のど・首
2019.03/08
急に太ったり痩せたり!それもしかして甲状腺の病気かも!?
女性に多い甲状腺の病気

「健康コラムライター」という名義でやらせてもらってますが、「健康か?」と聞かれると勢い良くうなずくことはできません。
実は持病?があり「橋本病」という病気なのですが、みなさん聞いたことありますか?
では、橋本病は聞いたことはないけど「バセドウ病」なら聞いたことがあるのではないでしょうか?
バセドウ病は芸能人の方などが診断を受けたと報告している方が多く、耳にする機会もあったともいます。
中には噂でバセドウ病なのではないか?とも言われている人もいます。
橋本病もバセドウ病も同じ甲状腺が関係してる病気なのですが、特に女性がなりやすく、バセドウ病は男性に比べて4倍、橋本病になるとなんと30倍の割合でなりやすいそうです。
甲状腺の働き
甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にするホルモンで、甲状腺は甲状腺を産生する働きがあります。そのため甲状腺の病気になると、新陳代謝の働きが異常によくなったり、悪くなったりしてしまうのです。
バセドウ病 |
バセドウ病は甲状腺機能亢進症とも呼ばれ、甲状腺の働きが活発になり、甲状腺ホルモンが異常に産生されてしまいます。 そのため新陳代謝が異常に高くなり、食欲は異常にありたくさん食べるけど、体重は減っていきます。 その他に手足の震え、倦怠感、頻脈、動機、多汗、不眠、イライラ、集中力がなくなるなどの症状があり日常生活に支障をきたします。 |
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橋本病 |
橋本病は慢性甲状腺とも呼ばれ、自己免疫性疾患の一つです。 甲状腺が慢性的に炎症してしまい、甲状腺ホルモンのバランスが悪くなります。 バセドウ病とは逆の、甲状腺ホルモンが低下してしまう甲状腺機能低下症を発症する場合もあり、甲状腺の働きが鈍くなり、甲状腺ホルモンが産生されにくくなってしまいます。 そのため新陳代謝が異常に悪くなり、食欲はないけど体重は増える、全身のむくみ、寒がり、皮膚がカサカサ、無気力、脈が遅くなる、物忘れがひどくなる、すぐ眠くなるなど日常生活にかなり支障をきたしてしまいます。 |
近所の小児科で病気の発覚!?
私が橋本病だということは説明しましたが、ややこしいことに一番最初はバセドウ病だったのです。長女を出産してから2か月後、長女が少し熱があったので近所の小児科へ行ったら医師に「お母さんのほうが心配だわ」と言われました。(女性の医師)
え!?なんで?と思っていたら、「首が腫れている、すぐに検査したほうがいい」と言われました。
確かに首回りが太くなったな、とは思っていましたが太ったからだと気にせずにいたのですが、医師曰く甲状腺が腫れているとのことでした。
医師に言われた通り、専門の病院へ行き検査してもらったところバセドウ病だと診断されました。
今思えば、小児科の医師に言われなければ、しばらくわからないまま過ごしていたと思います。かなり感謝です。
バセドウ病から橋本病へ
バセドウ病のため毎日「メルカゾール」という薬を飲んでいましたが、定期検査で医師に「肝臓の数値がよくない、このままだと君死ぬよ」と言われました。え!?死ぬの?私?と思いましたが、薬を変えれば大丈夫とのことでした。
そして、そのままバセドウ病の治療を行っていましたが、日に日に体調が悪くなりメンタルもやられたので、予定より早めに病院へ行ったのですが、そこで医師から「あー甲状腺機能低下症になってるね!バセドウ病の親戚みたいなものだよ!」と言われました。
またわけのわからないこと言われていると思ったのですが、私の通っている病院は甲状腺の専門病院で、本当に全国から患者が集まっているのではないかというくらいいつもすごい人でした。
そのため待ち時間は恐ろしいくらい長く、診察時間は本当に短く、流れ作業のようにみな過ごしています。
質問しても、さっさっという感じで…
家で病院でいただいた数値と、ネットで見比べてみたのですがやはり詳しく知りたいと、病院に電話して聞いてみました。
先生の話を要約すると、「バセドウ病の治療で甲状腺の数値を下げたら、今度は甲状腺機能低下症(橋本病)になった」とのことです。
甲状腺機能低下で不妊
橋本病のほとんどは甲状腺機能が正常だそうです。しかし私のように甲状腺機能が低下していると妊娠しにくいですし、流産や早産のリスクが高くなります。
実は2人目妊娠までに6年かかりました。チラージンという甲状腺ホルモン剤を途中で飲むのをやめてしまったのです。
妊娠したいなら飲まなきゃだめだと言われ飲みだした次の月にはなんと妊娠したのです。
もしかして私と同じように甲状腺が原因で不妊の人もいるかもしれません。
まとめ
最後まで当コラムをお読みいただきありがとうございます。私も発症した甲状腺の病気、まさか自分が!?という感じでした。私は出産が原因でなりましたが、遺伝的なこともあるようです。
当コラムで、こんな病気があるんだなと、少しでも知ってもらえたらいいなと思います。
更新日時:2019年03月08日
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亜鉛
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亜鉛は人間の身体を形成している微量元素であり、その数はおよそ約60兆個にもなるといわれています。亜鉛詳細へ
その細胞の成分は水や、たんぱく質、脂質、炭水化物、そしてミネラルです。そのなかでも人間が生命活動を行ううえで欠かすことができないミネラル成分のことを必須ミネラルといい、亜鉛はその必須ミネラルの微量元素です。
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アミノ酸
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アミノ酸とは、アミノ基とカルボキシル基の両方の官能基を有する有機化合物のことを指し、私たちの体を構成しているとても重要な栄養素の一つで、身体の約20%を占めているタンパク質をつくっているのがこのアミノ酸といわれています。アミノ酸詳細へ
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アルギニンはアミノ酸の一種であり、体内で自然に生成することが可能なグルタミン酸から生成される非必須アミノ酸です。アルギニン詳細へ
しかし、成人に達していない乳幼児期・成長期である場合、この自然に生成される生産量のみでは足りずに不足しがちであることが多いので準必須アミノ酸と分類されます。
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アルファリポ酸
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αリポ酸はビタミン様物質として扱われていますがこれはビタミンではなく、アルファリポ酸詳細へ
ビタミンの定義とは微量で体内で代謝に重油おな働きをするものの、体内では生成することができない、または生成できても不十分な量のため、食べ物などから摂取をしなければならない化合物です。
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イチョウ葉
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イチョウとはおよそ2億5000年も昔から生息していたといわれており、恐竜が生息していた時代も然り、氷河期や間氷期にも多くの動物や食鬱が絶滅していくなかで、イチョウは姿、形をほとんど変えることなく成長をしていることから生きた化石と称されるほどの生命力を持っているのです。イチョウ葉詳細へ
