あの有名人も、、
健康ブームが一際活発になっているこの頃、「白湯を飲む」という健康法が流行っています。
多くの芸能人やモデルが実行しており、その効果を感じているようです。
宇多田ヒカルさん、桐谷美玲さん、深田恭子さんなど多くの著名人も白湯飲み健康法を実践しているとか。
この健康法は、50度くらいの温度の白湯をコップ一杯飲むだけという簡単なもの。
こんなに簡単なことの中にどんな健康効果が得られるというのでしょうか？
白湯健康法の起源
もともと、この白湯健康法はインドの伝統医学アーユルヴェーダにおける健康法で、インドでは古くから多くの人々の間で行われてきました。
現在もインドでは多くの人々の間で行われています。
アーユルヴェーダで重要視されているのはトリ・ドーシャという人体の三要素のバランスを整えることで人間本来の持つ自己治癒力と免疫力を高める予防医学の考え方です。
トリ・ドーシャは、ヴァータ、ピッタ、カパの3つに分かれており、それぞれ風のエネルギー、火のエネルギー、水のエネルギーを司ります。
白湯は水（カパ）を火（ピッタ）によって沸騰させ、水蒸気（ヴァータ）を発生させるのでこの3要素それぞれに対してエネルギーが働くと考えられています。
アーユルヴェーダの思想にとってこの白湯健康法は理に適っており、体内の働きを正常に導いてくれる効果が期待できます。
白湯健康法の方法と効果
白湯健康法は、朝起きた後、日中の水分補給、夜寝る前などに、沸騰させたお湯を冷まして50度くらいになったお湯をコップ一杯飲むだけの簡単健康法です。
50度くらいの白湯は、人間の体温より少し高い温度で、体内になじみやすいという特徴があります。
朝起きて一番に白湯をコップ一杯30分時間をかけて飲むことで、眠っていた体の臓器が動き出し、体温が上がることによって代謝が上がります。
代謝が上がることで脂肪の燃焼作用も高まり、運動と合わせることによって体脂肪の減少効果が高まります。
30分時間をかけてゆっくり飲むということが重要です。
内臓の各器官が温められ働きが促されると、消化の力が高まります。
アーユルヴェーダでは、消化機能が高まることで多くの病気を予防することができるという考え方があります。
消化の働きが促されると、便通が改善します。
便秘に悩む日本人女性は数多いと言われています。
便は体内の多くの老廃物を含んでおり、体内に残してしまうと肌荒れや体臭を引き起こす大きな原因となります。
また、白湯を夜寝る前に飲むことによって副交感神経の働きが優位になり、質の良い睡眠を得ることができます。
一日の疲れをしっかりと取り翌日の活動をエネルギッシュに行うことで毎日の生活が充実したものに変化していきます。
体を内側からきれいにし、なおかつ簡単に行える白湯健康法は今や世界中で多くの人に認知され、医者も薦めるほど健康効果が優れたものであるのです。
白湯は強いデトックス効果があるため、過剰に飲むと体内の必要な成分まで流してしまうというデメリットもあり、1日に飲む量は500mlから800mlの量が適量となっています。
みなさんも、今日から白湯を飲む生活を始めてみませんか？
更新日時：2018年11月06日
