治療をしてもなかなか治らなかった、ひどいニキビにも改善効果があるとうわさのイソトレチノイン。
もしうわさが本当なら、使ってみたいですよね。
イソトレチノインを手に入れるには、病院処方と個人輸入の2種類の方法があります。
病院に行かなくても治療薬を購入できるなら、個人輸入を利用してみたいという方のために、輸入条件や注意点などを詳しく説明します。
気になる方はぜひご一読ください。
トレティヴァ(アキュテイン) | ||
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成分:イソトレチノイン 10錠:1,300円 |
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イソトレチノインとは
治りにくいニキビにも効果があると話題の「イソトレチノイン」について、詳しく説明します。
イソトレチノインの特徴
イソトレチノインは、1982年にAccutane(アキュテイン)としてアメリカに承認されているニキビ治療薬です。
スイスのバーゼルに本拠地のあるロシュ(Roche)社によって販売されて以来、多くの国で使用されており、難治性ニキビの第一選択薬となっています。
すでに30年以上世界中の国々で使用され、アメリカではニキビ治療薬の65%をトレチノインが占めるとも言われており、ほとんどの難治性ニキビへの治療の成功が証明されています。
しかし副作用のひとつとして、妊婦が服用した場合胎児の奇形のリスクが高まるため、妊娠中はもちろん、妊娠の可能性がある方も服用できません。
イソトレチノインの効果
イソトレチノインはビタミンA誘導体の一種で、以下の効果が期待できます。
- 皮脂腺の細胞を退縮させる作用により、皮脂分泌を抑制
- 皮脂の過剰分泌を抑えることで、ニキビの数を減少させる
- アクネ菌に対する抗炎症作用
- ニキビができても早く治る
- 新しいニキビができにくい
- 内服薬のため、顔だけではなく背中やおしりなど身体全体のニキビに効果あり
- 内服治療終了後、ニキビができにくくなる
約20週間の内服を終了した場合、その後3~5年にわたりニキビができにくくなる作用もあるため、治療後も美肌維持が可能です。
イソトレチノインの副作用
イソトレチノインには以下の副作用があります。
・皮膚、口、鼻、眼の粘膜の乾燥
・全身に乾燥が原因のひび割れ、かゆみ、湿疹
皮膚、口、鼻、眼の粘膜の乾燥に関しては、ほぼ100%の確率でおきます。
また皮脂分泌を抑える効果があるため、顔だけではなく身体全体に乾燥が原因のひび割れやかゆみ、湿疹があらわれます。
・発疹、視覚障害、聴覚障害、頭痛、関節や筋肉の圧痛、嘔吐、悪心、自殺企図、うつ病、肝機能低下、脱毛、めまい
精神疾患を抱えている方は、医師の指導の元服用しましょう。
・胎児の奇形、流産、死産、早産
イソトレチノインは胎児の奇形や流産、死産、早産の重大な副作用が確認されているため、妊娠している方や妊娠予定のある方は服用できません。
イソトレチノインはどこで買える?
