脂漏性皮膚炎におすすめのシャンプーとケア方法

頭皮のべたつきやフケが気になる方は脂漏性皮膚炎の可能性があります。

比較的軽度の脂漏性皮膚炎は、毎日のシャンプーや生活習慣の見直しで対策可能です。

本記事では、脂漏性皮膚炎の原因や正しいケア方法、おすすめのシャンプーをご紹介します。

頭皮トラブルに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎は乳幼児や成人など、幅広い年代で起こる皮膚疾患です。

特に、成人の脂漏性皮膚炎は真菌の増殖や生活習慣が原因とされています。

原因を理解した上で対策することが大切なため、まずは脂漏性皮膚炎の主な原因を解説します。

主な原因はマラセチアという菌

人間の身体には、病原性のない常在菌が存在します。

頭皮にもマラセチア(真菌)という常在菌が存在しており、病原菌や紫外線から頭皮を保護しています。

しかし、マラセチアはカビの一種でもあるため、頭皮環境の悪化により異常に繁殖してしまった場合は頭皮トラブルを引き起こします。

脂漏性皮膚炎が起こる仕組みは次の通りです。

1. 頭皮環境が乱れ、皮脂が増加する
2. マラセチアが、皮脂の中の中性脂肪(トリグリセリド)を分解して遊離脂肪酸が増加する
3. 遊離脂肪酸が皮膚の炎症を引き起こす=脂漏性皮膚炎

頭皮の常在菌のバランスが崩れないよう、頭皮環境を整えることが大切です。

その他悪化の原因として考えられるもの

脂漏性皮膚炎の主な原因は常在菌(マラセチア)の増殖ですが、マラセチアは皮脂をエサにして増殖します。

そのため、皮脂の過剰分泌を引き起こす生活習慣も、脂漏性皮膚炎の原因のひとつです。

脂漏性皮膚炎を発症、または悪化させる恐れがある原因を4つご紹介します。

ホルモンバランスの乱れ

マラセチアのエサとなる皮脂は、男性ホルモンのテストステロンによって分泌が促されます。

成人男性は特に皮脂の分泌量が多いため、頭皮や顔のべたつき、ニキビに悩んでいる方も多いでしょう。

女性の身体にも男性ホルモンは存在し、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが増加すると皮脂の分泌量が増加します。

