花粉症や蕁麻疹といった、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬「ザイザル」。
通院が難しい場合などは、市販で購入したいと思う方もいるでしょう。
本記事では、ザイザルと同様の効果が期待できる市販薬や、ザイザルの購入方法についてご紹介します。
ザイザルは市販で購入できない
ザイザルは、処方箋が必要なため国内では市販されていません。
入手するには、病院を受診し、医師の処方箋をもとに調剤薬局で購入する必要があります。
また、個人輸入を利用した通販で入手する方法もあります。
通販なら、病院を受診する手間や診察費を省けるため、忙しい方や継続的に使用したい方におすすめです。
入手方法 | メリット・デメリット |
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病院処方 |
・医師に診てもらえる ・処方箋が必要 ・必要な分のみ処方される |
海外通販 | ・処方箋不要 ・まとめ買いできる ・自己責任 |
購入するなら通販(個人輸入)がおすすめ
ザイザルを購入するなら、個人輸入を利用した通販が便利です。
病院での診察や検査、処方箋もなしで医薬品を手に入れられるため、時間や手間を省けます。
さらに、100錠入りの大容量パッケージもあり、継続的に使用する方にとってコストパフォーマンスも抜群です。
個人輸入に不安を感じる方は多いですが、当サイトでは正規品のみをお取り扱いしており、安心してご利用いただけます
ザイザルとレボセチリジンの違い
「ザイザル」は、レボセチリジン塩酸塩を有効成分とする医療用医薬品の商品名です。
一方、「レボセチリジン」はその成分名(一般名)を指しており、同じ名前でジェネリック医薬品(後発医薬品)としても販売されています。
どちらも有効成分や効果は同じですが、ザイザルは先発薬であり、ジェネリック医薬品とは価格や製造するメーカー、添加物などに違いがあります。
以下で、有効成分としてレボセチリジンを配合した商品をご紹介していきます。
クレブロス(ザイザルジェネリック)
クレブロスは、ザイザルのジェネリック医薬品で、有効成分としてレボセチリジンを含む第2世代抗ヒスタミン薬です。
ザイザルと同様に、アレルギー性鼻炎や花粉症、湿疹、皮膚炎などの症状を抑える効果があります。
ジェネリック医薬品のため価格が安く、100錠入りなどの大容量パッケージもあり、長期間継続しての使用に適しています。
ザイザルと同じ成分を使用しているため、効果に違いはなく、安心してご使用いただけます。
コストを抑えて、ザイザルと同等の効果を得たい方におすすめの薬です。
クレブロス | ||
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ザイザルジェネリック 20錠:2,350円~ |
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有効成分 | レボセチリジン |
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効果 | アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの症状緩和 |
用量 | 5mg |
副作用 | 頭痛、吐き気、過敏症など |
服用方法 | 1日1回1錠(5mg)、就寝前に服用 |
妊娠中・授乳中の使用 | 服用に注意が必要です |
タイプ(剤形) | 錠剤 |
ザイザル(先発薬)
ザイザルは、有効成分としてレボセチリジンを含む第2世代抗ヒスタミン薬です。
アレルギー性鼻炎や花粉症、湿疹、蕁麻疹などの症状を緩和し、眠気などの副作用が少ないのが特徴です。
第1世代の抗ヒスタミン薬と比較して効果の持続時間が長く、口の乾きや排尿障害などの副作用が少ないとされています。
就寝前の服用が推奨されており、7歳以上の小児も使用が可能なため、広く使用されています。
ザイザルは、ベルギーに拠点を置くUCB Pharma社が開発した医薬品です。
日本では、グラクソ・スミスクライン株式会社が承認をうけて製造販売しています。
ザイザル | ||
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欠品中 20錠:1,200円~ |
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有効成分 | レボセチリジン |
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効果 | アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などの症状緩和 |
用量 | 5mg |
副作用 | 頭痛、吐き気、過敏症など |
服用方法 | 1日1回1錠(5mg)、就寝前に服用 |
妊娠中・授乳中の使用 | 服用に注意が必要です |
タイプ(剤形) | 錠剤 |
ザイザルと似た成分がある
ザイザルと同じ抗ヒスタミン薬の中に、ジルテックという薬があります。
ジルテックの有効成分・セチリジン塩酸塩の上位互換がレボセチリジン塩酸塩(ザイザル)です。
ジルテックはザイザルと同様の効果を発揮しますが、以下のような違いがあります。
・ザイザルはジルテックの半量で良い
・ザイザルの方が眠気がやや起こりにくい
服用量や副作用の違いを比較すると、ザイザルの方が使いやすいという特徴があります。
商品名 | ジルテック | セトシップ(ジルテック) |
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価格 | 10錠:2,500円~ | 100錠:4,050円~ |
特徴 | 先発医薬品 | ジルテックのジェネリック 大容量でコスパ良し |
ボタン |
ザイザルとは?
