平野紫耀を悩ませた帯状疱疹とは?一度なると治らない病気なのか

帯状疱疹で苦しんでる男性
帯状疱疹は重症化すると、寝ることもできないほどの痛みが続くと言われています。

帯状疱疹に悩まされている芸能人は多く、King&Princeのメンバー平野紫耀さんも帯状疱疹になったことを雑誌のインタビューで明かしていました。

平野紫耀さんの今後の動向も気になりますが、帯状疱疹は一度なると治らない病気なのでしょうか?

帯状疱疹を報告した平野紫耀

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平野 紫耀(ひらの しょう)
生年月日:1997年 1月29日 (現26歳)
出身:愛知県名古屋市
所属事務所:ジャニーズ事務所
職業:タレント・歌手・俳優

平野紫耀さんは2021年1月号の雑誌「Myojo」で以下のように帯状疱疹を報告しています。

「そもそも栄養とか気にしないタイプだけど、ちょっと前に帯状疱疹になっちゃったからちょうど気にし始めたところで。ハンバーガーとポテトを1週間食べつづけてたのを改めて、今はサラダを食べまくってるよ」

引用:「Myojo」22年1月号

当時はまだグループ脱退&ジャニーズ事務所退社の発表はなく、ハードスケジュールなどの過労や食生活に問題があったのでは?などと憶測されていました。

しかし2022年11月4日に、同メンバー岸優太、神宮寺勇太と共にKing & Prince脱退&事務所退社(2023年5月予定)と発表。

帯状疱疹はストレスや免疫力低下などで発症することから、退所問題や、事務所へのストレスなどの問題が原因なのではないかと推測されています。

SNSでの反応

平野紫耀さんの帯状疱疹について、twitterでの反応を集めてみました。

twitterの投稿では平野紫耀さんの帯状疱疹は、事務所の対応によるストレス、ハードスケジュールでの過労によるものだと、事務所への批判の声がたくさんありました。

帯状疱疹はどんな病気なのか

帯状疱疹で苦しんでる男性2
帯状疱疹と水ぼうそうの違いが分からないという方は多いと思います。

帯状疱疹は、子供のときに感染した水ぼうそうウイルスが原因で起きます。
水ぼうそうが治った後も、実は水ぼうそうウイルスは体内に潜伏しているのです。

その後長年潜伏していた水ぼうそうウイルスが活性化し、身体の左右どちらか一方に帯状に水ぶくれや赤い斑点があらわれてしまうのです。

そのため水ぼうそうになったことある人は、誰でも帯状疱疹が発症する可能性があります。

発症部位
主に背中、胸、顔、首、腕など 左右どちらか帯状に
症状
初期:皮膚のかゆみ・痛み、発疹、水ぶくれ、軽度の発熱、リンパ筋の腫れなど
重症:39℃以上の発熱、失明、顔面麻痺、難聴など

ストレスや過労で発症

幼いころになった水疱瘡が原因で発症する帯状疱疹ですが、なぜ大人になって急にウイルスが活性化するのでしょうか??

その多くの原因は免疫力の低下だと考えられています。

通常人間の免疫力により、ウイルスは抑えられているため、帯状疱疹は発症しません。

しかしストレスや過労などによって免疫力が下がることで、ウイルスが活性化し帯状疱疹を発症してしまうのです。
その他加齢により免疫力が下がることから、若い世代より50歳以上の方の方が発症しやすいと考えられています。

原因
ストレス
疲労
加齢
薬の副作用
紫外線
など

平野紫耀さんは20代前半で帯状疱疹を発症、そのため過度のストレスや疲労などが重なった結果、発症したと考えられます。

帯状疱疹は治らない病気?

処方薬
平野紫耀さん以外にも芸能人で、帯状疱疹に悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。

帯状疱疹で悩んでいる芸能人は多い!帯状疱疹が怖い病気って本当?
最近SNSやネットニュースなどで名前を聞くことが多くなった「帯状疱疹」。益若つばささんやハイヒールモモコさんなど、多くの芸能人が患い、注目を浴びています。活動休止など多くの芸能人を悩ませている帯状疱疹ですが、実際どのような病気なのでしょうか?

