アレロック(オロパタジン塩酸塩)は、花粉症やじんましんなどのアレルギー症状を緩和させる抗ヒスタミン薬です。
一般的には病院で処方される薬ですが、アレロックの市販薬はあるのでしょうか?
本記事では、アレロックの購入方法や代替品の市販薬をご紹介します。
アレルギーに効く薬をストックしておきたい方やアレルギー体質の方は、ぜひ参考にしてみてください。
アレロックは市販で買える?
アレロックは抗ヒスタミン薬に分類されますが、同じ抗ヒスタミン薬のアレグラなどとは異なり市販されていません。
また、日本国内ではアレロックのジェネリック医薬品が複数の製薬会社から発売されていますが、いずれも市販されていない医療用医薬品です。
そのため、アレロックの購入方法は病院を受診して処方してもらう、又は海外通販(個人輸入)のどちらかとなります。
アレロックは通販でも買える
海外通販ではアレロックと同等の効果を持つジェネリック医薬品が販売されています。
100錠ほどの大容量商品もあるため、一度の購入で3ヶ月程度もつコスパの良さも特徴のひとつです。
商品名 | ウィノラップ5 (アレロックジェネリック) |
パタジン (アレロックジェネリック) |
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価格 | 100錠:5,000円 | 10錠:1,600円~ |
特徴 | 1錠あたり50円とコスパ◎ 常備しておきたい方におすすめ |
10錠~購入可能 少量から試してみたい方におすすめ |
商品詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る |
海外通販の利用には病院で診察や検査、処方を受ける必要がないため、特に病院に行かずに薬を購入したい方におすすめです。
ただし、Amazonや楽天などの国内通販とは異なり海外から輸入するため、注文から配達完了まで2週間ほどかかる場合があります。今すぐに服用したい方は注意が必要です。
本記事では、市販のアレグラやアレジオンよりも強いとされている、オロパタジンの効果や副作用を徹底調査しました。自分に合う花粉症の薬をお探しの方は参考にしてみてください。
アレロック・ジェネリック
アレロックと同じオロパタジン塩酸塩を含むジェネリックです。
インドの本社であるサンファーマ社が開発しており、鼻炎症状などを抑えてくれる効果があります。
また1箱100錠と大容量のため、慢性的にアレルギー症状に悩む方におすすめです。
アレロック・ジェネリック | ||
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人気商品 100錠:5,000円~ |
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有効成分 | オロパタジン |
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効果 | アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの症状緩和 |
内用量 | 5mg |
副作用 | 発疹、眠気、腹痛など |
服用方法 | 朝および就寝前に1錠を服用 |
アレロック・ジェネリック効果の口コミをご紹介します。
効果には個人差があるものの多くの方が効き目を実感できたなどの口コミが見られました。
公務員さん(58歳)
投稿日時:2023/06/21
匿名希望さん(23歳)
投稿日時:2023/01/05
パタジン(アレロック・ジェネリック)
パタジンは、第二世代の抗ヒスタミン薬のアレロックと同じ有効成分が含まれているジェネリック医薬品です。
アレルギー症状を抑制する強い効力があり、第一世代の抗ヒスタミン薬に見られた副作用が現れにくくなっており、子供でも服用できるためおすすめです。
パタジン(アレロック・ジェネリック) | ||
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10錠:1,600円~ | ||
有効成分 | オロパタジン塩酸塩 |
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効果 | アレルギー症状の改善 |
内用量 | 5mg10錠~100錠 |
副作用 | 口の渇き・眠気など |
服用方法 | 5mgを朝・就寝前の1日1錠を2回服用 小児の場合、7歳以上は成人と同様に1錠1日2回 2歳以上7歳未満の場合、2.5mgを朝・就寝前の1日1錠を2回服用 |
パタジン(アレロック・ジェネリック)効果の口コミをご紹介します。
効き目が強く自分に合った薬が見つかったことや価格が安いなどの口コミが見られました。
ひまわりさん(27歳)
投稿日時:2024/05/24
匿名さんさん(30歳)
投稿日時:2024/03/10
アレロックと市販薬の違い
市販の抗アレルギー薬のなかには、「アレグラ」や「アレジオン」などアレロックとよく似た薬があります。
しかし、有効成分や効果、副作用、服用方法が異なるため、間違えないよう注意しましょう。
アレロック | アレジオン | アレグラ | |
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有効成分 | オロパタジン塩酸塩 | エピナスチン塩酸塩 | フェキソフェナジン塩酸塩 |
効き目 | 最も高い | そこそこ | マイルド |
副作用 | 眠気が出やすい | 軽い眠気 | 少ない |
服用方法 | 1日2回 | 1日1回 | 1日2回 |
最大の違いは効果の高さで、抗ヒスタミン薬の中でも特に効果が高い薬がアレロックです。
市販薬では症状が改善しない方やアレルギー症状が酷い方には、アレロックがおすすめです。
アレロックはなぜ市販されないのか?
