白髪を抜かないで!間違った白髪対策と、復活させる方法とは

白髪ケアの間違った認識

鏡を見ていて白髪を見つけたとき、あなたはどのような対処をしていますか?

実は白髪は間違った対処方やケアをしてしまうとさらにその本数を増やしたり、髪へダメージを与えてしまう恐れがあるのです。

今回のコラムは、白髪ケアで間違った方法を行っている多くの方に対して気を付けることをお伝えしたいと思います。

白髪を抜くと逆に増える?!

気になる白髪は少量であれば抜いてしまうという方多いのではないでしょうか?
しかし、その行為実はとっても危険なのです、、

そもそも髪の毛は、根毛に存在するメラニン色素を生み出すメラノサイトという細胞が毛1本1本に働きかけることにより黒くなります。
この細胞はストレスや加齢によって働きを弱め髪の毛は白髪になっていくのです。

メラノサイトは根毛にダメージが与えられ続けると機能を失ってしまいます。
頭皮はとてもデリケートで、ストレスや外部的な刺激によりダメージを受けやすい部分です。
毛を抜くという行為は根毛に大きなダメージを与えてしまう一因です。

さらに、根毛から生えている毛は1本ではありません。
白髪を抜いてしまい、その毛穴にあるメラノサイトが機能しなくなってしまうと、ほかの髪の毛にまで影響を与えてしまう恐れがあるのです。

どうしても1本や2本白髪が目立ち、気になってしょうがないという場合は、根本付近からハサミでカットしてしまいましょう。
その時に他の黒い髪の毛を切ってしまわないように。

白髪染めも危険?!

広範囲にわたって白髪が目立つ場合は白髪染めをしているという方も多くいると思います。
その頻度はどれくらいでしょうか?

実は白髪染めは一時的にごまかせるかもしれませんが、白髪を余計に増やしてしまうことになるのです。

先ほど説明した、髪の毛を黒くするメラニン色素を生成しているメラノサイトは、活性酸素に含まれる過酸化水素に触れると機能を失うという研究結果が報告されています。

この過酸化水素、白髪染めの液体に多く含まれているのです。
染めた後にしっかりと薬剤を洗い流しておかないと毛穴には大きなダメージが蓄積されます。

頭皮や毛穴の中に入り込んだ過酸化水素を洗い流すのは難しく、美容院で丁寧に洗ってもらっても残ってしまう恐れもあります。

一時的に白髪をごまかせる白髪染めはとても便利ですが、余計に白髪を増やすことになってしまうのであれば、染め直す頻度も多くなりますし、頭皮にダメージを与え続け、薄毛を促すことにもなるため注意が必要ですね。

白髪はどうすれば予防できる?

白髪を予防するには、いつまでもメラノサイトを健康に活動させる必要があります。

そのためには基本となる生活習慣を改善していくことが大切になります。
寝不足、不摂生な食習慣、喫煙、過度な飲酒、などなど、身体に悪いとされる生活習慣は頭皮にもストレスを与えて、メラノサイトの活動を停止させてしまいます。

運動不足の方は適度な運動も生活の中に取り入れてみてください。
運動することによって血流が促されます。
頭皮の毛細血管の血流も活発になるため、メラノサイトのメラニン生成活動を助けてくれるのです。

生活習慣を改めるだけでもメラノサイトは元気に活動を始めると言います。

毛先は白いけれど途中からまた黒い色になっている髪の毛を見たことはありませんか?
あの髪の毛は、完全には活動を停止しておらず休んでいたメラノサイトがまた動き出している証です。

白髪が出てきてもあきらめるのではなく、生活習慣の改善から始めて再び黒々とした髪の毛を生やせるよう努力していきましょう!

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