ザイザルは、第2世代抗ヒスタミン薬に分類される抗アレルギー薬で、アレルギー性鼻炎や花粉症、蕁麻疹などの症状を抑えます。
有効成分のレボセチリジンは、第1世代に比べて眠気や口の乾きなどの副作用が少なく、効果が長時間持続するのが特徴です。
中枢神経への影響が抑えられており、7歳以上から使用が可能で、就寝前に服用することで快適な日常生活を送ることができます。
ザイザル(レボセチリジン)の種類
年齢 | 服用方法 | 錠剤、OD錠 | シロップ | 粉(ドライシロップ) |
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6ヶ月〜1歳未満 | 1日1回 | ‐ | 2.5ml | 0.25g |
1歳〜6歳以下 | 朝食後、就寝前 1日2回 | ‐ | 2.5ml | 0.25g |
7歳〜14歳以下 | 朝食後、就寝前 1日2回 | 2.5mg | 5ml | 0.5g |
15歳以上 | 就寝前 1日1回 | 5mg | 10ml | 1g |
ザイザルには、錠剤、OD錠、シロップ、粉薬の4種類の服用タイプがあり、いずれもアレルギー性鼻炎や花粉症、蕁麻疹などを抑える効果は同じですが、服用のしやすさが異なります。
- 錠剤は特に成人向けで、一般的な服用方法に適している
- OD錠は水なしでも飲めるため、高齢者や小さな子どもが服用する際にも便利
- シロップは6カ月以上の赤ちゃんから使用可能で、飲みやすい形状
- 粉薬は子ども向けで、飲み込むのが苦手な場合でも服用しやすいのが特徴
- 年齢や状況に合わせて最適な剤型を選ぶことで、症状の治療のしやすさにもつながる
ザイザルに似た成分を含む市販薬
ザイザルはアレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬ですが、処方箋が必要な医療用医薬品のため、市販では購入できません。
しかし、ザイザルに似た成分を含む市販薬も存在しており、こちらはドラッグストアなどで手軽に入手することができます。
例えば、セチリジン、オロパタジン、ロラタジン、フェキソフェナジンといった成分が含まれる市販薬は、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を和らげるのに効果的です。
次の項目から、それぞれの成分を含む市販薬について詳しく解説していきますので、自分に合ったものを見つける際のご参考にしてください。
有効成分 |
セチリジン |
ロラタジン |
フェキソフェナジン |
セチリジン
セチリジンを有効成分とする市販薬には、ストナリニZやコンタック鼻炎Zなどがあります。
セチリジンは第2世代抗ヒスタミン薬に分類され、服用しても眠気が出にくい設計となっている成分です。
また、1日1回就寝前に服用するだけで長時間効果が持続することも大きな特徴のひとつです。
ストナリニZは佐藤製薬が販売、コンタック鼻炎Zは、Haleon(旧グラクソ・スミスクライン)が販売するアレルギー性鼻炎用の市販薬です。
ストナリニZは、錠剤タイプのほかに、ジェルカプセルタイプもあり、素早く溶けて吸収されやすい仕様、コンタック鼻炎Zは小さめの錠剤で飲みやすい剤型です。
いずれも服用する人や症状に合わせて選べる点で魅力的な市販薬です。
●1日1回の服用で効果が長時間持続する薬を探している人
●眠気が出にくい抗ヒスタミン薬を使いたい人
商品名 | ストナリニZ | コンタックZ |
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分類 | 第2医薬品 | |
成分 | セチリジン塩酸塩 | |
服用量 | 1回1錠 | |
服用回数 | 1日1回 | |
用法・用量 | 成人(15歳以上)1回1カプセル、1日1回就寝前 | |
対象年齢 | 15歳以上 | |
効果効能 | 花粉、ハウスダストなどによるアレルギー症状の緩和 鼻みず、鼻づまり、くしゃみ |
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ボタン |
ロラタジン
ロラタジンを有効成分とする市販薬には、クラリチンEXや、ロラタックス錠などがあります。
ロラタジンは第2世代抗ヒスタミン薬に分類され、服用による眠気が出にくい非鎮静性で、日中の活動に支障をきたしにくい特長があります。
花粉症やアレルギー性鼻炎、蕁麻疹などの症状を和らげる効果があり、その効果は1日1回の服用でが持続するので、集中力を維持したい方や仕事中でも使用したい方に適した成分です。
クラリチンEXは大正製薬が販売、ロラタックス錠は、大興製薬が販売しています。
クラリチンEXは、小粒の錠剤(直径約6.5mm)で飲みやすい設計となっています。
ロラタジンは花粉症シーズンの早めの服用が推奨されており、花粉シーズン中の日常生活を快適に過ごしたい方におすすめです。
●眠くなりにくい市販の抗ヒスタミン薬を探している人
●病院に行かずに購入できる市販薬でアレルギー症状を管理したい人
商品名 | クラリチンEX | ロラタックス錠 |
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分類 | 第2医薬品 | |
成分 | ロラタジン | |
服用量 | 1回1錠 | |
服用回数 | 1日1回 | |
用法・用量 | 成人(15歳以上)1回1錠、1日1回食後 ※同じ時間帯に服用 |
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対象年齢 | 15歳以上 | |
効果効能 | 花粉、ハウスダストなどによるアレルギー症状の緩和 | |
ボタン |
フェキソフェナジン
フェキソフェナジンを有効成分とする市販薬には、アレグラFXやアレルビなどがあります。
