射精をコントロールできない早漏は、多くの男性が抱えている悩みです。
早漏が原因で、別れに繋がることも少なくありません。
この記事では、早漏の改善方法について、自力でできる方法から、治療法まで詳しく解説します。
【原因別】早漏の改善方法
射精するまでの時間が極端に短い「早漏」は、正しい対策を行うことで、改善することができます。
まずは、早漏の種類別に合った改善方法をご紹介していきます。
心因性早漏の改善方法
心因性早漏とは、興奮・不安・緊張などの心理的な要因による早漏のことです。
心因性早漏の方は、視覚情報を減らすのがおすすめです。
心理的原因を取り除けば、早漏が改善する可能性が高いといえます。
部屋を暗くする
過剰な興奮よって意図しないタイミングで射精してしまう方は、視覚情報を減らしてみましょう。
部屋を暗くすることで、興奮を抑えて射精までの時間を延長させることができます。
また、目を閉じて女性の姿をできるだけシャットアウトして、視覚情報を減らしてみるのもいいでしょう。
意識を変える
射精しそうなタイミングで、別のことを考えたり意識を変えることで、興奮を鎮めるのもひとつの方法です。
あえて興奮が冷めることを考えることで、気持ちを落ち着かせ、射精をコントロールします。
仕事やテストのこと、数字を数えてみるなどがおすすめです。
ただし、集中していないことは女性に伝わりやすいので、別のことの考えすぎには注意しましょう。
パートナーに早漏だと告白する
早漏によってパートナーを満足させられていないのではないかという罪悪感がストレスとなり、さらに早漏が悪化する悪循環に陥っている人も少なくありません。
パートナーに早漏だと告げることは、勇気が必要なことも多いと思います。
ただ、パートナーに告白することで、心理的なプレッシャーから解放され、軽度の早漏であればそれだけで改善する場合もあります。
経験数を増やす
下手だと思われたらどうしよう、早く射精したらどうしようなど、不安や焦りがある場合には、経験を積むことで自分に自信を持つことができます。
セックス経験を増やして、自信をつけていけば、自然と解消する可能性が高いといえます。
早漏防止薬ダポキセチンを服用する
ダポキセチンは、セロトニンの濃度を高めて、過剰な興奮状態を抑えることで、射精までの時間を延長させる効果が期待できます。
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ポゼット(プリリジージェネリック) 10錠：1500円 |
ポゼットに含まれているダポキセチンが、脳内の神経伝達物質であるセロトニンを増やし、神経物質のノルアドレナリンの量を減らすことで、射精感を抑え、早漏を防止します。
体質に合えば服用後すぐにに効果が現れるため、いざという時に早漏防止をしたい方におすすめです。
過敏性早漏の改善方法
過敏性早漏とは、ペニスが敏感で少しの刺激で射精してしまう早漏のことです。
物理的に刺激を減らすか、刺激に慣れることで早漏改善に繋がります。
厚いコンドームを使う
刺激に弱い方は、厚手のコンドームを使ったり、コンドームを2重にして使うのがおすすめです。
物理的に刺激を減らして、射精までの時間を延長させることができます。
体位を工夫する
射精感が生じたタイミングで、刺激が強くない体位である、座位と背面側位に変えてみましょう。
どちらもペニスへの摩擦が少なく、射精しにくく、コントロールがしやすい体位です。
逆に騎乗位やバックは刺激が強く、射精しやすいため、早漏の方には非推奨です。
スクイーズ法を行う
スクイーズ法は、マスターベーションを行いながら、射精のコントロール力を身につける方法です。
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①通常通りマスターベーションを行う
②射精しそうになったらカリ下を締める
③射精感が引くまで締め続ける
④落ち着いたら再開し、上記の流れを5回ほど繰り返す
いわゆる「寸止め」を繰り返すことで、刺激に対する耐性をつけていきます。
ただし、以下の注意点を守って行ってください。
・普段の自慰行為が短い方は、なるべく時間をかけるよう意識する
・強く圧迫しすぎない
・1日に2回以上スクイーズ法は行わない
セマンズ法を行う
セマンズ法は、パートナーの協力が必要なトレーニング法です。
