朝までぐっすり眠れる~おすすめの睡眠薬3選~

眠ったかなと思えば眠りが浅く何度も起きてしまう、、
頑張って寝ようと思うものの、なかなか眠ることができない、、

こんなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

睡眠には脳や体の休養、疲労回復、免疫機能の増加や感情の整理など重要な役割があります。

そのため、睡眠不足が続くと心身ともに健康を害することもあるのです。

良質な睡眠を取るために、日常生活を改善しつつ薬に頼ってみるのも一つの手です。

この記事では、朝までぐっすり眠れるおすすめの睡眠薬や快眠のために実践するべき生活習慣を紹介しています。

朝まで眠れる!おすすめ睡眠薬3選

この記事で紹介する睡眠薬は、ハイプロン、ソクナイト、ロゼレムです。

人によって不眠の原因や、睡眠障害の症状は異なるため、自分に合う効果のものを選べるように特徴などを比較しています。

ハイプロン ソクナイト ロゼレム
商品名 ハイプロン ソクナイト ロゼレム
成分名 ザレプロン エスゾピクロン ラメルテオン
特徴 寝付きが悪い方に効果的。
作用時間も短く、眠気を持ち越す心配も少ない。
副作用や依存性の少ない睡眠薬。
寝付きの悪さや夜間の中途覚醒に効果的。
作用の異なる新たな睡眠薬。
体内時計を整えて自然な眠気を起こす。
価格 100錠:4,050円 100錠:7,290円 100錠:34,600円
価格

ハイプロン

ハイプロン

特徴 脳の活動を抑え、催眠作用、鎮静作用があり不眠症状を緩和。超短時間型の睡眠薬。
飲み方 就寝する30分~1時間前に、1回1錠10mgを服用
持続時間 約5時間。服用後、30分~1時間で効果が現れる。
副作用 眠気、めまい、立ちくらみなど
こんな人におすすめ
  • すぐに効果を発揮したい
  • 睡眠の質を高めたい
  • 寝つきが悪い
  • 夜間や早朝に目が覚めてしまう

ハイプロンは、Consern Pharma Limited社が開発したソナタのジェネリックで、非ベンゾジアゼピン系に分類される超短期型の睡眠薬です。

主成分のザレプロンは、穏やかな効果があり、副作用が少ないことが特徴で、すぐに効果を発揮したいという方におすすめの睡眠導入剤です。

また、不安や心配を和らげる効果があり、気持ちも落ち着くため自然な眠気を誘発します。

従来より使用されているベンゾジアゼピン系の睡眠薬と比較すると、翌日の依存性や離脱などの症状が改善されているため、初めて睡眠薬を使用する方でも使いやすい薬です。

ソクナイト

ソクナイト

特徴 脳の活動を抑え、自然に眠気を強くする。超短時間型の睡眠薬。
飲み方 就寝直前、1回1錠2mgを服用
持続時間 約5時間。服用後、30分~1時間で効果が現れる。
副作用 傾眠、めまい、頭痛、味覚異常、ノドの渇きなど
こんな人におすすめ
  • すぐに効果を発揮したい
  • 翌朝に影響しにくいものがほしい
  • 寝つきが悪い
  • 依存性が少ないものがほしい

ソクナイトはAsle pharmaceuticals社が開発し、ルネスタのジェネリックで、非ベンゾジアゼピン系に分類される超短期型の睡眠薬です。

主成分のエクゾピクロンは、脳の神経活動を抑え不安や緊張感をほぐし気分をリラックスさせる効果があり、それにより自然に近い眠りに導きます。

臨床試験の結果によると、普段なかなか寝付けないという方が服用すると、寝つくまでの時間が半分に短縮されたという結果が出ています。

ソクナイトは、アモバンの作用とにていますが 、アモバンよりも作用時間が長く、途中で起きてしまうという方にも適しています。

ロゼレム

ロゼレム

特徴 メラトニン受容体と結びつき、メラトニンと同じように作用します。
そのため体内時計を調整し、自然な形で睡眠へ導く効果があります。超短時間型の睡眠薬。
飲み方 就寝直前、1回1錠8mgを服用
持続時間 約3~4時間。服用後、1時間で効果がピークになる。
副作用 めまい、頭痛、発疹、便秘、悪心など
こんな人におすすめ
  • 体内時計を整え自然な眠りを得たい
  • 熟睡できていないと感じる
  • なかなか朝型の生活に戻せない

ロゼレムは、メラトニン受容体作動薬に分類されている新しい睡眠薬です。

主成分のラメルテオンは、睡眠中枢を活性化させメラトニンと同じように働くことで自然な睡眠へと促す効果があります。

メラトニンは睡眠や覚醒のリズムを保つホルモンで、夜になると分泌量が増え「睡眠ホルモン」と呼ばれることもあります。

従来の睡眠薬とは異なる作用を持ち、鎮静作用や不安を抑える作用はなく睡眠のリズムを自然に取り戻すような睡眠薬です。

市販薬と病院で処方される薬はどっちがいい?