フェキソフェナジンは第2世代抗ヒスタミン薬に分類される成分で、花粉症やアレルギー性鼻炎によるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を抑える作用があります。
服用しても成分が脳に移行しにくいため、眠気が非常に出にくいのが大きな特長で、仕事や運転などの集中力を要する操作をする際にも安心して使える成分です。
また、空腹時にも服用することができるため、日常生活におけるリズムを崩しにくい点も魅力です。
即効性と持続性のバランスが良く、市販薬に広く使われています。
アレグラFXは久光製薬が、アレルビは、日本調剤が販売するアレルギー性鼻炎用薬です。
●日中の眠気を抑えたい人
●処方薬と同じ有効成分を含む市販薬で手軽にアレルギー対策をしたい人
商品名 | クラリチンEX | ロラタックス錠 |
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分類 | 第2医薬品 | |
成分 | フェキソフェナジン塩酸塩 | |
服用量 | 1回1錠 | |
服用回数 | 1日2回 | |
用法・用量 | 成人(15歳以上)1回1錠、1日2回朝夕に服用 | |
対象年齢 | 15歳以上 | |
効果効能 | 花粉、ハウスダストなどによるアレルギー症状の緩和 | |
ボタン |
ザイザルと服用できる市販薬
ザイザルはアレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬ですが、併用禁忌薬がほぼなく、風邪薬や解熱鎮痛剤、胃薬などの市販薬と一緒に使用できる場合が多いのが特徴です。
ただし、一部の市販薬には抗ヒスタミン成分が含まれているものがあり、作用が重複することで副作用のリスクが高まるため注意が必要です。
また、重度の腎障害、高齢者、妊娠・授乳中の方は、併用時に医師や薬剤師に相談することが推奨されます。
次の項目では、ザイザルと併用可能な市販薬を紹介し、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
併用可能な市販薬 |
風邪薬(漢方薬) |
解熱鎮痛剤 |
胃薬 |
風邪薬(漢方薬)
総合風邪薬にはザイザルと同じ抗ヒスタミン成分が含まれていることが多く、併用すると成分が重複してしまう可能性があります。
そのため、眠気などの副作用を避けたい方や併用を安全に行いたい方には、抗ヒスタミン成分を含まない漢方薬がおすすめです。
ここでおすすめする葛根湯エキス顆粒Aは、かぜのひきはじめや鼻炎、頭痛、肩こりなどの症状を緩和する漢方薬です。
葛根湯エキス顆粒A | |
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24日分 |
分類 | 第2医薬品 |
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成分 | 日局カッコン、日局タイソウ、日局マオウなど |
効果 | 体力中等度以上の次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの) 鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み |
服用方法 | 1日2回、1回1包を食前に水またはお湯で服用 |
タイプ | 顆粒 |
麦門冬湯エキス顆粒は、乾いた咳が続く人に特におすすめの漢方薬で、主成分の麦門冬(バクモンドウ)が喉や気管支を潤し、咳を和らげます。
ツムラ漢方 麦門冬湯 エキス顆粒 | |
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24日分 |
分類 | 第2医薬品 |
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成分 | 日局バクモンドウ、日局コウベイ、日局ハンゲなど |
効果 | 体力中等度以上の次の諸症:たんが切れにくく、ときに強くせきこみ、又は咽頭の乾燥感があるものの次の諸症 からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、咽頭炎、しわがれ声 |
服用方法 | 1日2回、1回1包を食前に水またはお湯で服用 |
タイプ | 顆粒 |
五虎湯エキス顆粒Aは、強い咳や気管支炎、気管支ぜんそくの症状を抑える漢方薬です。
気管支の炎症を鎮めながら、咳を緩和する効果があります。
五虎湯エキス顆粒A | |
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10包 |
分類 | 第2医薬品 |
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成分 | マオウ、キョウニン、カンゾウ、セッコウなど |
効果 | 体力中等度以上で、せきが強くでるものの次の諸症: せき、気管支ぜんそく、気管支炎、小児ぜんそく、感冒、痔の痛み |
服用方法 | 1日3回、1回1包を食前又は食間に、水又はお湯で服用 |
タイプ | 顆粒 |
解熱鎮痛剤
解熱鎮痛剤の内で、ザイザルと飲み合わせが悪い薬は基本的にありません。
ただし、人によっては眠気などの副作用が強く出ることがあるため、体調や服用タイミングには注意が必要です。
ザイザルと併用可能な市販の解熱鎮痛薬の例を、3種類挙げました。
ロキソプロフェン錠「クニヒロ」は、有効成分にロキソプロフェンナトリウムを配合した解熱鎮痛薬で、眠気を起こす成分を含まないため、ザイザルとの併用に適しています。
眠気成分を含まず、抗ヒスタミン成分との重複もないことから安心して併用できます。
ロキソプロフェン錠「クニヒロ」 | |