アレロックは、処方箋が必要な医療用医薬品に指定されています。
医療用医薬品は市販薬より効果が高い一方、副作用のリスクもあるため、慎重に服薬指導を受けなければなりません。
誰でも手軽に購入できるようになると誤った方法で服用する恐れがあり、安全性が確立できないため市販購入できないようになっています。
抗ヒスタミン薬の市販化が進んでいますが、アレロックは抗ヒスタミン薬の中でも特に効果が高く眠気を感じやすいため、今後も市販化される可能性は低いでしょう。
そもそもアレロックとは
アレロックは、有効成分である「オロパタジン塩酸塩」を含む抗ヒスタミン薬です。
眠気や口の渇きといった副作用が軽減されている第2世代抗ヒスタミン薬に分類されます。
1983年以降に発売された第2世代抗ヒスタミン薬のなかでも効果が高いため、花粉症をはじめとするアレルギー症状によく処方されます。また、用法用量を守れば小児も服用可能です。
アレロックは子供でも服用可能?
アレロックは、7歳以上の小児に対して5mgの服用が可能となります。
7歳以下の新生児や乳児などの有効性、安全性を指標とした臨床試験は実施されていません。
しかし、アレロック0.5%の顆粒では、2歳~7歳未満の小児でも服用可能となります。
参考:アレロック顆粒0.5%
アレロックが有効な症状
アレロックは、ヒスタミンによって引き起こされるアレルギー症状を緩和する薬です。
具体的には、以下のような症状に効果が期待できます。
・ハウスダストなどアレルギー性鼻炎
・湿疹、じんましん
・皮膚のかゆみ
・アトピー性皮膚炎
・気管支喘息 など
花粉症による鼻炎やじんましんのかゆみといったアレルギー症状におすすめです。
アレロックが効かない場合は?
アレロックが効きにくい場合や体質に合っていない可能性がある方は、有効成分が異なる他の鼻炎薬を試してみることをおすすめします。
商品名 | セレスタミン・ジェネリック | ザイザルジェネリック | アレグラ | シングレア・ジェネリック(モンテルカスト) |
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特徴 | 症状が重い方におすすめ | 抗アレルギー薬の中でも高い効果が期待できる | 即効性があり眠くなりにくい | アレルギー性鼻炎の症状や気管支喘息に伴う咳や喘鳴に効果的 |
口コミ | ★4.73(11件) | ★4.52(64件) | ★4.38(69件) | ★4.47(59件) |
用量 | 2.25mg | 5mg | 120mg・180mg | 10mg |
価格 | 1000錠 11,700円 |
20錠~100錠 1,900円~7,600円 |
20錠~60錠 2,700円~6,960円 |
150錠 10,200円 |
有効成分 | d-クロルフェニラミン、ベタメタゾン | レボセチリジン | フェキソフェナジン | モンテルカストナトリウム |
効果 | アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの改善 | アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの症状緩和 | アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの症状緩和 | アレルギー性鼻炎や気管支喘息の症状改善 |
服用方法 | 1回1錠~2錠を1日1回~4回服用 | 1日1回1錠、就寝前に服用 | 1日1回1錠、空腹時に服用 | 5mg~10mgを就寝前に服用 |
副作用 | 発疹、眠気、口の乾き、腹痛、肝機能障害など | 頭痛、吐き気、過敏症など | 頭痛、吐き気、過敏症など | 皮疹、頭痛、口の渇きなど |
ボタン |
アレロックの代替品
前述の通り、アレロックは市販されていません。
しかし、抗ヒスタミン薬の中には市販されている薬もあります。
アレロックより効果は劣りますが、すぐに症状を抑えたい方や病院へ行かず市販薬で対処したい方は、次に紹介する市販薬を代替品として利用してみてください。
商品名 | ジルテック(インシッドL) | クラリチン・ジェネリック | オトリビン点鼻薬 | アレグラ | レスタミンコーワ糖衣錠 | パブロン鼻炎カプセルSα小児用 |
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価格 | 150錠:4,950円 | 100錠:3,400円~ | 1本:1,900円~ | 20錠:2,700円~ | 120錠:719円~(送料別) | 12錠:849円~(送料別) |
特徴 | ジルテックのジェネリック医薬品 | 市販クラリチンの後発医薬品く | 直接鼻に噴霧するタイプの外用薬 | 1日1回服用で効果が1日続く | 体内のアレルギー反応を改善する | 子供用だが優れた効果を発揮する |