また、女性ホルモンのプロゲステロンも皮脂の分泌を促すため、生理前は皮脂が増加しやすくなります。

ホルモンバランスは過度なストレスや生活習慣によって乱れやすいため、男女ともにストレスのない規則正しい生活を意識することが大切です。

食生活・生活習慣の乱れ

皮脂は、皮脂腺から分泌される脂の一種です。

そのため、偏った食生活で脂質や糖質を摂りすぎている方は、皮脂が増加しやすくなります。

脂っこい食事や偏った食事を控え、栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。

ビタミンB群には脂質の代謝を促し、効率良く体外に排出する働きがあります。

中でも皮脂の抑制に効果が期待できるのは、パントテン酸(ビタミンB5)のサプリメントです。

ビタミンB群が不足すると皮脂が増加しやすいため、食事やサプリメントで意識的に取り入れることが大切です。

頭皮の乾燥

脂性肌と乾燥肌は正反対のように感じますが、乾燥は皮脂の過剰分泌の原因のひとつです。

頭皮の水分が不足するとバリア機能が低下し、乾いた皮膚の隙間から病原菌や紫外線などの外的刺激が侵入しやすくなります。

すると、身体は外的刺激から身を守るために皮脂の分泌を促します。

過剰に分泌された皮脂は脂漏性皮膚炎の原因になるため、頭皮が乾燥しないよう保湿することが大切です。

また、頭皮のべたつきが気になるからといって何度もシャンプーしたり、ゴシゴシと爪を立てて洗うと頭皮が乾燥しやすくなるため注意しましょう。

シャンプーなどのすすぎ残し

シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しは、頭皮環境を悪化させる原因のひとつです。

シャンプーなどの成分が頭皮や毛穴に残っていた場合、毛穴が詰まって雑菌が繁殖しやすくなります。

また、頭皮のかゆみや乾燥の原因にもなるため、きちんと洗い流すことが大切です。

特に、コンディショナーやトリートメントを使用する方は、頭皮に残りすぎないよう毛先への塗布を意識してみてください。

整髪料やカラー剤なども同様に、すすぎ残しがないようにきちんと洗い流しましょう。

脂漏性皮膚炎の対策方法

脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰分泌や頭皮環境の悪化が原因で起こります。

そのため、頭皮の正しいケアや生活習慣で対策可能です。

すぐに実践できる脂漏性皮膚炎の対策方法を6つご紹介します。

シャンプーを変える

頭皮のべたつきが気になる方の中には、洗浄力の高いシャンプーでゴシゴシと洗っている方もいるでしょう。

しかし、洗浄力が高すぎると頭皮が乾燥し、皮脂の過剰分泌や脂漏性皮膚炎に繋がります。

また、シャンプーの成分によっては頭皮環境が悪化しやすくなるため、ご自分の頭皮に適したシャンプーを選ぶことが大切です。

脂漏性皮膚炎の予防・改善におすすめのシャンプーは、抗真菌効果のあるシャンプーです。

増殖したマラセチアの働きを抑え、常在菌のバランスを正常に保つことができます。

そのほか、保湿効果のあるシャンプーもおすすめです。

抗真菌効果のある薬を使う

シャンプーだけではマラセチアの増殖を抑えられない場合には、真菌(マラセチア)を殺菌できる外用薬の使用がおすすめです。

抗真菌薬にはさまざまな成分がありますが、脂漏性皮膚炎に効果的な成分はケトコナゾールです。

ケトコナゾールはイミダゾール系の抗真菌薬で、マラセチアや白癬菌、カンジダ菌などを殺菌します。

クリームや軟膏、ローションタイプなどがありますが、クリームや軟膏はべたつきやすいため、頭皮にはローションタイプが使いやすいでしょう。

また、ケトコナゾールを配合したシャンプーとの併用で高い効果が期待できます。

頭皮を清潔に保つ

前述の通り、シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しは毛穴詰まりを引き起こし、マラセチアや雑菌が繁殖しやすくなります。

頭皮に皮脂や汚れが蓄積していると脂漏性皮膚炎が悪化する原因にもなるため、必ず1日1回はシャンプーをし、毎日頭皮を洗う習慣を付けましょう。

また、よく帽子を被る方や汗をかきやすい方は特に頭が蒸れやすいため、小まめに帽子を脱いだりタオルで拭き取ることをおすすめします。

正しい方法でシャンプーをする

頭皮を清潔に保つためには毎日のシャンプーが大切ですが、1日に何度も洗ったりゴシゴシと強く洗うと乾燥や頭皮トラブルを引き起こします。

頭皮がかゆいからといって頭皮に爪を立てないよう、優しく洗うことを心掛けましょう。

シャンプーのポイント
  • 1日1回、または朝晩の2回シャンプーする
  • 38℃前後のお湯で洗う
  • 毛量に合った適量のシャンプーを使用する
  • 指の腹でマッサージするように洗う
  • 3~5分程度かけて、お湯でよくすすぐ
  • コンディショナーやトリートメントは頭皮に付けない

ネイルや手荒れなど、自分の手で洗うのが難しい場合はシャンプーブラシを活用してみてください。

食生活を改善する

脂質や糖質のほか、カフェイン、アルコール、香辛料などの過剰摂取は皮脂の過剰分泌の原因となります。

過度なダイエットや偏食で栄養バランスが偏ると、ホルモンバランスが乱れて頭皮環境も悪化するため、バランスの良い食事を心掛けましょう。

また、脂質の代謝を促進するビタミンB群を積極的に摂ることが大切です。

ビタミンB群を多く含む食品の例
ビタミンB1 豚肉、穀類
ビタミンB2 レバー、海苔
ビタミンB5 レバー、ハツ
ビタミンB6 にんにく、肉類、魚類
ビタミンB12 貝類、魚卵、レバー