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12日分 |
分類 | 第1類医薬品 |
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成分 | ロキソプロフェンナトリウム水和物 |
効果 | 頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛 ・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱 |
服用方法 | 1回1錠を、症状があらわれた時なるべく空腹時をさけて水またはお湯で服用 ※最大量は1日2回まで |
タイプ | 錠剤 |
リングルアイビーα200は、眠くなる成分を含まないため、運転や仕事中でも安心して使用できます。
リングルアイビーα200 | |
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36回分 |
分類 | 第2医薬品 |
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成分 | イブプロフェン |
効果 | 頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛 ・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱 |
服用方法 | 1回1カプセルを、症状があらわれた時なるべく空腹時をさけて水またはお湯で服用 ※最大量は1日2回まで |
タイプ | カプセル |
ノーシンアセトアミノフェン錠は、アセトアミノフェン単味製剤で、7歳から高齢者まで使用できる安全性の高い解熱鎮痛薬です。
ノーシンアセトアミノフェン錠 | |
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24錠 |
分類 | 第2医薬品 |
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成分 | アセトアミノフェン |
効果 | 悪寒・発熱時の解熱、頭痛・関節痛・咽喉痛・耳痛・筋肉痛・肩こり痛・腰痛・神経痛 ・歯痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛 |
服用方法 | 1回2錠を、症状があらわれた時なるべく空腹時をさけて水またはお湯で服用 ※最大量は1日3回まで |
タイプ | 錠剤 |
胃薬
以下は、ザイザルと併用できる市販の胃薬3種類の特徴です。
いずれも抗ヒスタミン成分を含まず、作用機序が異なるため、安心して併用が可能です。
ガスター10は、有効成分ファモチジン(10mg)を含むH2ブロッカー型の胃薬で、胃酸の分泌を直接抑える働きがあり、食事の前後に関係なく服用可能です。
ガスター10(第一三共ヘルスケア) | |
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6日分 |
分類 | 第1類医薬品 |
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成分 | ファモチジン |
効果 | 胃痛、もたれ、胸やけ、むかつき |
服用方法 | 1日2回、1回1錠を、症状があらわれた時水またはお湯で服用 |
タイプ | 錠剤 |
ブスコパンAは、特に胃腸のけいれんによるキリキリした痛みや差し込むような腹痛に効果を発揮します。
旅先や急な胃痛の常備薬としてもおすすめです。
ブスコパンA(エスエス製薬) | |
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20錠 |
分類 | 第2類医薬品 |
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成分 | ブチルスコポラミン臭化物 |
効果 | 胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛(せんつう)、癪(しゃく))、胃酸過多、胸やけ |
服用方法 | 1回1錠を、症状があらわれた時水またはお湯で服用 ※最大量は1日3回まで |
タイプ | 錠剤 |
新セルベール整胃プレミアムは、生薬と脂肪の消化を助ける酵素「リパーゼAP6」を配合した総合型の整胃薬です。
特に加齢による胃の不調や胃もたれ、食べ過ぎ・飲み過ぎにおすすめです。
新セルベール整胃プレミアム(エーザイ) | |
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72錠 |
分類 | 第2類医薬品 |
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成分 | テプレノン、ソウジュツ、コウボク、リパーゼ AP6 |
効果 | 胃もたれ、胸やけ、食べすぎ、飲みすぎ |
服用方法 | 1回1包、または1錠を、食後に水またはお湯で服用 ※最大量は1日3回まで |
タイプ | 細粒、錠剤 |
ザイザルを飲むときの注意
ザイザルは安全性が高い薬ですが眠気が出る場合があるため、車の運転や機械の操作などの、集中力を必要とする作業をおこなう際は注意が必要です。
また、総合感冒薬や他の抗ヒスタミン薬との併用は、副作用を増強させるおそれがあるため、避けましょう。
ザイザルに関するよくある質問
ここからは、ザイザルの服用に関するよくある質問にお答えします。
服用方法や副作用が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
ザイザルは長期服用しても問題ない?