次の項目では、イソトレチノインがどこで買えるのか詳しく説明します。
市販では購入できない
イソトレチノインは、市販されていないため、薬局やドラッグストアなどで購入できません。
海外では難治性ニキビの第一選択薬として30~40年使用されていますが、日本国内では未承認薬となっているためです。
なぜ日本国内で未承認なのかというと、ニキビは身体に不調をきたす症状ではないため、ニキビ治療自体、病気の治療とみなされないからです。
また妊婦が服用すると胎児に影響を及ぼすという、重い副作用があることもなかなか認可されない理由のひとつとされています。
クリニックの処方
イソトレチノインは、美容皮膚科で処方してもらうことが可能です。
しかし高脂血症や肝機能の異常を引き起こす副作用があるため、処方の前に必ず血液検査をおこないます。
検査結果に異状が無ければ、処方開始となります。
病院にもよりますが、服用を継続している間は1~2ヶ月ごとに血液検査をおこない、何らかの症状が出ていないか経過を観察します。
また自由診療により保険適用外のため、全額自己負担となり1ヶ月分の医薬品代のみで1万円超えるなど、高額な医療費がかかります。
個人輸入は条件あり
イソトレチノインは、個人輸入代行サイトからも購入できます。
しかし他の医薬品とは違い、特定の条件があるため、以下の場合に限り購入可能となっています。
・指示書に従い、必要な手続きをおこなう
個人輸入を利用する際は、必ずルールを守りましょう。
イソトレチノインの厚生労働省の注意喚起について
厚生労働省は、イソトレチノインが有効成分として含まれている医薬品の個人輸入に関して、以下の注意喚起をうながしています。
引用:アキュテイン(ACCUTANE)(わが国で未承認の難治性ニキビ治療薬)に関する注意喚起について
なぜこのような注意喚起をうながすのかというと、妊婦が服用すると胎児の奇形、流産、死産、早産のような重大な副作用があるということと、もうひとつ「重大な精神症状」の副作用を生じる場合があるからです。
・うつ病
・自殺企図
うつ病や自殺企図を発症してしまうと自分の命を絶つ行為をおこなう可能性があるため、専門家の指導の元服用する必要があるとされています。
イソトレチノインの個人輸入
イソトレチノインを個人輸入代行サイトで購入する際の、流れや注意点などについて解説します。
個人輸入の流れ
個人輸入代行サイトで購入する際の、流れを説明します。
- 代行サイト内で商品を注文
- 商品ページ内にあるリンクより「個人輸入同意書」のページへ飛ぶ
- 同意書をプリントアウトし、必要事項を記入、捺印を押す
- 記載した同意書をスマホで撮影するなどしてデータ化し、メールに添付して送付
- 同意書が受理された後、商品が発送
- 自宅に商品が届く
お薬なびでは、個人輸入同意書をメール送信の上、イソトレチノインの注文をお願いしております。
個人輸入の注意点
医薬品を個人輸入する場合、以下の点を注意する必要があります。
・服用は自己責任
個人輸入代行サイトの中には、正規品のみを取り扱っている当サイトのような信頼できるサイトと、偽物を取り扱っている怪しいサイトがあります。
怪しいサイトは、商品代を支払ったのに商品が届かない場合もあるため、注意が必要です。
日本国内で流通している医薬品は、使用した際に重大な健康被害が生じた場合、「医薬品副作用救済制度」により、症状に応じた給付金を受け取ることができます。
しかし個人輸入で入手した医薬品は、この制度の対象にはならないため、服用は自己責任となります。
イソトレチノインの値段
個人輸入代行サイトを利用してイソトレチノインを購入した場合、クリニックよりも安く購入できます。
クリニック相場:15,000円~20,000円
個人輸入 :3,000円~6,300円
イソトレチノインは保険が効かず自由診療のため、医薬品代だけで15,000円~20,000円と高額です。
しかし個人輸入なら約1/3~1/5の値段で購入できるため、送料1,000円を追加しても4,000円~7,300円となり、安く購入できます。
商品名 | アキュテインジェネリック | イソトロイン | トレティヴァ |
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画像 | |||
有効成分 | イソトレチノイン | イソトレチノイン | イソトレチノイン |
用量 | 10mg・20mg | 10mg・20mg | 5mg・10mg・20mg・40mg |
製造元 | ヒーリングファーマ | シプラ | インタスファーマ |
価格 | 10mg30錠:3,000円 20mg30錠:4,000円 |
10mg30錠:3,300円 20mg30錠:4,800円 |
5mg30錠:3,850円 10mg30錠:3,900円 20mg30錠:4,860円 40mg30錠:6,300円 |
購入 |
ニキビ治療セット | ||