食事からの摂取が難しい方はサプリメントもおすすめです。

生活習慣を改善する

過度なストレス、疲労、睡眠不足はホルモンバランスが乱れる原因です。

ホルモンバランスが乱れてテストステロン(男性ホルモン)やプロゲステロン(女性ホルモン)が優位になると皮脂の分泌量が増加し、脂漏性皮膚炎が悪化します。

ストレスや疲労を溜めすぎないよう適度に休息を取り、質の高い睡眠を心掛けましょう。

寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めてしまう、といった不眠症状に悩んでいる方は、睡眠補助サプリメントや睡眠改善薬の服用も検討してみてください。

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紫外線を避ける

紫外線には皮脂を酸化させる働きがあります。

酸化した皮脂は過酸化脂質となり、頭皮のかゆみやにおい、毛穴詰まり、血行不良といった頭皮環境の乱れを引き起こします。

紫外線を浴びすぎると脂漏性皮膚炎の悪化に繋がるため、紫外線対策が大切です。

顔や身体と同様に頭皮にも日焼け止めスプレーを使用したり、帽子や日傘で日よけをしましょう。

日焼け止めや日傘などによる紫外線対策だけでは不十分な場合は、飲む日焼け止めサプリメントがおすすめです。

おすすめシャンプーの選び方

脂漏性皮膚炎の予防・改善には、シャンプーによる日常的なケアが大切です。

「薬用シャンプーだから」「洗浄力が高そうだから」といった曖昧な理由で選ぶのではなく、配合成分や効果をきちんとチェックして選ぶようにしましょう。

シャンプー選びに失敗しないための選び方のポイントを4つご紹介します。

薬用成分が含まれているもの

脂漏性皮膚炎の症状が出ている場合は、薬用成分が配合されたシャンプーがおすすめです。

抗菌成分は細菌の増殖を抑える成分、抗真菌成分は真菌に作用して増殖を抑える成分です。

また、殺菌成分は菌を死滅させ、抗炎症成分は菌やアレルゲンなどによる炎症を鎮める働きがあります。

脂漏性皮膚炎の主な原因はマラセチアという真菌のため、抗真菌作用のある成分を選びましょう。

おすすめの薬用成分
抗真菌成分 ・ケトコナゾール
・イトラコナゾール
・ミコナゾール など
抗炎症成分 ・グリチルリチン酸ジカリウム
・サリチル酸 など

ただし、薬用成分にもそれぞれ働きや副作用のリスクがあるため、特徴を理解して使用することが大切です。

刺激が少ないのはアミノ酸系シャンプー

シャンプーを選ぶ際は、洗浄成分の洗浄力や刺激の強さもチェックしましょう。

シャンプーに含まれる主な洗浄成分には、以下のような特徴があります。

種類 洗浄力 刺激 代表的な成分
高級アルコール系 強い 強い ラウレス硫酸Na
オレフィン系 強い 強い オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
石けん系 強い 強い ラウレス-4カルボン酸Na
アミノ酸系 普通 弱い ココイルグルタミン酸TEA
タウリン系 弱い 弱い ココイルメチルタウリンNa
ベタイン系 弱い 弱い コカミドプロピルベタイン

洗浄力が高い成分や頭皮への刺激が強い成分は、頭皮環境の乱れや乾燥の原因となります。

脂漏性皮膚炎を予防したい方には、洗浄力や刺激がマイルドな、アミノ酸系洗浄成分を配合したシャンプーがおすすめです。

乾燥を防ぐ保湿成分が含まれたもの

洗浄力が高いシャンプーを使用すると頭皮の爽快感があるため、べたつきが改善されたと感じる方も多いでしょう。

しかし、洗浄力が高すぎて頭皮が乾燥してしまうと脂漏性皮膚炎が悪化する恐れがあるため、保湿成分が配合されたシャンプーがおすすめです。

おすすめの保湿成分
  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • スクワラン
  • グリセリン

