つらい痔の症状。
今でさえ痛いのに、「治療中はもっと痛いの?」「術後はどうなっちゃうの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?
当コラムでは、そんな痔に関して私が体験したことを赤裸々にご紹介しようと思います!!
産後の痔
私は産後の痔で本当に悩みました。実は1人目の時にもいぼ痔ができ悩んでいたのですが、旦那に「本当に効くからボラ〇ノールだよボラ〇ノール!!」と言われ塗った(注入した?)時にはびっくりするくらい、痛みが軽くなった(中に押し込めた)のです。
それからは出てきたら塗って押し込むを繰り返し、そのうち痔自体も気にならなくなりました。
そして問題なのは2人目出産後です。
やっぱり出てきたな!という感じでお決まりのように、産後すぐ痔がひょっこりはんしていました。
今回の痔は一人目の時よりもなんだか戻りが悪く、押し込んでも押し込んでも出てくるのです。
そして出たままで過ごしていると激痛を伴うようになりました。
本当に座るのも寝るのも辛くなりもうボ〇ギノールじゃ対応しきれなくなって思い切って病院へ行くことにしました。
まさかの即手術
近所の肛門科を調べてたどり着いたのが、本当に怪しい病院でした・・・
患者ゼロ!先生テレビ見ながら、囲碁?将棋?してる!?
やっべっぞと思いながらも、もう我慢できなくて恐る恐る診察してもらいました。
肛門を見てもらったことのある人はわかると思うんですが、本当にお尻の穴を手で思いっきりグリグリされるの痛いんですよ!!しかも痔主ですよ?
もういい年して涙涙ですよ。
そしてグリグリ後に先生が放った言葉に私は衝撃を受けました。
「今から切っちゃお!」
え?今から?切るの?この病院で?
それからもう淡々と作業が進み、私はえ?ココ?みたいな場所で下半身丸出しになり、お尻を突き出しうつ伏せ状態でなぜかかなりの時間待たされました。
そして麻酔の注射がまた地獄!痔で痛いとこをグリグリされさらに痛みを増した患部に、「これ痛いよ~」と言われぶっ刺されました。もう痛みで放心状態ですよ。
その後本当に麻酔効いてたのか!?と思うぐらい痛い手術が行われ、無事私の伴侶であったいぼ痔様とお別れすることができました。
術後の地獄と天国
術後すぐはやはり痛かったので、痛み止めを処方してもらいました!
私の場合は痛みよりも、術後に服用した抗生物質が体にあわず、下痢が止まらなくなったことが大変でした・・
結局病院で注射を打ってもらい事なきを得ましたが、トイレが真っ赤になった地獄のような光景を忘れられません・・・
しかし、今ではあのひょっこりはんがいないだけでこんなに天国なのか!?え!?と思うほど快適に過ごしています。
私は業務的にほとんど座っているのですが、肛門から消え去った私の痔、そんなのもあったなという感じで日々仕事をさせてもらっています。
辛いものが大好きだけど、翌日の苦痛が嫌で控えていたあの頃が懐かしい・・・
手術や術後すぐは本当に地獄でしたが、心の底からとってよかったと思っています。
手術しなくても痔は治る?
痔で病院にいくのって恥ずかしいし、どう治療するのか分からなくて怖くないですか?
時間もかかるし、できれば病院にかからず自然に治したいですよね。
実は、軽度のいぼ痔・切れ痔であれば、市販や通販で購入できる塗り薬で治療できるんです。
また、痔は生活習慣も関わってくるため、以下のような点を気をつけることでより改善できます。
・排便時に強くいきみすぎない
・辛い物やアルコールを過度に摂取しない
・適度に運動する
・座りっぱなし、立ちっぱなしを避ける
ただし、痔ろうや重症化したいぼ痔・切れ痔は手術が必要になってきます。
病院に行くのは本当に抵抗がありますよね…。
通販を利用すれば手軽に薬を購入することができます。
商品名 | アヌソルクリーム | アヌソール座薬 | ダフロン |
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成分 | 酸化亜鉛、次没食子酸ビスマス、酸化ビスマスなど | 酸化亜鉛、次没食子酸ビスマス、酸化ビスマスなど | ジオスミン、ヘスペリジン |
価格 | 2,380円/1本 | 2,380円/12錠 | 7,600円/100錠 |
特徴 | 塗り薬タイプ。 痔のかゆみや腫れ、痛みを緩和 |
座薬タイプ。 痔の腫れや痛みを改善 |
飲み薬タイプ。 痔のかゆみや腫れ、痛みを緩和 |
手術の費用
痔の手術って保険効きますが、結構高いんですよ!!症状によっては入院しなければいけない場合もあります。
私は日帰りだったのでそこまでではなかったですが、日帰りでも結構かかるとこはかかるみたいです。
日帰り | 4~6万円(3割負担) |
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入院(1泊~2泊) | 6~10万円(3割負担) |
因みに生命保険など加入している場合、保険が落ちる場合もあります!
私は全額返ってきました!!やったー♪
痔とは
ここで、痔について改めて解説していきます。
痔とは、肛門や肛門周辺にできる病気のことを指します。
実は痔は日本人の3人に1人は悩んでいるそうです。なんてったって私自身も痔に大いに悩まされましたし、旦那も痔の手術をした経験があるそうです。
本当に痔はこれだけ身近な病気なのです。
痔にはいくつかの種類があり、大きく分けると3種類になります。
いぼ痔(痔核)
痔でお悩みの方の半数以上はこのいぼ痔で悩んでいます。肛門の中の方(直腸)側にできたものが内核痔で、肛門部分にできたものが外核痔です。
私が悩んでいたのは外核痔で、わかる人はわかると思いますが、何回も中に押し込んだ経験があります。(汗)
いぼ痔の原因は便秘、硬便、下痢、何回ものいきみ、重い荷物を持つなどして肛門に負担がかかったことによります。
私は出産が原因で痔になりましたので、いきみが原因ということになります。
切れ痔(裂肛)
切れ痔は女性に多く特に20代~40代と花が咲き、これから熟していこうとする年ごろで「私、痔なの」など軽々しく言えない年代です。
私は会社の人やママ友に言いまくりましたが。
切れ痔の原因は排泄の際に硬い便や逆に下痢などを繰り返したことにより、肛門の皮膚が切れたことによっておこります。
実は私、切れ痔にもなったことがあります・・・
本当につらいですよね・・・
痔ろう(痔瘻)
痔ろうは私初めて聞いたのですが、男性に多い痔だそうです。
肛門の周りに膿がたまり、破れてしまうか切ることによって膿がでてきます。
痔ろうの原因は、なんとストレスやお酒の飲みすぎが原因だと考えられているそうです。
ストレスが溜まってお酒を飲みすぎてしまう男性は要注意です。
まとめ
私の赤裸々な痔の体験談も交えたコラムを最後まで見ていただきありがとうございます。
私の周りにも痔で悩んでいる人はたくさんいます。
でも薬では我慢できないくらいの痛みであれば、声を出して言いたいです。
「病院へ行け!!」と…
術中と術後は地獄でしたが嘘だったかのように天国が待っています。
痔がない人ってこんな生活を送っていたのね!!と大げさかもしれませんが私は日々痔のない生活に感謝しています。