トリキュラーは生理を遅らせたり早めたり、ずらせる?服用日をわかりやすく紹介

トリキュラーは、休薬期間を少し工夫するだけで、旅行や大事なイベントに合わせて生理日をずらすことができます。

一方、普段ピルを飲んでいない方の生理日移動には、中用量ピルのプラノバールが使われるケースが多いです。

この記事では、それぞれのケースでの方法や注意点をわかりやすく解説します。

トリキュラーで生理を遅らせる・早める方法

トリキュラーは、避妊効果だけでなく、生理日を遅らせたり早めたりと生理をコントロールすることができます。

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※トリキュラーのタイプに関して
トリキュラーには21錠タイプと28錠タイプがありますが、成分や効果は同じです。

どちらも、休薬や服用順を調整することで生理日をずらすことができます。

■トリキュラー21・トリキュラー28

商品名 トリキュラー21 ロジノンED
(海外市場版のトリキュラー)
画像 トリキュラー ロジノンED
休薬(プラセボ) なし あり
錠数 全21錠
赤6錠+白5錠+黄10錠
全28錠
赤6錠+白5錠+黄10錠+7日間分のプラセボ錠
基本の飲み方 21日間連続服用後、7日間休薬 21日間連続服用+7日間プラセボ錠服用
価格 2,180円/1箱 4,530円/112錠
ボタン
トリキュラーの効果はいつから?避妊率・失敗する原因や対処法を紹介
低用量ピル「トリキュラー」の効果が出るタイミングや避妊率、飲み忘れ時のリスク・正しい対処法について解説いたします。

生理を遅らせるトリキュラーの飲み方

トリキュラーで生理を遅らせたい場合は、休薬期間を遅らせることがポイントです。

通常、トリキュラーは1シート21錠(赤6錠→白5錠→黄色10錠)を飲み切った後に7日間休薬をし、この休薬期間に生理がきます。

生理を遅らせたいときは、この休薬期間を工夫して生理日を移動させます。

生理を遅らせたいときは…
  • 1シートめ
    赤6錠+白5錠+黄10錠
    いつも通り順番に服用します。
  • 2シートめ
    黄色を毎日1錠ずつ
    赤や白は飲まず、黄色を毎日1錠ずつ、生理を遅らせたい期間中続けて服用してください。
  • 7日間の休薬期間(生理)
    生理がきてほしくない期間が過ぎたら服用をやめて、休薬期間にはいる。
    休薬期間中に出血が起こります。
  • 3シートめ
    赤6錠+白5錠+黄10錠
    いつも通り順番に服用します。

なお、出血が休薬中に終わらなくても、新しいシートは赤から始める必要があります。

●ポイント●
2シートめで余った黄色の錠剤は捨てずに保管しておくと、次回の生理日移動にも活用できます。

生理を早めるトリキュラーの飲み方

トリキュラーで生理を予定日より早めたいときは、黄色の錠剤の服用数を調整することがポイントです。

通常、トリキュラーは1シート21錠(赤6錠→白5錠→黄色10錠)を飲み切った後に、7日間の休薬をしますが、生理を早めたい場合は黄色の錠剤を減らします。

生理を早めたいときは…
  • 1シートめ
    赤6錠+白5錠
    いつも通り順番に服用します。
  • 1シートめ
    黄色の錠剤を調整
    赤と白を順番通り飲んだら、生理を早めたい日数分、黄色の錠剤を少なく服用します。
  • 7日間の休薬期間(生理)
    服用をやめて、休薬期間にはいる。
    休薬期間中に出血が起こります。
  • 2シートめ
    赤6錠+白5錠+黄10錠
    いつも通り順番に服用します。