ザイザルは、中期間・長期間服用しても問題ありません。
特に、花粉症のために服用する場合には、花粉が飛散する直前からの継続服用が推奨されています。
ただし、1~2週間程度服用しても効果が感じられない場合や副作用が酷い場合には、薬の成分が身体に合っていない可能性があります。
体質に合わない場合は他の薬に切り替えた方が良いため、漫然と長期服用せず、医師に相談することをおすすめします。
ザイザルの服用で太る?
ザイザルに限らず、抗ヒスタミン薬を服用すると体重が増加しやすい傾向があります。
満腹感を感じさせるヒスタミンの働きをブロックしてしまうために食欲が増し、体重が増加してしまうと考えられています。
ただし、添付文書に記載されている副作用の「食欲亢進」の発生頻度は「頻度不明」とされているため、ごく稀であることが分かります。
ザイザルを服用することで必ずしも太るわけではないため、服用を控える必要はないでしょう。
ザイザルは2錠飲んでも大丈夫?
ザイザルの基本的な用量は以下の通りです。
小児(7歳以上15歳未満):1日2回、1回あたり2.5mg
しかし、成人に限り1日に10mgまで服用しても良い閉じるとされています。
そのため、成人であれば1日2錠服用しても問題ありません。
ただし、用量が増える分、副作用も起こりやすくなるため、眠気などの副作用に注意しましょう。
アレグラとザイザルはどっちが強い?
アレグラとザイザルはどちらも第2世代抗ヒスタミン薬ですが、ザイザルの方が抗アレルギー作用がやや強く、効果の持続時間も長いとされています。
一方で、アレグラは眠気が出にくいというメリットがあり、日中の活動に支障をきたしたくない方に適しています。
服用する際は、症状の重さや生活スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
ザイザルはなぜ就寝前に服用した方がいいの?
ザイザルは眠気を感じやすい副作用があるため、日中の活動に影響を与えないよう就寝前の服用が推奨されています。
また、1日1回の服用で効果が24時間持続するため、就寝前に飲むことで翌日の朝からしっかり効き始めるのもメリットです。
眠気を避けつつ安定した効果を得るためにも、就寝前の服用が適しています。
ザイザルOD錠が販売中止になったのはなぜ?
ザイザルOD錠の販売中止は、有効性や安全性に問題があったわけではなく、長期安定性試験や加速安定性試験で溶出性試験が承認規格に適合しない結果が得られたため、ロットの一部が自主回収されました。
OD錠は、口腔内で速やかに崩壊し、唾液のみの水なしでも服用可能であることから、特に高齢や小児の患者さん、水分摂取に制限のある患者さんの服用性や、利便性の向上が期待されていました。
市販薬で効き目がないならザイザルを
市販薬ではなかなか症状が治まらない方には、医療用抗ヒスタミン薬のザイザルがおすすめです。
有効成分レボセチリジンは強力な抗アレルギー作用を持ち、花粉症や鼻炎、蕁麻疹などの症状をしっかり抑えてくれます。
市販薬で効果を実感できない、長引くアレルギー症状にお悩みの方は、一度ザイザルを検討してみてください。
症状の根本的な改善が期待でき、生活の質も大きく向上するでしょう。