中には帯状疱疹が原因で、長年芸能活動を休止をしている方もいらっしゃいます。

長年休養…となると帯状疱疹は治らない病気なのかと不安になりますよね。

帯状疱疹は治る病気

帯状疱疹は繰り返したり、一度発症したら治らない病気なのではないかと思われがちですが、実はちゃんと治療すれば治る病気です。

早期治療が重要で、発症後24~48時間以内に治療を開始できれば、痛みや後遺症の軽減、治療の促進など期待できます。
抗ウイルス薬を服用、7日間飲み続けます。

早く治すためにも、症状が出たらすぐ病院へ行き抗ウイルス薬での治療を開始しましょう。

後遺症について

帯状疱疹になった方の約14%が、「帯状疱疹後神経痛」という後遺症で悩まされています。(50歳以上で約2割)

水ぶくれや発疹が治れば、痛みやかゆみは回復していくのですが、症状がおさまった後も長い期間痛みが続いてしまうのです。
これはウイルスが神経を傷つけたことによって起こる後遺症です。

そのため帯状疱疹かもと思ったら、すぐ抗ウイルス薬での治療が重要となってきます。
初期症状に注意して、なるべく早く病院を受診しましょう

薬は個人輸入でも買える

帯状疱疹の治療で使われている抗ウイルス薬は、処方薬のため国内の通販では買えませんが、海外から個人輸入することはできます。

帯状疱疹の薬は主に「バルトレックス(バラシクロビル)」という抗ウイルス薬ですが、保険適用でも値段が高いことで有名です。

そのため少しでも価格を安くと、海外から個人輸入で購入する人が増えています。

しかし帯状疱疹は発症してから48時間以内の服用が重要ですので、今すぐ必要な場合はあらかじめ購入してくか、病院で処方してもらいましょう。

▼個人輸入で購入できる抗ウイルス薬▼

商品名 バルクロビル ゾビラックス ファムビル・ジェネリック
画像 バルクロビル ゾビラックス ファムビル・ジェネリック
有効成分 バラシクロビル アシクロビル ファムシクロビル
特徴 「バルトレックス」のジェネリック医薬品 「ゾビラックス」先発薬 「ファムビル」のジェネリック医薬品
価格 10錠:1,600円~ 25錠:2,250円~ 12錠:2,850円~
購入

帯状疱疹の予防法

日本人の成人約90%は、水ぼうそうウイルスが体内に潜伏しているとのことなので、誰でも発症する可能性がある病気です。

現在コロナ禍によるストレスや、免疫力の低下、そしてコロナワクチンの副作用などで帯状疱疹の患者が増加傾向にあります。

そこであらかじめ帯状疱疹が発症しないように予防しておきましょう。

免疫力を上げる

先ず何よりも免疫力を下げないことが大事です。

ストレスや過労、疲労などが原因で免疫力が下がってしまいます。
食生活も重要で、不摂生な生活を送っていると免疫力も下がってしまいます。

免疫力が下がることで、帯状疱疹だけでなく、その他感染症などにもなりやすくなります。
限界がくるまで疲労やストレスをためず、ストレスの原因から離れることや、休息をとり、免疫力をあげるように心がけましょう。

ワクチン接種

加齢に伴い、免疫力が弱くなってしまうため帯状疱疹が出やすくなります。
そこで50歳以上を対象とした、「帯状疱疹ワクチン」の摂取が推奨されています。

完全に防げるわけではないですが、症状が軽く済むと考えられており、50歳以上であれば帯状疱疹ワクチンの接種ををおすすめします。
(ワクチンに関してはかかりつけ医にご相談ください。)

参考:帯状疱疹予防.jp|帯状疱疹の原因から症状・予防について

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