なお、消退出血が休薬中に終わらなくても、次のシートは必ず赤から始める必要があります。

こうして黄色の錠剤を調整することで、生理を予定日より早めることが可能になります。

生理を1週間早めるときの飲み方例

生理を早めるときは、生理初日から5日目までに服用を始めるのがポイントです。

たとえば、本来の予定日より1週間早く生理を移動させたい場合、まず生理初日から5日目までに低用量ピルを飲み始めます。

その後、次の生理予定日の10日前に服用を終了すると、2~3日後に消退出血が始まり、生理が訪れます。

こうして服用スケジュールを調整することで、生理を1週間早めることが可能になります。

生理を早める場合は、ずらしたい生理のひとつ前の生理開始からピルを飲む必要があるため、全体の生理スケジュールをきちんと管理することが重要です。

はじめて低用量ピルを服用する方の生理日移動について

低用量ピルを使えば生理日をずらすことは可能ですが、初めて服用する方は注意が必要です。

生理日をずらしたい場合は、休薬前までに最低でも10日間、可能であれば1シート以上を服用し、ホルモンバランスを安定させておくことが大切です。

低用量ピルによる生理(消退出血)は、ホルモンを一定期間体内に取り入れてから休薬することで、子宮内膜がはがれて起こります。

服用期間が短いと内膜が十分に育ちきらないため、休薬期間に出血が起こらなかったり不安定になったりすることがあります。

そのため、普段ピルを使用していない人が一時的に生理をずらしたい場合には、医師が中用量ピルを処方するケースが多いです。

■中用量ピル

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20錠:1,700円~

中用量ピルでの生理日移動について

生理を早めたい場合は、生理開始5日目までに服用を始め、最低10日間中用量ピルの服用を続けます。

この場合も、服用をストップすると2〜3日後に消退出血(生理)が起こります。

一方で遅らせたい場合は、ずらしたい生理予定日の5~7日前から中用量ピルの服用を開始します。

遅くとも5日前までには服用を開始し、遅らせたい期間が終わるまで毎日服用を続けます。

服用をやめると2〜3日後に出血が始まります。

中用量ピルは短期間で効果を発揮しますが、その分副作用のリスクもあるため、体調に十分配慮しながら服用する必要があります。

トリキュラーの生理日移動に関するよくある質問

生理日を移動すると副作用はある?

生理日をピルで移動させること自体に大きな問題はありません。

不妊の原因や妊娠率の低下、避妊効果や将来の妊娠への影響は基本的にありません。

ただ、低用量ピルには本来の服用に伴う副作用があり、吐き気や頭痛、乳房の張りや不正出血、気分の変化などが代表的な症状です。

これらはホルモンの変化に体が慣れる過程で起こることが多く、多くの場合は数か月で落ち着きます。

最大何日遅らせられる?早められる?

トリキュラーで生理を遅らせる期間は最大10日程度が一般的とされています。

臨床試験の結果では、低用量ピルを約3ヶ月間連続して服用しても避妊効果や子宮内膜へ大きな悪影響は報告されていません。

ただ、不正出血の頻度が高まる点や副作用リスクは増えるとされているため、10日以上にわたる長期の生理移動については、医師の管理下で行うことが推奨されています。

生理はどうなる?

トリキュラーで生理日を移動したあとは、休薬期間に入ることで消退出血(生理)が起こります。

ただし、ホルモン量を調整しているため、不正出血が増える・出血量が少なくなる、出血が起こらなくなるなど、一時的に生理の状態が変化することがあります。

これらの変化は一過性のもので、次のシートを正しく服用することで生理周期は次第に安定していきます。

不正出血がでることはある?

低用量ピルの服用により、不正出血が起こることがあります。

特にトリキュラーで生理日を移動させた場合、ホルモンバランスを調整していることで、不正出血のリスクはやや高まります。

これはピルによるホルモン調整が子宮内膜の周期的な成長を抑制して、内膜を薄く保つために起こると考えられています。

多くは少量の出血で数日以内に治まり、ピルの服用回数を重ねることで改善されていくとされています。

トリキュラーの副作用-主な症状やいつからいつまで続くかも説明
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不正出血がでたら失敗?

トリキュラーで生理日を調整したときに不正出血があっても、必ずしも「生理日の移動に失敗した」というわけではありません。

体がホルモンの変化に慣れきれずに起こる一時的な反応で、予定通りに生理日を動かせているケースも多くあります。

ただし、出血が長引いたり量が多い場合、あるいは目的通りに生理を移動できないほど続く場合には、医師に相談しましょう。

服用は何日前から始めればいい?

