口内炎ができやすい人の特徴は?予防法を学び未然に防ぐためには

口内炎がすぐにできてしまう

つい最近、唇の裏にできていた口内炎が治ったと思ったら、今度は、歯ぐきの裏にできている。。。

繰り返す口内炎。

原因は、毎日の生活習慣かもしれません。
口内炎が繰り返しできてしまう人にはある特徴があります。

ここでは、口内炎になり易い方に対して予防法をご紹介していきます。

よく噛んで食べているか?

毎日仕事が忙しかったり、育児で自分の食べる時間を早く済ませてしまう方は多いのではないでしょうか?

口内炎ができる原因の1つに、口の中を噛んでしまったことにより生じるものがあります。
普段の生活では、ゆっくりとよく噛んで食事することがこの問題の解消になります。

国民健康・栄養調査の結果では、戦前の食事平均時間が約22分だったのに対し、現代では、約11分。
噛む回数では、1420回に対して620回と半分以下と半数以下に減ってしまっているという報告があります。

ところで、よく噛むことによりどういった効果があるのでしょうか?
それは唾液の分泌が増えるという大きなメリットがあります。

唾液は、口内の細菌から粘膜を守り元通りにする働き、汚れた口内をきれいに洗い流す働き、劣化した歯を再び作り直す働き、虫歯を防ぐ働きがあります。

また、適度な量で満腹感を得られるので食べすぎを防げ、メタボ対策にもなります。

理想の噛む回数は一口30回ですが、いきなり30回は難しいので慣れるまでは一口10回からでもよいので習慣化してみましょう。

食事の中でよく噛むことを実践してみると、ご飯は甘みが感じられるようになり、野菜や肉は素材の味そのものを再確認することができました。
今までしょうゆや塩などの調味料でいかに味が誤魔化されていたかを感じられるようになったのは発見です。

口の中は乾燥していないか?

口内炎の時は、口の中が乾燥していると特に痛みが増すことが分かります。
気づくとのどがカラカラで口が乾燥しているということもありますね。

口の中を乾燥させないようにするには、朝でも夜でもお茶や水をこまめに摂取することを心掛けましょう。

また、常にお茶や水を飲むことができないという方は、ガムを利用してみましょう。
ガムを噛むことにより、唾液が多く分泌するので口内炎の痛みが緩和されます。

飴でもよいのですが、虫歯の原因となったり、口の中に付着する瞬間に痛みを伴う恐れがあるため、ガムをお薦めします。

ビタミンを摂取しているか?

口の中を噛んでしまったこと以外に、突然できてしまう口内炎がありますが、ビタミン不足が原因かもしれません。

ビタミン(特にビタミンB2、B6、C)が不足していると口内炎ができやすいため、積極的に食生活の中で摂取できるよう意識しましょう。

ビタミンB2は、納豆や卵、乳製品やウナギ。レバー、その他葉菜類に多く含まれています。

ビタミンB6は、バナナ、ささみやかつお、マグロなどに多く含まれています。

ビタミンCは、みかんなどの柑橘類やイチゴ、いもやピーマンなどの野菜類に多く含まれています。
※ビタミンCは、水に溶けやすく熱に弱い性質があるので、新鮮な生の状態で食べるのが最適です。

また、疲れすぎや風邪などで免疫力が低下していると、口内炎にかかり易いです。
この対策としては、よく食べてよく寝るようにする、風邪が移らないように通勤電車の中ではマスクをする、など対策をとりましょう。

おわりに

今まで口内炎の予防法について紹介してきましたが、ほんの少し生活習慣を見直すだけで口内炎は防げるのかもしれません。

もう嫌な痛みを繰り返さないためにも、ほんのちょっとの意識改革をしてみましょう。

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