネリック |
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価格 | 30錠:2,880円~ | 100錠:4,950円~ | 100錠:3,320円~ | 100錠:4,750円~ |
口コミ | ★4.36(59件) | ★4.39(57件) | ★4.71(6件) | ★4.42(11件) |
特徴 | よく処方される代表的な薬 | ミオナールのジェネリック 大用量でコスパが良い |
日本未承認医薬品だが効果が高い | ミオナールより作用が強力 しかし副作用で眠くなりやすい |
ボタン |
筋肉の緊張をほぐすことで痛みを緩和する薬です。
筋肉の緊張による頭痛や肩こりにも処方されています。
筋弛緩薬の代表的な薬は次の通りです。
ソマ(カリソプロドール)
テルネリン(チザニジン塩酸塩)
リンラキサー(クロルフェネシンカルバミン酸エステル)
急性腰痛の疼痛改善には有効性を示していますが、慢性腰痛や坐骨神経痛への効果を示す質の高い論文は発表されていません。
3位:アセトアミノフェン
サラ 100錠:2,670円~ |
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非ステロイド性抗炎症薬と同様に解熱鎮痛剤として広く知られている薬です。
アセトアミノフェンの代表的な薬は次の通りです。
疼痛および機能改善に対する有効性は認められておらずエビデンスは弱いですが、非ステロイド性抗炎症薬より副作用が現れにくく妊娠中でも使用できるため、急性腰痛にもよく処方されています。
4位:弱オピオイド
商品名 | トラマールジェネリック | トラムセットジェネリック |
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価格 | 20錠:3,420円~ | 20錠:3,400円~ |
口コミ | ★4.25(57件) | ★0(0件) |
特徴 | 強力な鎮痛剤 他の鎮痛剤で効かない痛みに有効 |
アセトアミノフェンとトラマドール塩酸塩の合剤 トラマールより副作用が控えめ |
ボタン |
他の鎮痛剤では痛みが治まらない場合には、弱オピオイドが用いられる場合があります。
脳から身体の抹消神経に向かって走る、痛みを抑制する経路の働きを増強する薬です。
弱オピオイドの代表的な薬は次の通りです。
オピオイドは、法令により麻薬に指定されるものがあるため、麻薬性鎮痛薬と呼ばれていますが、違法薬物とは異なり医療で用いられている薬です。
効果の強いモルヒネと比較すると効果や副作用はマイルドですが、強力な鎮痛剤のため、副作用や常用には注意してください。
慢性腰痛の推奨度ランキング
ランキング | 慢性腰痛の推奨薬 | 推奨度 | 合意率 | エビデンスの強さ |
---|---|---|---|---|
1位 | セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 | 2 | 100% | A |
2位 | 弱オピオイド | 2 | 100% | A |
3位 | 非ステロイド性抗炎症薬 | 2 | 90.90% | B |
4位 | アセトアミノフェン | 2 | 81.80% | D |
5位 | 強オピオイド | 3 | 81.80% | D |
6位 | 三環系抗うつ薬 | 明確な推奨ができない | 72.70% | C |
慢性腰痛は、なんらかの原因により生じた腰の痛みが慢性化し、3ヶ月以上続いている状態を指します。
急性腰痛と比較すると痛みは弱いですが、日常生活に支障をきたす場合は鎮痛剤の服用がおすすめです。
慢性腰痛におすすめの飲み薬を6種類、ランキング形式でご紹介します。
1位:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
サインバルタ 28錠:4,050円~ |
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抗うつ剤であるサインバルタ(デュロキセチン)が慢性腰痛の適応症になっています。
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬の代表的な薬は次の通りです。
神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンは痛みを抑制する神経にも関与しているため、これらの物質の作用を高めて痛みを抑制します。
2位:弱オピオイド
商品名 | トラマールジェネリック | トラムセットジェネリック |
---|---|---|
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価格 | 20錠:3,420円~ | 20錠:3,400円~ |
口コミ | ★4.25(57件) | ★0(0件) |
特徴 | 強力な鎮痛剤 他の鎮痛剤で効かない痛みに有効 |
アセトアミノフェンとトラマドール塩酸塩の合剤 トラマールより副作用が控えめ |
ボタン |
急性腰痛と同様、慢性腰痛に対しても疼痛や機能の改善が期待でき、トラマドールやブプレノルフィンといった弱オピオイドの有効性が認められています。
