血糖値が高めの方におすすめのサプリメント｜選び方や効果を解説

お医者さんから「血糖値が高い」と言われたことはありませんか？

血糖値が高いと心筋梗塞や糖尿病といった疾病にかかりやすくなってしまいます。

本記事では、血糖値を抑えるおすすめのサプリメントや薬をご紹介します。

血糖値を抑えるおすすめサプリ

にがうり・ギムネマ・モリンガ・NMNなど、血糖値を抑える成分を含むおすすめのサプリメントをご紹介します。

ただし、あくまでもサプリメントなので効果はゆるやかです。

血糖値が高いと診断されている方は、医薬品を使用することも検討しましょう。

ダイアベーコン

主成分	ギムネマ・インディアンキノツリー・ターメリックなど
効果	インスリン増加
価格	60錠：1,350円～
用法用量	1日2回、1錠を食前に服用

主成分のギムネマには血糖値を下げ、体内のインスリンを増加させる働きがあります。

天然ハーブ100％で作られているので、副作用の心配が少ないのが特徴です。

サプリメントは長期連用できるので、医薬品に頼りたくないという方にもおすすめです。

ツルレイシ

主成分	にがうり果汁・マルチトール・澱粉分解物など
効果	血糖値改善
価格	180錠：2,250円～
用法用量	1日3〜10錠を目安に服用

ツルレイシには糖質や脂肪の吸収を抑制するにがうり果汁などが含まれており、血糖値だけでなく食欲増進や夏バテ対策にも効果があります。

ちなみに「にがうり」とはゴーヤのことを指し、沖縄では頻繁に食べられています。

沖縄県民が暑さに強いのはにがうり果汁のおかげとも言われており、身体に良い効果がたくさん期待できるのでぜひ試してみてください。

NMN

主成分	ニコチンアミドモノクレオチド
効果	加齢による身体機能低下の予防
価格	30錠：3,900円～
用法用量	1日1〜2カプセルを目安に服用

NMNに含まれているニコチンアミドモノクレオチドはエネルギー産生をサポートしてくれる働きがあります。

この物質はもともと体内に存在していますが加齢とともに減少していき、身体機能が低下することでインスリンの分泌も減少していきます。

その結果、血糖値が高くなってしまうのですが、不足しているニコチンアミドモノクレオチドを摂取することで身体機能が改善され、血糖値の改善にも繋がります。

特に、老化現象が起きている中高年は効果を実感しやすいのでおすすめです。

カレラ

主成分	ビターメロン、ゴーヤ、ニガウリなど
効果	高血糖改善、肥満改善
価格	60錠：1,350円～
用法用量	1日1カプセルを服用

カレラは、サプリメントメーカーヒマラヤ社が製造した天然成分のサプリメントです。

主成分のにがうりが、血糖値コントロール、便秘改善、高血圧改善など多岐にわたり作用します。

血糖値の高い糖尿病予備軍の方、肥満体質の方におすすめです。

主成分の桑の葉エキスには、糖質や炭水化物の吸収を緩やかにする働きがあります。

メシャシュリンギ

主成分	メシャシュリンギ
効果	肥満防止・糖尿防予防
価格	60錠：1,350円円～
用法用量	1日2回、1〜2錠を目安に食後に服用

メシャシュリンギとは、インドや中国に生息しているハーブで主成分にギムネマ酸を含みます。

ギムネマ酸には糖質や脂質の吸収を抑制する働きがあり、肥満防止や糖尿防予防の効果が期待できます。

メシャシュリンギの葉には甘みを感じにくくする働きがあり、甘いものを食べすぎるのを防いでくれるダイエット薬として古くから重宝されてきました。

食欲に直接作用するので、なかなか甘いものをやめられないという方におすすめです。

市販で買える血糖値サプリ

先程紹介したサプリは通販で購入することができますが、気になったときにすぐ試したいという方もいるかと思います。

ここでは市販で気軽に購入できる血糖値サプリを紹介するので、お近くのドラッグストアなどで探してみてください。

サラシア100

主成分	サラシア
効果	糖質の吸収を穏やかにする
定価	30日分：4,536円～
用法用量	1日3回、1錠を目安に食事とともに服用

サラシアにはネオコタラノールという成分が含まれており、腸内酵素をブロックする作用で糖質の吸収を緩やかにする効果があります。