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イノシトール
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イノシトールは体内ではグルコースから生成され、特徴としては甘みを持っているものの、他に甘みを持つ砂糖などの糖分とは異なり脂肪へ変換されずらいことにより、アルコールの一種として考えられています。イノシトール詳細へ
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カテキン
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カテキンとはポリフェノールの一種として知られていますが、ポリフェノールには様々な種類があり、カテキンはその中の一種でお茶に多く含まれている渋みや苦味の成分がこれにあたります。カテキン詳細へ
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カルシウム
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ヒトの体内でもっとも多く存在しているミネラルこそがカルシウムで、成人の体重の1.5%といわれており、体内に存在するカルシウムのうち99%は骨や歯の構成成分となり、残りの1%で筋肉などの神経組織や、血液中に存在します。カルシウム詳細へ
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コリン
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細胞膜を形成する際に主となる成分であったり、細胞と細胞を結びつける役割をもっていたりなどと非常に大切な栄養素の1つです。コリン詳細へ
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シナモン
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抗菌作用や自律神経作用に働きかける、や血行の流れを良くする効果に働きかける作用があるといわれており、また血液中の脂質や糖質を減少させる効果があるといわれています。シナモン詳細へ
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タウリン
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タウリンには体温、血圧、そして各臓器などにある細胞を一定に保つ働きを持つホメオスタシス作用があり、血圧やコレステロール、また血糖値などの基準値が高い方、他にも身体のむくみが取れないという方はこのタウリンが不足している可能性があります。タウリン詳細へ
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テストステロン
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性欲生殖器の発育へ直接影響を与えることにより、筋肉や骨格の形成や、髭などの体毛などの成長を促すといわれており、男性の成熟期となる思春期にこのテストステロンによる兆候が見られます。テストステロン詳細へ
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秋から冬にかけてオリーブほどの大きさになる赤黒い果実を実らせ、その果実からは男性の強壮、利尿、鎮静効果があるという民間君薬として長年使用されていました。ノコギリヤシ詳細へ
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ハイドロキノン
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シミの原因物質であるメラニン色素の生成を抑制する働きがあり、またメラニン色素を生成する細胞であるメラノサイト自体を減少させる働きがあります。ハイドロキノン詳細へ
これにより、美白効果から、肌の漂白剤とこのハイドロキノンは称されているのですが、美白にはビタミンCが昔から効果があるということで有名でしたが、このハイドロキノンはなんとこのビタミンCの10~100倍もの美白作用があるといわれています。
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プラセンタ
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近年、サプリメント・美容液等などの化粧品に配合されている主な機能性成分としてこのプラセンタは注目を集めている成分です。プラセンタ詳細へ
しかし、プラセンタを生体内でホルモン分泌の調整をする役割があるとことからホルモン剤と同じものであるという勘違いをされてることが多いのですが、ホルモン剤とは異なります。
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マグネシウム
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マグネシウムとは、約300種類以上の酵素の働きを助ける効果を持つミネラル<です。マグネシウム詳細へ
体内では常に生合成や代謝ということが行われているわけですが、その働きにはこの成分が必要不可欠です。
植物が光合成をおこなう際には葉緑素(クロロフィル)といった物質の一部でもあり、人にも植物にもとても大切な栄養素です。
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メラトニン
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現代人の大敵『睡眠障害』ですが、不眠症でいうと厚生労働省の調査の結果、5人に1人が不眠症であると発表されています。メラトニン詳細へ
つまり、日本人の約20%は不眠症なのだそうです。
睡眠は非常に心身ともにとても重要です。健康には決して欠かすことができないものであり、睡眠をしっかりとることで免疫力を高める役割もあることが報告されています。
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レスベラトロール
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レスベラトロールとは、サンタベリーやぶどうなどの中に多く含まれている「ポリフェノール」の一種となっています。レスベラトロール詳細へ
ポリフェノールrは抗酸化力が強く、香料や色素としても利用される植物の総称となっています。
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ワカメ
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私たちがよく食べているのはワカメの葉の部分であり、さらに栄養価が高いとされているのが根元の部分の「メカブ」です。ワカメ詳細へ
生殖細胞が集まっている部分に当たるので、葉よりも栄養が詰まっているとされます。
ワカメを食品として食べている国は非常に少なく、日本か朝鮮半島のみとされています。
お隣の国「韓国」では国民1人あたりのワカメの年間消費量は、日本の3倍とも言われています。