弱オピオイドの副作用として吐き気や便秘といった症状が見られることがありますが、徐々に副作用が軽減していくとされています。
3位:非ステロイド性抗炎症薬
商品名 | ロキソニン | ボルタレン | ボルタレンジェネリック | インドメタシン |
---|---|---|---|---|
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価格 | 100錠:9,000円~ | 50錠:4,050円~ | 90錠:2,850円~ | 100錠:3,150円~ |
口コミ | ★4.48(61件) | ★4.44(59件) | ★4.36(66件) | ★4.89(8件) |
特徴 | 大用量でコスパが良い | 効き目が高く、 市販薬が効かない方向け |
ボルタレンのジェネリック コスパが良く人気商品 |
市販薬が効かない方向け |
ボタン |
急性腰痛と同様、非ステロイド性抗炎症薬は慢性腰痛にも有効とされています。
疼痛や機能の改善が期待できますが、胃腸障害や腎機能障害といった副作用が現れる可能性があるため注意が必要です。
4位:アセトアミノフェン
サラ 100錠:2,670円~ |
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他の薬と比較すると慢性腰痛への効果を示す質の高い論文は発表されていませんが、アセトアミノフェンやカロナールも疼痛改善の効果が期待できます。
アセトアミノフェンは副作用の発現リスクがプラセボと同等で安全性が高いため、妊娠中の方や高齢者でも服用可能です。
5位:強オピオイド
強オピオイドは麻薬性鎮痛薬の中でも特に効果が強い薬で、短期的な有効性が認められています。
慢性腰痛に用いられる強オピオイド鎮痛薬は次の通りです。
オキシコンチン(オキシコドン)
イーフェンバッカル(フェンタニル)
モルヒネは腎臓の機能が低下している方は注意が必要ですが、オキシコドンやフェンタニルは腎機能が低下していても服用可能です。
ただし、いずれも副作用や依存性のリスクが高いため、副作用を上回る有効性が期待できる場合に医師の指導のもと服用してください。
6位:三環系抗うつ薬
トリプタノール・ジェネリック 100錠:1,800円~ |
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三環系抗うつ薬は、明確な推奨はできませんが、腰痛治療に使われたきた歴史的背景があります。
セロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の働きを強めることで慢性腰痛にも用いられることがあります。
三環系抗うつ薬の代表的な薬は次の通りです。
一般的にはセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬が優先的に処方されますが、三環系抗うつ薬を服用しなければ不利益を被る場合には服用することもできます。
坐骨神経痛の推奨度ランキング
ランキング | 坐骨神経痛の推奨薬 | 推奨度 | 合意率 | エビデンスの強さ |
---|---|---|---|---|
1位 | 非ステロイド性抗炎症薬 | 1 | 100% | B |
2位 | Ca チャネルα2δリガンド | 2 | 90.90% | D |
3位 | セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 | 2 | 81.80% | C |
腰から足先にかけて走っている坐骨神経が、なんらかの原因によって圧迫されて痛みや痺れを引き起こしている状態が坐骨神経痛です。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの腰の病気が関係している場合もあります。
坐骨神経痛におすすめの飲み薬を3種類、ランキング形式でご紹介します。
1位:非ステロイド性抗炎症薬
商品名 | ロキソニン | ボルタレン | ボルタレンジェネリック | インドメタシン |
---|---|---|---|---|
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価格 | 100錠:9,000円~ | 50錠:4,050円~ | 90錠:2,850円~ | 100錠:3,150円~ |
口コミ | ★4.48(61件) | ★4.44(59件) | ★4.36(66件) | ★4.89(8件) |
特徴 | 大用量でコスパが良い | 効き目が高く、 市販薬が効かない方向け |
ボルタレンのジェネリック コスパが良く人気商品 |
市販薬が効かない方向け |
ボタン |
他の腰痛と同様に、坐骨神経痛の疼痛改善にも非ステロイド性抗炎症薬が有効とされています。
ただし、下肢の痛みや機能改善の確実性は認められていないため、痛みや症状の種類に合わせて選択してください。
2位:Ca チャネルα2δリガンド
商品名 | リリカ(プレガバリン) | プレガリカ(リリカジェネリック) |