口コミ | ★4.62(13件) | ★4.33(9件) | ★4.75(4件) | ★4.38(69件) | なし | なし |
商品詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
蕁麻疹に効く代用品
蕁麻疹に効くアレロックの代用品を紹介します。
症状が緩和されない場合は、効果の強いアレロックをおすすめします。
ジルテック(インシッドL)
ジルテック(インシッドL)は、有効成分のセチリジンが含まれており、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみを抑えてくれます。
眠りにくく、食前・食後の影響を受けないなど、副作用もあまりないためおすすめです。
ジルテック(インシッドL) | ||
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売れ筋ランキング1位 4,950円 |
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有効成分 | セチリジン |
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効果 | アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの症状緩和 |
内用量 | 10mg150錠 |
分類 | 医療用医薬品 |
副作用 | 頭痛、口の渇き、吐き気、過敏症など |
服用方法 | 就寝前に1日1回1錠を服用 |
クラリチン・ジェネリック
クラリチン・ジェネリックは、国内のドラックストアなどに市販されているクラリチンの後発医薬品です。
医療用医薬品に分類されているため、市販のクラリチンより効果が高く、蕁麻疹などの皮膚症状を抑えてくれます。
クラリチン・ジェネリック | ||
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3,400円~5,000円 | ||
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有効成分 | ロラタジン |
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効果 | アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの症状緩和 |
内用量 | 10mg 100錠~200錠 |
分類 | 医療用医薬品 |
副作用 | 眠気、腹痛、発疹など |
服用方法 | 1日1回、食後に1錠を服用 |
鼻炎症状に効く代用品
鼻炎症状に効くアレロックの代用品を紹介します。
症状が緩和されない場合は、効果の強いアレロックをおすすめします。
オトリビン点鼻薬
オトリビン点鼻薬は、息苦しい鼻づまりを素早く改善してくれる、鼻の中へ直接薬剤を投与するタイプです。
内服薬とは異なり錠剤が苦手な方におすすめです。
有効成分キシロメタゾリンには優れた作用がありますが、長期にわたる使用には適しておらず、頓服としてお使いください。
オトリビン点鼻薬 | ||
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1,900円~ | ||
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有効成分 | キシロメタゾリン |
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効果 | アレルギー性鼻炎などで起こる鼻詰まりの改善 |
内用量 | 0.1%10ml 1本~3本 |
分類 | 医療用医薬品 |
副作用 | 刺激感、めまい、過敏症状など |
服用方法 | 1日1回~2回、各鼻腔に1回噴霧 |
参考:キシロメタゾリン
アレグラ
アレグラは副作用の眠気が少ないため、服用後の自動車の運転も可能です。ただし、効果はアレロックよりマイルドです。
医療用医薬品のため、花粉症や蕁麻疹などによるかゆみを軽減する効果が期待できるためおすすめです。
また、市販にはない成分量180mgをお取り扱いしております。
アレグラ | ||
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2,700円~6,960円 | ||
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有効成分 | フェキソフェナジン塩酸塩 |
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効果 | アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの症状緩和 |