このサプリメントは小林製薬と近畿大学が10年以上の歳月をかけて共同開発したもので、数々の研究を行い確かな効果が証明されています。

また、「特定保健用食品（トクホ）」の許可を取得しているので有用性も確認されており、安心して使用することができます。

ファンケル血糖サポート

主成分	バナバ葉由来コロソリン酸
効果	血糖値改善
定価	30日分：4,320円～
用法用量	1日3錠を目安に服用

バナバはタイなどの熱帯雨林に生息している植物です。

その葉から抽出されたコロソリン酸という成分が、血糖値を下げる働きがあると報告されています。

食後の血糖値が気になる方のタブレット

主成分	サラシア
効果	糖質の吸収を穏やかにする
定価	30日分：4,320円～
用法用量	1日3回、1錠を目安に食事とともに服用

こちらの商品もサラシアを使用しているので「サラシア100」と同様の効果があります。

しかし、本商品は機能性表示食品で国の厳格な審査を受けているトクホではありません。

どちらも同じ成分を使用しているため効果自体は同じですが、より安全なものを服用したい方はサラシア100がおすすめです。

DHC血糖値ダブル対策

主成分	バナバ葉由来コロソリン酸・桑の葉由来イミノシュガー
効果	血糖値改善・糖質の吸収を緩やかにする
定価	30日分：1,480円～
用法用量	1日3錠を目安に服用

血糖値を下げる働きがあるコロソリン酸に加え、糖質の吸収を緩やかにする働きがある桑の葉から抽出されたイミノシュガーを配合したダブルの効果があるサプリメントです。

この2つの成分を組み合わせた商品は日本初で、血糖値を下げつつ糖質の吸収を緩やかにすることができ正常値を保つことができるという特徴があります。

桑の葉＆茶カテキンの恵み

主成分	桑の葉由来イミノシュガー・茶カテキン
効果	糖質の吸収を緩やかにする・肥満改善
定価	30日分：5,373円～
用法用量	1日4錠を目安に服用

糖質の吸収を緩やかにする働きがあるイミノシュガーに加え、脂肪を減少させる働きがある茶カテキンを配合した肥満改善にも効果がある血糖値サプリメントです。

茶カテキンとはお茶に含まれているポリフェノールの一種で、お腹周りの脂肪を減少させ肥満を改善してくれます。

さらに、サラシア・菊芋・クローブ・生姜・牡蠣などの成分が配合されており、総合的な健康サポートにも効果があります。

添加物を一切使用していなかったり、GMP認定工場と呼ばれる品質管理を徹底した工場で製造されたりと、随所にこだわりを感じられる商品です。

効果がない場合は薬を

サプリメントはあくまでも健康をサポートするためのものであり、医薬品と違い効果は緩やかで即効性も期待できません。

もともと血糖値が高めの方、サプリであまり効果が実感できなかった方は、医薬品の使用も視野に入れましょう。

次項では、病院でよく処方されている血糖降下薬を3つ紹介します。

【種類別】糖尿病薬ランキング！最新情報からおすすめの糖尿病治療薬を解説します

糖尿病の薬は、分類だけでも8種類以上と多岐にわたります。何種類か使っても血糖値コントロールがなかなかうまくいかず、どの薬を使えばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。本記事では、そんな時に参考になる有効性や処方量のランキングや、適切な選び方を解説します。

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2023.02.14

メトグルコ

有効成分メトホルミンを含むメトグルコは糖質の吸収を抑制するだけでなく、肝臓で乳酸やアミノ酸が反応して糖が産生されるのも防ぐ効果があります。

また、骨格筋にも作用し体内の糖をたくさん使うように働きかけてくれるので、より高い血糖値改善効果が得られます。

ジャヌビア

	ジャヌビア 28錠：6,500円～
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ジャヌビアの有効成分シタグリプチンは、インスリンの分泌を促進させ血糖値を低下させる効果があります。