頭皮が乾燥すると、バリア機能を保つために皮脂の分泌が促進されるため、皮脂の過剰分泌を防ぎたい場合はきちんと保湿しましょう。

敏感肌の方は添加物フリーのもの

シャンプーをはじめとする多くの製品には、製品の状態を安定させたり香りを付けたりするために添加物が含まれています。

しかし、添加物は身体に有害なものが多く、特に敏感肌の方は注意が必要です。

注意が必要な添加物
香料 β-フェニルエチルアルコール、ベンジルベンゾエートなど
着色料 タール系色素など
保湿剤 ジエタノールアミン(GEA)、プロピレングリコール(PG)
防腐剤 パラベン、イミダゾリジニル尿素など
界面活性剤 ラウリル硫酸、ラウレス硫酸など
アルコール製剤 エタノール、エチルアルコールなど

脂漏性皮膚炎で頭皮が荒れている場合は、敏感肌に優しい添加物フリーのシャンプーもおすすめです。

脂漏性皮膚炎には抗真菌シャンプーがおすすめ!

脂漏性皮膚炎には、抗真菌作用のあるケトコナゾールを配合したシャンプーがおすすめです。

ケトコナゾールにはマラセチアや白癬菌といった真菌の細胞膜の生成を阻害する作用があり、脂漏性皮膚炎の予防・改善効果が期待できます。

おすすめの抗真菌シャンプーのうち、ケトコナゾール2%を配合した製品を3種類ご紹介します。

商品名 ニゾラルシャンプー ニナゾールシャンプー ダンドリルシャンプー ダンフリーシャンプー(ケトコナゾール)
画像 ニゾラルシャンプー ニナゾールシャンプー ダンドリルシャンプー ダンフリーシャンプー(ケトコナゾール)
価格 100ml 1本:2,980円 100ml 1本:2,500円 100ml 1本:2,600円 100ml 1本:2,600円
ボタン

ニゾラルシャンプーはマラセチアの増殖を防ぎ、かゆみやフケ、頭皮環境の乱れを改善するシャンプーです。

また、ケトコナゾールには脱毛症の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の働きを抑制する作用もあるため、脂漏性皮膚炎による脱毛症の予防にも用いられています。

ニナゾールシャンプーとダンドリルシャンプーはニゾラルシャンプーのジェネリック製品です。

ニゾラルシャンプーよりも安く、先発薬と同等の効果が期待できるため、費用を抑えたい方におすすめです。

市販で人気のシャンプー11選

ドラッグストアや国内通販で手軽にケアアイテムを購入したい方は、市販のシャンプーで対応してみてください。

脂漏性皮膚炎の方におすすめの市販のシャンプーを、用途別にご紹介します。

薬用シャンプー

抗真菌成分や抗炎症成分などが配合された薬用シャンプーを3種類ご紹介します。

脂漏性皮膚炎を発症している方や症状が悪化している方はぜひ試してみてください。

KADASON 薬用スカルプシャンプー

KADASON 薬用スカルプシャンプー
有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム、サリチル酸
その他の成分 シロキクラゲエキス(保湿)など
価格 250ml:3,278円(税込)

「KADASON 薬用スカルプシャンプー」は、抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムとサリチル酸を配合したアミノ酸系シャンプーです。

抗炎症成分で頭皮の炎症を鎮め、シロキクラゲエキスで乾燥を予防します。

また、配合成分の99%が天然由来のため、脂漏性皮膚炎の症状が進行している方や敏感肌の方にもおすすめです。

薬用 コラージュフルフルネクスト シャンプー すっきりさらさらタイプ

薬用 コラージュフルフルネクスト シャンプー すっきりさらさらタイプ
有効成分 ミコナゾール硝酸塩、ピロクトンオラミン
その他の成分 プロピレングリコール(保湿)など
価格 400ml:3,300円(税込)

