アルコール依存症とうつ病の関係性

アルコール依存症はうつ病を併発する

皆さんこんにちは、今日はアルコール依存症とうつ病の関係性をお話ししたいと思います。

この2つの疾患は実は非常に深い関係があり、どちらか一方を患っているともう一方が併発しやすいとされています。

特に多いのがアルコール依存症からうつ病を発症するケースです。
もともと嫌なことがあって、深酒をすることから始めるパターンが多いため、嫌なことをお酒で忘れるためにお酒を口にすることから始まります。

当初飲み始めた頃は、アルコールが体内に入っていない状態だと普通で、飲むとテンションが上がるお酒でした。
しかしこの習慣に慣れてしまうと飲んでいる時が普通で、飲んでいないときに「落ち込んでしまう」状態になってしまいます。

ここ最近のお話ではAAAのリーダー、浦田直也やTOKIOの山口達也もアルコール依存症だと言われており、入院するなどしていますよね?
これまで人生をかけて頑張ってきた「芸能界」と言う場所を自粛して、公表の場で露出されるわけですから、うつ病を発症してもおかしくないと言うわけです。

アルコール依存の症状

さて、ではどう言った症状からアルコール依存症と判断されるのでしょうか?

実はアルコール依存症には身体的依存と精神的依存に分けられます。

精神的依存とは、自分でお酒のコントロールができないことを指しています。
今日は絶対にお酒を口にしないと決めたのに、すぐに断念して飲んでしまう、泥酔するまで飲まずにいられない、絶対に飲んではいけない環境(自動車運転前)なのに飲んでしまう、など自身でもコントロールが出来ずに連続飲酒と呼ばれる依存症として判断されます。

一方の身体的依存とはアルコールが体内にない状態に起こる症状のことを指します。
言い換えると、お酒が抜けている状態のため離脱症状が起きている状態です。

手足の震えや気分の落ち込み、不眠などが代表例となっており、精神的依存、身体的依存どちらか一方でも該当する場合はアルコール依存症と判断されます。

アルコール依存者がうつ病を発症する割合

うつ病はアルコール依存症でない人も発症する可能性がありますが、厚生労働省の公開情報では同時に併発している人が27.9%にも上ると言われています。

また、アルコール依存症の方がうつ病を発症する割合は、依存症でない人と比べても3.9倍危険性があると言われ、非常に高確率で併発すると言われています。

アルコール依存症とうつ病、どちらが先行して発症しているかによって呼び名も変わり、うつ病が先行している場合は一次性うつ病、アルコール依存症が先行している場合は二次性うつ病と呼ぶことがあります。

アルコール依存症を治す必要性

併発するキッカケの多くは共通したストレスや悩みなどもあるとされています。
嫌なことがあって、何気なく始めた飲酒がうつ病を引き起こし、お酒がないと気分が上がらない。

まさに負の連鎖となり、最悪の場合自殺にも発展すると言われているほど軽視してはいけない問題のため、しっかりと治療する必要があります。

続いて、下では治療方法をお話しします。

アルコール依存症の治療法

治療方法としては心理社会的治療と薬物療法を同時進行で進めていく形となります。

心理社会的治療は集団精神療法が主流とされており、医療機関もしくは自助グループといって、依存者たちが集まり、話を聞いて共感したり自分の話をして理解してもらったりすることで気持ちを和らげていく療法となっています。

薬物療法としては、ベンゾジアゼピン系薬物を使用して離脱の手助けを行います。
その他には抗酒剤を利用する場合もあり、抗酒剤は薬の効果が効いている間に飲酒をすると気分が悪くなるなど、嫌悪感を抱く薬となっているためお酒を拒絶させるための医薬品です。

またここ近年ではアカンプロサートと言った薬が使われるようにもなりました。
このアカンプロサートは抗酒剤のような気持ち悪さはなく、飲酒したい気持ちを静めてくれる薬となっています。

さいごに

アルコール依存症とうつ病はどちらが先に発症するか分からない問題ですが、どちらかを発症すると併発する確率がぐんっと上がる疾患です。

しっかりと治療を行わなければ、気分が上がらないまま自殺をする人も決して少なくありません。
もしお酒がどうしても断ち切れずに悩んでいる方は併発する前に、しっかりと自分と向き合い、治療を始めましょう。

アルコール依存症やうつ病は決して恥ずかしいことではないのです。

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