内用量 | 120mg・180mg 20錠~60錠 |
分類 | 医療用医薬品 |
副作用 | 頭痛、吐き気、過敏症など |
服用方法 | 1日1回1錠、空腹時に服用 |
子供も使用できる代用品
子供でも使用できる鼻炎症状に効く代用品紹介します。
効果を感じられなかった場合は、他の鼻炎症状に効く代用品を試してみると良いでしょう。
レスタミンコーワ糖衣錠
レスタミンコーワ糖衣錠は、有効成分のジフェンヒドラミン塩酸塩がアレルギー反応を抑え、蕁麻疹などの症状や鼻炎によく効くお子様も飲みやすい市販薬です。
レスタミンコーワ糖衣錠 | ||
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719円~(送料別) ※ECサイトにより価格が異なります。 |
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有効成分 | ジフェンヒドラミン塩酸塩 |
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効果 | じん麻疹、湿疹、かぶれ、かゆみ、鼻炎 |
内用量 | 120錠 |
分類 | 第2類医薬品 |
副作用 | 発疹、食欲不振、嘔吐など |
服用方法 | 成人(15才以上):1回3錠を1日3回水またはお湯で服用してください。 11歳以上15歳未満:1回2錠を1日3回水またはお湯で服用してください。 5歳以上11歳未満:1回1錠を1日3回水またはお湯で服用してください。 5歳未満の幼児:服用しないこと。 |
参考:レスタミンコーワ糖衣錠
パブロン鼻炎カプセルSα小児用
パブロン鼻炎カプセルSαは、有効成分の塩酸プソイドエフェドリンなどによって、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりに効く子供用のお薬です。
パブロン鼻炎カプセルSα小児用 | ||
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849円~(送料別) ※ECサイトにより価格が異なります。 |
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有効成分 | 塩酸プソイドエフェドリン、マレイン酸カルビノキサミン、ベラドンナ総アルカロイド |
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効果 | くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭重 |
内用量 | 12錠~ |
分類 | 第2類医薬品 |
副作用 | 発疹、食欲不振、嘔吐など |
服用方法 | 7歳以上14歳:1回1錠を1日2回、12時間ごとに水またはお湯で服用してください。 7歳未満:服用しないこと。 |
アレロックの注意点
ここからは、アレロックを服用する際の注意点をご紹介します。
仕事への影響を気にする方や妊娠中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
眠気に注意
抗ヒスタミン薬には開発順で第1世代と第2世代という区分があり、そのうち副作用を軽減させたものが第2世代です。
アレロックは第2世代抗ヒスタミン薬ですが、副作用の眠気が全く現れないわけではありません。
アレロックを服用した後は自動車の運転、及び機械操作ができないため、服用する際は注意してください。
妊婦や授乳婦は使用を控える
妊娠中や授乳中の方がアレロックを服用した場合、血液や母乳を介して胎児(乳児)に悪影響を及ぼす可能性があります。
医師や薬剤師によって「リスクより効果が上回る」と判断された場合のみ服用できますが、安全性が確立されていないため、自己判断による使用は控えましょう。
アレロックに関するよくある質問
ここからは、アレロックに関するよくある質問にお答えします。
アレロックをご検討している方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
アレロックと一緒に飲んではいけない薬はある?
アレロックと併用禁忌となっている薬はございません。
しかし、アレロックは効果の高い抗アレルギー剤のため、抗ヒスタミン薬の重複服用には注意したほうが良いでしょう。
アレロックとアレグラはどっちが強い?
アレロックとアレグラはどちらも1日2回服用ですが、効果はアレロックが強いと言われております。
効果が高い分、副作用の眠気が強いため、眠気を気にされる方はアレグラがおすすめです。
手軽に入手したいなら通販を
アレロックは医療用医薬品のため市販されていませんが、海外通販ではジェネリック医薬品を購入可能です。
通院の手間を省きたい方や多めにストックしておきたい方は、ぜひ海外通販で購入してみてください。