●普段からトリキュラーを飲んでいる方
休薬せずに次のシートを続けて飲めば、生理を遅らせられます。

生理予定日9/11→9/17以降に遅らせたい場合の例
  • 8/21〜9/10
    赤6錠+白5錠+黄色10錠
    21錠をいつも通り順番に服用します。
  • 【通常】9/11~休薬
    2~3日で生理
    生理を遅らせたい方は、ここで休薬せずに、次のシートの黄色の錠剤を1錠ずつ、生理を遅らせたい期間中続けて服用してください。
  • 【遅らせる場合】9/11~9/17
    黄色の錠剤を飲みつづける
    2シートめの赤と白の錠剤は飲まないで、黄色を服用します。休薬してから2~3日で生理が来ます。
  • 【遅らせる場合】9/18~休薬
    休薬
    休薬してから2~3日で生理が来ます。

普段からトリキュラーを常用している方は、休薬期間を調整することで生理を遅らせることが可能です。
通常は「21錠服用→7日休薬」というスケジュールになりますが、休薬期間を設けずに次シートの黄色錠から続けることで、生理を予定より後ろにずらすことができます。

●普段ピルを飲んでいない方(中用量ピルで生理移動する場合)
生理開始予定日のから5日~7日前から飲み始めます。

生理予定日9/11→9/13以降に遅らせたい場合の例
  • 9/7~
    服用開始
    中用量ピルを1日1錠服用します
  • ~9/13
    服用をつづける
    生理を遅らせたい9/13まで服用を続けます。
  • 9/14
    休薬
    休薬してから2~3日で生理が来ます。

普段ピルを服用していない方が直前の予定に合わせたい場合は、プラノバールなどの中用量ピルを短期投与として処方されることが一般的です。
「生理開始5日目までに服用開始 → 遅らせたい期間が終わるまで毎日1錠服用 → 中止後2~3日で生理が来る」となります。

生理を遅らせるときは何色を飲む?

トリキュラーで生理を遅らせたいときは、黄色の錠剤を服用します。

1シートを21錠(赤→白→黄)まで飲んだあと、通常は休薬期間に入りますが、そのまま次のシートに移り、赤や白は飛ばして黄色だけを毎日服用してください。

黄色の錠剤を飲み続けている間は生理が来ないため、旅行やイベントに合わせて生理を遅らせることが可能です。

低用量ピルでの生理日移動を失敗しないためのポイント

低用量ピルで生理日を移動する際は、以下の4つのポイントを理解しておくことが大切です。

ポイントを押さえることで、計画通りに生理を移動させやすくなります。

●ポイント1.生理周期の把握
自分の生理周期を正確に把握することで、適切な服用スケジュールが組めます。
周期が不安定な人は基礎体温の記録も役に立ちます。

●ポイント2.移動可能な日数
生理日を遅らせることができるのは通常7〜10日ほどです。
それ以上になると不正出血やホルモンバランスの乱れが起こるリスクがあります。

●ポイント3.適したピルの選択
ひとくちに低用量ピルといっても1相性・3相性などの種類があり、生理日移動での服用方法が異なります。

それぞれの違いを知ったうえでピルを選ぶことが、生理日移動を成功させるポイントになります。

●ポイント4.正しい服用方法
毎日同じ時間に服用し、服用上の注意を守ることで移動の成功率が高まります。
飲み方を誤ると予定通りに出血が来なくなり、生理日移動の失敗につながります。

トリキュラーの飲み方

トリキュラーは1日1回、毎日同じ時間に服用することが基本です。
飲み始めは生理初日からが推奨され、生理初日から服用した場合、その日から避妊効果が得られるとされています。

飲み忘れは効果低下につながるため、気づいた時点で早めに服用しましょう。

また、効果が弱まるおそれがあるので、できるだけ飲み忘れには注意してください。

21錠タイプの飲み方
  • 赤6錠→白5錠→黄色10錠の順に21日間服用し、その後7日間休薬します。
  • 7日間の休薬後、新しいシートの服用を開始します。
28錠タイプの飲み方
  • 赤6錠→白5錠→黄色10錠の順に21日間服用し、偽薬7錠を1日1錠服用します。
  • 7日間偽薬を服用したら、新しいシートの服用を開始します。

