ツボ押しで口臭を予防しよう!仕事中にもできる口臭に効くツボ7選

ツボを押して口臭を改善しよう

季節や場所を問わず、気になる口臭。
「自分の口臭は大丈夫だろうか?」と気にされている方は非常に多いと思います。

特に、長時間同じメンバーで過ごす仕事場での口臭は気になるものです。
「あの人の口臭は少しきつい」なんてイメージを付けられたら、最悪ですよね。

口臭の元となるニオイ菌は、口の中が乾燥すると繁殖します。
この乾燥状態を改善するためには、サラサラの唾液を出してニオイ菌を抑えることが重要なのです。

今回のコラムは、少し変わったアプローチで、口臭に効果的なツボについて紹介したいと思います。

顔周辺の口臭に効くツボ

翳風(えいふう)

ツボの位置 人差し指で耳たぶの裏側を触ってみてください。
その時、指先でつつくと耳の付け根部分にくぼんだ所がないでしょうか?
そこが翳風です。
ツボの押し方 人差し指や中指を使い、指先を左右上下に指圧する方向を変えながら10秒から1分ほど押してみましょう。
口の中全体から唾液が流れるような感覚を感じられるはずです。
このツボは、歯の痛みや歯周病にも効果があると言われています。

?車(きょうしゃ)

ツボの位置 耳たぶの斜め下、あごのえらの部分斜め上にあるツボです。
歯をぐっと噛んで、人差し指を当ててみてください。
その時に筋肉が緊張する所がないでしょうか?
そこが?車です。
ツボの押し方 人差し指や中指を使い、口を軽く開けたり閉じたりしながら、ひと押しにつき10秒から1分ほど押してみましょう。
口の中の下部分から唾液が流れてくるような感覚があります。
このツボは、口や歯、歯茎の痛みにも効果があると言われています。

上陵泉(かみれんせん)

ツボの位置 うがいをするイメージで顔を上げてみてください。
その時、人差し指であごに手を当て下ろしていくと、あごの裏側の真ん中部分に少しへこんだ所がないでしょうか?
ここが上陵泉です。
ツボの押し方 人差し指を使い、ゆっくりと息を吐きながら押したり離したりを30回ほど繰り返してみましょう。
強く押しすぎないようにするのがポイントです。
口の中、脇の部分から唾液が流れてくるような感覚があると思います。

手の口臭に効くツボ

合谷(ごうこく)

ツボの位置 親指と人差し指をちょっと強めに広げてみてください。
親指で押すと、人差し指寄りの部分にくぼんでいてジーンと痛い所がないでしょうか?
そこが、合谷です。
ツボの押し方 左右ともに親指で強めに1回、1分から2分ほど押してみましょう。
口の中の上部の方から唾液が流れてくるような感覚があります。
このツボは、歯の痛みにも効果があると言われています。

大陵(だいりょう)

ツボの位置 左右の手首の内側にシワがあるのがわかるでしょうか?
その真ん中部分にあるツボが、大陵です。
ツボの押し方 脈拍を図るように反対側の親指の腹で左右2秒から3秒ずつ各30回位押しては離すを繰り返してみましょう。
力を入れないで、軽めに押すのがポイントです。
口の中の上部の方から唾液が流れてくるような感覚があります。
このツボは、消化器系の口臭に効果があると言われています。

曲池(きょくち)

ツボの位置 ガッツポーズを取ってみてください。
ひじに横線が入ると思いますが、その横線の外側の一番端に当たる部分が、曲池です。
骨のくぼみ部分となっているので、強く押すと「ズシン!」と響かないでしょうか?
ツボの押し方 反対の手の親指で軽く押してみてください。
左右で1回につき5秒から10秒を5セットを目標に押してみてください。
力を入れすぎないで、痛気持ちいい程度の力の加減で押すのがポイントです。
口の中の下側部分からジワリと唾液がわき出すような感覚があります。
このツボも消化器系の口臭に効果があると言われています。

足の口臭に効くツボ

湧泉(ゆうせん)

ツボの位置 足の5本指にグッと力を入れてみてください。
その時、足裏真ん中あたりにくぼみができると思いますが、そこが湧泉です。
ツボの押し方 両手の親指で、10秒から1分ほど左右交互に少し強めの力で押してみてください。
口の中全体から唾液があふれ出すような感覚があります。
靴を脱いで足の指を曲げたり伸ばしたりするだけでもこのツボを刺激できるので、同僚にも知られずにできますね。

おわりに

これまで、口臭予防に効果的な7つのツボについてみてきました。

どれも仕事中に座りながらでもできる簡単なものばかりなので、試してみてはいかがでしょうか?

継続的にツボ押しを行うことで、唾液の分泌量が増加し、口が臭わない体質に近づけていくことができるので、口臭が気になる方もそうでない方もこまめにツボを押してみてくださいね!

膀胱炎にピッタリのツボ10選!即効性も期待できます
膀胱炎の治療には抗生物質が用いられますが、身体にあるツボを指圧することでも症状の緩和や予防が可能と言われています。本記事では、膀胱炎におすすめのツボと押し方のコツをご紹介します。
タイトルとURLをコピーしました