「薬用 コラージュフルフルネクスト シャンプー すっきりさらさらタイプ」は、抗真菌成分のミコナゾールと殺菌成分のピロクトンオラミンを配合したアミノ酸系シャンプーです。

抗真菌成分と殺菌成分で菌の増殖を抑え、プロピレングリコールで乾燥を予防します。

また、すっきりとした洗いあがりが特徴のため、頭皮や髪の毛のべたつきが気になる方におすすめです。

バルガス 薬用シャンプー

バルガス 薬用シャンプー
有効成分 ピロクトンオラミン、グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分 塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(ダメージ補修)など
価格 200ml:980円(税抜)

「バルガス 薬用シャンプー」は、殺菌成分のピロクトンオラミンと抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合した高級アルコール系シャンプーです。

ピロクトンオラミンが脂漏性皮膚炎の原因菌を殺菌し、グリチルリチン酸ジカリウムで炎症を鎮めます。

また、頭皮のクレンジングを目的としたシャンプーのため、すっきりとした洗いあがりが特徴です。

天然成分配合シャンプー

身体に優しい天然成分やオーガニック成分を配合したシャンプーを3種類ご紹介します。

「毎日使うシャンプーだからこそ成分にこだわりたい」という方におすすめです。

haru kurokami スカルプシャンプー

haru kurokami スカルプシャンプー
おすすめの天然成分 ホップエキス(抗菌・抗炎症)、豆乳発酵液(保湿)、トコフェロール(抗酸化)など
価格 200ml:4,070円(税込)

「haru kurokami スカルプシャンプー」は、抗菌・抗炎症作用のあるホップエキスや保湿作用のある豆乳発酵液などを配合したアミノ酸系シャンプーです。

ビタミンEの一種であるトコフェロールや、植物由来のさまざまな保湿成分が配合されているため、頭皮環境を健康に保つ効果が期待できます。

また、100%天然由来の成分で開発されており、合成香料や石油系界面活性剤などを配合していない10の無添加製品です。

薬用 アミノ酸 シャンプー 爽快柑

薬用 アミノ酸 シャンプー 爽快柑
有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分 L-アルギニン(保湿)、サクラ葉エキス(保湿)など
価格 500ml:3,300円(税込)

「薬用 アミノ酸 シャンプー 爽快柑」は、抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合したアミノ酸系シャンプーです。

また、34種類の豊富な保湿成分が配合されており、コンディショナーを使用しなくても滑らかな洗いあがりが特徴です。

2007年11月~2022年9月までに累計500万本の出荷実績があり、多くのユーザーから支持されています。

カウブランド 無添加 さらさらシャンプー

カウブランド 無添加 さらさらシャンプー
おすすめの天然成分 ココイルグルタミン酸2Na(洗浄)、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル(エモリエント作用)など
価格 500ml:1,100円(税込)

「カウブランド 無添加 さらさらシャンプー」は、植物由来のアミノ酸系洗浄成分や刺激が弱いベタイン系洗浄成分を配合した無添加シャンプーです。

ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルには水分の蒸発を防ぐ効果があり、頭皮の乾燥を防ぐことができます。

マイルドな洗いあがりが特徴で、敏感肌や乾燥肌の方におすすめです。

子どもや敏感肌の方でも使えるシャンプー

子どもの脂漏性皮膚炎を改善したい方、敏感肌で肌荒れを起こしやすい方におすすめのシャンプーを3種類ご紹介します。

低刺激シャンプーを探している方はぜひ参考にしてみてください。

ミノン 薬用ヘアシャンプー

薬用 アミノ酸 シャンプー 爽快柑
有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分 ココイルグルタミン酸TEA(洗浄)、ラウロイルメチルアラニンNa(洗浄)など
価格 450ml:オープン価格

