ヤーズ（YAZZ）

ヤーズの特徴

ヤーズは、バイエル社が販売している、第4世代1相性(成分量が均一)の超低用量ピルです。

従来の低用量ピルに比べてエストロゲンの含有量がさらに少なく、吐き気や頭痛、血栓症などの副作用が起こりにくいとされています。

ヤーズは重い月経痛の改善や生理周期の安定、肌のコンディションを整えたい方に適したピルです。

当サイトで取り扱っているヤーズはバイエル社製で、日本で処方されているヤーズと同じ内容、同じメーカーです。

ヤーズとヤーズフレックスとの違い

ヤーズフレックスは日本で唯一連続服用が可能な超低用量ピルです。

ヤーズを含めた通常のピルは28日間が1周期で、そのうち7日間は休薬期間です。（28日に1回生理がきます。）

ヤーズフレックスは120日間休薬期間を持たず、連続服用しますので、生理の回数を年4回に減らすことができます。そのため月経困難症でお悩みの場合、生理の回数が少ないため大きなメリットとなります。

ヤーズは病院・オンライン診療・通販（個人輸入）で購入できる

ヤーズは、病院やオンライン診療、または個人輸入で購入できます。

なお、超低用量ピルのヤーズは処方箋医薬品のため、Amazonや楽天、ドラッグストア、薬局では販売されておりません。

個人輸入（個人輸入代行サイト）とは、いわゆる「利用者が海外の医薬品を取り扱うメーカーから、医薬品を買うお手伝いをする」役割を担うもので、医薬品の個人輸入は違法ではなく、個人的な使用であれば認められております。

医薬品の個人輸入は、当サイトのような個人輸入代行サイトを使うことで、楽天市場やAmazonといった通販サイト同様の感覚で通販することができます。

尚、お薬なびは、日本語に対応しており、サポートも日本語で可能です。

ヤーズのような医薬品も処方箋不要で購入でき、診察料や処方箋料がかからないため、病院処方やオンライン診療に比べて安価で購入できるのも個人輸入を利用するメリットとなります。

病院処方やオンライン診療、個人輸入でかかる具体的な費用は以下の表をご覧ください。

	病院	オンライン診療	個人輸入
初診料	3,000円前後	1,650円	0円
再診料	1,000円～3,000円前後	0円	0円
送料	0円	300円～8,000円	1,000円 ※10,000円以上で送料無料
1箱	保険適用：5,000円 自費：10,000～15,000円	3,000～10,000円	2583円～