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1セット:5,000円 | ||
【セット内容】 ・イソトロイン(アキュテイン) ・クリンダマイシンゲル |
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ニキビ治療薬の中で最も効果が高いとされる内服薬×抗生物質外用薬のセット! |
イソトレチノイン服用の注意点
イソトレチノインは、服用の際に注意する点がいくつかあります。
ここではそれぞれに関して詳しく説明します。
イソトレチノインを服用できない人
以下に当てはまる方は、イソトレチノインを服用できません。
- 妊娠の可能性がある方
- 現在妊娠している方
- 15歳未満の方
- ビタミンAに対してアレルギーのある方
- 大豆、ピーナッツ、パラベンに対してアレルギーのある方
- 肝機能障害の方
- コレステロール、中性脂肪の高い方
- うつ病やその他の精神疾患を治療中の方
- 以下に当てはまる、飲み合わせの悪い治療薬やサプリメントを服用している方
┗抗てんかん薬、テトラサイクリン系抗生物質、ビタミンA、ステロイド薬、セントジョーンズワート
服用中・服用後半年は避妊を行う
イソトレチノインは妊娠した女性が服用した場合、胎児に奇形が生じたり、流産、死産、早産が引き起こさる可能性があります。
そのため、服用前1ヶ月と服用期間中、服用後6ヶ月間は、必ず避妊をおこなう必要があります。
避妊に関しては、女性だけではなく男性側も必要です。
男性の場合は服用前1ヶ月と服用期間中避妊をおこないますが、体内に医薬品が残っている可能性があるため、服用後も1ヶ月間は避妊をおこないましょう。
服用中・服用後半年は授乳・献血を行わない
イソトレチノインを服用中は妊娠を避けなくてはいけませんが、授乳もおこなってはいけません。
乳汁に有効成分がまざってしまうため、乳汁を通して赤ちゃんの体内に入り、骨形成に悪影響を与える可能性があります。
また献血もおこなってはいけません。
有効成分が含まれた血を献血してしまった場合、もしそれが妊婦への輸血に使われると、お腹の中にいる胎児に影響が出てしまいます。
いつも以上に保湿を行う
イソトレチノインは、皮脂の分泌を抑える効果のためほぼ100%の方に乾燥の副作用が発生します。
乾燥による唇のひび割れや口内炎、ドライアイ、鼻血などの症状が出る場合もあります。
全身に乾燥が原因となるかゆみやひび割れ、湿疹ができる場合もあるため、目薬やリップクリーム、保湿力の高いボディクリームを使用するなどして、顔だけではなく身体全体の潤いをたもつようにしましょう。
イソトレチノインに関するよくある質問
ここでは、イソトレチノインに関する「よくある質問」に関して紹介します。
イソトレチノインの個人輸入は違法?
イソトレチノインの個人輸入は違法ではありません。
医師の処方箋、または指示書に基づいた必要な手続きをきちんとおこなっていれば問題ありません。
厚生労働省は、「数量に関係なく、医師の処方せんまたは指示書に基づき必要な手続きをおこなわない限り、個人輸入することはできません」と注意喚起しています。
今のところ法規制はされていませんが、医師の処方箋、または指示書に基づいた必要な手続きをおこなっていない場合、厚生労働省より個人輸入は推奨されていません。
イソトレチノインは怖い?
厚生労働省により、イソトレチノインの個人輸入に関して注意喚起がされているため、怖いというイメージを持ってしまった方もいるかもしれません。
しかし注意事項をしっかりと把握し、正しい使い方をすれば決して怖い医薬品ではありません。
韓国やアメリカでは、30年以上にわたり保険適用が認められており、難治性ニキビの第一選択薬であり標準治療となっています。
イソトレチノインが認可されない理由は?
韓国やアメリカでは認可されているものの、日本国内でなかなか認可されない理由は、重大な副作用として、妊婦が服用すると胎児に奇形が発生する恐れがあるからです。
その他流産や死産、早産が引き起こされたりする可能性もあるため、認可がむずかしい医薬品となっています。
また服用を終了しても、しばらく体内に有効成分が残っているため、男性の場合は1ヶ月、女性は6ヶ月間避妊する必要があります。
まとめ
イソトレチノインの個人輸入に関して説明しましたが、参考になったでしょうか。
個人輸入する際にいくつか注意点があったり、重い副作用があったりと怖い印象を持ってしまった方もいるかもしれませんが、きちんとルールを守って使用すれば、なかなか治らなくて悩んでいた難治性のニキビが治療できる、効果の高い治療薬です。
イソトレチノインを使って治療した場合、治療後も3~5年にわたりニキビができにくくなるという嬉しい作用が期待できるため、用法用量を守って使用し、美肌を手に入れましょう。
トレティヴァ(アキュテイン) | ||
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10錠:1,300円 | ||