どちらが本物でどちらが偽物かあなたは見分けがつきますか?
新薬に比べて偽物の出回るリスクの低いジェネリック医薬品ですが、バイアグラのジェネリックであるセンフォースの偽物が発見されました。
この記事では、偽物の見分け方と、偽物に騙されないためのポイントについて解説します。
偽物は思わぬ健康被害を及ぼす可能性が高いため、十分に注意しましょう。
センフォースの本物と偽物の見分け方
分かりやすい偽物であれば素人目にも判断が可能ですが、実際には本物そっくりに作られている偽物が多数出回っています。
医療関係者でも一目での判断は難しいほどです。
そこで偽物と本物はどのような違いがあるのか、実際に比較しました。
パッケージ
まずは、パッケージを見ていきましょう。
ブリスター裏は本物そっくりに作られており、本物の方でも用量によってかパッケージ色に個体差があったため、パッケージのみで見分けることは難しそうです。
サイズ
次にサイズを見ていきましょう。
サイズに関しても本物と偽物とではほとんど同じサイズで、見分けるのは難しいようでした。
色
次に色を見比べてみましょう。
本物は薄い青色の錠剤ですが、今回の偽物はそれより薄目の水色でした。
また半分に割った写真が以下です。
本物は中身は真っ白になっています。
中身がコーティングと同じ水色の場合には間違いなく偽物ですが、今回のように見分けがつかないこともあります。
用量や刻印
次に錠剤に刻印されているロゴと用量です。
精巧な偽物も同じように刻印がされているため、刻印だけで見分けるのは難しそうです。
どの国においても25mg・50mg・100mg以外のセンフォース存在しないため、これ以外のものは間違いなく偽物です。
溶け方
最後に、どのように水に溶けていくかを溶解検証をしてみました。
それぞれ水に浸し、どれくらいの時間でどのように溶けていくかを画像で比較してみましょう。
中身の白い部分が1分後には溶けだし、10分後にはほとんどが水に溶けています。
コーティング部分の青色の部分が2分後に溶けだしましたが、中身の白い部分がなかなか溶けず、60分後にも固体のまま残り続けました。
溶け方としても、外側の着色されたインクの色が抜けて、色が薄くなっていくような溶け方でした。
偽物は、ペンキなどのペイント加工をされている可能性が高く、水を弾くため溶けるのが遅いようです。
服用後も体内で溶けずに残り続けることを想像すると非常に恐ろしいですよね。
今回検証した方法の中では、溶解検証が本物と偽物との違いが一番分かりやすく出ました。
手元にあるセンフォースの偽物を疑っている方は、一度水に溶かして確かめるのがおすすめです。
本物センフォースの特徴まとめ
本物のセンフォースをまとめると以下になります。
- 錠剤の色は、水色
- 用量は、25mg・50mg・100mgのみ
- 刻印は、「25」「50」「100」のみ
- サイズは、50mg→約1.3cm、100mg→1.5mg
- 錠剤を半分に割ると、中身が真っ白
- 溶かすと1分後には中身が溶けだす
偽物センフォースによる健康被害
偽物のセンフォースは、服用することによって健康被害を及ぼす可能性があります。
ここからは偽物の危険性について解説していきます。
偽物センフォースの問題点
偽物のセンフォースの問題点として以下が挙げられます。
- 多量の有効成分が含まれているもの
- 有効成分が含まれていないもの
- 有効成分が含まれているが正しい方法で作られていないもの
- 他のED治療薬の有効成分が含まれているもの
- 不純物が混入されているもの
- 着色にペンキ等が使われているもの
不純物が混入されていたり、ペンキ加工された偽物を服用することで、健康被害を及ぼす可能性があります。
偽物ED治療薬の製造現場
偽物センフォースは、薬の安全性が保証されていないだけでなく、薬の製造現場は不正性な環境で、不純物が混入してる可能性が多いにあります。
正規の有効成分が含まれている可能性も低いため、効果が期待できないだけではなく、健康被害を及ぼす恐れがあります。
センフォースの先発薬であるバイアグラの偽物の製造現場が以下です。
このような不衛生な場所で製造されているとなると、不純物や有害成分が混入している可能性は否定できません。
さらに、偽物のセンフォースは水に溶けないペンキで着色されている可能性が高く、服用後も体の中に残り続ける可能性があります。
いずれ健康被害を及ぼしたり、最悪の場合死に至る可能性もありますので、偽物だと分かった場合には服用を中止しましょう。
誤って偽物センフォースを買わないために
本物そっくりに作られているセンフォースは、実際に本物と見比べてみないと偽物かどうかの判断が難しいのが現状です。
では、どのようにして偽物センフォースの購入を防げるのでしょうか。
偽物に騙されないためのポイントを解説します。
センフォースの個人輸入は正規品保証サイトで
日本ではセンフォースのネット販売はされていませんが、海外通販を利用することで、海外製のセンフォースをネットで購入することが可能です。
しかし、偽物の出回りが多いため、怪しい個人輸入サイトには注意が必要です。
- 極端に安い
- 正規品との記載がない
- 鑑定書の記載がない
このような通販サイトには注意するようにしましょう。
お薬なびでは正規品のセンフォースのみ取り扱っています。
・10年以上の運営実績
・総会員数100万人以上
・信頼のおける業者のみを使用
・偽物が紛れないよう、不定期で倉庫の視察を実施
・本物を証明する成分鑑定書を記載
このように、お薬なびでは安心してご利用いただけるよう、徹底管理を行っております。
ぜひご安心いただければと思います。
正規品センフォース | ||
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50mg 10錠:3,600円~ 100mg 10錠:4,320円~ |
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まとめ
センフォースの偽物の見分け方についてご紹介しました。
偽物のセンフォースは本物そっくりに作られており、サイズや色、刻印、パッケージで見分けることは難しかったです。
しかし、実際に水に溶かしてみると、本物と偽物とでは溶け方が全く異なります。
偽物を疑っている場合には、一度水に溶かして、中身の成分が溶け出すか検証してみましょう。
偽物は服用後も体内で残り、不純物が蓄積され続けていく可能性があります。
それによって健康被害をもたらさないよう、偽物に騙されないように気を付けてください。