記憶力は年齢を重ねて低下するわけではない
記憶力や集中力が低下してるなと感じた時に年齢のせいであると思っている方はとても多いのではないでしょうか?
しかし、実際は年齢とは関係ありません。
記憶力の定着と喪失を計るエビングハウスの忘却曲線というデータがあります。
そのデータによると20代と60代において記憶力の差に大きな変化はないとされています。
エビングハウスの忘却曲線のデータを測定した実験によると、人は記憶した後1時間後には約50%を忘れ、24時間後には約70%を忘れると言います。
しかし、そこに年齢は関係ないのです。
記憶力は20歳を境に低下していくと一般的には言われていますが、その理由は年を重ねて行くうちに人生の経験も増え、記憶していく量が増えていくことが原因になります。
記憶の量が増えると、脳が特定の記憶を引き出すのに時間がかかる為に物忘れなどが起こります。
長期記憶を司る脳の海馬を鍛えておくことで記憶を引き出す事がスムーズになり、物忘れなどは起こりにくくなります。
もう自分は歳だから新しいものを覚えることはできない、資格の勉強などはできないとあきらめないでください。
年齢と記憶力は関係が無いですし、勉強をして脳を活性化させることで海馬が鍛えらるので記憶は定着しやすくなります。
更新日時:2018年09月09日