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①パートナーの手で刺激してもらう
②射精しそうになったら中断してもらう
③射精感が引くのを待つ
④落ち着いたら再開し、上記の流れを3回繰り返し4回目に射精する
はじめは乾いた状態で行い、慣れてきたらローションを使用し、より挿入時に近い状態で行います。
さらに慣れてきたら、実際の膣に挿入し、同じように寸止めを繰り返してみましょう。
アイテムを使った早漏トレーニングを行う
挿入時間の延長させることを目的とした、アイテムを使った早漏トレーニングがあります。
TENGAが開発した日本初となる医師推奨の方法で、このアイテムを使用して早漏改善した方は、通常の2.38倍挿入時間が延長できたという実績があります。
刺激が弱いレベル1から、刺激の強いレベル5までがあり、アイテムを使ってマスターベーションをしながら刺激への耐久性をあげていくトレーニング方法です。
早漏防止薬リドカインを使用する
リドカインは、局所麻酔効果があり、ペニスに塗ることで感度が鈍くなり、射精までの時間を延長することができます。
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クライマックススプレー(リドスプレー) 1本：2,380円 |
クライマックススプレーは、直接陰茎や亀頭に噴霧するスプレータイプの外用薬で、主成分にリドカインという即効性のある「局所麻酔成分」が含まれています。
世界中で有名なリドスプレーと同じ成分が、同量配合されており、代用品としてもお使いいただけます。
塗った後すぐに効果が現れるため、手軽に早漏防止したい方におすすめです。
感覚が鈍ると言っても、快感はしっかりと得られるのでご安心ください。
衰弱性早漏の改善方法
衰弱性早漏は、加齢や筋力の衰えによって射精のコントロールが効かなくなる早漏のことです。
骨盤低筋の衰えを体操によって鍛えることで、早漏改善に繋がります。
ケーゲル体操を行う
ケーゲル体操は、骨盤底筋を鍛える運動のことです。
骨盤底筋とは骨盤の底にある筋肉で、ここを鍛えることで衰えた射精管閉鎖筋を鍛えることができます。
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①仰向けになり、足を肩幅と同じくらい開く
②息を吸いながら、肛門を5秒間締める
③肛門をゆるめて5秒間休憩する
④5回を1セットとし、1日5セットを目安に繰り返す
すぐに効果は出ないため、3ヶ月を目安に続けみてください。
なお、ケーゲル体操を行う際の体勢は、椅子に座った姿勢や立った姿勢でも問題ありません。
・歯を磨いている時
・電車に乗っている時
このように「ながら運動」でも構いませんので、毎日継続して行うことが大切です。
クリニックで早漏治療を受ける
衰弱性早漏は、加齢による男性ホルモン・筋力の衰えが原因のため、早漏防止薬を使用しても効果が得られない場合があります。
確実に改善したいのであれば、クリニックによる外科治療がおすすめです。
ただし、自由診療のため保険適用外となり、5万～30万ほどの高額な費用がかかります。
ED治療薬を服用する
衰弱性早漏の場合、EDと早漏を併発するケースがあります。
実際にED男性の1/3が早漏も併発していると言われており、二つの症状の改善には両者の相関関係について理解しておくことが非常に重要です。
ケーゲル体操などのトレーニングはすぐに効果が現れるわけではありませんが、ED治療薬でしたら体に合えば服用後すぐに効果を発揮します。
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スーパーカマグラ 4錠：1,950円 |
クリニックで行う早漏の改善方法
これまで紹介してきた自力での改善方法や、早漏防止薬を使った改善方法の他にも、クリニックで治療を受けるという方法があります。
ただし、日本国内では、厚生労働省に承認されている早漏治療薬はありません。
自由診療のため、クリニックによって治療費に大きく幅があり、費用相場は5万～30万と高額です。
それぞれ紹介していきます。
薬剤注入法
薬剤注入法は、亀頭や陰茎に針で薬剤を注入する治療法です。
ヒアルロン酸やコラーゲンを注入することで、皮膚の厚みが増して外部の刺激に強くなります。