薬には市販が買えるものと、病院で処方してもらえるものがあります。

市販薬と病院でもらえる薬はどちらも眠りに導くという点で同じに見えますが、実際には大きな違いがあります。

病院でもらえる薬は「睡眠薬」、市販薬は「睡眠改善薬」と呼ばれ、それぞれ使用する症状が異なります。

睡眠薬と睡眠改善薬
  • 睡眠薬…不眠症に使用される医療用医薬品
  • 睡眠改善薬…一時的な不眠症状に使用される一般用医薬品

市販薬の場合受診や通院の必要がなく、手軽に早く購入できるというメリットがありますが、日常的に睡眠不足が続いている、生活に支障を来している中程度~重度の睡眠障害の場合は、病院で薬を処方してもらうほうが良いでしょう。

病院の薬は通販でも購入可能

病院で処方される睡眠薬や睡眠導入剤がほしいと思っても近くに病院がない、病院へ行く暇がない、病院で医師に相談するのにはハードルが高いと感じている方も多いのではないでしょうか。

個人輸入を利用すれば、医師の診察や処方箋がなくても薬を購入できます。

しかし、個人輸入の場合商品が届くまでに2週間ほどの時間がかかるため注意が必要です。

また、今まで睡眠薬や睡眠導入剤を服用したことがない方、持病があり服用が心配な方は、依存性が怖い方などは事前に医師に相談するようにしましょう。

薬以外にもある!快眠のための生活習慣

寝付きが悪い、夜中に何度も起きてしまうという方、普段の生活習慣を見直してみましょう。

もしかすると不眠の原因は、普段の生活習慣にあるかもしれません。

ここでは、

規則性のある生活をする


快眠は日々の生活習慣が左右するといっても過言ではありません。

規則正しい生活を送ることで体内時計が整い、眠りに付きやすくなります。

しかし、仕事の残業などでついつい寝る時間が遅くなってしまう、シフト制だから規則正しい生活を送るのが難しいという方は多くいると思います。

ですので、できる限りで同じ時間に就寝し、同じ時間に起きる規則正しい生活を送るよう心がけるようにしましょう。

軽い運動習慣を作る


国内外の疫学研究では、運動習慣がある方は不眠症が少ないということが分かっています。

特に快眠に必要なのは日々の習慣的な運動であり、急に激しい運動をしたからといって不眠症が改善されるわけではありません。

推奨されている運動は、有酸素運動の場合はジョギングや早歩き、スイミング、サイクリングなどを30分~1時間程度を目安として行うようにしましょう。

また筋トレなどの無酸素運動の場合、骨格筋を鍛えるための運動をすると睡眠に良い効果があります。

時間がなくてなかなか運動する時間が取れないという方は、就寝前にストレッチを行ったり、ヨガの腹式呼吸や瞑想を行うだけでも不眠の改善が期待できます。

就寝前にお風呂に入る


朝シャワーで済ませることが多い方は、就寝前に入浴することがおすすめです。

入浴は、加温効果があり運動と同じく体温を一時的に上げてくれる効果があります。

お風呂に入る時間は、夜中に覚醒してしまう方と寝付きが悪い方で異なります。

の場合は就寝直前の入浴、寝付きが悪い人の場合は就寝の2~3時間前の入浴が理想的です。

夜中に覚醒してしまう方

夜中や朝方に目が覚めてしまうという方は、睡眠の直前に入浴するのが良いとされています。
深い睡眠を得るためには熱めの温度で体温を2度ほど上げた状態で眠りにつくことがおすすめです。
しかし、体への負担も大きくなるため、長湯はしないようにしましょう。

寝付きが悪い方

床についてもなかなか眠れない、寝付きが悪い方は、就寝の2~3時間前に入浴するようにしましょう。
体温が0.5度上がるだけでも寝付きが良くなる効果はあるとされています。

寝る前の飲み物


就寝前に飲む飲み物も実は、睡眠の質のよし悪しに関わります。

普段なにも気にせず飲み物を飲んでいる方は、意識してみるようにしましょう。

おすすめな飲み物

・泊湯
・ホットミルク
・梅昆布茶

NGな飲み物

・お酒
・コーヒーや紅茶

まず、寝る前に良いとされている泊湯、ホットミルク、梅昆布茶は温かい飲み物で、人間は温かい飲み物を飲むと自律神経である副交感神経が優位となり、リラックスした状態になります。

また、温かい飲み物は胃や腸の働きを穏やかにし、体温を上げる効果があり寝付きを良くします。

特に、ホットミルクにはトリプトファンという成分が入っており、トリプトファンは睡眠に欠かせないセロトニン物質を作るのに重要な働きをします。

他にも鎮静と癒やし効果のあるハーブティーもおすすめの飲み物です。

反対に就寝前にNGとされている飲み物が、アルコール類、コーヒー、紅茶です。

アルコールには、気分を落ち着かせる作用があり、寝付きが良くなる場合もあります。

しかし、アルコールには覚醒作用があるため、眠りが浅くなり、夜中や朝方に覚醒してしまうこともあるのです。

また、人は睡眠中に汗をかきます。アルコールを摂取すると必要以上に汗をかいてしまったり、夜中にトイレで起きてしまったりなどの睡眠の質を低下させる可能性が大いにあります。

そのため、アルコールは就寝する3時間以上前に、適量を心がけるようにしましょう。

また、コーヒーや紅茶にはカフェイン成分が含まれています。
カフェインは覚醒作用があり、神経を鎮める効果を期待できるアデノシンの働きを阻止してしまします。

そのため、夕食後~就寝前には摂取しないようにしましょう。

薬と生活習慣の見直しでぐっすり眠ろう

朝までぐっすり眠れる睡眠薬の紹介、快眠のための生活習慣を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

病院で処方されている睡眠薬や、個人輸入で購入できる睡眠薬には、それぞれ異なる作用があり、自身が悩んでいる症状や改善したい内容に合わせて選ぶことが大切です。

また、薬を服用する場合は、依存性や副作用に関してしっかり調べておくことも忘れないようにしましょう。

そして、快眠を手に入れるめには日々の生活習慣にも気を使うようにしましょう。

規則正しい生活や、日々の運動習慣、就寝前の入浴や飲み物などすぐに改善できることは実践してみるようにしてください。

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