肝斑は皮膚科で保険適用される?治療薬の得する購入情報を紹介!

カウンセリングを受けている女性
肝斑はシミの一種で、女性ホルモンのバランスが変わる30~40代の女性に多く見られます。

うすく茶色いシミが、両頬左右対称にできるため老けて見られやすく、アンチエイジングが流行の今、肝斑の治療している人は増えてきています。

肝斑の治療?高いの?保険は適用される?など分からないことも多いと思います。
皮膚科での保険適用について、治療薬の価格など詳しくご紹介していきます。

皮膚科では肝斑の治療は保険適用されない

肝斑の治療は主に止血剤・抗炎症剤のトラネキサム酸とビタミンCを使用します。

トラネキサム酸の保険病名に「肝斑」「ビタミンC」が含まれていないため、肝斑での治療は全て自由診療です。

老人性色素斑や肝斑、そばかす、炎症後色素沈着など美容目的となると、自費診療になる場合がほとんどです。

自由診療のため、価格は皮膚科や美容クリニックなどで異なります。

肝斑の治療を受ける場合、事前にHPや直接病院で価格を確認しておきましょう。

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保険診療をしている皮膚科も?

「肝斑 保険診療」などで検索してみると、肝斑の治療で保険診療しているクリニックも中にはあります。

「え?肝斑の治療、保険適用できるの?どういうこと?」と、お思いになるかもしれませんが、注意しなければいけないのは、「肝斑の治療では保険適用できない」ということです。

この場合、病院側が肝斑の治療ではなく、他の保険適用の病名を付けてトラネキサム酸などを処方し、保険請求していると考えられます。

これは「架空請求」に当てはまり、違法なのでご注意ください。

肝斑の治療は美容目的に当てはまり、本来は保険適用されません。

シミでも保険適用される場合も

肝斑はシミの一種ですが、シミの中には治療が保険適用される場合があります。

下記に当てはまる場合は、保険治療が認められています。
詳しくは皮膚科などに確認してください。

症状名 特徴
太田母斑(おおたぼはん) 片側のおでこや目の周り、ほほ、上唇などに青く茶色い天井のあざができます。日本人など黄色人種に特に多く、生後すぐと、思春期に現れます。
レーザー治療が保険適用されています。
扁平母斑(へんぺいぼはん) 生まれつきできる盛り上がりの無い茶色いあざです。まれに思春期になりできることもあります。
すべてにレーザー治療が有効ではないですが、皮膚が薄い0歳児から治療を行うこともあります。
異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん) お尻以外にできた蒙古斑のことを異所性蒙古斑と呼びます。自然に消える可能性は少なく、レーザー治療が効果的です。
外傷性色素沈着 けがなど外傷がきっかけでできた傷口に異物が侵入したことで、色素沈着を起こした状態を指します。
主な治療はレーザー治療で保険適用されます。

肝斑の治療方法

お薬手帳
肝斑の原因は実は解明されていません。
しかし以下の項目が関係していると考えられています。

  • 低用量ピルなど経口避妊薬の服用
  • 妊娠後に出やすくなる
  • 紫外線の影響
  • ストレスや生活環境による影響

特に女性に出やすく、女性ホルモンの影響が大きいと考えられます。

肝斑の治療は基本内側からの治療で、「トラネキサム酸」「ビタミンC」この2種類の内服薬を使用します。

シミの治療はレーザー治療のイメージが強いですが、肝斑はレーザー治療や光線治療の場合悪化する可能性があります。
そのため多くはトラネキサム酸など、内服薬での治療から始めていきます。

その他、外用薬として美白剤のハイドロキノンや、肌のターンオーバーを促進させるトレチノインで治療する場合も。
もちろん美容目的になるので、どれも保険適用されず、自費診療となります。

トラネキサム酸の効果

トラネキサム酸には抗炎症作用があり、扁桃炎などのどの炎症や口内炎などで処方されています。

肝斑にはどうして抗炎症作用のあるトラネキサム酸が、効くのでしょうか?