週末に生理を重ねない飲み方

旅行やイベントと生理が重ならないようにしたいときに活用できるのがサンデースタート法です。

この方法では、生理が訪れた後の最初の日曜日からトリキュラーを服用し始めます。

そうすることで、毎回の休薬期間に起こる生理(消退出血)が平日に重なりやすくなり、週末に生理が当たりにくくなります。

基本的な服用サイクルは通常と同じく21錠を服用後に7日間休薬しますが、スタート日を調整することで予定に合わせやすくなる点がメリットです。

避妊効果を確実にするためには、飲み始めの最初の1週間ほど、コンドームなどの他の避妊方法との併用が推奨されています。

生理を遅らせるのにおすすめなピル一覧

トリキュラーは赤→白→黄(ホルモン量:少量→中間量→多い)と、3つの段階でホルモン量が変わる3相性ピルです。

そのため、生理日移動にはホルモン量が一定の一相性ピル(マーベロンなど)の方が適しているとされています。

初めてピルを使う方は、必ず医師に相談しながら計画的に服用することをおすすめします。

商品名 トリキュラー マーベロン プラノバールジェネリック(オブラルG)
画像 トリキュラー マーベロン プラノバールジェネリック(オブラルG)
ホルモン レボノルゲストレル、エチニルエストラジオール デソゲストレル、エチニルエストラジオール ノルゲストレル、エチニルエストラジオール
効果 避妊、生理痛・PMS軽減、生理周期の安定、ニキビ改善 避妊、PMS改善、ニキビ・肌荒れ改善/td>

避妊、生理日移動、月経困難症の治療
生理日移動 やや不向き しやすい とてもしやすい
メリット 自然なホルモン変化に近く不正出血が起こりにくい 1相性のため生理日移動がしやすく、ホルモンバランスが安定しやすい 短期投与で生理日移動が可能
デメリット 3相性のため生理日移動にやや不向き 不正出血が多い場合がある 副作用リスクが高い
価格 2,180円/1箱 1,880円/1シート 1,700円/20錠
おすすめな人 避妊・PMS改善が目的で、長期的に安定して服用したい方 生理日移動をしたい人、ニキビ改善目的で服用したい人 普段ピルを服用していない人が、直前の予定に合わせて生理を移動させたいときに最適
詳細

低用量ピルで生理を移動するときの確認事項

病院で生理日移動のために低用量ピルを処方してもらう場合は、
・前回の生理開始日
・次回の生理予定日
・移動したい日や予定日

などを確認されます。

医師はこれらの情報をもとに服用スケジュールを調整するため、正確に把握しておくことが大切です。

また、一定期間ピルを服用してホルモンバランスを安定させる必要があるため、直前の受診では日数が足りず生理日を移動できないケースもあります。

余裕をもって早めに受診し、計画的に相談することがポイントです。

生理日を移動させるピルの価格

トリキュラーを生理日移動の目的で使う場合、病院処方と海外通販で価格に差があります。

病院処方では、月経困難症・子宮内膜症の治療を目的としてピルを服用する場合は、保険が適用されますが、それ以外は保険適用外です。

そのため、自費診療となり1シートあたり2,000~3,500円程度が相場です。

また、処方のための診察料も加わるとさらに費用がかかります。

一方、海外通販では1シートあたり2000円程度で購入でき、まとめ買いを利用すれば1シート700円程度とさらに安く購入できます。
処方箋は不要なため、診察料などの費用をおさえられます。

コストを重視して長期的に服用するなら、海外通販を利用する方が経済的と言えるでしょう。

まとめ

トリキュラーは避妊だけでなく、生理日の移動にも活用できる低用量ピルです。

ただし、飲み方を誤ると不正出血や移動の失敗につながることがあるため、正しい服用方法を理解することが大切です。

普段から服用している人は休薬期間の調整で移動できますが、初めての方や直前の移動を希望する場合には中用量ピルが処方されるケースもあります。

副作用や禁忌、飲み合わせに注意し、心配事がある場合は医師に相談しながら安全に利用しましょう。

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