また、注入により大きさやハリが出るためサイズで悩む方にも向いています。
費用相場は5万円、治療時間は5分～20分と、比較的手軽な治療方法です。
ただし、薬剤によっては半年～1年で効果が消えてしまうものもあり、持続性の高い薬剤を選ぶと10万円以上かかる場合もあります。
包皮小帯切除法
包皮小帯切除法は、裏筋のヒダ（小帯部）を除去する方法です。
裏筋部分は一帯が性感帯になっているため、特に感じやすい方におすすめです。
ただし、1度裏筋を切除すると元に戻せないため、希望する場合はよく検討した上で専門医と相談すると良いでしょう。
亀頭冠焼灼法
亀頭冠焼灼法は、亀頭冠（カリ首）を高周波メスで焼く方法です。
カリ首を焼くことで、上皮の硬さや厚みが増し、外部の刺激に強くなります。
カリは非常に敏感な部分なので、特に感じやすい方におすすめの治療法です。
早漏防止薬での改善方法
早漏防止薬は、薬を使用後すぐに効果が現れるため、いざという時に手軽に早漏を防止したい場合におすすめです。
早漏の種類によって効果のある薬が異なりますので、解説していきます。
飲み薬ダポキセチン
ダポキセチンは、心因性早漏の方におすすめです。
射精前の過度な興奮状態を抑える早漏治療薬で、内服タイプです。
| ポゼット | プリリジー(先発薬) | デュララスト | ブリリジー | デュラティア | |
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| 主成分 | ダポキセチン | ダポキセチン | ダポキセチン | ダポキセチン | ダポキセチン |
| 用量 | 30mg/60mg/90mg | 60mg | 30mg | 60mg | 30mg |
| 価格 | 10錠：1,500円～ | 3錠：7,600円 | 4錠：1,600円 | 10錠：1,800円 | 10錠：1,800円 |
| 購入 |
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塗り薬リドカイン
リドカインは、過敏性早漏、衰弱性早漏の方におすすめです。
ペニスの感覚を麻痺させて感度を抑える早漏治療薬です。
スプレータイプとクリームタイプがあります。
| クライマックススプレー | リドカインクリーム（Prilox） | メガマックススプレー | リドマックススプレー | キシロカイン | |
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| 価格 | 1本：2,380円～ | 1本：3,200円～ | 1本：2,450円～ | 1本：1,500円～ | 1本：1,350円～ |
| 主成分 | リドカイン10％ | リドカイン5％ | リドカイン6％ | リドカイン10％ | リドカイン2％ |
| タイプ | スプレー | クリーム | スプレー | スプレー | クリーム |
| 購入 |
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ED複合薬
ED複合薬は、衰弱性早漏の方におすすめです。
衰弱性早漏の場合、EDと早漏を併発するケースは少なくないため、ED治療薬で早漏が改善する場合があります。
早漏とあわせて勃起しにくいという悩みもある場合は、試してみてください。
| スーパーカマグラ | スーパーレビスマ | スーパーシアスマ | |
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| 価格 | 4錠：1,950円～ | 4錠：2,000円～ | 4錠：2,000円～ |
| 主な成分 | ダポキセチン+ED改善成分 | ダポキセチン+ED改善成分 | ダポキセチン+ED改善成分 |
| タイプ | 飲む | 飲む | 飲む |
| 購入 |
※表は横にスクロールできます。
まとめ
早漏の改善方法についてご紹介しました。
手軽にできる方法から、クリニックでの治療、早漏防止薬での改善など、さまざまな方法があります。
まずは自力でできる改善方法を試していただき、それでも改善しないという場合にクリニックを利用していただくのがいいでしょう。
自分自身にあった選択を行ってみてください。