肝斑ができるしくみ
  • 紫外線や摩擦、女性ホルモンなどがメラノサイトを刺激することで、メラニンが過剰に作成されます。そのメラニンがケラチノサイトにたまることでシミになってしまうのです。

トラネキサム酸にはメラニン抑制作用があり、ケラチノサイトにメラニンが溜まるのを防ぐため、肝斑を抑えることができるのです。

トラネキサム酸は服用を開始してから、4~5週間ほどで効果が表れます。
その為飲んですぐ効く!というわけではなく、毎日続ける必要があります。

「1週間のんだけど効かない…」
というのは当たり前で、最低でも1ヶ月以上の服用が推奨されています。

トラネキサム酸の推奨度

トラネキサム酸は肝斑の治療に有効だと、日本整形外科学会でも推奨されています。

※以下トラネキサム酸の臨床試験の詳細です。

トラネキサム酸配合経口薬とビタミンC製剤の多施設共同無作為化比較試験(トラネキサム酸が配合されている経口薬とビタミンC製剤を比較する臨床試験)では、1日3回、毎食後に2錠ずつ、8週間服用を続けました。
内服薬臨床試験データ

トラネキサム酸の内服や治療や注射は色素斑の治療に有効か?
推奨 トラネキサム酸の内服および注射は肝斑の治療に有効である(グレードC1)。

引用:整形外科診療ガイドライン|日本整形外科学会

その結果、以下のような改善率が報告されています。

・トラネキサム酸群:60.3%
・ビタミンC群:26.5%

ビタミンCと比較しても、トラネキサム酸の方が高い改善効果が得られることが分かります。

副作用も比較的少なく、安全性も高いの安心して肝斑の薬として服用できます。

ハイドロキノンとトレチノインの併用療法

肝斑の治療で内服薬は主にトラネキサム酸ですが、外側からの治療としてハイドロキノンとトレチノインも処方されています。

肝斑だけでなく、シミ全体(一部を除く)の治療でもよく使われています。

・ハイドロキノン
┗メラニン色素の生成を防ぐ肌の漂白剤

・トレチノイン
┗ビタミンA誘導体で肌のターンオーバーを促進させます。

ハイドロキノンとトレチノインは相乗効果があり、併用することでより高い美白効果を得ることができます。

ハイドロキノンは化粧品などにも含まれており、市販でも買えますが、5%など高濃度になるとかなり高額になります。

トラネキサム酸同様、肝斑の治療は美容目的に当てはまり、保険適用されません。
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入手場所別、肝斑治療薬の価格

電卓
トラネキサム酸など肝斑の治療薬は以下3つの方法で購入できます。

各項目ごとに特徴や価格の相場など紹介していきます。

皮膚科など病院

肝斑の薬は、冒頭から病院処方でも保険が適用されないと、説明してきたように全て自費診療となります。

自費で、自由診療ですので、病院によって診察代や薬の価格も異なります。

※肝斑の治療でトラネキサム酸は、1日750~1500mgの服用になります。
そのため1日1500mgでの価格をご紹介しています。

皮膚科A
トラネキサム酸 30日分 
500mg:90錠=3,000円
その他+診察代・初診代 3000円ほど
クリニックA
トラネキサム酸 33日分
250mg:200錠=5,000円
その他+診察代・初診代 3000円ほど

病院では1日1500mgの服用を推奨しています。
薬代の他に診察代や初診代、再診代などかかりますので、必ずHPなどで確認しておきましょう。

個人輸入

病院処方のトラネキサム酸を、海外から個人輸入で購入することもできます。
※販売や譲渡は法律で禁止、個人の使用に限ります。

商品名 BIHAKUENトラネキサム酸 【送料無料】トランサミンカプセル(トラネキサム酸) 【送料無料】トラネミック(トラネキサム酸)
画像 BIHAKUENトラネキサム酸 【送料無料】トランサミンカプセル(トラネキサム酸) 【送料無料】トラネミック(トラネキサム酸)
価格 (250mg)
240錠:4,800円
1錠あたり20円
(250mg)
200錠:6,480円
1錠あたり32円
(250mg)
240錠:6,800円
1錠あたり28円
価格 (500mg)
120錠:4,800円
1錠あたり40円
(500mg)
120錠:6,500円
1錠あたり54円
詳細

トラネキサム酸の価格以外は送料が必要ですが、送料無料の商品や、購入金額によっては送料無料になるなどお得にお買い物できます。

美白インナーケアセット
飲む白玉点滴×トラネキサム酸 1セット:8,000円
【セット内容】
・L-グルタチオンサプリ(飲む白玉点滴)
・BIHAKUENトラネキサム酸
飲む白玉点滴×トラネキサム酸の2種の美容内服薬のセット!