「ミノン 薬用ヘアシャンプー」は、敏感肌の方の悩みに寄り添うミノンシリーズの薬用シャンプーです。

抗炎症作用があるグリチルリチン酸ジカリウムを配合しており、脂漏性皮膚炎によるかゆみやフケの改善効果が期待できます。

また、洗浄成分には低刺激でマイルドな洗いあがりが特徴のアミノ酸系成分を使用しています。

キュレル シャンプー

キュレル シャンプー
有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分 ラウレス硫酸Na(洗浄)、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na(洗浄)など
価格 420ml:1,100円(税込)

「キュレル シャンプー」は、抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合した高級アルコール系シャンプーです。

数種類の洗浄成分を組み合わせており、すっきりとした洗いあがりと高い保湿力が特徴です。

また、「キュレル」シリーズの製品には、肌や頭皮の角層にあるセラミドを保持する働きがあるため、頭皮環境を整える効果も期待できます。

リンスインシャンプー

「コンディショナーのすすぎ残しが気になる」「コンディショナーを使用するのは面倒」という方には、リンスインシャンプーがおすすめです。

脂漏性皮膚炎の予防効果が期待できるリンスインシャンプーを3種類ご紹介します。

白金製薬 ココデオード リンスinシャンプー

ココデオード リンスinシャンプー
有効成分 ミコナゾール硝酸塩、グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(洗浄)、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム(洗浄、コンディショニング)など
価格 450ml:1,490円(税込)

「白金製薬 ココデオード リンスinシャンプー」は、抗真菌成分のミコナゾールと抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合した薬用シャンプーです。

コンディショニング成分を配合しているため、シャンプーのみで洗いあがりがさらさらとしています。

ただし、保湿効果が足りないと感じる場合には、トリートメントの併用がおすすめです。

メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプー

メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプー
有効成分 ミコナゾール硝酸塩、グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(洗浄)、ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA(洗浄)など
価格 320ml:1,980円(税込)

「メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプー」は、抗真菌成分のミコナゾールと抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合した薬用シャンプーです。

脂漏性皮膚炎の原因菌を抗菌し、炎症を鎮めてフケやかゆみを予防することができます。

また、コンディショニング成分を配合しているため、シャンプーのみでも髪の毛がきしみにくい特徴があります。

dプログラム ヘア&スカルプ シャンプー AD

メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプー
有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分 ココイルメチルタウリンNa(洗浄)、トコフェロール(抗酸化)など
価格 200ml:1,650円(税込)

「dプログラム ヘア&スカルプ シャンプー AD」は、敏感肌に優しい低刺激のスキンケアアイテムを開発している「dプログラミング」シリーズのスカルプシャンプーです。

抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合しているため、脂漏性皮膚炎による頭皮の炎症を鎮める効果が期待できます。

また、高保水性成分によって髪に潤いが与えられるため、指通りの良い洗いあがりが特徴です。

症状が改善しない場合は皮膚科での診療を受ける

脂漏性皮膚炎が悪化している方、ご自分の症状にシャンプーが合っていない方は、シャンプーによるケアだけでは症状が改善しない場合があります。

また、頭皮のべたつきやフケといった症状が、脂漏性皮膚炎によるものではない可能性も考えられます。

脂漏性皮膚炎と似た症状
  • フケ症
  • 尋常性疥癬
  • アトピー性皮膚炎
  • 接触皮膚炎

抗真菌シャンプーや抗真菌薬を使用しても改善が見られない場合は、症状が重症化している可能性やケア方法が誤っている可能性があります。

皮膚科を受診し、医師の診療を受けることをおすすめします。

まとめ

脂漏性皮膚炎は、毎日のシャンプーによるケアや生活習慣の見直しで予防・改善が期待できます。

ただし、ご自分の症状や体質によって適したシャンプーが異なるため、本記事でご紹介した選び方のポイントやおすすめのシャンプーを参考にしてみてください。

また、頭皮への負担は脂漏性皮膚炎を悪化させる原因となるため、正しいシャンプー方法や紫外線対策の心掛けも大切です。

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