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価格 | 56カプセル:6,200円~ | 30カプセル:4,500円~ |
特徴 | 神経の興奮を抑えて神経痛を和らげる | リリカのジェネリック 高濃度でリリカよりお得に購入可能 |
ボタン |
Ca チャネルα2δリガンドは神経障害性疼痛に対して処方される薬剤で、つぎのような薬があります。
タリージェ(ミロガバリン)
疼痛や機能の改善に対するエビデンスは弱いですが、神経障害である坐骨神経痛の症状緩和を目的としてCa チャネルα2δリガンドを処方することがあります。
3位:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
サインバルタ 28錠:4,050円~ |
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サインバルタ(デュロキセチン)などのセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬は、坐骨神経痛の疼痛や機能の改善に対しても有効性が認められています。
ただし、坐骨神経痛を治療するものではなく、痛みや痺れを感じにくくさせる薬です。
腰椎椎間板ヘルニアの推奨度ランキング
ランキング | 腰椎椎間板ヘルニアの推奨薬 | 推奨度 | 合意率 | エビデンスの強さ |
---|---|---|---|---|
1位 | 非ステロイド性抗炎症薬 | 2 | 100% | C |
2位 | Ca チャネルα2δリガンド | 22 | 100% | C |
3位 | アセトアミノフェン | 2 | 90% | C |
4位 | セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 | 2 | 83% | C |
腰椎椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間にある髄核が飛び出して神経を圧迫することで起こる神経障害の一種です。
重症化すると歩行が困難になったり下半身の感覚が麻痺したりする場合があります。
痛みが酷い場合は、鎮痛剤の服用が推奨されます。
腰椎椎間板ヘルニアにおすすめの飲み薬を4種類、ランキング形式でご紹介します。
1位:非ステロイド性抗炎症薬
商品名 | ロキソニン | ボルタレン | ボルタレンジェネリック | インドメタシン |
---|---|---|---|---|
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価格 | 100錠:9,000円~ | 50錠:4,050円~ | 90錠:2,850円~ | 100錠:3,150円~ |
口コミ | ★4.48(61件) | ★4.44(59件) | ★4.36(66件) | ★4.89(8件) |
特徴 | 大用量でコスパが良い | 効き目が高く、 市販薬が効かない方向け |
ボルタレンのジェネリック コスパが良く人気商品 |
市販薬が効かない方向け |
ボタン |
急性腰痛に対する有効性ほどではありませんが、腰椎椎間板ヘルニアにも非ステロイド性抗炎症薬の効果が期待できます。
身体の組織が損傷することで起こる侵害受容性疼痛に対して、非ステロイド性抗炎症薬の抗炎症作用が有効と考えられているためです。
2位:Ca チャネルα2δリガンド
商品名 | リリカ(プレガバリン) | プレガリカ(リリカジェネリック) |
---|---|---|
画像 | ||
価格 | 56カプセル:6,200円~ | 30カプセル:4,500円~ |
特徴 | 神経の興奮を抑えて神経痛を和らげる | リリカのジェネリック 高濃度でリリカよりお得に購入可能 |
ボタン |
腰椎椎間板ヘルニアへの有効性に関するエビデンスは弱いですが、神経障害による痛みであることからプレガバリンやミロガバリンなどのCa チャネルα2δリガンドを処方することがあります。
他の薬では効果が現れなかった場合に選択されます。
3位:アセトアミノフェン
サラ 100錠:2,670円~ |
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神経障害性の疼痛に対して、アセトアミノフェンの有効性は示されていません。
ただし、他の鎮痛剤より副作用のリスクが低く安全性が高いため、腰椎椎間板ヘルニアの痛みに悩んでいる高齢者の方や安全性を重視する方などに推奨されます。
4位:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
サインバルタ 28錠:4,050円~ |
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セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬などの抗うつ薬は、神経障害性疼痛を含む慢性腰痛にも適応が認められています。
サインバルタ(デュロキセチン)とプラセボの比較試験により、腰椎椎間板ヘルニアに対してサインバルタが有効であると示されました。
また、有害事象の発生率もプラセボと大差ないため、安全に服用できるとされています。