市販(ドラッグストアなど)

トラネキサム酸は市販でも購入でき、マツキヨなど、ドラッグストアで販売されています。
市販で買える肝斑用のトラネキサム酸は、第一三共ヘルスケアの「トランシーノⅡ」です。

トランシーノⅡは第一類医薬品に分類されていて、市販薬でも薬剤師との対面での購入が必要です。
簡単な質問などに回答し、問題ないと判断されば購入できます。

通販でも購入できますが、この場合も薬剤師のアンケートに回答する必要があり、販売可能と判断されば商品が発送されます。

商品名 トランシーノⅡ
メーカー 第一三共ヘルスケア
画像 トランシーノⅡ
有効成分(4錠中) トラネキサム酸:750mg
L-システイン:240mg
アスコルビン酸(ビタミンC):300mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):6mg
パントテン酸カルシウム:24mg
価格 240錠(4錠:750mg):約7,000円
1日750mg計算で、2ヶ月分

※販売店舗によって価格が異なります。平均的な相場を記載しています。

市販ではトランサミンの最大用量が、1日750mgまでと法律で決められています。
1日750mgでは効果を得ることは難しいと、記載している病院もありますので、病院処方と比べるとあまり効果は期待できないかもしれません。

一番お得な入手方法は個人輸入

上記で購入方法別に肝斑の治療薬であるトラネキサム酸の価格を紹介してきました。

価格比較をしてみると、個人輸入での購入が一番お得なのが分かります。

※市販に合わせて1日750mgで計算。病院と個人輸入は1錠250mgを基に計算

購入場所 価格計算 1日の価格
個人輸入 240錠÷3(750mg)=80日分
4,800円÷80日分=60円
1日60円
皮膚科など病院 220錠÷3(750mg)=73日分
5,500円÷73日分=75円

1日75円
市販薬 240錠÷4(750mg)=60日分
7,000円÷60日分=116円

1日116円

個人輸入が断トツで安く購入できます。
1日分の計算ですが、肝斑の治療は継続する必要があり、飲み続ければ続けるほど個人輸入が安くなるため、なるべく費用を抑えたいなら個人輸入がおすすです。

さらに病院は薬代以外にも、診察代や、初診(3,000円ほど)・再診代などもかかるので、薬代以上の費用が必要です。
個人輸入の場合送料がかかりますが、送料無料の商品や、まとめ買いなどで送料無料になるので、個人輸入する場合はお得に購入しましょう。

トラネキサム酸500mgも取り扱い有

病院ではトラネクサム酸は、1錠250mgか500mgが処方されます。

市販の場合トラネキサム酸の配合量が4錠で750mgとかですので、
1500mgを服用したい場合、毎日8錠服用しなければいけません。

しかし個人輸入だと1錠500mgも取り扱っており、病院での処方でなくても500mgが購入できます。

500mgを半分にカットすれば250mgにもなりますし、コストパフォーマンスに優れています。

トレチノインとハイドロキノンのセットもお得

トレチノインは病院で購入できますが、自由診療でクリニックによって価格が異なります。

トレチノイン相場 0.1%:5g(1~2ヶ月分) 3,000~8,000円
ハイドロキノン相場 5%:5g(1~2ヶ月分) 3,000~5,000円

※プラス診察代や初診代など別途掛かります。クリニックによっては4,000円ほど。(要確認)

トレチノインは市販では購入できませんが、個人輸入なら個人で使う場合のみ購入できます。
個人輸入では病院処方より安く購入でき、セットだとさらにお得なので、ハイドロキノンとトレチノインセットで購入したい場合にはおすすめです。

商品名 【送料無料】
トレチノインジェル
【送料無料】
トレチノイン・ハイドロキノン
【送料無料】
ユークロマクリーム(ハイドロキノン)
画像 トレチノインジェル 【送料無料】トレチノイン・ハイドロキノン 【送料無料】ユークロマクリーム(ハイドロキノン)
価格 1本:1,980円~ 1本:3,360円~ 1本:1,380円~
通販

送料無料で買えるので、かなりお得にトレチノインとハイドロキノンを購入できます。

肝斑治療は効果が出るまでに1~2ヶ月

肝斑は内服薬のトラネキサム酸や、外用薬トレチノインとハイドロキノン併用療法がおもな治療方法ですが、いずれも効果が現れるまでに時間がかかります。

治療を始めてから1~2ヶ月ほどで効果を実感できるので、継続して飲む必要があります。

肝斑治療は保険適用されず、自由診療のためクリニックによって価格が異なります。

あらかじめ個人輸入でまとめ買いをしておけば、お得に肝斑治療ができますので是非チェックしてみてください。

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