※病院では月経困難症に限り保険適用の場合が基本となります。

※各機関によって金額が異なる場合があります。

このように、病院やオンライン診療での処方には診察料や処方箋料などがかかりますが、個人輸入では送料と商品代金のみで購入できるため、コストを抑えられます。

また、1箱あたりの価格も安く設定されているため、継続服用が必要なヤーズのような医薬品は、個人輸入での購入が適しています。

ヤーズと同成分のその他のピル

ヤーズと同成分の超低用量ピルをご紹介します。

ヤーズとミノキシジルの併用は問題ない

ヤーズとミノキシジルの併用は禁忌ではないため、問題ありません。

ピルの服用中や服用中止後は抜け毛が増えたと感じる場合があるため、ミノキシジルでの薄毛治療を始める方も少なくありません。

ミノキシジルは外用タイプと内服タイプがあり、AGA治療に高い有効性がある成分です。

この成分には血管を拡張し、乱れたヘアサイクルを整えることで発毛を促す効果が期待できます。

そのため、ホルモンに大きな影響を与えることはなく、ヤーズのようなピルとの併用は問題ないとされているのです。

ただし、併用前には必ず医師に現在の服用状況を申告し、安全に使用できるか確認しましょう。

ヤーズの効果

ヤーズは以下の効果が期待できます。

ヤーズは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの2種類が配合された超低用量ピルです。

これらのホルモンを一定量供給することで、排卵を促すホルモンの分泌を抑え、排卵が起こるのを防ぎます。

その結果、排卵痛や排卵に伴うPMSの軽減、生理周期の安定化が期待できます。

さらに、子宮内膜が厚くなるのを防ぐ作用もあるため、経血量の減少や生理痛の軽減も望めるのです。

日本では、ヤーズは月経困難症の治療薬として処方されており、避妊目的での使用は推奨されていません。

しかし、子宮頸管の粘液や子宮内膜を変化させることで、精子の侵入を防ぎ受精卵の着床を阻害する働きがあるため、海外では避妊効果の高いピルとして使われています。

そのため、ヤーズを正しく服用することで高い避妊効果が期待でき、妊娠のリスクを抑えることも可能な超低用量ピルになります。

ヤーズの成分量

ドロスピレノン3mg／エチニルエストラジオール0.02mg、1シート28錠

ヤーズの関連ページ

超低用量ピル商品一覧
・超低用量ピル

参考サイト

商品のご説明には、販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。

・ドロスピレノン・エチニルエストラジオール
・医療用医薬品 : ヤーズ

なるべく毎日決まった時間に服用してください。

避妊目的で使用している場合、飲み忘れると避妊効果が低下する可能性があるので注意してください。

前日飲み忘れてしまった際は、直ちに前日の飲み忘れた分を服用し、当日分は通常の時間に服用してください。

2日以上飲み忘れてしまった場合は、気づいた時点で前日分の1錠を服用し、当日分は通常の時間に服用し、その後は服薬のスケジュールどおり継続服用してください。

⇛ピルを飲み忘れたときの対処法

ヤーズを服用できない方

・ドロスピレノンとエチニルエストラジオールに対して過敏症の既往歴のある方

・35歳以上で1日15本以上喫煙する方

・血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患またはその既往歴のある方

・重篤な腎障害または肝障害のある方

・高血圧の方

・妊娠または授乳中、妊娠の可能性がある方など

※その他健康状態により服用できない場合があります。服用の際は、医師の指示に従ってください。

他の低用量ピルに比べ副作用は少ないと言われていますが、主な副作用には悪心、頭痛、嘔吐、不正子宮出血などがあげられます。

また、重篤な副作用としては血栓症があげられます。

血栓症の症状が生じた場合は直ちに服用を中止し、医師の診察を受けてください。

※血栓症とは？
血管内に血栓が形成され、循環系における血流が閉塞することです。血栓症は四肢、肺、心臓、脳、網膜などにあらわれることがあります。
下肢の急激な疼痛、腫脹、突然の息切れや胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力、麻痺、構語障害、急性視力障害などの症状があります。

また、肌荒れ、体重増加、免疫力の低下、貧血のような副作用の医学的証拠はないとされています。

参考サイト：低用量経口避妊薬ガイドライン作成小委員会

服用開始直後の副作用（マイナートラブル）

ヤーズを飲み始めてから1〜2ヶ月は、不正出血や悪心、頭痛などのマイナートラブルが起こりやすいとされています。

これらは服用を続けるうちに治まることがほとんどですが、強い症状が出たり、つらい場合は医師に相談してください。

また、不正出血に備え、この期間は薄めのナプキンやおりものシートを使用しておくと安心です。

不正出血が発生した場合の対応方法

不正出血とは、偽薬期間や休薬期間以外のタイミングで起こる出血を指します。

ヤーズを飲み始めてからしばらくの間は、ホルモンバランスが一時的に崩れ、子宮内膜が剥がれることで不正出血が起こる可能性があります。

不正出血が起きた場合は、以下の日数に応じて適切に対応してください。


不正出血が3日以上続いた場合でも、服用を中止せず飲み続けてください。


3日以上の不正出血が起こった場合は、翌日から4日間の休薬期間を設ける必要があります。

これにより消退出血が起こり、ホルモンバランスを整えることができます。

ただし、不正出血が2日以内で治まる場合は、休薬せずに服用を続けてください。

併用禁忌

併用禁忌薬は、ヤーズと相性が悪く一緒に飲み合せすることができないお薬です。

・オムビタスピル水和物
・パリタプレピル水和物
・リトナピル配合剤

併用注意

併用注意薬は、ヤーズと併用して服用するにあたり注意が必要なお薬です。

・副腎皮質ホルモン、三環系抗うつ剤、セレギリン塩酸塩
これらの薬の代謝を抑える恐れがあります。

・テオフェリン、チザニジン塩酸塩
これらの薬の代謝酵素(CYP1A2)を阻害する恐れがあります。

・血糖降下剤
耐糖能を低下させ、血糖降下剤の効果を弱める恐れがあります。

・HIVプロテアーゼ阻害薬、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
エチニルエストラジオールのAUCが減少する恐れがあります。

・ラモトリギン、モルヒネ、サリチル酸系抗炎症薬
これらの薬のグルクロン酸抱合を促す恐れがあります。

・セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
この食品は薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促す恐れがあります。

・直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

・小さな子の手が届かない場所に保管してください。

・誤飲の原因になったり、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。

・1包を分割した残りを服用する場合は、なるべく空気に触れないように保管し、2日以内に服用してください。

・表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。

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