血糖に合わせて作用する仕組みなので効果は医薬品の中でも比較的緩やかなため、他の糖尿病治療薬と併せて使用されることが多いです。

また、通常インスリンの分泌を促進させる薬は食欲を増進させることが多いのですが、ジャヌビアはその作用が抑えられており、体重が増えにくいと言われています。
そのため、肥満傾向のある方や高齢者に向いています。

エクメット配合錠

	エクメット・ジェネリック 60錠：7,200円～
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エクメット配合錠は、ビルダグリプチンとメトホルミン塩酸塩の2種類の有効成分が配合された糖尿病治療薬です。

ビルダグリプチンはインスリンの分泌を促進させ血糖値を低下させる働きがあります。

メトホルミン塩酸塩は「メトグルコ」と同様に、糖質の吸収を抑制・糖の産生を阻害・糖の利用量を増加といった働きにより血糖値を低下させます。

このように、2種類の有効成分を組み合わせることにより多方面から働きかけ、より高い効果を得ることができます。

血糖降下薬を飲む基準

血糖降下薬を飲む基準は、糖尿病として診断されるかどうかにあります。

以下のいずれかが確認された場合は糖尿病と診断され、血糖降下薬の服用を開始することになります。

正常な血糖値は「空腹時血糖値が70〜109mg/dl」「随時血糖値が140mg/dl未満」とされているため、上記の数値とあわせて目安にすると良いでしょう。

また、HbA1cとは血液中に含まれる糖化ヘモグロビンの割合のことで、血糖値が高いと糖化ヘモグロビンも増加しHbA1cも高くなります。

正常なHbA1cは「5.6％未満」とされており、基準値を超えていると血糖値が高いと判断されます。

詳しい検査は専門の病院で行うことができるので、気になる方は一度検査することをおすすめします。

また、通販でも以下のような検査キットを購入できます。

	糖尿病検査キット100回分 1箱：4,500円～
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血糖値サプリの選び方

血糖値サプリは配合成分の違いなど様々な種類があるので、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

そこで成分ごとの特徴や効果を解説するので、商品選びの参考にしてみてください。

成分で選ぶ

血糖値を上がりにくくする成分は様々な種類があります。

代表的な成分の特徴や効果を下記にまとめたので、自分に合った成分が配合されたものを選びましょう。

血糖値サプリに含まれる主な成分
にがうり	糖質や脂質の吸収を緩やかにし、血糖値を改善する効果があります/td>
桑の葉	糖質や炭水化物の吸収を緩やかにし、血糖値を改善する効果があります
ギムネマ	他の成分と比べてインスリンに対する働きを持っているのが特徴的です インスリンに作用するため、サプリメントの中でも効果を実感しやすいでしょう
サラシア	腸内酵素をブロックする作用で糖質の吸収を緩やかにする効果があります
バナバ	バナバの葉から抽出されたコロソリン酸という成分が、血糖値を下げる働きがあります フィリピンではバナバ茶として飲まれており、古くから健康増進のために使われてきました
NMN	加齢とともに減少するニコチンアミドモノクレオチドを補い、身体機能を改善することで血糖値も改善する効果があります その他睡眠不足や身体機能の低下にも効果が期待できます

継続しやすさで選ぶ

血糖値サプリは血糖降下薬と比べて即効性が期待できるものではないので、毎日継続して服用することが大切です。

価格が高かったり飲みにくい形状だったりすると、なかなか続けられなくなってしまうので、様々な要素を考慮し選ぶようにしましょう。

血糖値サプリの飲むタイミング

サプリメントはあくまでも食品なので、医薬品のように飲むタイミングは定められていません。

ですが、一般的には作用的に食前や食事中の服用を推奨していることが多いです。

各サプリに決められた服用方法がある場合は、それに従うようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、おすすめの血糖値サプリなどについて解説させて頂きました。

血糖値が高いと糖尿病などの疾病のリスクが上がってしまうので、血糖値サプリを活用して健康サポートに役立ててください。