腰部脊柱管狭窄症の推奨度ランキング
ランキング | 腰部脊柱管狭窄症の推奨薬 | 推奨度 | 合意率 | エビデンスの強さ |
---|---|---|---|---|
1位 | リマプロスト | 2 | 92% | B |
2位 | 非ステロイド性抗炎症薬 | 2 | 85% | A |
3位 | Ca チャネルα2δリガンド | 明確な推奨ができない | 92% | B |
腰部脊柱管狭窄症は、加齢による椎間板の老化などが原因で起こる神経障害の一種です。
背骨の中にある脊柱管という神経の通り道が狭くなり、痛みや痺れを引き起こします。
腰部脊柱管狭窄症は、①馬尾型②神経根型③混合型(①と②が併発している状態)の3つの病態に分けられます。
これらの病態を踏まえ、腰部脊柱管狭窄症におすすめの飲み薬を3種類、ランキング形式でご紹介します。
1位:リマプロスト(馬尾型、混合型)
馬尾型や混合型には、リマプロストの有効性が高いとされており、痛みの他に下肢の痺れ、歩行、健康関連のQOLスコアの改善が認められています。
リマプロストの薬は次の通りです。
プロレナール(リマプロスト)
リマプロストには、血管を拡張させる働きがあるため、圧迫された神経の周りの血流が良くなり症状の改善が期待できます。
2位:非ステロイド性抗炎症薬(神経根型)
商品名 | ロキソニン | ボルタレン | ボルタレンジェネリック | インドメタシン |
---|---|---|---|---|
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価格 | 100錠:9,000円~ | 50錠:4,050円~ | 90錠:2,850円~ | 100錠:3,150円~ |
口コミ | ★4.48(61件) | ★4.44(59件) | ★4.36(66件) | ★4.89(8件) |
特徴 | 大用量でコスパが良い | 効き目が高く、 市販薬が効かない方向け |
ボルタレンのジェネリック コスパが良く人気商品 |
市販薬が効かない方向け |
ボタン |
リマプロストは神経根型への有効性は低く、神経根型の下肢痛に対しては非ステロイド性抗炎症薬の方が有効性が高いとされています。
また、ロキソプロフェンナトリウム水和物、ジクロフェナク、インドメタシンといった非ステロイド性抗炎症薬とリマプロストを併用することで神経根型へのより高い効果が期待できます。
ただし、馬尾型への有効性は低いため、神経根型に対しての服用が推奨されます。
3位:Ca チャネルα2δリガンド
商品名 | リリカ(プレガバリン) | プレガリカ(リリカジェネリック) |
---|---|---|
画像 | ||
価格 | 56カプセル:6,200円~ | 30カプセル:4,500円~ |
特徴 | 神経の興奮を抑えて神経痛を和らげる | リリカのジェネリック 高濃度でリリカよりお得に購入可能 |
ボタン |
Ca チャネルα2δリガンドのプレガバリンは2010年に神経障害性疼痛の治療薬として承認されていますが、研究結果に一貫性がなく、エビデンスが不足していると考えられます。
リマプロストや非ステロイド性抗炎症薬だけでは効果が不十分な場合に、リリカ錠(プレガバリン)やタリージェ錠(ミロガバリン)などを併用することがあります。
腰痛の飲み薬が効かない場合は?
ご自分で選んだ薬や医師から処方された薬を飲んでも、腰痛が改善しないことがあります。
ここからは、薬が効かない場合の対処法を3つご紹介します。
薬の成分を変えてみる
症状の強さや体質によって、薬の成分の効果が十分に発揮されない場合があります。
同じ系統の薬でも配合されている有効成分の種類や割合が異なるため、他の薬に切り替えてみましょう。
薬を変える場合は、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
例:イブプロフェンが効かなければロキソニンに切り替える(同じ系統の他の薬に切り替える)
腰痛の種類が違う可能性がある
腰痛にはさまざまな原因があり、本記事でご紹介しただけでも5つの原因が考えられます。
原因により推奨される薬が異なるため、現在飲んでいる薬が適応外で効果が実感できない可能性があります。
ご自分の腰痛の原因と薬の種類を改めて見直してみましょう。
例:神経障害による腰痛の場合にはリリカに切り替える
併用してみる
腰痛の種類によっては、鎮痛剤と他の作用を持つ薬の併用が推奨される場合があります。
現在服用している薬だけでは効果が不十分でも、他の薬と併用することで疼痛が改善することがあるのです。
ただし、成分が同じ薬を併用すると過剰摂取となり、副作用が強く現れる可能性があるため注意が必要です。
薬の併用を検討する場合には、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
腰痛の種類に応じた飲み薬を服用する
腰痛は、痛みを引き起こしている原因によっていくつかの種類に分類され、原因に応じて有効な薬が異なります。
筋肉の緊張には筋弛緩作用のある薬を、神経障害には神経に作用する薬を服用することが大切です。
現在薬が効かないと感じている方は、本記事を参考に薬を見直してみましょう。